$MacBook ProとMacBook 13インチのやつ超久しぶりの更新です。

私の友人、知人は、もちろん私がこの手のガジェットが大好きということを知ってますので、よく「iPadってどうなの?」なんて聞いてくれます。ただし、iPadに関しては、これまでそういうものにほとんど関心がなかった方たちとの話題にも上ります。iPadがこれだけ世の中で話題になっているので気にはなっているけど、いまいち掴み所がない存在だからでしょう。

それもそのはず、iPadはかなり変幻自在なガジェットです。巷間言われているように、電子書籍端末、薄っぺらいモバイルPC、ゲーム機などなど。これら全てが当てはまりますし、全て当てはまらないとも言えます。なんだか禅問答のようですが、新しいものとはだいたいそんなもんです。今までの定義が当てはまらないからこそ、“新しい”のです。

とは言っても、今までのガジェットと何が違うのかは、言うことができますし、それをもってして、「iPadとは何か」を言うこともできるでしょう。で、私なりの見解としては…、

iPadとはこれまでにない、まったく新しいコミュニケーションツールである

ということです。
「iPadってiPhone(または、iPod Touch)が大きくなっただけでしょ」なんて良く聞きます。同時に、実際触ったことのある方の感想は、「画面が大きくなっただけでこんなに違うのか」という声も良く聞きます。これは実に本質を突いた意見だと思います。

iPadの画面は、これ以上大きくなったら持ち運びに不便、これ以上小さくなったら見にくい、というちょうど良い大きさになっています。さらに、視野角(画面を見る角度)が広く、多少斜めから見てもきちんと見ることができます。
そして、マルチタッチ。同時に10カ所のタッチを認識します。両手の指でタッチすれば全ての指のタッチを認識するということです。

これらが何を意味しているかというと、隣り合った席や、小さなテーブルを挟んだ複数の人とひとつの画面を見、画面にタッチして操作ができるということなんです。つまり、すぐ側にいる人と、コンピューティングの体験を共有できるってことなんです。リビングで家族と「この動画見て!面白いよ!」とか、カフェで仕事の相手と「この資料のこの部分なんですけど…」なんてやりとりが実に自然に行えるのです。しかも、話題になっている簡単な操作性で、初めて使う人や子どもでも「どれどれ…」なんて画面のなかを操作できてしまうのです。さらに、地球の裏側にいる別の“すぐ側の関係性”とネット経由で繋がることも可能です。

こんなデバイス、これまでありませんでした。
ネットとPCでコミュニケーションは進化しました。しかし、欠落している部分もありました。iPadは、その欠落している部分、まさに、灯台もと暗しであった、“すぐ側にいる関係性”に効くコミュニケーション・ツールなのです。
大きな画面もマルチタッチも、そのためのスペックであると言って過言ではないでしょう。

iPadでまたコミュニケーションが進化します

かつて、ネットとPCがコミュニケーションを進化させ、いろいろなものが変化したように、iPadをはじめとしたタブレットPCで、またいろいろなものが変化すると思います。これは単なるデバイスやソフトウェア技術の変化なのではなく、コミュニケーションの変化の胎動なのです。巷間言われているように、新聞、雑誌、書籍はもちろん、音楽も変わるでしょうし、日常的なビジネスシーンにもインパクトを与えると思います。ほんとうに、いろいろな可能性があると思います。それを考えると、毎日ワクワクしてきますね。
みなさま、お待たせしました!(誰が?(笑))
今回から数回に分けて、メモリとハードディスクの交換についてお話ししたいと思います。
以前の書き込みで、メモリとハードディスクの交換はとっても簡単ということを書きました。
しかし、やはりパソコン初心者の方にはちょっと敷居が高いイメージがあると思います。
ですので、このブログでは、写真をまじえて初心者の方にもできるだけわかりやすく書きたいと思います。

まずここでお約束の注意事項を
・この記事は、私の作業手順を記したものであり、この記事での作業手順を推奨や動作に関する保証をするものではありません。メモリやハードディスクの交換は自己責任で行ってください。
・なお、MacBook/MacBook Proの説明書にあるとおり、アップルはメモリやハードディスクの交換作業をアップル正規サービスプロバイダーに依頼することを推奨しています。個人で行った作業に起因する故障などの動作不良は、アップルの保証対象外になりますので、ご注意ください。

