01034 |   夜明け前。

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君は、どんな週末を過ごしたんだろうか。

僕はといえば、土曜日はいつものように忙しく過ぎていったんだよ。日曜日、

うん。昨日だよね。昨日の僕は、久しぶりに会う友人と、一緒に上野をぷらぷらしたんだ。

久しぶりに、眼鏡をかけて、帽子をかぶって待ち合わせをしたら、友人は僕に気がつかなかった。

声をかけると、まるで、別人のようだ、なんて言う友人をよそに、僕は涼しい顔をしていたんだ。

そんなに、会ってなかったっけ。うん、確かに、会ってなかったな。でも、僕は、人ごみで気がつかない程

変わってしまったんだろうか。と、涼しい顔をしながらも、内心どぎまぎしていたんだよ。

気を取り直して、新しく似合いそうな帽子を探して、色々な店を回ったり。

ロングTシャツなんか、見ちゃったりね、うん。

結局、気に入った帽子がなくて、諦めたんだけど、また帽子を探しに行こうと、想うんだ。もし、

気に入ったのが見つかったら、君に逢いに行くときには勿論、うん。

そういやテレビで、イルミネーション、イルミネーションって言ってたっけ。なんて、どこの店も、

クリスマス一色で、ああ、もう本当にクリスマスなんだな、なんて実感してしまったりしたんだ。

そういや、もう11月も中旬、確かにクリスマス、クリスマスって、騒いだっていい時期だったんだ。

もう、今年も本当に残り僅かなんだな、なんて、言いながら遅めの昼食を食べながらビールを飲む。

年内に、もう二回位は、会おうぜ。なんて乾杯しながら、昼間っから飲むビールは、美味いな。と、想った。

そして、君は今頃、どこで、何を、誰として過ごしているんだろうと、少しだけ、センチメンタルにも、なった。


20:00 Pm


僕は電車の中にいたんだ。猫が待つ Home に、帰ろう。

読みかけの本を、開き、最近気にいってる音楽を聴きながら、電車に揺られ、そこで、また、君を想った。



01:25 Am


シャワーを浴び、ベット In をして、残り30ページ程度のラストスパート。

月曜日の朝からは、また、新しい本を読もう。なんて意気込んで、ラストまで読み耽り、読み終わった後

君を、想い、眠りについた。



久しぶりに日曜日を、愉しんだんだよ。そして、もう月曜日なんだけれども。ね。

また、1日、始まっている。休むことなく、1日は始まってしまう、君が傍にいなくとも。

いってきます、の Kiss を猫にして、いい子に、待ってて。と、伝え、僕は静かに冷たい鍵を取り出して

暖かい朝陽を浴びながら、東京のどこかを颯爽と歩いたんです。よ。