前回の続きをお送りします。



S君は大学は建築学科だったものの、卒業してから数年経っていたので、知識はほぼゼロの状態からスタート。



勉強期間はたった二ヶ月半しかありません。そして僕も協力するとは言ったものの、

会社があるので、週一回二時間程度の指導しかできません。



建築の学科試験というのは、計画、構造、法規、施工の4教科で構成されており、

どれも実務経験がなければまったくちんぷんかんな状態からのスタートになります。



唯一大学までの知識が活かせるのは構造。物理的な知識が問われる科目ですが、

学生時代にある程度勉強してきていないと、物理なんて大抵の人がちんぷんかんぷん。



つまり全教科ちんぷんかんぷん。



限られた時間ではわからない部分を一から教えていては全く足りません。

そこで、「勉強法」中心の指導をとることにしました。



教えるのはスケジュールの立て方、暗記のしかた、ノートの書き方、あとはどうしてもわからない問題の解説。



スケジュールについては、まずはじめに「このスケジュールどおりこなせば確実に受かるよ!」と僕が自信を持って言えるところまで作りこんでもらいました。そうすればあとはこのとおりやるかどうかだけです。



当然そんなレベルまで勉強するのですから一日の勉強時間は相当なものになります。



でも彼は受かると決めたので、毎日頑張ってくれているようです。



勉強に慣れてない人は大抵スケジュールをおろそかにしがちなので、週一回の2時間はほとんどの時間はスケジュールの進捗確認とメンテナンスにあてることになります。



勉強開始からしばらくして、彼もまだまだわからない問題だらけではあるものの、徐々に理解が深まっているようですが、これで本当に結果は出るんでしょうか。



もう少しつづく。。




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ある日、急にメールが入って、新しい生徒(S君)を迎えることになりました。

S君は大学時代やりたいことが見つからず、一時休学し、ゴルフのキャディのアルバイトをしていました。
彼と僕はそのアルバイトで出会い、同じ建築系の学科ということで何かあったら相談してこいよ!ということで僕は一足先に就職しました。


彼が大学に復帰し、卒業する時になって僕のところに相談にきました。


就職活動するか、まず建築士の資格をとるか。


僕はまず確実に建築士とったほうが、長い目で見ていいんじゃないかな?とアドバイスしました。


結局その時は就職がうまく決まったそうで、とある建築事務所に就職したのですが、しばらくしてそりが合わず辞めてしまったそうです。


将来を思い悩んだ彼はまた僕のところに相談に来てくれました。


七月頭の二級建築士の試験を受けたいから教えて欲しい、とのことでした。


去年の4月中頃時点のお話です。


普通半年から一年かけてやるもんなのに二ヶ月半しかないよ。。それさすがにきびしいよ。。


でもやると決めたなら一発で受かる気で行け! と言いました。


というわけで、二ヶ月半で彼が合格できるよう、僕も協力することになりました。


大学で多少習っていたとはいえ、ほぼまっさらな状態からのスタート。

早速、教材を買うことを含めた学習計画の立て方と勉強のやり方を大まかにレクチャーしました。すると、

S君「なんかねー、受かる気がするんすよっ」


よし、そんなに甘くはないがその意気だ!


何かをやると決めて進んで行こうとする姿を見ると胸が踊ります。この内側から何かが湧き出る感覚。。


タダでもいいから協力したい!という気持ちになってしまうのです。商売向いてないかも。。


彼が合格した暁には、あと一人僕の知り合いの優秀な子がいるので、迎え入れてアトリエを作るのも楽しそう。。


もちろん僕は教育業界を変えるという目標があり、がっつり設計していてはだめなので営業担当です。


なんて妄想を勝手に抱いてみたりもしつつ。。彼との二ヶ月半がスタートしました。


つづく。


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久々の読書レビューです。



ちょっと前に孟子、中庸、大学やら、論語以外の中国の四書の残り物をなんとか読破しました。あまりにも眠すぎた。。読むたびにウトウトしてかなり時間をくってしまいました。



まだ朱子学、陽明学、易経の本が残ってますが、中国書に疲れすぎたので、一服して現代本に移行しました。



そこで手をとったのが、

「本気の教育でなければ子どもは変わらない 原田隆史著」

です。



内容があまりにすばらしかったので、ドッグイヤーとアンダーライン(縦書きなのでサイドライン?)だらけになりました。



さらに著者主催の講演会がちょうどいいタイミングであったので、この出無精が思い切って申し込んでしまいました。



内容はというと、「本気の教育でなければ子どもは変わらない」 これに集約されています。タイトル通りです。

著者は、日本一治安が悪いとされる地区にある、学級崩壊、不登校、校内暴力で乱れきった中学校に赴任し、三年以内に、体育の授業で日本一、陸上競技で日本一、生活指導で日本一の3つを達成すると宣言し、その言葉通り全てを達成しました。そして陸上競技では、その後七年間で日本一を13回という驚異的な記録を作りました。





子どもの能力を最大限に発揮させる為に、著者は様々な模索を繰り返してその方法を築き上げました。「態度教育」「価値観の向上」「目標設定」「心づくりの指導」が四つの柱になっています。



コーチングや教育ブームのため、今は聞き慣れた当たり前のことのように聞こえますが、著者のすごいところは圧倒的に結果を出しているところです。懸垂が一回もできなかった子どもも日本一に育て上げたそうです。すごすぎる!