はい。では、はじまります。
まず、必要なものから。

MacBook ProとMacBook 13インチのやつ-ドライバー・精密ドライバー(プラス)
・トルクスドライバー(T6)(ハードディスクの交換に必要です。メモリ交換だけなら必要ありません)

精密ドライバーは、わかりやすいですね。普通のドライバーのちっさい判です。これは百均なんかで売っているやつで充分です。
トルクスはちょっとわかりにくいですね。パソコンなどの精密機器によく使われている特殊なネジです。普通のネジは“+”(プラス)か“ー”(マイナス)ですが、トルクスは“*”こんなカタチです。
大きめのホームセンターで手に入ります。あるいは、パソコンのパーツ屋さんで扱っていることもあるので、ハードディスクと一緒に購入しても良いでしょう。

で、肝心のメモリとハードディスク。

MacBook ProとMacBook 13インチのやつ-メモリ・メモリ DDR3 SO-DIMM 1066MHz 2GB(204pin) ×2個

上記の規格であれば、基本的にどこのメーカーでも問題ありません。PC3-8500というのも同等品です。リテール品(大手量販店などで売っているもの)だったら1個8000円~1万円2千円くらい、バルク品(パソコン専門店やパーツ屋さんで売っていることが多いです)だったら、1個4000円~4500円くらいです(09年7月25日現在)。同等のものでなんでこんなに価格が違うのかということは、ちょっと長くなるので省きますが、バルク品でも全く問題ないと思います。ちゃんとしたショップであれば保証もつきますし、メーカーによっては永久保証のものもあります。SAMSUNG、Transcend、Hynix、Swissbitなどのメーカーを選んでおけば安心でしょう。ちなみに私はいつもバルク品を利用しています)
あと、メモリは個体とパソコン本体との相性で問題が出ることがまれにあります。こういった場合に交換してくれる“相性保証”などのサービスを行っているショップもありますので、心配であれば利用するのも良いでしょう。
※写真は1GBモジュール。

はい、本日はここまで。次はハードディスクの選び方です。
今日、新宿に用事があったので立ち寄ったら、沖縄フェアをやっていました。
アルタ前の通りの歩行者天国で、エイサー(沖縄の伝統に根ざした地域芸能)を観てきたのですが、とても感激しました。
勇壮な太鼓と演舞、かけ声、口笛、特徴的な沖縄スケールのメロディ。ここ数日ぐずついた天気でしたが、奇しくも晴れわたった酷暑に沖縄感を満喫しました。
私、東京出身ですが、江戸っ子というわけではなく、ベッドタウン育ちなので、厳密に自分のルーツはどこかと聞かれると、とくにそういうものはないといわざるを得ません。
エイサーやカチャーシーを観ると、本当に老いも若きも歓喜に満ちて踊り歌っています。私はこんな素敵なルーツを持っている人々を尊敬します。沖縄の歴史を知ればなおさらです。

閑話休題。

昨日はキーボードの話をしましたが、本日は外付けディスプレイのお話。
我らが13インチのディスプレイ(笑)は、コンパクトで持ち運びにはとても便利ですが、グラフィック系の作業をしたり、エクセルで大きなスプレッドシートを開くと、ちょっと手狭ですよね。
そんなときに活躍するのが標準装備されているMini DisplayPortです。

ここに別売りのMini DisplayPort - DVIアダプタを差して外部ディスプレイに接続すると、大きな画面を使うことが可能です。
大きな画面には2種類あります。

MacBook ProとMacBook 13インチのやつ-ミラーリング
ビデオミラーリング モード
本体ディスプレイに表示されているのと全く同じものが、外部ディスプレイにも表示されます。
プロジェクターなどでプレゼンテーションをする時に便利です。
あと、外付けキーボードとマウスがあれば、本体を閉じて外部ディスプレイのみを使用することもできます。あたかもデスクトップ機のようにMacBookを使えますよ。(これをリッドクローズドモードといいます。)

MacBook ProとMacBook 13インチのやつ-デュアル
デュアルディスプレイ モード
こちらはちょっとわかりづらいかもしれませんが、とっても便利な機能です。
本体のディスプレイの表示領域に外付けディスプレイの表示領域が追加されます。文字で書くとわかりづらいですね。画像をご覧ください。画面を越えてブラウザが半分ずつ映っているのがわかりますでしょうか?

