次男は知的障害で自閉症・・・で、
学力は伸びないわけだがが、経験値は上がっていくんだなあ・・・・と今日、感じた。
どういうことかというと、
今日、次男がサイゼリヤに行きたいと言うから、つれてってご飯を食べた。
そしたらば、次男はドリアとピザを頼んで、それが同時に来たので
次男:「あ、一緒に来た。どっちから食べようかな・・・」
と、ちょっと悩んで
次男:「うん。ピザから食べよう」
というから、
私:「なんで?」
次男:「だって、・・・・今、ドリアはやけどするほど熱いから。そして、ピザはチーズが冷えるとおいしくない。だから、ピザが先。」
私:「なるほど」
すると、次男は先にドリアにスプーンを入れた。
私:「ん?ドリアが先?」
次男:「違うよ。まず、ドリアの上(表面)にこうして割れ目を入れて空気を入れておく・・・。
そしたらご飯まで空気が入ってドリアが冷えやすくなるということ。」
私:「なるほど」
次男:「・・・・できた。そして、ピザを食う。食ってる間にドリアが冷えて食べ頃になるはず。」
私:「なるほど。ちゃんと考えてご飯を食べるんだねえ・・・・。すごいねえ」
次男:「あたりまえでしょ。ドリアは今は、口の中やけどするでしょ?」
私:「そうだねえ・・・」
そんな些細なことも、ほっこりする。
4歳まで口からだらだらとよだれを流してしゃべらず、やっと意味のわかることを話しだしたのは小学校に入る頃。
あの頃は、いろいろ諦めてて、こんな風に話せる日が来るのならば、それは奇跡だと思っていた。
そして、今では彼なりに、こんな論理的っぽいことも言うようになった・・・。
ああ・・・、勉強はできなくても、経験したことは生きるんだねえ・・・・。
だから、きっと障害があったって、小さい頃からいろいろ経験させておく意義は大きくあるよねえ・・・。
と、思った。
こんな、些細なことだけどね。