おかかの『日本一出来損ないのおっぱい』 -3ページ目

26Jan
- ●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.15-2 　決別
  このお話は、2014年、おかか28歳長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です★----------------------------------------2014年7月17日サクちゃん生後15日目朝の授乳の時間、直母の練習の為にいつも通り下を向いたら、この世の終わりのような頭痛に襲われたおかかは「あぁ、やっぱり無理なんだ。」と、確信しました。おっぱいが痣だらけになっても絞り続けるのを辞めず、この先には夢のような母乳育児の日があるのだと信じていました。乳首の皮がズル剥けになっても、血が出ても、この先には憧れの母乳育児の日々があるのだと信じていました。ですが、この視界まで点滅させる言うな頭痛に襲われると、じっと座っている事さえ出来ませんでした。脳みそがお寺の鐘になったみたいに、ゴンゴンゴンゴンと高速で鳴り続け、激しく振動し、激痛を生み出します。「身体が、限界だと言っているんだ・・・。」そう思いました。心は、もうとっくに限界で、マオとシキちゃんをちゃんと見れていないという不安が常にあり、二人の事が心配で心配で仕方ないのに、うまく伝えることが出来ないばかりか、怒鳴りつけてしまう自分に絶望。こちらの状況を察してくれない義両親に怒りと絶望。母乳育児を「みんなやればできること」だと思っているマーシーに絶望。そして、何より、誰にも優しくできず、家事も出来ず、お金も沢山使って、全ての時間と、頭を母乳育児に向けているのに、全く上手くいかない自分に絶望。沢山のモノを犠牲にしているのに何一つ上手に出来ないから、死にたい。消えたいと思ってしまいました。それでも、それでも、辞められなかった、辞めたくなかった直母の練習を、身体が「いや、もう無理だよ。」と、自らの痛みで、教えてくれたのだと思いました。このような頭痛に襲われては、赤ちゃんのお世話どころか、自分の日常生活すら成立しません。――――――私は、この事態をずっと望んでいたのかもしれません。「まだまだ続けたいけれど、頭痛がするから仕方なく辞めたんだ。」と、母乳育児への挑戦を〝不本意ながら辞めた〟という理由が、欲しかったのです。自分を、そして周りを納得させるために・・・。リビングのテレビの上の掛け時計を見上げて、時間を確認し、私は携帯に手を伸ばしました。〝モモ母乳相談室〟に電話をかけます。プルプルプル・・・という呼び出し音が鳴っている間、私の心臓の音も、呼び出し音と同じくらい大きく響いていました。「これで本当に終わる。これで本当に終わる。」この勢いのままに行動しないと、また心が揺らいでしまうのが目に見えています。モモ先生の母乳相談室はとても人気でキャンセル待ちのママも沢山いるのです。だから、早めに・・・・。ガチャっとコールが途切れて「はーい！モモ母乳相談室でーす！」と言う明るい声が電話の向こうから響きました。電話に出たのは、助手の方では無く、モモ先生本人でした。私は、ぐっと喉に力を込めて、努めて明るく、そしてゆっくりと平静を装う事に意識を向けて、話し始めました。「あの・・・。お世話になります。今日の●●時に予約を入れさせてもらっているおかかですが・・・。」携帯を持つ手が震えて、喉がきゅー－－っときつく感じます。「あらおかかさん！どう？順調？何かあった？」はつらつとしていて、心強くて、優しいモモ先生の言葉が、胸をキュー――と締め付けます。「あの実は・・・。頭痛が酷くて・・・調子が悪いので、今日の予約をキャンセルさせてもらいたいのですが・・・。」おかかが言うと、モモ先生は「え？頭痛！？それは無理しない方がいいわね。大丈夫？頼りになる人はいる？」と心配そうに尋ねてくれました。「大丈夫です。すぐ隣にお義母さんが居るので。」「そう。それなら良かった！じゃあ今日はキャンセルにしておきますね。どうする？今、次の予約の日を今決める？」「・・・・・・。」「次の予約の日」というモモ先生の言葉に、また心臓がぎゅー－－っとなりました。――――私は今からモモ先生に嘘をつく。頭痛は嘘ではありません。本当に、こんな頭痛では母乳相談室までサクちゃんを連れて車を運転していくのは不可能です。でも、その後は嘘になります。「あの・・・。またスケジュールを確認してから、改めて行ける日をご連絡します。」〝次に予約は改めて連絡する〟と言うおかかに、モモ先生は特に異変に気付いた様子もなく、優しい声で答えました。「わかったわ。今日はゆっくり休んでね。じゃあ、ご連絡お待ちしてますね。お大事にね。」「はい。ありがとうございます。」これが、モモ先生との最後のい会話になります。「失礼します。」「はーい！失礼しまーす！お大事に～！」モモ先生は最後まで、ハツラツとしていて、明るい声で電話を切りました。私はスマホをベッドに放り投げて、授乳枕に顔を埋めて泣きました。もっともっと、モモ先生に会いたかったです。もっともっと、おかかのおっぱいとサクちゃんの成長を見ていて欲しかったです。モモ先生のお陰で出来るようになった！と笑顔で言いたかったです。母乳育児を成功させて、サクちゃんが大きく育った時にモモ先生の手から卒乳証書を受け取るのを夢に見ていました・・・・。―――――この、誰にも理解されないおかかかと母乳との闘いの中で、唯一にして最強の味方だったモモ先生の元から、逃げるように去るしかない状況がとても悲しいです。私はモモ先生に嘘をつきました。「次の予約」の連絡をすることはありません。何故なら、モモ先生に会ったらまた、「やっぱり母乳辞めたくない。」