つまり、本体のディスプレイの端から、マウスポインタをずーっと移動すると、外部ディスプレイの端に移動できるのでーす!

これ、職場でやっていると、Windowsしか知らない方は目を丸くします。(Windowsでも装備しているビデオカードによっては普通にできるんですけどね。)
あと、VMWare FusionやPallarels Desktopなどを使用してWindowsを同時に立ち上げる時に、本体のディスプレイではMac OSを、外部ディスプレイではWindowsを表示(またはその逆)すると、とても便利です。

お試しあれ!


 iTunes Store(Japan)
MacBook、MacBook Proでは購入時にキーボードの種類が選べます。JIS配列とUS配列(その昔はASCII配列なんて呼ばれてました)です。
読んで字の如く、キーの配列が違います。アルファベットや数字の配列は全く同じですが、記号や装飾キー(コマンドとかオプションとか)の配列が違います。

あと、USキーにはひらがながプリントされていないので、見た目がスッキリしていますね。ローマ字入力であれば、ひらがながプリントされていなくても困りませんし。まあ、いずれにせよ、見た目がスッキリしているかしていないかは、好みの問題でしょう。

配列の問題はキーボードという装置の根幹に関わる問題なので、大きな問題かもしれませんが、これもどっちが良いということはなく、慣れの問題でしょう。

そういうことで、一番大きな違いは、入力モードの切り替え方だと思います。

MacBook ProとMacBook 13インチのやつ-JIS配列

JIS配列
カナキー、英数キーで入力モードを変更できる。
いずれのモードでタイプしていたとしても、カナキーを押せば日本語に、英数キーを押せば、半角英数モードに切り替わります。つまり、画面右上の入力モードをいち位置確認しなくても良いわけです。

MacBook ProとMacBook 13インチのやつ-US配列

US配列
コマンドキー+スペースで切り替わります。日本語モードの時にコマンドキー+スペースを押すと、半角整数モードに。半角整数モードのときにコマンドキー+スペースを押すと日本語モードに切り替わります。
一見なんの問題もないようですが、切り替える時は現在どのモードに入っているかを把握している必要があります。タイプし続けている時に切り替えるのは問題ありませんが、ちょっとタイプを休んだ後に入力する時は、画面右上の入力モードを確認する必要があります。

これ、ちょっと不便です。

ちなみに私はずーーっとUS配列派です。なんでかというと、別に格好つけているわけではなく、初期のMacに標準添付されていたキーボードはASCII配列だったからです。なので、それ以来ASCII配列です。もう、骨の髄までしみこんでますので(笑)、こんな不便な点があっても乗り換えられないのです…。

しかも、近年はもっと大きな問題が…。US配列のノートブックはアップルストアでないと購入できないのです。これがなにを意味するかというと、電気量販店での値引きやポイントを利用することが出来ず、ほとんどの場合定価購入しなければならないということです。これは痛い。
私の知る限り、iBook以前は、アップルからキーボードのパーツだけを購入して自分で載せ替えることができました。しかし、iBook以降はそのようなサービスも中止してしまい、現在はキーボート部と本体が一体なので構造上でもそのようなことは不可能です。つまり、購入時に選択するしかないのです。

つい最近、ソフマップやヨドバシカメラなど、一部の量販店でもUS配列を取り扱うようになりましたが、ほとんどの場合取り寄せで最低でも5日ほどかかるようです。
まあ、そのくらい待てば良いのですが、私の場合、マシンを買い換えるのって「急に壊れたから今すぐ必要!」ということが往々にしてあるので、すぐに手に入らないと困るのです。
なので、最近は渋谷か銀座のアップルストアで購入するパターンが多いです。
ま、仕方ないですね。そもそもマイノリティのMacユーザーのなかでも、さらにマイノリティなんですから(泣)。
(そのうち米国から直接購入しなければならなくなりそうで戦々恐々です…。)

 iTunes Store(Japan)