この本を読んでいると、著者の教育に対する熱い思いがひしひしと伝わってきます。しかもただの熱血ではなく、子どもの心理などについてもかなり研究し、理論だけではなく実戦で、最適な方法を試行錯誤で作り上げた。そこが他とは全く違います。



今までに読んだコーチングの本。そこには大抵書いていますが、全ての人間には適用できない。本人にやる気がある前提の理論です。



七つの習慣。これは本当に素晴らしい内容で、僕の座右の書はこれだなと思っていました。実際この本のおかげでかなり成長できたと思っています。しかし、なかなかこれを多勢の子どもたちとその親にうまく伝えるのは難しいなぁ、と悩んでいたところでした。



そんな時に手にとったこの本。そこに今まで疑問に思っていたことの答えが全て詰まっていました。まさにその答えは本気の教育です。そして子どもの心を育てること。そのためには態度から徹底的に身につけていく必要がある。全てはそこから始まる。



僕も心の指導が大切だと思い、片付け、朝一人で起きる、部屋を片付けるなどから子どもを指導していこうとしたことがありますが、結局うまく行きませんでした。やり方の理論はかなり考えて作り込んだので、どうやら方針は間違ってはなかったようですが、足りないのは僕自身の本気度でした。





これだけ覚悟を持って教育に望んでいる人、他にいないと思います。その思いのすごさゆえ、自分にここまでできるだろうか、という思いが強まりました。正直越えられない壁を感じました。



しかしこのままではいかん、もっともっと頑張らねば!この本読んでかなりやる気出ました!



とにかく、講演会でしっかり勉強してきます!日本の教育の未来のために!



ていうか本の内容全然レビューできてませんが。。悪しからず!







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習慣を変えると頭がよくなる ー東大生が教える七つの学習習慣ー 清水章弘著





を読みました。僕が勉強のやり方を教える塾をやろうと思い活動してるときに、インターネットで発見し、「やばい、自分と同じ事をしてる人がすでにいた!」と当時はかなり焦りました。

しかも現役東大生で二十歳で起業、数々のメディアにも出演してるし。完全なる敗北。。

でもおかげでやっていることは間違ってなかったと確信することができました。そして一層指導内容を磨いていかなければと思う事ができました。





指導内容がパクリになってしまってはいけないので、かなり気になりながらもあえて読んでいませんでしたが、僕のほうの指導内容もほぼ固まったのでついに読むことにしました。





内容はというと。。

冒頭で筆者が優等生すぎるということがわかりました。勉強は学年トップクラス、サッカーだったかな?で県大会で四位だったかな?とにかくスポーツ万能、おまけに生徒会長で校則を変えたそう。え?校則って変えられるの?

生きることへのエネルギーが凄すぎる。

そりゃ成功するわけだと納得。

勉強法もぬかりなく完成度の高いものでした。この通りにやれれば東大に入れるな、というものでした。やっぱり成績優秀者は皆とてつもない努力家だということを再認識。

初版が二年半ぐらい前なので、まだまだ他にも色んなノウハウを持っていそう。かなりやりますね。。





ただし大半の人は怠け者なので、怠け者だったり、流れに任せてなんとなく生きている人たちが、どうすれば日頃の思いをうまく行動に移せて、成長していけるのか、僕はそこをメインに攻めていこうと思います。怠け者としては、怠け者の気持ちはとてもわかりますが、僕自身は早く怠け者から脱却しなければ。





今日できる事を明日に回さない。なんて難しいんだ!



ダイエットは明日から。。




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こんにちは、今日は僕が読んだ本のご紹介です。




今日ご紹介するのはカリスマ体育教師として、一時期テレビや雑誌にもよく登場されていた、原田隆史さんの「成功の教科書」のご紹介です。



著者は、大阪でも治安が悪くて有名な場所にある市立の松虫中学に赴任し、陸上部監督として、7年間で13回の日本一を輩出するという驚異的な実績を持っています。そんな著者が松虫中学陸上部を日本一に導く中で、試行錯誤しながら作り上げた「成功の法則」をまとめたものです。


