気象庁から
「梅雨が明けたみたい」宣言があり
いよいよ夏本番!となりました。

しっかし・・・今どきの「夏」は凶悪な暑さといいますか
「ひたすら暑い!」だけのような・・・

私がご幼少の昭和時代は
気温もですが、もう少し暑さにもメリハリがあったような
かなりの頻度で「夕立」があったと思います。
日本式「スコール」ですね。

夏休み、外で元気に遊んでいると
空がみるみる黒い雷雲に覆われて・・・
「ゴロゴロ!」雷と鳴ったら「来たぞっ!」って
雨宿りの場所を探したりしたものでした。

大粒の雨が叩きつけられたら
独特の埃っぽいニオイがして
みるみる雨足が強まって・・・

そんな日の夜は、雨で地表が冷えて
気化熱でも冷えて・・スッと涼しい風が吹いたりして
「今日は勘弁してやるよ」と熱帯夜さんが
手加減してくれていました。。。

また、夕立が上がりかけた頃
ふと空を見上げると「虹」がかかっていることもありました。

 

 

 

 

 


そんな「暑さの小休止」など
現代は全く無し!
「夕立?何それ?」状態で
カラッカラの酷暑日が続きますものね。

現代の子供たちは
虹なんて見たことない子が多いんじゃないでしょうか?

時代と共に気候が変わったのでしょうね。



毎度、前置きが長いですね。

さて、夏とは全く関係ない話題です。

訳あって「アルミの部品にハンダ付け」する必要が出ました。

しかし、アルミという素材は

・曲がらない
・付かない
・ちょっと高い

で、2番めの「付かない」のは
昔からの困り事です。
アルミを接合する方法として


・溶接
・ロウ付け
・接着剤

が主に用いられるのですが
今回の目的箇所は・・

溶接→作業温度的に無理
ろう付け→ 〃 
接着剤→耐熱性に問題有り

で全てNGです。
溶接ほどの強度は要らないので
簡単な設備で、耐熱性に優れる手法・・
やはりハンダ付けがベストです。


Webで色々と情報を調べると
「ミラクルハンダ」なるものが、アルミ素材のハンダ付けを
可能としているそうです・・・

「おお!即購入しよう」

と思ったものの、どこを探しても「売り切れ」
現実はうまくいかないものです・・・

では、発送を変えて
海外では入手できないかな?

BINGO!
やはり世界は広い
普通に売られているではありませんか!

ポチリとオーダーして待つこと10日間。。。

 

 

 

 

 

 

来ました!アルミ用ハンダ
Made in USA だそうです。

 

USAらしい、大げさなデザインだ!
ギラギラ光っているぞ!

 

主には、リチウムバッテリーのタプと銅線を
ハンダ付けする際に使われるそうです。
 

 

アルミキャスト部品の補修もできそう・・・
 


では実験開始

 

注射器タイプのケースに
ペースト状になって入っている「アルミハンダ」
キャップを取り外した瞬間・・・
「ブジュ~」と出てきてしまいました・・勿体無い!

 

 

アルミテープの切れ端で
ハンダ付けが可能なのかを試してみます。

 

 

軽くサンドペーパーをかけて
表面を一皮むいておきましょう。

 

ハンダゴテは、熱量の多いタイプで
コテ先も太めのものを選択します。


作業は通常のハンダ付けと同様に行いました。

 

 

アルミテープ + リード線
おお!見事に成功

通常のハンダ付けと同じ感じで
何事もないように留まっています。
強度もそこそこ有りそうだ。


これ、何気にスゴイ事じゃない?


今まで「あ、アルミ?無理無理」と思っていたのですが
特別な設備なしで接合できるのですから
色々と応用できそうです。


またひとつ、秘策として
マイノートに書きくわえる事ができそうです。


あ、ブログで発表してたら「秘策」ではないですね(笑)


アルミにはんだ付けしてみたい PART2 更新しました!

https://ameblo.jp/naosouya/entry-12431979766.html