昨日、ちあきんぐ★さんから「なぜノートにこだわるかと言うと、わからないことを友達に教えてもらったりする時などに運びやすいからです」とのコメントをいただきました(ありがとうごさいます!)。

それで思ったんですけど、私のように、外出先で使用することが多いから、という理由ではなく、自宅で使用するのがメインだけど、使い方を知人に教えてもらいに行ったり、修理に出す時に便利だから、という理由でノートパソコンを利用しているという方も多いようですね。
それから、いつも部屋で使っているけど使わない時は片付けておきたい、という方も多いようです。
これらの理由でノートパソコンを使用している方は、私の周りにもけっこういます。
これ、かなり理に適った選択だと思います。

以前のノートパソコンは、可搬性を優先するために、どうしてもデスクトップ型よりも性能面や拡張性が低くなることがあったのですが、最近は余程重い処理をしない限り、処理速度の面ではノートパソコンの性能でもなんら困ることはありません。必要であれば、外付けディスプレイやUSB機器を使用することも可能ですし、内蔵ハードディスクの載せ替えなども、以前に比べればずいぶん簡単になりました。

実は私も以前はデスクトップ派でした。ノートパソコンはあくまでもサブ扱い。グラフィック系の作業をする時は、やはり処理速度の面で不満があったからです。
しかし、最近は先ほど述べたとおり、ノートパソコンでも何ら不満がありませんし、冒頭に述べたような便利さがあるので、ノートパソコンがメインです。PowerBook G4あたりからですかね。

それに、持ち歩くことが多い私としては、ノートパソコンとメインのデスクトップにあるデータが違うというのも問題でした。つまり、データの同期をとる必要があるってことです。もちろん、この問題もノートパソコンをメインにすることで解決です。

そんなわけで、同等の性能のデスクトップ機と比べると、価格の面ではノート機のほうが割高なんですが、それを差し引いてもノートパソコンをメインにするメリットのほうが大きいように感じます。

動画をバリバリ編集するとか、3Dのレンダリングをメインに行うといった用途でない限り、これからもノート型の需要は高くなっていくでしょうねぇ。

 iTunes Store(Japan)
さて、昨日までの『MacBook、どれにするか』は一段落しましたので、今日は別の話題にいってみたいと思います。
ノートパソコンユーザーが、新しいパソコンを購入するにあたって気にする点のひとつとして、“バッテリーの持続時間”がありますよね。頻繁に外出先で使用する方にとっては、とても重要なポイントだと思います。
私も打ち合わせ時にはMacでメモをとりますし、客先でデモやプレゼンテーションをすることもよくあります。

昨日までの『MacBook、どれにするか』の話題ではあえてアッサリ述べるにとどめましたが(ブログはネタの温存も大事です(汗))、新しいMacBook Proはかなり優れたバッテリーを搭載しています。
アップルのサイトでご覧になるとよくわかるのですが、新しいProシリーズは、バッテリーが固定式になりました。
なんでかというと、固定式にすることで、着脱に必要だった部品のスペースをバッテリに使用することが可能になり、結果的にバッテリの容積を増やすことを狙ったものだそうです。

しかも、バッテリー自体や、マネジメント方法を改良することで、バッテリーの寿命が大幅に延びているのだそうです。わかりやすく言いますと、バッテリーは充電と放電を繰り返すうちに、充電できる容量が減っていきます。そうすると、新品時に2時間くらいは使用できたものが、2年くらい使用すると30分も持たなくなってしまうんです。(これは私が使用してきたノート型パソコンでのだいたいの経験則です。使い方によって異なってきます。私の場合、外で使用することが多いので、かなりハードなほうだと思います。)
しかし、新しいバッテリーはこれまでのノートパソコンより3倍も寿命が延びているんだそうです。まあ、3倍と言わずとも、2倍、つまり、4年ももてば充分でしょう。私の場合、だいたい3年で本体を買い換えてますので。

