はじめに
*13w1d 出血、絨毛膜下血腫の診断
*18w2d 出血とともに羊水が減る
*18w4d 羊水が完全になくなる
後期流産の宣告を受ける
*20w1d 〜入院中 すがる思いで継続を選択
*22w3d NICUのある病院に転院
飲み薬はマグミットのみ。点滴など特別な処置もなし、ひたすら安静。
羊水は毎日出てた。
*29w2d 小さな男の子を出産♡
*生後3日 11月3日 永眠
頑張り屋さんの自慢の息子でした
そんな燿くんと、家族の記録です。
ぞろり家が燿くんと一緒にした事は
こちらです。
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こんばんは、ぞろりです。
すみません、愚痴です。
今日は、義母が泊まりに来ています。
倖くんを、うちの近くのホールである
劇団のイベントに連れて行きたかったようで
『チケット取ったから』
って言われてたけど
義母と倖くんのだけってのは
直前に知りました。
迎えに来てもらう時どうしたらいいか?
って言われて…
あ、ぞろりの席はないのね?
ってか
倖くん1人で劇団の公演観に連れてくって
絶対いい子してないと思うけど…
(一応3歳から入れるやつだけど)
と思ったら案の定
開始5秒で真っ暗闇でカミナリが鳴る
オープニングで
『嫌だ!出るのー!!』って泣かれて
ずっと外にいたから残念と言われました。
(外のモニターで観てたらしいけどね。)
いや、母ちゃんいても
多分そうやったと思うけどね…
ビビりやからなんとなく予想つきました。
てか普段の状態をあまり知らない孫をさ
よく自分1人で連れて行こうと思うよね
前の新幹線事件もそうだったけどさ。
まぁ今回はそこは別にいいんです。
晩御飯の準備平和にできたし
なんならコーヒータイムもできましたし?
ずっと会場にいるから
迷子とかなっても多少大丈夫だし
危ないことないし。
面倒見てくださってありがとう
と思うことにしました。
が、事件勃発。
晩御飯、今日は義母の提案で
とうもろこしご飯と
お取り寄せした唐揚げと
直売所で買った茄子とオクラと舞茸の
素揚げでした。
帰って来てから
一緒に調理してました。
我が家では、家で食べるときは
毎日、毎食、
自分たちが食べるのと同じものを
燿くんのところにお供えして
夜は御線香上げてから食べます。
そして最後にぞろりが下げて食べます。
だから今日も
ご飯をよそってーと頼まれた主人は
いつもどおり燿くんのご飯茶碗に
ご飯をよそいました。
そしたら。
『燿くんのところにあげるの!?』
『ダメよ!!』
って。
怒られました。
『とうもろこしご飯はバター入ってるから』
『油物は、肉でもなんでも供えたらダメ』
『ご飯はあげていいの白いご飯だけよ』
って。
…私、神様に
ご飯お供えしてるわけじゃない。
燿くんにあげてるんだもん。
息子にご飯よそってあげるのが
なんでダメなん?
家族で同じ食卓を囲んで
団欒してるつもりでした。
もちろんしきたりや宗教的には
おかしいのかもしれないけど
私たちは私達なりの供養の仕方があって
自分たちがよければそれでいいじゃん
って思ってたから…。
それに義母も2人目の女のコを
臨月で亡くしてるから
そーいう風にしてあげたい気持ち
わかってもらえるかなって思ってました。
なのにそんな
ダメ!!って言われると思わなくて
悲しくてもう何も言えませんでした。
今日のメニューには全部油が入ってるから
燿くんに何一つ
供えてあげることができませんでした。
ご飯は美味しかったけど
なんか全然味気なかったです。
悲しかった。
燿くんごめん。
今日なんも晩御飯あげなくてごめん。
御線香もあげてないわ。
ごめん。
今倖くんを寝かしつけるのに
一緒に寝室に上がって
ベッドでブログ書いてますが
倖くん寝たけど
もう今下に降りたくないです。
このまま寝ちゃおっかなぁ…
最近は実母も家に来ることがありますが
最初は『この人とは価値観違うな』と思って
なかなか母に燿くんの事話せませんでした。
でもその母ですら
来た時にはおりんを鳴らして
手を合わせてくれます。
義母は燿くんスペースには
近づかないし
ご飯も供えたらダメって
いやもう
また最近苦手意識しかないです…
本当に良くしてもらってるとは思うし
主人いなくても全然お茶したり
ランチしたりもできるけど
家にはもう泊まりに来ないでほしい…
燿くんにご飯あげれないなんて
かわいそうすぎると思ってしまいます。
はたから見れば、
いつまでも亡くなった息子に執着して
ご飯なんて食べるわけでもないのに
別にいいやん意味ないんやしって
思われるのかもしれません。
一般的におかしいのは
ぞろりの方なのかもしれません。
でも、ぞろりにとっては
燿くんの為というわけではなく
燿くんのために何かをしてあげたいという
もう永遠に叶うはずのない願いを
願ったところで叶わない寂しさを
どうにかして埋めたいと
苦しんでいる結果生み出した
代替え案の一つに過ぎないんですが…。
それでも、こうする事で
自分の中でなんとか折り合いをつけて
なんとか日々生活しているんです。
それを直接否定されると
悲しくなります。
『だからもうやめなさい』とまでは
言われませんでしたが
悲しい気持ちになるから
今後義母が泊まりに来た時には
もう燿くんスペースはカーテンで
隠しとこうかなぁ…。
きっとちゃんとした仏具とかも置いてないし
勝手に分骨してたり
写真みんなの飾ってたりもするから
それも良く思ってないだろうし。
初めて、家族LINEで実母、妹達に愚痴ったら
みんな、ぞろりの気持ちが大事なんやけ
なんでも供えたらいいと思うけどなー
って
お義母さん来た時だけ
ちょっと気をつけて
ハイハイって流しとけばいいよ
って言ってくれたから
なんとなく気は楽になりました( ´_ゝ`)
もうそれで行こっと( ´_ゝ`)
母ちゃんがごめんごめんて思う方が
きっと燿くんが気にするもんね。
その代わり明日、
いつもよりちょっとだけ豪勢に
してあげようかな
勝手に愚痴って
勝手に収束しちゃいましたが
今はもうここにいない息子に、娘に
何をしてあげたいかは
ご両親が良かれと思うことは
なんでもしてあげたらいいと思うのです。
そうやって心を保っている今だからこそ
それができなかった時には
『ごめんね』って思ってしまう事も
ありますよね。
人から何か言われて
傷つくこともありますよね。
でもそうじゃないんですよね。
ご飯お供えしなから
御線香上げないから
ウェイトドールは連れ歩かないから
前はして上げてたことやらなくなったから
涙が出なくなったから
思い出すことが少なくなったから
だからってひどい母親だとか
想いが足りないとか
そんなことは絶対ないと思うんです。
みんな、自分なりに我が子を想っている。
宗教的に間違ってようが
はたから見ておかしかろうが
自分達の心が落ち着けば
それでいいんです。
それがどんな方法だったとしても
きっと我が子にとっては
お母さん達が
自分のためにしてくれることなら
なんだって嬉しいと思うから。
今日はしてくれなかったからなんでとか
恨んだりする事だって絶対ない
と思います。
ぞろりはそう思うことにします。
ということで
今日はこのまま下に降りずに寝ます
おやすみなさーい