と思ってしまうからです。だから、この決断は間違いじゃない！と、自分に言い聞かせました。涙でぼやけた視界で、自分の周りを見回すと、そこには、マオにミルクを飲ませてもらって満足そうに眠るサクちゃんが居て。ビーズクッションに寄っかかってゲームに夢中なマオが居て。そしてプラレールのトーマスシリーズをひたすら並べて遊ぶシキちゃんが居ます。人生の幸せがぎゅー－－－－－－っと詰まった様な空間におかかは居ます。サクちゃんを出産してからずっとずっと、おかかはこ空間に居たのに・・・。この幸せを感じれない程、不幸な事は無いと、やっとやっと気づいたのです。おかかは、母乳育児に挑戦しながら、目の前の幸せをかみしめることが出来ませんでした。両方同時に・・・は、無理だったのです。母乳育児より、大切なものは、常に目の前にありました。死ぬなんて、消えるなんて、とんでも無い事です。おかかは立ち上がり、テーブルの上にある手動の搾乳機と、乳頭保護器を掴み、のそのそとキッチンに向かい、そしてキッチンの置いてある大きなゴミ箱に捨てました。毎日毎日、何度も何度も使って、丁寧に洗って、消毒した、搾乳機と、乳頭保護器です。ゴミ箱の蓋を閉めて、また泣きました。「ありがとう。ありがとう。」と、言いながら泣きました。そして2ヶ月のレンタルをしている電動搾乳機を、箱の中に戻しました。その途中で、キッチンの棚に置いてある〝タンポポ茶の袋〟も、手に取り、紙袋に入れました。ずっと使うから♪と思って沢山買っていた母乳パッドも、同じ紙袋に入れました。母乳育児をしているお友達にあげるためです。その他、母乳育児に関する全てのモノを目の届く場所から排除し、ベビースケールだけを残しました。ここまでしないと、私はきっと、また「やっぱり辞めたくない。」と思ってしまうからです。グスグスと泣きながら、母乳関連のモノを片付けると、徐々に心が軽くなるのを感じました。もう、私は母乳に縛られない。悲しさ、悔しさ、痛み、情けなさから解放されて、目の前の、とても可愛くて、とてもかけがえのない幸せに向き合うことが出来る。これは、とても良い事に向けての、今までの自分との別れの儀式なのです！もう何も辛くない、苦しくない。サクちゃんが生まれてからふさぎ込んで過ごしてしまった15日間を今から取り戻すんだ！――――と、おかかは涙を拭いて、リビングに戻りました。次回へつづく★お楽しみに★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画でも配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
19Dec
- ●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.15　母乳、もーやめた！
  このお話は2014年、おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です★ー－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－2014年7月17日サクちゃん生後15日目午前3時、サクちゃんの泣き声で目を覚ましたおかかは、のそのそと起き上がり、枕元にある収納ボックスから新生児用の小さな紙おむつを取り出し、バタバタと動くサクちゃんの脚を避ける様に産着の股のボタンを外します。ズキズキズキズキ・・・・・・・頭の中で、小さく、痛みの余韻が主張しています。薬が良く効いたみたいで、頭が爆発してしまうと思う程の痛みはもう無くなっていました。しかし、今も残っている小さな痛みの余韻が、夢で見た思議な場所を思い出させます。――――――――――あの場所は何だったのか。―――――――あの時、私は確かにあそこに居た。サクちゃんを抱き上げ、乳首に保護器を装着し、口に含ませます。直母の練習をする気には・・・・なれませんでした。それよりも、私は必死に夢で見た場所を思い出していました。――――――もう一度、あの場所に行きたい。あんな場所があったことを、あの場所で感じた感覚を、忘れたくないと、強く思いました。保護器の中に僅かに溜まっている乳白色の母乳。必死に保護器を吸うサクちゃん。「・・・・次のおっぱいの時間はちゃんと練習するね・・・。」そうサクちゃんに語り掛けましたが、何故だかこの瞬間『いや、もう直母の練習はしないかもしれない。』という気持ちが湧いてきました。慌てて考えを訂正します。いやいやいや、今まで頑張って来たんだから、休憩するのは今回だけにして、次からはまたちゃんとやらないと！サクちゃんだって混乱するし、母乳も出なくなっちゃう！今は頭痛が残ってるからやらないだけ！次からはちゃんとする！うんうん。と、自分に言い聞かせ、早々にミルクを作り飲ませてから、また追加の頭痛薬を飲んで眠りにつきました。――――――そして朝、バタバタと仕事に行く用意をするマーシーの姿を眺めながら、何とも言えない切ない気持ちに浸ります。ベッドに寝ころんだまま「マーシーにおんぶされてる夢を見たんだ。」と、言うと。「ふぅん。」と興味なさそうにマーシーは返事をします。「凄く綺麗な海の上を、マーシーにおんぶされてジャンプしてた。」「へー。」もしかしたらマーシーも、あの時、あの場所に居たんじゃないか？と思ったおかかですがマーシーの反応的に、それは無い様でした。―――――やっぱり、ただの夢だったのか。あれは、精神的、肉体的に限界を迎えたおかかに、おかかの脳が自己治療みたいな感じで作り上げた世界だったのかもしれません。でも夢とは思えない程、全てがリアルに感じられたのです。体の感覚があるのに、シャボン玉のように軽い感覚・・・とか。あの時吹いていた風の温度、風の感触、風が身体を吹き抜けていく時のくすぐったい様な感覚・・・とか。