で、冒頭にも述べたとおり、実際に使用するにあたって気になるのは、バッテリーの持ち時間ですよね。
前に使っていた機種、MacBook Pro 15インチ(Late 2008)は、無線LANでウェブを見ながらパワポで作業、なんて使い方で、2時間ちょっと使用できました。新しいMacBook Pro13インチは、同じような使い方で、なんと4時間くらいは使えます。機種自体が全く違うものなので、フェアな比較とは言えませんが、無線LANを使用しながらこの持続時間はかなり優秀だと思います。2時間続く会議はありますが、4時間もぶっ続けの会議なんて滅多にありませんから、私にとっては充分です。

考えてみると、なんで今まで、あるいは他のメーカーも着脱式のバッテリにこだわってきたのでしょう?
実際、これまでのノートパソコンでバッテリを外したことなんて、完全にハードウェアをリセットしたい時か、バッテリーを買い換えた時くらい。頻度で言うと年に数回です。
旅先などに予備のバッテリーを持って行くなんて使い方も考えられますが、私の場合、訪問先や宿で充電させてもらってます。ほんとに、今考えてみるとバッテリーを外したことってあんまりなかったです。
なくなってみて困るものも世の中にはたくさんありますが、なくなっても全く困らないものも、どうやらあるみたいです。(笑)
そういえば、初代iMacのときに、“レガシーメディア”なんて言ってフロッピーディスクの装備を廃止した時も、実はそんなに困らなかったなぁ。会社ではフォントのインストールとか、某DTPソフトのインストールに困ってたみたいですが、それもすぐに解消されたし。

ああ、そうか、アップルにとっては着脱式のバッテリーも“レガシー”なんですね。フロッピーディスク然り、Classic環境然り、アップルは古い規格をバッサリ切り捨てる(一部のユーザーや開発者にとってとっても困るんです)ことでも有名ですが、今回のバッテリーの件もそう考えると妙に納得です。
私にとって、今回のバッサリは、メリットのほうが大きかったようです。むしろ、目から鱗。

では、今日はこのへんで。

 iTunes Store(Japan)
MacBook ProとMacBook 13インチのやつ-MacBook Pro 13''一昨日、昨日に引き続き、どのMacBookを選ぶかってお話しです。
昨日は白いMacBookのお話しでした。今日はアルミユニボディのMacBook Proです。
昨日もちょっと触れましたが、MacBook Proには価格の違う2つのモデルがあります。
で、高い方と安いほうどっちにするか?
これ、結構悩ましいですよね。この2つの機種、違いはCPUのクロック周波数と、メモリとHDDの容量だけですから。
まず、CPU。ちょっとでも速いに越したことはないのですが、2.25GHzと2.53GHzでは、もうほとんど体感スピードの差はないといっても良いでしょう。なので、この差は無視しちゃって良いと思います(我ながらホントにザックリですね(汗))。

で、メモリとHDDですが、これらは後から自分で交換できます。
かく言う私は、2.26GHzを購入して、あとからメモリを4GBに、HDDを320GBに増設しました。ちょっと前までは、ノートパソコンのメモリやHDDの増設はとても面倒で難しかったのですが、最近のモデルはとっても簡単です(これに関しては後日詳細に説明します)。

では、メモリとかHDDってどうやって選べばいいのでしょうか。
基本的に、規格さえ合っていればどこのメーカーのものでも使用できます。Mac用もWindows用もありません。
ただし、世に出ているMac用と謳っているものは、メーカーやショップがMacできちんと動作チェックして販売しているものですので、安心して使用できるといって良いでしょう。サポートもちゃんと受けられるものがほとんどです。
Mac用のものは多少割高感がありますが、まあ、安心料と思えばそれほど高くはないと思います。

それはさておき、メモリやHDDを後から増設するにはどのくらい費用がかかるのでしょうか。

・2GBメモリ 4,500円くらい×2
・320GB HDD (7,200回転) 9,000円くらい
合計 18,000円
で、本体価格134,800円 + 18,000円 = 152,800円也

