猫なでにき -46ページ目

鼻の大きなモンテ・クリスト伯

今、CSのミステリチャンネルで、ジェラール・ドパルデュー主演の「モンテ・クリスト伯」が放送されている。
1998年にフランスで作られたドラマで、なんでもン十億の予算かけて作られた大作だそうな。
日本ではNHKで2000年くらいに放送されてた。

モンテ・クリスト伯はい、この人が主人公ですね。お馴染みジェラール・ドパルデュー演ずる、モンテ・クリスト伯ことエドモン・ダンテスっす。

特徴のある顔ですね。どこから見てもジェラール・ドパルデュー。

原作読んだことのある人ならご存じでしょうが、エドモン・ダンテスは復讐のために、いろんな人に変装して……というより、架空の人物を作り上げてその人になりきって、ひとり何役もこなします。コスプレっすね(ちがう)。

で、それをジェラール・ドパルデューがやるわけです当然。主人公だもんね。エドモン・ダンテスだもんね。
そう……変装……変装の定番といえば。付け鼻をつけたりするわけだね。
この鼻にさらに付け鼻を……。



変装う、う~~ん……。

確かに付け鼻はしてるみたいです。
でも……同じ人ですヨネ? だって、鼻の曲がり方が同じですもんネ?
しかも、みんなどうしてこんなデカッ鼻なのでしょうか。(それは本人が モゴモゴ

誤解されると困りますが、このドラマ、そんなツッコミドコロはまあおいといても、とっても面白いんですよ。録画、何度繰り返して見たことか~。

でも、それでも、一目見て同じ人だとわかってしまう変装が気になってしまうのも人のサガ。
こういうの、なんか他にあったよね?

ほら、あの、一目でアノ人だとすぐわかっちゃう……




多羅尾伴内 (°∀°)b !(ふるいっつーの!
知恵蔵多羅尾伴内

しかも小林旭じゃなくて片岡知恵蔵の方ヨ



あの、誰がどうみても片岡千恵蔵丸わかりなのに、みんな分からないことになっているお約束の。あれと同じニオイがするワッ! (しかし今の人は多分誰も知らんだろーっつの)

そうかあ、ジェラール・ドパルデューは、フランスの片岡知恵蔵だったんだナァ。(国民的名優だしねぇ)


いやいや、繰り返して強調しますが!
面白いんですってこのドラマ。

エドモン・ダンテス「復讐の鬼!」みたいなことをいいつつ、執事のベルトゥッチオに諭されて結局人助けばっかしてるし(私財を投じて恩人に内緒で影から助けたり、元恋人の息子を助けるために裏で奔走したり、どっかのお姫様を助け出したりetc…)。
いや、ちゃんと復讐もしてるんだけど。なんていうの?本人がいうほど「血も涙もない」って感じじゃない。結局元々いい人なんだよねえ。

原作と違うところ(特にラスト)とかあるけども、何度見ても楽しめる、いい作品なのですヨ。

野性ってなに?(by うちの猫)

我が家の猫に、野性のおもかげはない。
まあ親は野良だが、生まれてすぐに拾われたので、野良の経験はみじんもないんだが、野性の本能とか警戒心とか、猫たるもの少しは持ち合わせているのが「世間的常識」ではないか。

ところがかけらもない。これっぱかりもない。
腹を上むけて寝ていたので、試しにスリッパを乗せてみた。

熟睡猫
見事に熟睡しているもよう。ビクともしないで夢の中だ。
そもそもなんでこんな格好で眠れるのだろうなぁ……。

このバカっぽさが可愛いんだが、反面飼い主としては心配だ。こんなに無防備で、もし飼い主がポックリいってしまったら、大丈夫かキミは。

可愛さとバカさを武器に、立派に生きていけるだろうか。
まあ今でもその取り柄だけでやってるしなあ。


取りあえず。
そうならないように、猫の為に健康でいよう。


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無性に「四人囃子」

昨日真崎守を読んだからじゃないが、妙に頭の中が70年代方面に傾いている。

音楽で70年代といえば、まあフォークということになるんだろうが(そういえばさっき、岡林信康がTVにうつってた)、いつも頭に鳴り響くのは、どっちかといえばロック、洋物ならばドノヴァンやイアン・マシューズ、プロコル・ハルムになるし、日本物ならばはっぴいえんどや四人囃子だ。(他にも多いが今は割愛!)

