「就職したいと思うんですよね」の「ですよね」は自閉症にはなかなかハイレベルだと思う。
次男もいよいよ、高等部3年生。進路を考える時期になった。そこで、三者面談があったのだけど、自閉症&知的の次男はA型の福祉サービス事業所でもいいなあと親としては思っていて、「本人に任せます」と話した。すると、次男はかねてから就職を希望していたので、すかさず「うーん・・・。僕は・・・給料をもらいたいから・・・・、やっぱり就職したいと思うんですよね」と、先生に話した。次男の考えによると「A型事業所だと最低賃金で4時間しか働けないが、就職なら長時間で時給も上がるかもしれない」との見解。「なるほど」ということで、話はそのまま進んでいったんだけど、私はびっくりして思わず次男の顔を見てしまった。「○○したいんですよね」っていう言い方が、流暢だった。それと、「やっぱり」という接続詞の使い方も妙に流暢だった。先生としゃべってるときの次男は、言葉が出るまでに少し時間はかかるけど、丁寧に言葉を選んで話すことができている。家では必要なことは片言でしゃべることが多いので、外でもずっとそうだと思っていたから、言葉をつなげて自分の言いたいことを言う次男がなんか、別人に見えた。ああ・・・・、成長したなあ。成長するんだなあ・・・・・・・・。毎回言うけど、小学校でやっと話し出したからなあ・・・・。保育園では隅っこに座ってじっとしてたし、話すのは宇宙語だし、よだれはだらだら流しっぱなしだし・・・・。外では、走り回ってショッピングセンターのマネキンや立て看を引き倒して回るし、レストランではコップを3つ割ったりするし・・・。保育園に入ろうとすると下見で断られるし、公民館からは兄弟とも出入りを嫌がられるし・・・・・・・・・・子供会の行事もでれなかったし・・・・・・呼び出されて子供も悪けりゃ親も悪いみたいに言われるし・・・・ああ・・・・・、そんな子供たちが、大人になればそれなりになるんだなあ・・・・。と、人知れずじーんとした・・・・。IQ60 知的&自閉症の次男が、「○○ですよね」が使えるようになったのって、結構ハイレベルだと思う。「よね」って、相手に自分の思いを強調したり、相手に同意を求めたいときに使う言葉だからねえ・・・つまり、ちゃんと相手をとらえて意識して話しているということだものねえ。。。。うーん、、、、、嬉しいねえ・・・。