なんと!MacBook Pro 2.53GHz(168,800円)よりもハイスペックかつ若干大容量のハードディスクを搭載しているにもかかわらず、16,000円も安いのです!これぞDIYマジック!!
ちゃんと探せばもっと安いメモリもHDDもありますよ。しかも、普通これらの価格は徐々に値下がりしていきます。

ということで、私の場合は2.26GHzを購入し、あとからメモリとハードディスクを増設したのでした。
かなり重い作業をしても、快適に動作します。増設作業自体もいたって簡単ですので、お勧めです。
(もちろん、白いMacBookも同様にメモリやHDDを後から増やすことが出来ますよ)

そうは言っても「そういうの、面倒くさいなー」という方や、前述のとおり、「ちょっとでも速いCPUが良い」という方には2.53GHzの方がお勧めです。

では、今日はこのへんで。


 iTunes Store(Japan)
昨日の続きで、どのMacBookを選ぶかってお話しです。つまり、白いやつか、はたまたアルミユニボディの高いやつか安いやつか。
昨日は実際のスペックで比較しましたが、今日は使用感をまじえて出来るだけわかりやすく比較してみようと思います。

MacBook ProとMacBook 13インチのやつまず、「白いやつがカワイイから好き!」という方。迷わずMacBookが良いでしょう。それから、「安さが一番大事!」という方も。
というのは、やっぱり見た目の好みって大事だと思うのです。毎日使うならなおさらです。ポリカーボネートのボディはまだまだイケてますよ。白いiBook G3(通称はんぺん)を使ってましたが、良いマシンでした。やっぱりカワイイし。もう使ってないですけど、まだ持ってます。
あと価格も大事な要素ですね。このスペックのMacが10万円ちょっとで手に入るなんて、良い世の中になったものです。

それはそれとして、実際の使用感はどうなんでしょうか。
心配しなくても大丈夫です。
普通にウェブサイトを閲覧したり、動画を見たり、メールを書いたりが快適にできるのはもちろん、ワードやパワポ、エクセルなどで仕事をするぶんにもほとんどストレスはないでしょう。かなりサクサク動きます。
ただし、大きなファイルを開いたり、上記のOffice系ソフトを同時に3つ立ち上げて、さらにSafariなんかも同時に起動すると、ちょっと引っかかりがあるというか、アプリケーションを切り替える時にタイムラグを感じるかもしれません。
そんな作業を頻繁にする方は、購入時にメモリを4GBにしておいた方が良いでしょう。Adobe PhotoshopやIllustratorなどを使う方も同様ですね。

あ、でもディスプレイはMacBookよりも、MacBook Proのほうが綺麗ですよ。グラフィック系のソフトを頻繁に使うのであれば、MacBook Proをおすすめします。でも、「グラフィック系のことをする時は、外部ディスプレイを使うよ」という方はどちらでもOKですね。

あと、動画の編集やDTM(パソコンで作曲やレコーディングをすることです)をやってみたい!という方は、MacBook Proをお勧めします。高速なFW800は、何かと便利です。

さて、「おー、ユニボディ超格好いい!」という方や、「3万円くらいの差だったらアルミが良いかな」という方は、MacBook Proになるわけですが、「じゃあ、 高い方と安い方どっちが良いのよ」ということになると思います。

この悩ましい問題に関しては、また明日。

さて、これから13インチのMacBookを買おうとしている方は、現在販売されている下記の3種類

・MacBook(白いやつ) 2.13GHz (メモリ2GB/HDD160GB/FW400/USB×2 108,800円)
・MacBook Pro 2.26GHz (メモリ2GB/HDD160GB/FW800/USB×2/SD 134,800円)
・MacBook Pro 2.53GHz (メモリ4GB/HDD250GB/FW800/USB×2/SD 168,800円)