特に四人囃子は格別。いつ聴いても

イイ! (・∀・)

一気にテンションは上昇し、気がつけば絶叫してる自分がいる。
正直いって、かなり危ない人種だ。近所でどう思われてることか(で相殺といきたいが…)。

一触即発
今日聴いたのは、「一触即発」。
iTunesでもヘビーローテーションに入っているが、たまにはステレオも使ってあげねばと(昔のだからiPod用ドッグなどないのだ)、CDを乗せる。

あ、いい~。なんつうか、下腹部にズンとひびくねぇ…。


復活ライブに行ったのは何年前になるのか。
スモーキーメディスソとのジョイントの時はともかく、プロコル・ハルムの「前座」の時は切なかったなあ。
だって爺さま達の方がパワフルすぎて……。


YouTubeで「空と雲」を拾ってきた。これもこのアルバムに入ってる名曲。
(写真はUPした人が適当に集めたものらしい)





そしてついでに元気なじーさんたち(プロコル・ハルム)の名曲も。
この曲が一番好きなんだよね、「ソルティ・ドッグ」
このジャケットの怪しい顔がなんともいえない……。




あ~、今夜はよく眠れそうだ。

「共犯幻想」真崎守という激流

ある方のブログを読んで、久しぶりに真崎守の本を手に取った。
若い世代には馴染みのない名前だ。

共犯幻想
手に取った本は「共犯幻想」という。ハードカバーの上下巻、合わせて1000ページ近くの大作。

今の時代、何十巻という連載ものが普通にあるから、1000ページは「大作」とは言えないのかもしれない。
それでも、この本は「大作」だと思う。コマに込められた意志の密度とでもいうようなものが、この作品にはあるから。


この漫画が描かれたのは70年代の初頭。私はまだ小学校にもあがっていない。
高校で起きる学園闘争の一コマから物語は始まり、主人公達の内面のと外部に対しての両方の戦いが緻密に展開する。
でも、いわゆる「反体制運動」が主の物語ではないのだ。
彼らの個人がどう生きるべきか、それを選択していくために、内面に深く潜っていく。

真崎守の絵は、常にナイフの一点を見つめるような、張り詰めた緊張をもっている。
生々しいまでの切なさやつらさが全部込められている絵だ。渇いていない、しかし潤っているのでなく、涙や汗や雨の中で、あるいは血で、濡れている。

真崎守の作品にであったのは中学にはいってから。
つまり既に彼の全盛期ではなく、リアルタイムの作品にあうことはなかった。
しかし一冊の雑誌に復刻されていた短い話、その絵、力に強烈に惹かれた。あとはのめり込むのに時間はいらなかった。

真崎守に出会う前に、永島慎二の作品にも感銘をうけた。永島慎二の世界は渇きをもっていた。
子供だった私の心にどうしてそんな渇きを感じることができたのか、今もわからない。
真崎守の作品は、その渇きになだれ込んでくる激流のようなものだったかもしれない。

本気で考えたことがある。
何故、今自分は子供でなければいけないのだろうと。
どうして、この作品が生まれ出た世界に私はまだいなかったのだろうと。

それから何年も何十年も経っている。
私はまだ考えている。
渇きと激流は、私に何を与えてくれたかを。

桃の罠

季節は夏、世間も私も夏休み。
違うのはテンションなんだけど、うだる気温の中、出来るだけ体力温存しようと板の間に寝そべってると、玄関に来訪者あり。

「お中元でーす」

貰い物は嫌いじゃない。早速ほいほいと受け取りにいくと、ひらべったくてやたらデカイ箱……嫌な予感がする。しかも重い。

猫と桃
正体はだった。
桃。しかもデカイ桃。猫のあたまよりデカイ。近所のスーパーに並んでる桃よりひとまわりデカイ。

我が家の構成人数は、大人の人間2匹、大人の猫2匹だ。
その家に、送られてきた桃は

特大12個入り

ふつー、これは少人数家庭に送る数か?


