01035
長引く事程、うまくは、いかないんだ。
そんな風に、君は言ったっけ。辛気臭い顔をして、君らしくもない。
僕は、そんな君に、「どうしたんだい。今日はやけに、辛気臭い顔してるじゃないか。」と、
何気ない顔して、言ったんだ。そんな僕の顔を見て、君はいつものような笑顔で、「そうだね。」と、言った。
僕らは、どこに向かっているんだろうか。と、時々思う事がある。
ひとつのゴールを、目指しているんじゃなかったのかな。と、時々、思う事もある。
でも、ひとつのゴールには、二人で、入る事は出来ない事くらい、僕は、わかってるよ。
ゴール寸前で、僕は転ぼうって、思っているのは、君にはナイショにしておくよ。だって、わかってたら
きっと、君はその前に転ぶだろ?だから、ここだけの、ナイショの、ナイショ。僕の、ヒトリゴト。
01034
君は、どんな週末を過ごしたんだろうか。
僕はといえば、土曜日はいつものように忙しく過ぎていったんだよ。日曜日、
うん。昨日だよね。昨日の僕は、久しぶりに会う友人と、一緒に上野をぷらぷらしたんだ。
久しぶりに、眼鏡をかけて、帽子をかぶって待ち合わせをしたら、友人は僕に気がつかなかった。
声をかけると、まるで、別人のようだ、なんて言う友人をよそに、僕は涼しい顔をしていたんだ。
そんなに、会ってなかったっけ。うん、確かに、会ってなかったな。でも、僕は、人ごみで気がつかない程
変わってしまったんだろうか。と、涼しい顔をしながらも、内心どぎまぎしていたんだよ。
気を取り直して、新しく似合いそうな帽子を探して、色々な店を回ったり。
ロングTシャツなんか、見ちゃったりね、うん。
結局、気に入った帽子がなくて、諦めたんだけど、また帽子を探しに行こうと、想うんだ。もし、
気に入ったのが見つかったら、君に逢いに行くときには勿論、うん。
そういやテレビで、イルミネーション、イルミネーションって言ってたっけ。なんて、どこの店も、
クリスマス一色で、ああ、もう本当にクリスマスなんだな、なんて実感してしまったりしたんだ。
そういや、もう11月も中旬、確かにクリスマス、クリスマスって、騒いだっていい時期だったんだ。
もう、今年も本当に残り僅かなんだな、なんて、言いながら遅めの昼食を食べながらビールを飲む。
年内に、もう二回位は、会おうぜ。なんて乾杯しながら、昼間っから飲むビールは、美味いな。と、想った。
そして、君は今頃、どこで、何を、誰として過ごしているんだろうと、少しだけ、センチメンタルにも、なった。
20:00 Pm
僕は電車の中にいたんだ。猫が待つ Home に、帰ろう。
読みかけの本を、開き、最近気にいってる音楽を聴きながら、電車に揺られ、そこで、また、君を想った。
01:25 Am
シャワーを浴び、ベット In をして、残り30ページ程度のラストスパート。
月曜日の朝からは、また、新しい本を読もう。なんて意気込んで、ラストまで読み耽り、読み終わった後
君を、想い、眠りについた。
久しぶりに日曜日を、愉しんだんだよ。そして、もう月曜日なんだけれども。ね。
また、1日、始まっている。休むことなく、1日は始まってしまう、君が傍にいなくとも。
いってきます、の Kiss を猫にして、いい子に、待ってて。と、伝え、僕は静かに冷たい鍵を取り出して
暖かい朝陽を浴びながら、東京のどこかを颯爽と歩いたんです。よ。