これらのなかから、どれを選ぶべきかってことで悩んでおられるかもしれません。

わかりやすくするために、超ザックリ言いますと、上記の3つのMacBook、ほとんど中身は一緒なんです。
ちがうのは、

・ボディの材質とカタチ
 これは言うまでもないでしょう。
・CPUのクロック周波数
 価格が高くなるにつれてちょっとずつ速くなっていきますが、この程度の差であれば体感でそんなに違いがあるものではないと思います。
・メモリの搭載量(最大メモリ搭載量はMacBookは4GB。Proは8GB。いずれも後から増設可能)
 はじめから4GB積んであるか、2GBかの違いです。足りなければ後から増やせます。
・HDDの容量(後から増設可能)
 これも後からより大容量のHDDに載せ替え可能です。まあ、普通の使い方であれば、160GBで充分だと思います。
・USBやFWのスロット
 MacBook Proには、より高速なFW(ファイヤワイヤのこと。WindowsではIEEE1394なんて言います。ビデオの取り込みなんかでよく使います。)やSDカードスロットがついてます。
・ディスプレイの画質
 MacBook Proのほうが綺麗です。難しく言うと、色域が広い。表示できる色の幅が広いということです。
・バッテリー
 MacBookはバッテリー交換式。Proはバッテリー固定式。で、Proのほうが圧倒的にバッテリーの持ちは良いです。

で、実際使ってみたらどうなのよ、ってことですが、それはまた明日。
MacBook ProとMacBook 13インチのやつ-買いました。MacBook Pro 13インチ。買ったです。MacBook Pro 13インチ。2.26GHzの安い方 (MB990JA/A) です。
これの前は会社から支給されたMacBook Pro 15インチ (Late 2008) を使ってました。
故あってそれを使用できなくなったので、自腹で購入した次第です。

良いっすね、このマシン。私、Macは古く、IIciから使ってまして、ノートを自分で購入するのはPowerBook G4 12インチ以来なのですが、個人的には歴代のMacでも最高峰の完成度の高さだと思います。
MacBook Proの15インチを半年ほど使用していたので、ユニボディの良さはわかっていたのですが、13インチを手にして改めて素晴らしいと思いました。

このユニボディ、発表以来各方面で画期的と言われていますが、本当に画期的なんですね。
仕事で工業系の企業の社長さんなんかにお会いしますが、訪問時に使っていると「ちょっと見せてくれ」と手にとってじっくり見られることもしばしば。

毎日道具として使ってみると、カチッとした剛性感がとても気持ち良いです。
無粋なダクト類の開口部も全くなく、本当に良くまとまったデザインだと思います。
あと、これは好みの問題だと思いますが、15インチや17インチにあるキーボード脇のスピーカー部が、13インチにはバッサリとないので、見た目上のバランスは13インチが一番良いかなと思ってます。

さて、なぜ15インチから13インチに乗り換えたかというと、やっぱり15インチは、毎日持ち歩くことを考えると重かったです。まあ、我慢して背負って毎日持ち歩いてましたけど…。
自宅や職場で重めの作業をする時は、外付けのディスプレイを使用しますので、持ち歩く時は13インチで充分です。“持ち歩く”+“メインマシン”ということでは、ポート類の充実している13インチが一番良いと考えました。MacBook Airはあくまでもサブという位置付けですもんね(AirはUSBしかついてない)。

ということで、購入に至ったのですが、実は今年の初め、カミサンがカタチは全く同じMacbookを購入しています。で、そのちょっと前に職場の部下も同じモノを購入しています。(どちらも私が薦めたんですけど(^^ゞ))
カミサンは、Mac歴はそれなりに長いのですが、とくに仕事で使っているわけではないので、まったくのワカランチン。職場の部下(Aさんとしておきます)は、もともとWindowsユーザーのスイッチ組。
そんな二人に勧めたのも、この13インチ、やはりMac初心者やあんまりパソコンに詳しくない人にぴったりだと思ったからです(それでいて、仕事でガッチリ使う用途にも充分応えてくれますよ!)。
たぶん、購入者の割合も初心者やスイッチユーザーが多いんじゃないかな。

そんなわけでこのブログは、私のMacBook Proに関する覚え書きなんですけど、Mac初心者の方や、Windowsからのスイッチユーザーのお役に立つようなブログになればなぁ。なんて思ってます。