本の中で著者は、成功が才能や素質で決まるものではなく、成功は「技術」であると表現しています。




成功するかどうかの要素はほとんどが才能だと思われる方も多いと思います。

ところがところが、この本を読むと目からウロコの連続で、本当に誰でも成功できそうに思えてきます。そして実際に7年間で13回の日本一を達成しています。


子育てに奮闘されている方だけでなく、もっと上を目指したい社会人の方にも読んで欲しい本です。そこらへんのテクニック本とは一味も二味も違います。




この本のすごいところは、成功するために最も大切なのは「心」であると述べ、さらに心を強くする方法を具体的に「技術」としてまとめているところです。




陸上部の生徒を対象として作られたものですが、どんな人にでも使えるぐらい完成度が高いです。特に子どもの教育に熱心に取り組んでいおられるお父さんお母さんにオススメです。




本の内容で一番印象的だったところをご紹介。

ある女子生徒が砲丸投げで見事日本一を達成し、試合後のインタビューで優勝の理由を聞かれました。彼女はなんと答えたと思いますか?









彼女はこう答えました。





「私は皿洗いと部活動を毎日、休みませんでした。」





インタビューした人はポカーン、だったでしょうね。






心を強くすることが大切であると考えた著者は、陸上だけでなく、毎日続けるルーティン目標というのを生徒にたてさせ、毎日必ず実行するように指導しました。



そのうちの一つが皿洗い。毎日皿洗いが終わったら電話をかけさせ、たとえ風邪で高熱を出してダウンしていても、少なくとも皿に触らせることはやらせてください。と親に言う。

そこまで徹底しました。本気の教育です。





これが、著者が強調する「やりきる、やらせきる」教育です。

毎日続けることで彼女の中で何かが変わっていったのです。つまり、「心」が強くなりました。

著者はこれを「ちょっと変えたら、大きく変わった」と表現しています。



日常の生活態度と習慣をちょっと変えるだけで、心は飛躍的に成長するのです。心は本当に大切なんですね。



基本的に今の学校の教育方針とは一線を画すところがあり、賛否両論ありますが、僕の教育観を大きく変えた一冊です。


ご興味をお持ちになった方は是非。


これからちょくちょくオススメの本をご紹介してきたいと思います。

菅原裕子さんの「子どもの心のコーチング」を読んでいます。


子供を育てる上でどう接していくべきかが書いてあります。




まだ途中ですが、中身はこんな感じです。




・親の役割とは何か?

親のヘルプが子供を駄目にする。親から子への最高の贈り物は「サポート」である。

親が不安だからといって助けてしまっては子供の自立を妨げてしまう。




・子供に教えたい3つの力

愛すること、責任、人の役に立つ喜び。

母性で愛を与え、父性で責任を教える。




「褒めることはいいことだ」

「叱る事がしつけになる」


「上手な叱り方がある」




これらは間違いであるということ。これらは全て外からの働きかけで、




「褒められて動く」

「叱られて動く」

「物で動く」




という動機は、


子供の自身の中から湧いてくるものではない。


子供の自身の中からわき出るやる気の種をまくことができるもの、それは「人の役に立つ喜び」であり、この動機付けで動くと、人は大きな充実感を体験できる。




かいつまんだ説明だけではちょっとわかりにくいかもしれませんが、凄く目からウロコな事が書いています。


親の役割がどれだけ重要なのかがよくわかる本です。




親は子供の成長、将来のことだけを一心に考えて育てるということが前提で、こうなってほしい、ああなってほしいという思いを押し付けては駄目。


子供を成長させたいという焦りからつい言ってしまう


「これをやりなさい」

「あれをやりなさい」

「早くしなさい」

「そんなことはしてはだめ」


などは親の理想を押し付けているだけで、子供の為になっていないことも多いということを再認識しました。




「子は親の背中を見て育つ」というようなことをよくいいますが、まさしくその通りだということですね。




多くは語らないが放任ではない。この絶妙なバランス感覚が大切なんだと思います。




「子供と接する全ての行動が子供の成長のためにある。」




以前うちの父親がこんな感じのことを言ってましたが、うちの父親もそんなことを意識して僕に背中を見せていたんでしょうか。




僕が保育園で書いた将来なりたいものが、親の勤めていた小さな地元会社の社員だったことや、今の職業が親と同じ職種であることを考えると、しっかり背中を見て育ったということかもしれませんね。




勉強にしてもスポーツにしても親子関係がしっかりしていて、成長の土台ができていることがとても大事だと思います。




この本を読んで思ったのは、仲良しの親子でも、気付かないうちに子供の成長を妨げるような接し方をしてしまっている家庭は意外に多いのではないかということです。


単に成績を上げる、というだけでも親の役割は非常に重要だと思います。




親が勉強を教えるわけではないですが、親は頑張ろうという気持ちに自然になるための源泉を子供の中に築いてあげなければいけません。




僕もこの分野についてもう少し勉強して、塾でもこういう部分のサポートをしていくためにできることを考えたいと思います。