マーシーの背中から感じる存在感と、温かさ、匂い・・・とか。全てが現実より、現実的に思えました。今まで、沢山の夢を見てきましたが、こんな体験は初めてだったので、おかかはあれがただの〝夢〟だと、片づけたくありませんでした。「マーシーさぁ、白いシャツ着てた。なんかマーシーさぁ・・・・。」出発する時間が迫っているのか、バタバタと目の前を行き来する―マーシーにおかかは話を続けますが、「頭痛治ったの？」と、マーシーは夢の話には興味が無いらしく、私もここで話すのを辞めました。「・・・痛いけど、めっちゃ痛いのは治った。本当、何だったんだろう・・・。本気で頭割れるかと思ったー・・・・。」「ふぅん。じゃ、行ってくるわ。」「んー。」マーシーはいつも通りのマーシーで、でも、夢で見たマーシーも、確かにマーシーでした。私は、無宗教だし、生まれ変わりや輪廻転生の事はよくわかりませんが、この時初めて、初めてマーシーに会った時に感じた『あれ？この人知ってる気がする。何でだ？』に、答えが出たような気がしました。どうゆう答え？と聞かれても全く上手に説明できませんが、自分にとってマーシーは〝旦那〟という存在だけではなく、もっともっと大きな意味でずっとそばに居た存在だったという事と、いつもいつも、私を助け、そして見守っていた人だったという事を〝思い出した〟感覚になった時、『あぁなるほどそうだったのかー。』と、凄く納得しました。前世があり、輪廻転生があるのだとしたら、マーシーは前の時も、その前の時も、私の傍で私を助け見守っていたんだと思います。それが夫婦だったのか、兄弟だったのか、親子だったのか、飼い主とペットだったのかは分かりませんが、マーシーは常に助ける・見守る側で、私は常に助けられる・見守られる側だったんだと理解しました。――――――マーシーめ。そんなにいい奴だったとは。もう少し、感謝して生きないといけないな・・・。と思いました。全ては私の脳みそが作り上げた妄想の世界に、私が意味を付けただけかもしれませんが、それでも今の私にとっては大きな救いの意味を持つ体験でした。―――――――――――その直後、地獄に突き落とされた様な頭痛に襲われる。というオチが付いていたところが難点ですが・・・・。〝大丈夫〟〝全部大丈夫〟と、全てがそう言っていた事が忘れられません。朝になり、子供たちが起きてきて、朝ご飯を食べさせます。「ママ頭痛いから横になってるねー。」と、マオとシキちゃんが朝ご飯を食べてる横でゴロンと寝転がります。二人は「ん？最近はずっと寝転がってるじゃん。敢えて宣言しなくても・・・。」という顔をして、ご飯を食べ始めます。もうすぐサクちゃんの授乳の時間です。一回、直母の練習をサボってしまったので、次は、次こそはちゃんとしなくてはいけません。頭痛薬も良く効いています。大丈夫、できる！大丈夫！そしてサクちゃんが起き、オムツを替えます。「サクちゃん、頑張ろうね。」――――そう言いながら、自分に頑張る気が湧いてこない事に気づきました。やりたくない、逃げたい。という気持ちもありません。ただ、『いや、もうやらない気がする』と、思ったのです。おかかは再び考えを改めようと一旦深呼吸しました。やる気があろうが無かろうが、そんなことは関係ありません。今まで辞めたい辞めたいと思いながらも、でも母乳で育てる日を夢見て必死にやってきたのです。だからまたやるのです。やらなければならないのです。一生懸命唇を尖らせて、はふはふと乳首を探すサクちゃんを抱き上げ、授乳用キャミソールの胸元を開きました。いつの日かきっと叶う母乳育児の日を夢見て、一歩一歩、確実に、誠実に、とにかく、とにかく、やるべきことを、やるんだ！！―――と、ぐっと下を向いた瞬間・・・・。ブチッ・・・・という音と衝撃の後ビキビキビキビキー－－！！と、首筋から後頭部にかけて電流の様な物が走りそして・・・・グァンガンガンガン！！と、再び夜中に起きた頭痛と同じ頭痛が始まりました・・・・。視界が白と黒に点滅したようになり、『これはヤバい！！』と判断し、痛みに悶えながらも、サクちゃんを布団に下ろしました。おっぱいをもらえると思っていたのに布団に下ろされたサクちゃんはピギャー！っと泣きますがおかかはそれどころではありません。再び頭の中でお寺の金がゴンゴンガンガンと鳴っているのです。死ぬ・・・・死んでしまう・・・・・。大人しく頭を抱えて蹲り、痛みが小さくなるのを待つしかありません。しかし、ここでマオがサクちゃんが放置されているのに気付き、声をかけて来ました。「ママ、どーしたん？」目線だけをマオに向けて答えます。「マオ・・・ミルク作って・・・・・・。」マオは戸惑っていました。サクちゃんが退院してからずっと、サクちゃんのおっぱいやミルクに関することはおかかが張り詰めた雰囲気を漂わせながら行っていたので、マオがサクちゃんの授乳に関与することは無かったからです。「マオ・・・お願いミルク・・・・分かるでしょ作り方・・・・作ってきて・・・・。お願い・・・・。」ガンガンゴンゴンと鳴り続ける頭を抱えて必死で訴えると、マオは「オッケー♪」と言ってキッチンの方へ走って行きました。―――――――――　「頭気をつけて・・・。頭下げないように・・・。」「分かってる♪」大丈夫なような、大丈夫じゃないような手つきでサクちゃんを抱き上げるマオに、ハラハラしながらも、少しでも動くと頭痛が酷くなりそうで起き上がる事が出来ません。〝あぁ・・・もうちょっと哺乳瓶の角度を上げないと飲み辛そう・・・。〟〝サクちゃんの腕はどうなってる？痛くないかな・・・〟と、言いたいことはいっぱいあるのに、頭痛がそれを許しません。しばらくすると、少しずつ痛みの大きさが小さくなってギュッと力を入れていた顔と身体を緩めることが出来るようになりました。