ハーブ療法でインフルエンザ・風邪対策!
日本はこれから蒸し暑い夏突入ですが、ここオーストラリアのゴールドコーストは日も短くなりそろそろ冬へと移行してまりまいました。空気が冷たくなってきますといよいよ風邪やインフルエンザの季節到来!私は20年来風邪ひとつ引かなかったのに去年はひどいインフルエンザにかかりとてもしんどかったので今年は早めに、免疫強化対策をと思っていた矢先、火曜日辺りから喉が痛くなり始めそのうち咳が出て、鼻水もズルズル状態。幸い、それだけなのでインフルエンザではなくただの風邪のよう。そこで、困った時のハーブ頼み色々なハーブをブレンドし飲み続けること4日間、お陰様で今日の日曜日は鼻水は止まり咳もだいぶ出なくなってきました。゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚風邪とインフルエンザの違いですが原因となるウイルスの違いや症状などが違います。まとめてみました。風邪やウイルスにかからないように日頃から免疫力を強化することは大切です。特に、インフルエンザは65歳以上のお年寄りや小さなお子様がかかると深刻な症状に陥るケースもあるので油断は禁物です。もしかかってしまったらまずは安静にすることが第一ですが、ハーブ療法もお役に立ちますので風邪やインフルエンザ対策に活躍するハーブをご紹介いたします。エキネシアエキネシアは免疫力アップや調整に欠かせないハーブです。エキネシアには、様々な種類があるのですが、ハーブ療法に利用されるものはエキネシアアングスティフォリアとエキネシアプルプレアの2種類です。エキネシアアングスティフォリアは成長が遅いため、希少価値が高くまた、その根に含まれる有効性成分は特に、免疫細胞を活性化させ炎症を抑える働きや抗菌、抗真菌作用の他インフルエンザウイルスやヘルペスウイルスなどに対しても抗ウイルス作用があるとされています。その有効成分の特徴は口に含むと、下にビリビリ感が残ること。このため、ちょっと(?いやかなり?)飲みにくいハーブなのですが免疫力が落ちている方、風邪やインフルエンザにかかっている人へのサポートには欠かせないハーブでございます。また、抗うつや抗不安症などの効能も報告されています。マルチに活躍するハーブでございます。エルダーベリーエルダーベリーはインフルエンザA型、B型やヘルペスウイルスなど抗ウイルス作用がありケルセチンやルチン、アントシアニンなどのフラボノイド、ビタミンAやCといった抗酸化成分を含んでおり風邪の症状や発熱を緩和する効果が期待できます。また、ある研究ではエルダベリーの抽出物とビタミンCおよび亜鉛と組み合わせて摂取することにより風邪にかかった期間を短縮したり、症状が軽減されたという報告がなされています。アンドログラフィスアンドログラフィスはスリランカ原生のハーブですが、2000年以上に渡り中国や韓国、日本などのアジア圏で風邪や喉の痛み喉頭炎など様々な病気の緩和に利用されてきました。ある研究ではインフルエンザの患者に対しアンドログラフィスとシベリア人参のハーブを摂取するグループと抗ウイルス薬を投与するグループに分けそれぞれの症状の進行具合やかかった期間を比べたところ、ハーブ処方グループはより重い症状へと進行した人が全体の30.1%に対し、抗ウイルス薬投与グループは67.8%でした。ハーブのグループは症状の平均継続期間が6-7日間であったのに対し、薬グループは9-10日かかりました。さらにハーブ治療グループはインフルエンザ感染後、合併症を発症した患者は31.4%だったのに対し薬服用グループはその倍以上の割合、71%でした。この研究結果から、アンドログラフィスはインフルエンザの症状の軽減やかかっている期間を短くするために、従来の抗ウイルス薬より有効なハーブ薬と言えるでしょう。タイムタイムは料理にも使われるので皆様にも比較的馴染みがあるハーブだと思います。タイムの主な化学成分には、エッセンシャルオイル(ボルネオール、カルバクロール、シモール、リナロール、チモール)、タンニン、フラボノイドサポニンおよびトリテルペン酸が含まれています。タイムの葉は、体を温める陽の要素があり、肺を刺激して痰を吐き出しやすくしたり、鼻詰まりを緩和するために、古くから利用されてきました。タイムに含まれるチモールは去痰や咳止め作用があり、咳止めシロップにも利用されます。・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚私たちが普段食べ慣れている食品にも優れた免疫力アップに貢献する成分を含んだものがあります。例えばニンニクには白血球の活性を誘発しサイトカインという生理活性蛋白質を放出することでウイルスに対してリンパ球の増殖やナチュラルキラーT細胞の活性を刺激する成分が含まれています。霊芝や椎茸、舞茸などのキノコ類に含まれるβグルカンという多糖類の成分は免疫細胞を刺激し抗菌や抗ウイルス作用を高めたり炎症を抑える効能があるので、免疫力のサポートに取り入れたい食材です。また抗酸化作用やビタミンCを多く含む色とりどりの野菜、特に、赤やオレンジ、黄色の野菜類はリコピンやベーターカロチンなどのビタミンA群を多く含みますので、日々食事に取り入れると良いでしょう。ブルベリーやラズベリーブラックベリーは濃い赤紫色ですがアントシアニンなどの抗酸化成分を含む果物で、糖分も低めなのでオススメです。・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚免疫力アップの対策にぜひハーブ療法をご利用ください。ご相談はお気軽にどうぞナチュロパスコンサルテーションに関するお問い合わせはこちらからどうぞ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ お問い合わせまた、ご予約はこちらから承ります↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ご予約*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~引用文献:http://archive.foundationalmedicinereview.com/publications/12/1/25.pdfhttp://www.jbc.org/content/281/20/14192.full.pdfhttps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4441164/