とりあえず近所に走る。こんな時のために、両隣とは良好な関係を(道で会ったら挨拶するとかだ)保っているのだ。
「あのー、桃、お好きですか?」

12個のうち、9個は早々に引き取り手が決まった(なんだか猫の里親探しみたいだ)。
残る3つのデカ桃は、なんとか自宅で処理せねばなるまい。

なぜ桃でこんなに困っているのか。
それは私が桃が食べられないからなのだ。

好き嫌いの話じゃなくて、アレルギーだから。
やっかいなことに、桃を食べると口中がかゆくなって、その次に呼吸が苦しくなる(気道が腫れるから)ということになる。
送り主に悪気がないのはわかっているから、一応「ありがとうございます」と言ってしまうんだなあ。
気が小さい小市民である。

とりあえず残った3個は野菜室へ入ってもらった。
それが2日前のコト。

そして今日。野菜室の桃に、おそるべきことが起こっていた。


デカ桃が、自重で下から腐ってきている ヴァキ(°o°)\


いくら自分が食えないモノでも、腐らせて捨てるのはなんか人間としてマチガットル!
というわけで、どーにかできないか、えーい、といろいろ検索などしてみると。
沢山桃をもらったら、コンポートにすればいいのよ
とかゆーの目に入った。
コンポート? 洋菓子な響きだ…。
煮て冷ませばいいだけだから、カンタンよ
なるほどう。カンタンなのか。煮るんだな。
実をいうと、ジャムとか煮てある系だったら、桃も食べられるのだ。なにやらアレルゲンが変質するか消えるかするらしい。

どれどれ、砂糖…白ワイン…レモン…なんだ、全部今あるな。よっしゃよっしゃ。
桃の種はアボカドの要領でとって
うむ、アボカドはよく食べるからわかるぞ。
……ん? ……んんん?


取れない ヴァキ(°o°)\


アボカドは種がつるっとしてるが、桃は実とがっちり食いついてて、しつこいぞ!
(生桃を食べたことがないのでそういう知識がないらしい)
え~と、どうすりゃええんですか!
種はスプーンですくって取って
す、スプーンでね。
むむう。半割りではむずかしいなり……ぎょええ手で握りつぶしてしまったではないか……。
しかたない。四つ切りにすっか。

次は皮か……あれっ…けっこうむけないなあ。えいえいっ。
むー。表面がたがたに。
むきにくい時は、湯むきで
トマトとかと同じだな。ええと、湯をわかして。……くぐらせて……おおっ、むけるようになった♪

せっせと皮むき。湯に入れてむく。むく。むく。
ふとボールにいれた桃に目をやると


むき桃が茶色になってる ヴァキ(°o°)\


時間がかかりすぎてるのかっ?(そりゃそうだ)
セケンの人には、これはカンタン作業だってことなんだろうか ヴァキ(°o°)\
ちょっぴり挫折感にひたる。

でも桃は待ってくれないらしいから、続ける (`^´)ゞ

煮汁を作らねば。
煮汁は先に用意するといいよ
先にいってくれ~(読んでからはじめなさい)

えーと、鍋に、水1リットルと、砂糖280グラム。白ワイン250cc。レモン汁一個分。
全部いれて……


煮汁だけで鍋にたぷたぷのヒタヒタだ ヴァキ(°o°)\


でかい鍋はどこだ~(涙)
なんて長い道のりなんだ(涙)
自分の要領の悪さがニクい…。

煮る前桃
なんだかんだでやっと、桃と煮汁がひとつの鍋におさまりまして。
しかしさすがデカ桃。3個で、しかも傷んだ部分をけずったのにまだこの量か。食えるのだろうか…。


まあ考えても仕方ないか、ここまでやっちゃったら。

煮た桃
そして煮ること15分。あんなに変色してたのに、煮たら不思議と白っぽくなった。
このまま冷ますんだな。冷ませばいいんだな。


こんな苦労の末、やっと出来上がったわけで。

うつわの桃
試食。
うん。
ああ。
これは。

食ったことある感じ。ほれ、あの。

桃缶。



そっかー、桃缶って、自分で作れるんだー。 ちがうとおもうが



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