『ともだちがいる』―「ともしびを高くかかげて」の翌年にも続いた“友達路線”の課題曲
昭和50年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲
ともだちがいる
作詞:岩谷時子、作曲:平尾昌晃、編曲:京健輔
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みどりの風の中 わたしたちはいる
目と目でほほえむ ともだちがいる
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前年の高等学校の部「ともしびを高くかかげて
」
の友達路線が成功したのかどうかはわかりませんが、、
翌年は中学校の部で友達路線のようです。
反面、高等学校の部ではその友達路線に
反発する動きもあったようで、
「平穏無事に愛や友情を
歌い上げるのではなく、
もっと身近な現実の中から
切実に歌われるべき歌を」
という人たちがいたことにより、
高等学校の部では「海はなかった
」
という対照的な名曲が生まれています。
この中学校の部の課題曲、
作詞は前年の「ともしびを高くかかげて」
に引き続き岩谷時子さんが担当。
「空がこんなに青いとは
」(S45小)
も担当されていますが、この曲も
友達路線の内容でしたね。
作曲はあの作曲家・平尾昌晃さん。
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「よこはま・たそがれ」 (五木ひろし)
「グッド・バイ・マイ・ラブ」(アンルイス)
「瀬戸の花嫁」 (小柳ルミ子)
「カナダからの手紙」(平尾昌晃&畑中葉子)
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などなど、多すぎて書けないくらいの
歌謡曲を手がけられていた売れっ子でした。
審査員のイメージも強いですよね。
前年は有名なシンセシストの冨田勲さんも
高等学校の部を担当されていたりと、
この頃もある意味Nコンらしくて豪華です。
曲は、歌謡曲の売れっ子だった
平尾さんらしく、キャッチーな曲です。
昭和のバーかなんかで歌っていても
違和感なかっただろうな、という感じの(笑)
特に最後の終わり方なんか。
出だしのハミングから
穏やかな草原かどこかで、
友達と片寄せている感じでしょうか。
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木かげであるいて つかんだ愛の星
夢がとどくように
ながい手紙 空にかこう
心のさざなみは 風にのりながら
あしたの夢を つないでくれる
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ちょっと気恥ずかしくなる歌詞ですが、
描いてる“友達世界観”は綺麗ですよね。
同年の「海はなかった」の
鉛色の海を目の前にした
若者の心情を描いた“友達世界観”とは
対照的で面白いですね。
合唱好きが集まるブログはここ
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Nコンブログについてあれこれ想うことを徒然なるままにしたためる。
とある方のブログを見て共感したので、
私もそのことについて。
ブログを始めて驚くのが、
“繋がれる”ということ
単に合唱が好きになって、
ブログにそれを好き勝手に書いただけで、
遠い場所に住んでる合唱好きの人や、
今聴いている合唱を歌ってる人や、
合唱の現場に携わってる人や、
ひと回り以上、年齢の離れた現役生やら
その他大勢の人と繋がれていることに
毎日驚きます
コメント欄だけでなく、
メッセージ欄からコメントを
いただくことも多いのですが、
中には「おぉ、こんな人からも
」
ということもあったりで恐縮することも。
メッセージBOXは時間経過で
消えてしまうことを知らずに、
連絡が取りたくなったとしても
連絡が取れなくなった方も
いたりもするんですけど
アメブロユーザーはご注意を。
(保護設定があります。)
そのきっかけをくれた
Nコンと宮学の合唱に感謝しながら、
今日も一日頑張ろうと思うのでした
動画サイトをグルグルで、「ある真夜中に」(Nコン2006高)の世界にどっぷり浸かる!?
平成18年度のNコン高等学校の部課題曲
「ある真夜中に」の各校の動画が
あったので、早速聴き比べ
表現の差が実に面白いです
やっぱり高校生ともなると、
表現したいものが明確になってる
ような気がします。
聴きごたえがあります
この年といえば、宮学が
混声となってのNコン初出場の年。
練習風景もあったのですが、
何となくまだ溶け込んでない感じ
でも歌声は存在感バッチリ
まだ硬さを感じるものの、
宮学カラーの男声は惚れ惚れです
作曲の千原英喜さんはこの曲の詩は、
無償の愛を謳い、霊魂同士の
永遠にたどり着くことのない
まさに至極のプラトニック・ラヴ、
究極のエクスタシーだ、
と語られています。
以前、演奏比較記事を書きましたが、
やっぱり宮学が一番しっくりくるかな
宮学で聴きなれてるから、
もう公正な比較はできませんが(笑)
いやはや、各校とも
堪能させていただきました。
ごちそうさまでした