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以下、メンバーコメント
8月27日、金曜日の夜、仕事を終え帰宅して急いで準備、隊長と待ち合わせ、夜10時頃横浜を出発、工事渋滞もありましたが、1時間ほどで真鶴のコンビニに到着。
捕獲器のセッティングをして伊豆山へ向かいました。
夜中の午前1時頃に捕獲器設置を開始。
日曜日の夕方から熱海市のNPO法人くすのきさんが災害後の繁殖制限一斉TNRがある為、捜索している子だけでなく、飼い主不詳未手術、なかなか捕まらない子も入ってくれたらと思います。
伊豆山はくすのきさんがTNRを継続されているので、捕獲器に入らない子がほとんどです。
しかし、何より私たちはまだまだ愛猫を探している飼い主さんがいますので、捜索が最優先の活動です。
一通り捕獲器を仕掛け、コンビニに行き2時間ほど仮眠、早朝、夜に仕掛けられない場所に行き、捕獲器設置やチェック、聴き込みをスタート。
飯舘村のボランティア仲間、三島の愛ちゃんも加わり、3人で廻りました。
熱海市ボランティアセンターの皆様、技術系NPO法人の方々から情報をお聞きしたり、自治会長さんや付近の住民の皆様、交通整理の職員の方ともすっかり顔馴染み・・・
しかし、犬のチョコちゃんにだけは吠えられる🐶でも尻尾がブンブンだぞ🐕
前回、1人で二日間活動時に現場にも同行してくださった飼い主様が駆けつけてくださいました。
必ずまた一緒に暮らせると信じてペット不可の応急仮設住宅には申し込まず、隣町、湯河原でペット可の住宅を探して契約されたと話してくださいました。
涙ながらに思い出を話してくださった飼い主様、災害発生から2ヶ月、私たちも絶対に諦めません。
夕方、別の捜索しているお宅付近に探している子と同じキジシロの子が捕獲器に入っていました。
しかし、特徴が違いました。
耳カットが無い為、くすのきさんへ搬送。
また、避難所になっているホテルに隊長と愛ちゃんが向かいました。
飼い主様とお会いして飼い主のお母様から愛猫の名前を呼び掛ける音声を頂きました。
脚の不自由なお母様は現場には行けません。
お母様が呼び掛ける声に反応するかもしれない。
最近、この家に猫が入るのが目撃されています。
出来ることはなんでもするしかない！
お母様が呼び掛ける音声を流しながら捕獲器のチェックに廻ったり、かなり猛暑になったこの日、日没の時間が迫ります。
夜、後ろ髪引かれる思いですが、この日の活動は終了。
猫は暑い日中より深夜早朝に動く、猫は夜行性ですし、朝まで監視カメラと捕獲器に頑張ってもらいます。
流石に車中泊はキツい、三島の愛ちゃん宅で寝かせて頂きました。
本当にありがとうございました。
翌日の日曜日は午後から休日出勤、朝には撤収して帰らなければならない。祈る気持ちで伊豆山へ向かいました。
捜索しているお宅①2台の捕獲器は空
捜索しているお宅②2台の捕獲器は空、毎回捕獲器の目の前に居るのに全く入らない子、監視カメラの前で一日中くつろいでるから監視カメラはその子の映像が何百本💦こりゃたまらんと、カメラは別の場所に移動しました。
チェックに行く度に「参りました💦 精進して出直します」と話していましたが、みんなでアイデアを出し合い、今回やっと入ってくれました。（ふふっ、勝った・・・）
付近の方々も手術を終えたら帰って来るよね、と心配されていました。
この子はこの地域の方々に愛されてます。
手術が終わったら戻ります。
お世話、宜しくお願いします。
そして、前日飼い主様が会いに来てくださったお宅付近に仕掛けた捕獲器は3台、前回ご協力頂いた餌場のあるお宅、今回快く設置協力をしてくださったお宅、祈る気持ちで向かいました。
すると1箇所の捕獲器に入ってました。
しかし、飼い主様に確認してもらわなければ判らない。
車に乗せて捕獲器の撤収作業をしていると住民の方から声を掛けられました。
家の敷地内で仔猫の鳴き声がする。
なんとかならないかと、直ぐに向かいました。
土石流災害による警戒区域内ギリギリの場所、探したら2匹の仔猫を発見、残念ながらまだ亡くなったばかりの仔猫の亡骸、更に亡くなって時間が経過した遺骨が・・・
生きていた仔猫も状態が悪い。
あっ、私は午後から仕事、横浜に帰らなければならない時間が迫ります。
その時、横浜からくすのきさんのお手伝いに通ってくださっているお二人がもうすぐ熱海に着くと連絡がありました。
お二人が来てくださるまでくすのきさんのシェルターへ搬送。
病院に搬送など、ありがとうございました。
一時は酸素室に入り意識がない状態の時もあったそうですが、葉山のモモちゃん&サクラちゃんのママのご紹介で夜間病院に駆け込み、今は快方に向かっているそうです。
ダブルIさん、モモちゃん&サクラちゃんのママさん
二匹のミケ仔猫ちゃんの命のバトンをしっかりと受け止めてくださりありがとうございました！
亡くなっていた黒白ちゃんの分まで幸せになってほしい。
私たちは捕獲器に入った子を連れて避難先のホテルへ！
飼い主様に確認をしてもらいました。
クロちゃんでした。
2ヶ月ぶりの再会を果たしました。
金曜日の夜からの疲れはぶっ飛びました。
また、一緒に暮らせる。
本当に、本当に良かった。
クロちゃんはしばらくくすのきさんのシェルターで過ごし、一緒に暮らせる日を待ちます。
そして、再び災害が起きたら？
災害の備えや適正に飼育する為のサポート、もう2度と苦しまない様に・・・
フードや金銭的な支援が将来へのサポートではありません。
そうそう、よく勘違いされますが、私たちはペット探偵じゃありませんから、依頼されて活動しても費用は一切頂きません。
当たり前です。
私たちはヒーローでも救世主でもありません。
末端のボランティアに過ぎません。
この日の夕方からの一斉TNRには仕事で参加できませんが、持参した全ての捕獲器をくすのきさんに託してきました。
くすのきさんのメンバーの皆様、ボランティアの皆様、本当にありがとうございます。
私はお昼には横浜に戻り、シャワーん浴びて汗を流し、ネクタイを締め仕事に出発、夜はバタンキュー💤
そして、月曜日の今日、熱海ではゴールゼロさんの獣医師さんが2人体制で不妊去勢手術。
くすのきさんやボランティアの皆様、どうぞ宜しくお願いします。
みんな頑張れぇ〜💪
今回もNPO法人くすのきさん、ボランティアの皆様、住民の方々、飼い主様、横浜の仲間のみんな、葉山のボランティアさん、そして飯舘村のボランティア仲間、三島の愛ちゃん&しんちゃん、ありがとうございました。
また、ご心配、労いを頂いた皆様、本当にありがとうございました。
まだまだ再会を待っている飼い主様がいらっしゃいます。
引き続き、頑張ります。
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