――――――――良かった。このまま頭が爆発するかと思った・・・。しかし、これで二回目です。夜中に、夢から〝落ちた〟時と、今。短い時間に二度も激やば級の頭痛に襲われた訳ですが、二度目にして、その原因が分かりました。頭痛の原因は、〝下を向きすぎている事〟に間違いありません。サクちゃんが生まれてから、この15日間おかかはずっと下を向いていました。一日何時間も、下を向いて、おっぱいを絞り続けていました。直母の練習も、搾乳も、ずっとずっと下を向いて、ひたすらにおっぱいをこねくり回していました。その結果、首が限界を迎えたのです。そして・・・・なるほど、そうかー。そりゃそうだよなぁ・・・・。と、納得した瞬間、〝――――――――――――――これ、もう無理って事じゃない？〟という言葉が、ポンっと浮かびました。「・・・・・・・・・・。」そして思いました。うん。無理だ。下を向かずに直母の練習なんて出来るはずがありません。この先、下を向くだけで、こんな頭痛に襲われてしまうのでは、直母の練習どころか、子供を育てていくこと自体、無理です。「・・・・・・・・・・・。」そしておかかは呟きます。「もう・・・やめだ・・・・。」すると、おかかかの中おかかが飛び出し、叫びました。「やめだやめだやめだやめだやめだー－－－！！」そしておかかは起き上がり、叫びました。「もぉぉぉぉ母乳やめだぁぁぁぁ～！！！！」「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」泣いていました。辞めると自分で叫んで、安心したのか、悲しいのか、嬉しいのか、辛いのか、どれが本当の気持ちなのか分かりませんが、全部の気持ちが混ざっていました。もうやめる。もう決めた。もうやめる。ぎぁぁぁぁぁぁぁ～！！絶叫して泣きわめくと、再び頭痛が強さを増し、悶絶・・・・。―――――――――――こうして頭痛がきっかけとなり、母乳育児を諦めると決断したおかかですが、葛藤は続きます。次回へつづく★お楽しみに★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
05Dec
- ●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.14の夜　不思議な夢を見た
  このお話は2014年、おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です★ー－－－－－－－－－－－－－－－－－－－2004年7月16日サクちゃん生後14日目の夜と、気付いて消えてしまいたいと思いました。もう、『今』から解放されたい。消えたい。それなら、死ぬしかない。そう思いました。でも、生まれたばかりのサクちゃんと、今までずっとずっと大切に育てて来たマオとシキちゃんを置いては行けません。でも、もう逃げたい、消えたい、死にたい・・・・・。どうすればよいのでしょうか？そのへん、何とかならないのでしょうか？何か不思議な力が、不思議な事を起こして、家族だけで、暖かくて安全で苦しみのない世界に行けたりしないだろうか・・・。考えながら、頬を伝う涙。常夜灯だけがついた夜のリビングで、サクちゃんの微かな呼吸の音と、おかかの涙が頬から耳元へ伝って、枕に落ちていく音だけが聞こえていました。『今』から逃げたい。消えたい。子供たちと、苦しみのない世界に行きたい。目が覚めたら、そんな世界に変わっていますように・・・。そう何度も何度も何度も祈りながら、おかかは眠りに落ちていきました。それから、何が起こったのか・・・・。おかかは、今まで経験したことが無い、表現のしようが無いほどの〝心地よさ〟を感じ、ゆっくりと目を開けました。するとおかかは、とても不思議で、とても奇麗な〝青い〟世界に居ました。足元から、ずー－－－－っと向こうまで海が続いていて。遮るものは何もなく、視界いっぱいに広がる空と海がずっと遠くで境目を曖昧にしていました。なんだこれは。なんて綺麗なんだろうか。今まで生きて来た中で、こんなに奇麗な海を、奇麗な空を見たことがあっただろうか・・・・。今まで経験した事のない、心地良さと、暖かさ、そしてこの空間全てが、また言葉にしようのない安心感で包まれていました。そして、身体の感覚は確かにあるのに、身体の重さを全く感じません。遠くの、空と海の間から吹き抜けてくる心地よい風が、身体をすり抜けていきます。身体はもう、何も痛くなくて、重くなくて、疲れてもいません。ふわふわと軽くて、まるで宙に浮いているようで、少し強い風が吹くと、ふわっと風に乗って飛ばされてしまいそうです。―――――――――『私は、何か辛いことがあった気がする・・・・・。』そう思いましたが、あまりにも空と海が奇麗で、身体が軽くて、心地良いので、思い出すことが出来ません。『まぁいいかぁ・・・・こんなに気持ちが良いのだから・・・・。』と、思考を手放し、吹く風に身を任せようとして、そこでおかかは、自分が〝誰か〟におぶられていることに気が付きました。おかかをおぶっている人は、髪の毛をふわふわと揺らし、白い襟のあるシャツを着て、ぽーんぽーんととても軽快に弾んでいます。おかかをおぶっている人からは、すごく懐かしい、いい匂いがして、おかかは瞬時に彼がマーシーだと解りました。マーシーは襟のついた白いシャツなんて着ないし、おかかをおぶったりはしません。けれど、全てがマーシーでした。『マーシー。』名前を呼びましたが、マーシーは振り向きません。でも何故か、前を向いたままのマーシーが微笑んでいるのが解るのです。マーシーは何故かずっと前を向いたまま、海の上に、一本だけある幅10cm程の道？らしきモノの上を、ぽーんぽーんとジャンプしながら前へと進みます。