10月下旬、パリ近郊の日の出は8時半頃と、かなり
ゆっくり(ちなみに日暮れは19時頃でした)
そんな日の出とともに、トゥールの町を出発
トゥールの駅舎はとても趣があります
前は噴水広場になっています
モン・サン・ミッシェルのあるパリの西、ノルマンディー
地方までは4時間強の旅
バスでお昼寝したりしつつ過ごしていると、
少しずつ、ノルマンディー地方らしさが
このあたりは酪農が盛んなのだそうです
途中、ガソリン給油渋滞に巻き込まれてしまいましたが、
併設のコンビニは、現地のお菓子や雑誌など、もの
めずらしいものだらけで、あっという間
のどかな風景が続き、ようやく見えてきた、
海に浮かぶ例のお姿
もうテンションあがりっぱなしの中、この島の手前の
レストランで、モン・サン・ミッシェル名物特大
ふわふわオムレツをいただきます
塩・胡椒は使用しておらず、バターと卵の風味がよく
感じられる、素朴なお味でした
よく「味がしない」と不評を買うこともあるようなの
ですが、しっかりと泡立ててあってふわふわだし、
女性は結構好きな人が多いんじゃないかなと
いうようなお味です
ちなみにこれは前菜で、この後ミニキッシュやお肉、
アイスクリームが出てきました
そんな、腹ごしらえもばっちりしたところで、ついに
島へ上陸
上陸、といっても島までは道路で繋がっています
そして、ご存知の方も多いとは思いますが、こちらは
修道院として建てられたもの
708年、大天使ミカエルのお告げにより、司教オベールが
花崗岩の岩山に築き上げたものがベースとなり、
そこから徐々に増築されていって現在の姿になった
とのこと
中に入ると早速お土産やさんが所狭しと
名物オムレツの元祖、メール・プーラーのお店も
大繁盛の様子でした
こちらのお店は赤い箱のクッキーでも有名で、
成城石井なんかで見かけます
お料理上手と評判だった彼女の残した
レシピブックも売っていましたよ
そして、なんともキュートな看板
こちらの郵便局から郵便物を出すと、モン・サン・
ミッシェルの型のスタンプが押されるようです
そんな大通りを抜けて、ガーゴイル達に見下ろされつつ、
更に階段をてくてく上って内部を見学
列柱廊は、実際に歩くとその柱の影などの動きが
とても幻想的
祈りと瞑想の場にふさわしい美しさ
ここからちょっと中を見上げると・・・
大天使ミカエルの立つ尖塔が聳えています
こちらは、西のテラスからの眺め
空が広くて気持ちいい
内部も見所が多く、そのスケールの大きさと
仕事の細かさに、もうため息ばかり
心が洗われる気がします
ちなみに建物は、大きく2階に分かれていて、
内部見学後は自由散策となったので、帰りは
往路と異なる、城壁側から下ることに
往路の大通りと比べると、だいぶ落ち着いていて、
外の景色もよく見えます
上の写真に尖塔の影が写っているのが
カフェ、ホテルなど 、まるで一つの小さな観光町の
ようにいろいろな設備が充実していました
とってもかわいらしい空間
そんな感じで、内部散策を楽しんだ後は、対岸の
かわいらしく小ぎれいなホテルへ宿泊
ホテルにはスーパーも併設されていますが、
観光客向けのお店の為、物価はちょっと高めです
お夕飯はこの地方名物のリンゴのお酒、シードルを
頼んだら ・・・
なんと、カフェオレボウルになみなみと
アルコール度数が低いとはいえ、ちょっと衝撃
でも、すっきりしていて、なんというか甘さ控えめの
リンゴジュースのようでおいしかったです
ご飯は、テリーヌと白身魚のベシャメルソースがけ、
リンゴのケーキ
海の近くだからか、お魚が程よくしまっていて
おいしかったです
そして、お夕飯の後は夜景を見に、ホテルの外へ
歩道を歩かずに車にはねられてしまう事故もおきている
らしく、ホテルが蛍光ベストを貸し出してくれました
そして、見えてきたのが、こちら
写真だといまいちなのですが、ちょうどこの晩は
大潮だったので 、肉眼で見るその姿は思わず
ツアーでお夕飯の時間が決まっており、夕景を
見ることができなかったのが少し残念ですが、
旅程
初日:パリ着、観光無し(記事は主に機内の様子です★ )
3日目:モン・サン・ミッシェル(★ )
4日目:オンフルール(★ )ルーアン(★ )ジヴェルニー(★ )
5日目:ヴェルサイユ宮殿(★ )ルーヴル美術館(★ )セーヌ河クルーズ(★ )
7日目:パリ発、観光無し(記事は主に機内の様子です★ )