こんにちは!
大阪の西区の肥後橋にある加圧・ピラティススタジオB&Bの石堂です。
さて、先日当ブログにおきまして、呼吸環境がランニング時の腕振りに与える影響について書いていきました。
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腕の振りをスムーズにするためには、肩の構造だけに焦点を当てるのではなく、背骨や肋骨の柔軟性、肩がすくまないように肩甲骨の安定した位置の獲得など、関連するそれぞれの部位が、連動した腕の振りを実現するためのアプローチが大切です。
その一つの要素として、『呼吸環境』を整えるというアプローチに着目していきます。
ランニングは競技そのものが心肺機能を酷使するため、常に呼吸環境が乱れやすい状態にさらされています。
もし、走る前から既に呼吸環境の乱れがある場合、腕の振りへの影響はもちろん、短い距離でも息切れの原因にもなってしまいますし、脚のスイングのパフォーマンスにも影響を及ぼします。
そして、呼吸環境が乱れてしまう原因は、私達現代人にとって案外日常生活の中に潜んでいるのです。
例えば長時間のデスクワークやタブレット端末の使用によって猫背姿勢になったり、日常的にヒールを履く習慣があり、重心が前のめりになってしまう姿勢的要素、仕事やプライベートなど、不安や多忙な日々に追われ気持ちに余裕がなくなってしまうメンタル的要素など、生活習慣の中には呼吸環境が乱れてしまう原因がたくさん溢れています。
その認識を持つことで、ランニング前にウォーミングアプとして呼吸のエクササイズを行うことは、自分が持っているパフォーマンスの発揮のためにひとつ大切な要素だと考えます。
そこで、本日はランニング前のウォーミングアップとして、実践しやすい呼吸エクササイズのご紹介です。
先ず、下記の写真の様に四つ這い姿勢からお尻を踵に向かって近づけます。おでこを床に着けて、腕も少し広げておきます。
※この時、肩や首に力みがない様に注意します。
上記姿勢をつくることが出来たら、お腹の横側(ウエスト部分)と後ろ側(腰部)が膨らむように意識をしながら鼻から息を吸います。
上手く膨らむと腰部周辺がストレッチされる感覚を得ることが出来ます。
膨らんだお腹の横側と後ろ側がしぼんでいくように意識しながら、口からゆっくりと吐いていきましょう。
勢いよく吐くのではなく、ストローの穴の中に空気を通すようなイメージで、細く長く吐いていきます。
この時、お腹の横側や下腹部に刺激が感じられるとオッケーです。
このように吸って吐くを繰り返すことで、吸った時はお腹の横側と後ろ側の膨らみ、しぼむことによってウエスト部分と下腹部に刺激が入ります。
【注意点】
呼吸を行っている時は、首や肩に力が入らないように注意しましょう。
日常生活において呼吸環境が乱れてしまうと、肩や首の筋肉は必要以上に緊張しやすく、本来の胸囲やお腹周りの拡張と収縮の動きが小さくなり、呼吸の浅さ、肩こり・腰痛、疲労感の蓄積など、様々な問題へと繋がっていきます。
そして、背骨や肋骨の柔軟性不足がランニング時における腕の振りにも影響を与えてしまいます。
呼吸を正すことが身体にとっても負担が少なく、効率的な動作へと繋がっていきます。
ランニングをされていない方も、是非こちらのエクササイズを実践してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
トレーナー石堂
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