まるでトランポリンの上で飛んでいるかのように、高く飛び、そしてゆっくりと落ちていきます。『マーシー。』もう一度、マーシーの名前を呼ぶと、急に涙が溢れて来ました。―――――――この時、ハッと全てが解った気がしました。マーシーは、私の母であり、父であり、兄弟であり、友達だった・・・・。という事。『あぁ、だからオカンじゃないのか・・・・。』驚きはしましたが、妙に納得ができました。そして今、私はマーシーと、苦しみのない、世界に居ます。そして、ここで子供もたちの事を思い出しました。でも、『大丈夫。全部、大丈夫。』前を向いたままのマーシーと、そして私たちを包むこの世界の全てが、そう言っているような気がしました。『そうか。なら大丈夫かぁ・・・・。』不安な気持ちが、少しも生まれて来ませんでした。マーシーが道を蹴って高く飛び上がる度に、おかかの身体はふわりと宙に舞い、そのまま風に乗って空へと飛んで行ってしまいそうなので、実態があるのかないのかよくわからない腕で、マーシー首元にしがみつきます。マーシーの身体も、実態があるのか無いのか曖昧でとても軽く、一度地面を蹴る度に１０ｍくらい高く飛び上がり、前に進み、そしてふわふわと落ちていきます。なんて、理想的な世界なんだろうか。身体の重みも痛みも苦しみも疲れも無い。ただひたすらに、心地よく、懐かしい、奇麗な世界。優しい世界。何一つ、不安のない世界。まるで赤ちゃんに戻って、大きな手に包まれてるみたいでした。だんだんと、この世界が本来の自分がいた世界で、子供たちと居た世界が夢だったような感覚を感じ始めました。『あの子たち、可愛かったなぁ・・・・幸せだったなぁ・・・・。　　またいつかどこかで会えたらいいなぁ・・・・・。』寂しさは一かけらもなく、とても暖かく、とても穏やかで、純粋な気持ちでそう思いました。ところで、マーシーは一体どこに向かって進んでいるのか。ふと疑問が生まれて、まぁ、どこでもいいかぁ・・・。と心地よさに身を委ねます。でも、マーシーがぽーんぽーんと、飛び上がる度に、少しずつ、ソワソワっと小さな恐怖心が生まれて来ました。こんなに細い道？を、よく前を向いたまま飛べるなぁ・・・なんて思いながら、足元の海にスッと一本だけ続く道？に目線をやると次の次にマーシーが着地すると思われる場所の前で、その道？が終わっていることに気が付きました。大丈夫なのかな・・・・？恐怖心が大きく膨らみます。それなのにマーシーは何も気にすることなく、道を蹴って思いっきり飛び上がりました。道？が無くなったところは何も無い、絶対に深そうな海です。『えっ・・・！落ちるよ！？』おかかが叫ぶと、マーシーが何か言いました。―――――――でも、何と言ったのか分かりませんでした。『ぎゃー－－－－－－！！！！落ちるー－－－－－！！』高く飛び上がったマーシーは、そのまま海に向かって急降下していきます『まだここに居たいのに・・・・・っ！！待って・・・！！！』おかかは絶叫しながら、海の中に落ちて行きました。そして、頭を金槌で殴られているような痛みで、おかかは目を覚ましました。先ほどまで居たあの夢のような世界は、・・・・・夢だったのです。ガーンガーンと、頭の中で金が鳴り、脳が揺れています。まるで頭の中で、お寺にあるような大きい金を誰かが鳴らし続けているみたいです。目の前がチカチカして、声が出ません。「痛い痛い痛い・・・。助けて・・・・。」一生懸命声を出そうとしているのに、何故が声になりません。金の音は脳みそを揺らし、視界を揺らし、強烈な痛みを起こします。「マーシー・・・助けて・・・・。」ゴンゴンとなり続ける頭の中の金のせいで、全身が痺れて動きません。「でも助けて痛いぃぃぃぃぃぃ・・・！！」今まで経験した事のない頭痛に襲われ、あまりの痛さにまた涙がボッタボッタとあふれ出し、身体が震えていました。「死ぬ！！頭痛で死ぬ！！」本気で命の危機を感じ、おかかは、やっと少し動かせる様になった腕で、傍にあるはずの携帯電話を探しました。奇跡的に携帯電話に手が触れ、見つけることができ、痛みで目を開けることができないまま必死に操作し、二階の寝室に寝ているマーシーに電話をかけました。しばらくコールが鳴った後、『はい・・・・・。』と、とてもとても眠そうなマーシーが出ました。『助けて・・・・死ぬ・・・・』そう、声を絞り出すのが精いっぱいでした。マーシーが二階から降りてきて、何事かと尋ねます。しかしおかかは起き上がる事が出来ず痛みに耐えながら、『薬・・・・頭痛の薬・・・・・。』と、訴えました。なんだ。頭痛かよ。と言った感じでマーシーは眠そうに薬箱を漁り、おかかの枕元にコップに入ったお水と頭痛薬を置いて、再び二階へと戻って行きました。おかかは天気や、顎関節や、寝不足のあれやこれやで度々頭痛を起こすので、マーシーにとっては『頭痛ぐらいで起こすなよ。』といった感じだったのだと思います。―――――しかし、今回は違うのです。本当に、頭が割れるほどの痛みが、ガンガンガンガンと絶え間なく続き、目を開けることも、身体を起こすことも出来ないのです。おかかは、ゆっくりゆっくりと身を捩り、何とか頭痛薬を飲み込みました。『早く薬が効きますように！早く薬が効きますように！』頭の中の事は詳しく分かりませんが、このままだと血管が切れて本当に死んでしまう！！と思いました。そして、おかかはあまりの痛みに気を失ったのか、薬が効いて来て眠れたのか、そこで記憶は終わっています。生れてきて今まで一度も経験した事が無いほどの心地よい世界に行ったり。その世界から落ちたかと思ったら、今度は今まで一度も経験した事の無いレベルの頭痛に襲われたりで・・・・。一晩で、天国と地獄を味わった様な感じでした。――――――そして次の授乳時間になり、おかかは目を覚ますのですが・・・・・。次回に続きます★お楽しみに♪★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
