ルーアンからパリ方面へバスで1時間ほど、
かわいらしい田舎町、ジヴェルニーヘ
秋の風景がよく似合う、とってものどかなこちらの
街は、クロード・モネが生涯の半分以上を過ごした
ところ
メインはモネのアトリエ見学
このお庭の先に見える二階建てのお家が、モネの
アトリエです
内部は残念ながら撮影不可でしたが、本当に
たくさんの浮世絵コレクションを見ることができ、
相当日本趣味に傾倒していたことがよくわかります
もちろん、ご本人の作品なども飾られていましたが、
それ以上に興味深かかったのが、8つくらいあるお部屋の
それぞれが素敵なセンスでまとめられていたこと
家具や調度品、壁の色にいたるまで、美しくコーディネイト
され、居心地のよい空間を生み出しています
特に柔らかなレモンイエローでまとめられたキッチンは
真似したいくらいのかわいらしさでした
アトリエまでの広大なお庭もとっても素敵
お庭を散策しつつ、モネはどのような思いで
ああいった絵を描いたのかしら、とか、こういう
お庭を造ったのかしら、などと思いを馳せるのも
幸せ
のんびりと、穏やかな時間が流れていきます
そして、地下道をくぐった先に、例の連作「睡蓮」を
描いたとされる池のあるお庭があります
中央奥に見えるのが、あの太鼓橋
春などのお花の時期もきっと素敵なのだろうなぁ
と思えるほど、たくさんの植物が配置されて
いました
私が訪れたのは10月末なので、ヒナギクやバラの
お花がちらほらと咲いていて、それも可憐でいい雰囲気
だったのですが、やっぱり、蓮の咲く時期に
来てみたいなぁ
そうそう、アトリエ横には売店もあり、かなりの数の
モネグッズが
いくつかのレプリカ作品を購入してしまいました
のんびりとした素敵な時間を味わった後は、遂に
最終宿泊地、パリへ1時間ほどかけて移動
実は今回のツアーでまともにパリに入るのは
これが初めて
環状線をぐるっと回って、エッフェル塔近くに差し掛かり、
みんながバスの窓に釘付けになっていた、その時、
添乗員さんが「今日はシャンパンライトアップやるかも~」
とのこと
バスの運転手さんが気を利かせて、エッフェル塔が
よく見えるシャイヨー宮に寄って行ってくれることに
ちょうどバスがついた頃、花火が上がり、BGMが
かかりだして、きらきらとしたシャンパンライト
アップが始まりました
これまた運転手さんの粋な計らいで、少しだけ
下車させてもらい、想像を大きく裏切る美しさに
しばしうっとりしてきました
添乗員さんやバスの運転手さんのご厚意に
感謝感謝
もう、みんな大興奮でバスに乗り込み、その熱も
冷めやらぬまま、ディナータイム
今まで入った中で一番都会的な感じのお店
前菜は数種類から選べたのですが、せっかくなので
エスカルゴに挑戦
写真左のエスカルゴ専用のカトラリーは、うまく
使いこなせず・・・
でもでも、白ワインとともにおいしくいただきました
思い返してみれば、日本ではほとんどお酒を
飲まないのに、フランスでは毎晩お酒を飲んで
いました
お水よりお安かったりするのと、濃い味のお料理が
多いので、ついつい
メインはお魚、デザートにはクラフティで
お腹いっぱい
宿泊地である、モンマルトルまでの道のりは、
バスの中ながらも夜のパリの街にわくわく
なんでもない街角なのに、どうしてこんなに
雰囲気があるのかしら
ホテル近くにはあの「ムーラン・ルージュ」
何だか、盛りだくさんな一日でした
明日はパリ市内観光ツアーです
旅程
初日:パリ着、観光無し(記事は主に機内の様子です★ )
3日目:モン・サン・ミッシェル(★ )
4日目:オンフルール(★ )ルーアン(★ )ジヴェルニー(★ )
5日目:ヴェルサイユ宮殿(★ )ルーヴル美術館(★ )セーヌ河クルーズ(★ )
7日目:パリ発、観光無し(記事は主に機内の様子です★ )