中三の長女の進路面談があり・・・
とりあえず、受験先が決まった。
私立は大学につながるような高校を選択。
公立は校区では、下から3番目くらいの学校。
中学校の先生からは、「公立はこの高校だと、大学に行くにはちょっと・・・」という話が合った。
なかなか成績は上がらない。未だ偏差値は40前後。
最近やる気を無くしてきた長女。
私が「勉強しなさいよ」というと、「・・・・・もういいんだよ」と、しょんぼりして言う。
長女:「頑張っても成績が上がらないんだよ。もういいんだよ」
私:「いやいや、やっぱり勉強不足なんじゃないの?」
長女:「そうかもしれないけど、もういいんだよ」
私:「いやいや、受験する前から、そんなこと言ってんじゃないよ」
すると、長女が一拍おいて、開き直った。
長女:「・・・・だいたいさ、私に望みすぎなんだよ。
勉強ができなくても、楽しそうに学校に行って元気に生きてりゃあ、もう十分だとは思わないのかい?」
私:「は???????え??????、、、、、
・・・・・まあ、そりゃ・・・・・、思うけど・・・。」
長女:「だろ?
学校も休まずに毎日楽しく行ってるよ?
家でも反抗はするけど、喧嘩したり家出するほどひどくはないよ?
可愛がられて、こんなに元気に明るく、ちゃんと育っているじゃない?
その上、『勉強ができて欲しい』なんて、それは望みすぎじゃありませんか?」
私:「え・・・・・?ええーーーーーー!!まさかのそういう話?!」
長女:「私は勉強ができない子。でも、明るくって元気!毎日楽しそうに過ごしている・・・・・。
もうそれでいいじゃない?私が生まれたときは、きっとそれでいいと思ったはずだよ?」
私:「はあ・・・・・・・・・・・。
ま、まあ、確かに。・・・・まあ、確かに、そう思ったけども・・・・。
子供からそういわれちゃうとなあ・・・・・・。」
長女:「だからさ、もう、私に『勉強しなさい』とか、プレッシャーをかけるのはやめよう。
もちろん、受験勉強頑張るよ?頑張るからさ。
なんていうか・・・・『温かい目』ってやつ?親としてはそれで私のことを暖かーく見守ってあげてよ」
私:「はあ・・・・なんか、うまいように言われたけど・・・・・」
長女:「でも、そうでしょ?元気で生きてりゃ、いいじゃない?」
私:「はあ・・・・でも、こっちもひとつ言わせてもらうけど・・・」
長女:「何?」
私:「そもそも私・・・・・・・・・、あんたが言うほど『勉強しなさい!』とか言っって、あんたにプレッシャーをかけた記憶なんて・・・・・ないんだけど?」
長女:「たしかに・・・・・・・・・・・ない!」
私:「だよねえ・・・・。よその家みたいに厳しく言ったり怒ったりした覚えもないんだけども・・・・・?」
長女:「そうね・・・、たしかに・・・・・・・・ない!」
どういうこっちゃwwww
でも、長女なりにうまくいかなくて悔しかったりつらかったりするはずで、その思いを解消するために理由付けをすると、こういうことになったのだろう。
てなことで、もう12月だしね。
いまさら何を言っても、仕方ない気もしてきた。
長女もこう言ってるし、ほんと、その通りだと思うし、
それにこう言い出すってことは、ほんとは悔しいんだろうなってのもわかるしね。
温かい目で見ておこう・・・。
受験まであとちょっと。
元気で生きて、頑張ってくださいね。