18May
- ●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.14　そしてこう思った。
  このお話は2014年、おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です★ー－－－－－－－－－－－－－－－－－－－2014年7月16日サクちゃん生後14日目ついにこの日がやって来ました。モモ先生の指導の元、再び夢のような授乳体験をしたおかかですが、帰宅してからの授乳はまたいつも通り全くうまくいきませんでした。モモ先生の施術で、嘘のように飛び散っていた母乳が、押してもつねっても引っ張っても、一滴二滴しか出ないのです。お腹が空いたと泣くサクちゃんを見て可哀想になり。無理やり乳首を押し付けて嫌がるサクちゃんを見て可哀想になり。ミルクを幸せそうに飲むサクちゃんを見て、ホッとしながら、悲しくなります。可哀想としか思えない直母の練習。痛いだけの搾乳。痣だらけのおっぱい。浮腫んで、皮がズル剥けた乳首。首と肩が痛くて、ずー－－んと重い。そして、ずー－－－っと眠い。辛い辛いとしか思えなくなった授乳時間。それなのに「でも今回はうまくいくかもしれない。」と思ってしまう自分。そしてまたできなくて落ち込む自分。おかかはこの日、何も出来ませんでした。家事も、マオとシキちゃんの相手も、何も出来ずにただずっと授乳をし、それ以外はずっとベッドに横になっていました。マオとシキちゃんの声が、聞こえてはいるけど頭には入って来ず、頭の中ではずっと「母乳嫌だ。もう辞めたい。もう嫌だ。なのに辞めれない。」という言葉が繰り返し響いていました。気付くと夕方になっていて、マーシーが帰宅しており、マオとシキちゃんは夜ご飯もお風呂も終わっていました。サクちゃんは、マーシーの腕に抱かれ、気持ちよさそうに寝ています。おかかは、「あぁ・・・。今のうちにご飯を食べないと・・・。」と思いました。お腹が空いているのかどうなのかよくわかりませんでした。おかかは、ふらふらと立ち上がり、キッチンの収納の中を漁ります。食べたくても、食べたくなくても、とにかく母乳の為にお米を食べないといけません。母乳をたくさん出すために、母乳を枯らさないために、一粒でも多くのお米を食べなくては。と、探し出したのがレトルトのグリーンカレーでした。このグリーンカレーは、ずいぶん前に興味本位で買ったものの、食べる勇気が無くてずっと収納の中に保管されていたものでした。冷静に考えれば、この体調が万全じゃない時に、今までに口にした事が無いスパイスがたっぷり入った異国の料理を、例えレトルト食品だとしても食べるのはやめた方がいいのではないか？しかも、母乳の味が変になるのでは？と、考えるはずなのですが、この時のおかかの思考は「とにかくお米を食べれればなんでもいい。」で、ストップしていました。お茶碗にお米をよそって、スープカップにグリーンカレーを注ぎ、電子レンジで温めていると、キッチン中に不思議な香りが漂い始めました。そのただならぬ香りにリビングに居たマオとシキちゃんが「何この匂い～！」とこちらへ駆け寄って来ました。「じゃじゃーん！！グリーンカレーだよ！！ママ初めて食べるんだけど！！美味しいかな！？一緒に食べる？」と、反応するママはもうどこかに行ってしまいました。ボー―――っと電子レンジを眺め、温め終わったら無言で食卓テーブルに座るおかかに、二人は話しかけることを辞め、リビングに戻って行きました。人生初のグリーンカレーだ。と、頭の中で呟きました。グリーンカレーをスプーンですくい口に運ぶと、何とも言えない香りと味が口の中に広がりました。よくわからない味でした。でも辛いので、お米が沢山食べれそうです。おかかは無我夢中で、グリーンカレーとご飯を口の中に詰め込み、噛んで飲み込むを繰り返しました。あれだけ大好きだったお米の味がよく分かりません。何を食べているのかわからないような変な感じがしました。でもそんなことどうでもいいか。と思い、口の中に詰め込み続けました。そして合間に、タンポポ茶をがぶ飲みします。母乳がいっぱい出るように、母乳が枯れないように・・・・。そうしているうちに、視界が涙で滲み始めました。そして、そしてボトボトと音を立てて涙がテーブルの上に落ちていきます。何故今、泣くんだ？と思いました。が、涙が止まりません。涙が出ると、すぐに鼻が詰まってきて、ご飯を咀嚼するのが苦しくなりました。そして、胸も押さえつけられる様に苦しくなってきて、ご飯を飲み込むのも上手くできなくなってしまいました。ご飯を食べるために早く泣き止まないと。と、思うのにコントロールできません。それなのに、益々泣き方が大げさになり、おかかはスプーンを握りしめて、口の中に大量のご飯を含んだまま、子供みたいに泣きじゃくり始めました。背中を向けているのに、ひんひんと漏れる声のせいでマーシーに気付かれてしまい、マーシーがリビングからこちらへやって来て、おかかの隣に座りました。「おー－－いどうした？」と、子供たちに尋ねる時と同じトーンでマーシーが言います。〝心配2割、面倒だな８割。だけど、無視するわけにはいかないな。的な気持ち〟で、言ってるのだと思います。思えば、今までマーシーに母乳についてあまり話をしていませんでした。話したところで、母乳という分野において、マーシーはおかかを助けられないし、アドバイスすることも出来ません。おかかも、おかか以上に母乳に知識や経験のないマーシーにあれやこれやと言われたくないのであえて話題にしませんでした。マオとシキちゃんを完全ミルクで育てた時も、『母乳出ないからミルクで育てる。』