こんにちは!
大阪の肥後橋にある加圧・ピラティススタジオB&Bの中芝です
本日は伸張反射とプライオメトリックトレーニング
についてお話しをさせて頂きます
プライオメトリックとはギリシャ語で長さが伸びる事を意味します。
筋肉の伸張反射を利用して、爆発的的なパワーを引き出すトレーニング法で、これにより瞬発力を高めることが出来ます!!
走る、飛ぶ、投げるなどの動作の改善にも効果的でアスリートなどの競技選手にもよく用いられるトレーニングです。
伸張反射とは?
専門書では筋を伸張させる外的刺激に対する身体の不随意的反応であると書かれています。
(NSCA決定版 ストレングストレーニング&コンディショニング第3版参照)
筋肉は勢いよく伸ばされた時に、自動的に筋肉を縮こませようとする働きがあります。
筋肉には筋紡錘といわれる動きを感知するセンサーが付いています。
筋が勢いよく引き伸ばされる時に、この筋紡錘がカラダの伸張を感知し、その刺激が脊髄に到達後、自動的に筋の短縮が起こります
普段ヒトが何気なく行っている動作では、脳がどのように動くかを指令をだし、神経から脊髄を介して動作が完了し、それがまた脳に伝わるというサイクルがありますが、伸張反射は脳に刺激が伝わることなく、非常に速い速度で筋肉の短縮性活動が起こせます。
伸張反射の役割としては、筋肉の断裂を防ぐ事や、日常動作で行われる動作での姿勢の維持などが挙げられます。
例えば歩いている時に道につまずいた時、素早く体勢を立て直さないとそのまま転倒してしまう恐れがあります。そんな事態の時には、脳に信号を送ってから筋肉を動かしていては間に合わないため、カラダは伸張反射が使われていくことになります。
この伸張反射を利用したトレーニングがプライオメトリックトレーニングです
ジャンプ動作の連続もその1つです。
ジャンプをより高く飛ぼうとした時、予備動作として膝を曲げて反動をつけます。
膝を曲げることで、ジャンプに必要な筋肉である大腿四頭筋(脚の前の筋肉です。)が引き伸ばされます。
大腿四頭筋が引き伸ばされたことを筋紡錘が感知。
その情報がIa神経線維を介して脊髄に信号がおくられます。
その後、大腿四頭筋が収縮し、ジャンプのような大きな力が生れます。
この状態を素早く繰り返し行うことで、より大きな反動動作が起き、さらに大きなパワーが生れます
※素早く動作を繰り返す事は、ゴルジ腱器官の反射を抑制するためもあります。
このプライオメトリックトレーニングを行うことで、神経系と筋肉の連帯を強化でき、効率よく筋の瞬発力を高めることが出来ます。
パフォーマンスを上げるためのトレーニングとしては絶大な効果を発揮してくれるプライオメトリックトレーニングですが・・・
ピラティスでもプライオメトリックトレーニングは可能です
長くなってきましたので続きは次回にお話しさせて頂きますね。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
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