と宣言して、それ以上話を広げないようにしていました。今回、サクちゃんが生まれた時も、『今回は母乳に挑戦してみる。』と宣言しただけで、何故、挑戦する気になったのか。とか、今まで母乳に対してどんな感情でいたか。とか、今どれだけ苦労しているか。等、マーシーには話していませんでした。日に日に疲労感が増し、イライラピリピリしているおかかをマーシーは身近で見ていますが、『まぁ産後だから大変なんだろうな。』と理解しているはずで、実は母乳の事でこんなに追い詰められいるという事は、解っていないはずです。なので、『どうした？』って聞かれても・・・。言ったところでマーシーは困るだけなんだけどなぁ・・・。と思いました。が、止めよう止めようと思っても、おかかの〝泣き〟は止めることが出来ず、一層しゃくりあげて泣いてしまい、そのためマーシーはおかかの傍に居座り、『どうしたの？』『なんでそんなに泣くの？』とずっと訊ねてきます。何度も理由を聞かれるうちに、おかかの感情のストッパーが外れ、叫ぶように言いました。『母乳が全然あげれん！！』いや、これではおかかの訴えたいことの0.001％も伝わりませんが、〝泣き〟が激しいせいで、『母乳が全然あげれん！！』と言うのがいっぱいいっぱいでした。叫んだかと思ったら口からご飯をボタボタとこぼしながら泣くおかかの隣で、マーシーは、『そうかそうか・・。』と言いながらおかかの頭を撫で、テーブルに落ちた米粒を拭き取ります。おかかはしばらく泣き続け、マーシーは隣で『3人だもんな・・・大変だよなぁ・・・。』とかなんとか言いながら、マーシーなりにおかかを励まそうとしていましたが、今のおかかには何も届きません。マーシーが励ましてくれたって、母乳は出ないし、直母が成功することもありません。少しずつ、〝泣き〟のレベルが落ち着いてきて、少しだけ冷静になったおかかは、ポツリポツリと思っていることを言葉にしました。『これが最後の育児だから母乳で育てたい・・・。』『なのに全然くわえさせれない。』『サクちゃんが可哀想。』『搾乳も全然量が採れない。』『ミルク飲んでるサクちゃんが幸せそうで辛い。』『マオとシキちゃんが心配すぎて辛い。』言いながら、こんなことマーシーに言ったって、マーシーが一日中隣に居てくれる訳じゃないし、モモ先生みたいに直母のアシストしてくれる訳じゃないし・・・。と考える自分が居ました。マーシーは『そうかー。』『そうだよなー・・。』と相槌をうちながら、おかかの話を聞いていました。やっぱりマーシーに話したところで何の解決にもならないけど、まぁ、一度しっかり泣いたことで、ちょっとは、何かスッキリした・・・様な気もする・・・かもしれない・・・かな？と、思いながら、そろそろこんな不毛な時間は終わりにして、次のサクちゃんの授乳時間に備えなくては・・・。と、おかかは食べかけのグリーンカレーを片付けようとお皿に手を伸ばしました。もうグズグズタイムは終わりか！とマーシーは思ったのでしょう。マーシーは、おそらく精一杯の優しい表情を作って、おかかに、励ましの言葉を投げかけました。『大丈夫だって。みんなできてるんだから。』まるで小さな子供に伝えるように優しい優しい声でした。しかし、今のおかかにとってこの言葉は、地雷でした。ブチっと何かが切れて、おかかは叫びました。『みんなができることが！できないって言ってるの！！』今の話、聞いてたか！？わざとか！？わざとおかかを苦しめたくてそれを言ったのか！？おかかはスープカップとお茶碗を流し台に投げ、ドタバタとリビングに走り、ベッドに飛び込み、おいおいと泣きました。マオもシキちゃんもマーシーもドン引きです。しかし、授乳の時間がやってきて、おかかはボタボタと涙を流しながら直母の練習を始めます。栄養を求めてサクちゃんは泣き、おかかは泣きながらサクちゃんの口におっぱいを押し付けます。異様な空気に包まれたリビングに耐えられなくなったのか、マオとシキちゃんとマーシーは、いつもより早く二階の寝室に上がって行きました。やっぱりうまくいかない直母で泣き、ミルクをあげながら泣き、搾乳をしながら泣きます。おなかがいっぱいになったからか、沢山泣いて疲れ果てたからか、ぐっすり眠るサクちゃん。そのサクちゃんの表情がとても穏やかで、お地蔵さんみたいで、おかかはぼー－－－っとサクちゃんの寝顔を見続けました。哺乳瓶と、搾乳機を洗いに行かないといけないのに、立ち上がることが出来ませんでした。サクちゃんの隣に寝ころび、サクちゃんの奇麗で穏やかな寝顔をじー－－－－－っと見ていると、先ほどのマーシーの『どうしたの？』という言葉が思い出されました。そして、マーシーがこの暑い中、朝から夕方まで毎日外で働いている事、仕事の帰りに買い物をしてきてくれる事、帰ってきてからすぐにマオとシキちゃんをお風呂に入れている事、寝る前に事務仕事もしている事、ご飯の後かたずけや掃除をしてくれている事、気付いたら、サクちゃんのおむつ変えをして抱っこしてくれてること、泣き出したおかかをなんとか励まそうとしてくれた事、授乳以外の事は言えば何でもやってくれている事が次々と思い浮かんできました。マーシーだっていつも以上に疲れているはずなのに、逆ギレしてしまいました。子供たちも、お義母さんも、お義父さんも、親戚のおばさんも、ただ、サクちゃんが生まれて嬉しくて、幸せな気持ちなのに・・・・。一体、おかかはみんなにどんな顔を見せているのだろうかと思いました。そして、今、この現状に不満があって、辛くて、耐えられないのは、おかかだけなんだと気づきました。おかか一人が、勝手に悩んで、勝手に苦しんで、勝手に絶望して、そして勝手にみんなに当たり散らしているのです。サクちゃんだって、おかかが『母乳で育てる！』と勝手に決めたから、一日中、直母の練習に付き合わされているのです。全部、おかかの身勝手です。そしてハタと気づいたのです。おかかの身勝手によって、みんなの穏やかな日常を壊している事。おかかが、みんなを不幸にしている事、を。・・・・・そしてこう思ったのです。『そうか、おかかが死ねばいいのか。』と。次回へ続く★お楽しみに(T ^ T)★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★
06May
- ●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.13 揺れる気持ち
  ー－－－－－－－ー－－－－このお話は2014年、おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です★ー－－－－－－－－－－－－2014年7月15日サクちゃん生後13日目退院後一週間検診で予想通り撃沈したおかかが桶谷式母乳相談室にやって来ました。けれど不思議なもので、母乳相談室のドアをくぐると、心が少し軽くなるのです。モモ先生に診てもらえば大丈夫・・・。モモ先生が何とかしてくれる・・・。そう思えるのです。いつもの明るい助手の方に招き入れられ、待合室でサクちゃんの体重を測ったり、いくつかの質問に答えます。それが終わり、サクちゃんを抱いて待合のソファーに腰かけると、3歳くらいの女の子を抱っこした年配の女性がおかかを見て、ニコッっと会釈をしました。ついさっきまでのどん底メンタルだったら、とっさに顔を伏せていたかもしれません。誰かに話しかけられでもしたら、関係ないのに涙が溢れてしまいそうなほど、ギリギリのところにおかかは立っていたのです。けれど、モモ母乳相談室を包み込む穏やかで優しい雰囲気が、微笑み返すという事を可能にしてくれました。おかかが二へッと笑うと、年配の女性は話し始めました。『母乳って大変よね。今、うちの娘が診てもらってるんだけど、もう毎日上手くいかないみたいで、乳首の皮がズル剥けちゃってねぇ・・・痛い痛いって泣きながら授乳してるのよ。赤ちゃんがまだ上手にくわえられなくてね・・・。先っちょばかり吸うもんだから皮がむけちゃうのね・・・。その上、なんだか詰まっちゃったみたいで、ここに来たのよ・・・。あ、この子は母乳じゃなかったのよ。でも二人目でね、どうしても母乳で育てたいっていうもんだから・・・・今回は苦労してるわ・・・。』わぁ・・・。おかかと一緒だ。そう思いました。けれど、おかかはでもきっと、この方の娘さんはそれでも授乳が出来てるんだもんなぁ・・・。おかかとは全然違うか・・・。と、思い、またニヘッっと笑う事しかできませんでした。『あなた、一人目のお子さん？』と、聞かれたので、『この子は3人目です・・・。私も、3人目にして母乳に挑戦して・・・苦戦してます。』おかかがわははっと、苦笑いすると女性は目を丸くして『あらそうなの～びっくり。若いから初めてのお子さんかと思ったわ。立派ねぇ～。あなたベテランママさんだったのね～。若いのに凄いわ！うちの娘の方があなたよりずっと歳上なのに泣いてばっかりよ。』と、言いました。偉いわねぇ。凄いわねぇ。と何度も言われましたが、その言い方に嫌味は感じず、本心でそう言って下さってるのが伝わりました。しかしおかかは、『そんな事ないですよ～』と、明るく返すことが出来ません。〝ベテランママ〟と言われた瞬間、〝一般的にはベテランママと認識されるのに、誰よりもちゃんと育てれていなかった〟と、先ほどの退院後一週間検診の結果を思い返してしまったのです。ニコニコと私を見つめる女性に、とても複雑な表情を見せてしまいます。サクちゃんを抱く手にジワリと汗が滲みます。そこに、女性の娘さんが施術から帰って来ました。とても奇麗な方で、乳首の皮がズル剥けて毎日泣きながら授乳している様には見えませんでした。こんな奇麗な人でも、おっぱいで苦労してるんだ・・・・。毎日母乳で落ち込んで、泣いてばかりいるのは、世界中で自分だけで、母乳すらろくにあげられないダメ人間は自分だけだと、思い込んでいたので、何故だか少しホッとしました。みんな、それぞれの家で、頑張ってるのかなぁ・・・・。そう思うと、また頑張れるような気がしました。しかし、娘さんと、女性のとても自然で滑らかなやりとりを見ていると、胸がギュッと苦しくなりました。間違いなくこの二人は実の親子で、普段から授乳の話や育児の話を何の弊害もなく話せる関係なのがひしひしと伝わってきます。今、近くにオカンが居たら、おかかも退院後一週間検診と、モモ母乳相談室にオカンに付いてきてもらってたかもしれません。オカンになら、『母乳にするって決めたんよ』『これ？乳頭保護器。サクちゃんの口が大きくなるまでこれでおっぱい吸わせるんよ。』『米以外食べんから！！パンとか麺とかいらんから！！』『●時は寝るから起こさんで！！』『これやって。これはやらんで』『助けて！手伝って！話聞いて！』と、自分の思っている事をそのまま言葉にできます。なかなかデリカシーのないすっとぼけたオカンですが、メンタルどん底のこんな時は、オカンの存在が恋しくなります。最後まで、おかかに微笑んでお別れの挨拶をしてくれた女性は、本当に感じのいい人でしたが、今のおかかには、同じように笑顔を返す余裕がありませんでした。いいなぁ。羨ましいなぁ・・・。やっぱり岡山は遠いなぁ・・・。なんて考えてしまって、涙が溢れて来ます。そんな時にモモ先生に名前を呼ばれ、おかかはズビズビと鼻を鳴らしながら診察室に入って行きました。『先ほど、退院後一週間検診だったのですが・・・・』おかかが、負のオーラ全開で語ります。モモ先生は、眉間にしわを寄せながら、ふんふんと、おかかの話を聞きます。『・・・・なるほど分かった。とりあえずおっぱいの調子診てみようね！』いつも通り、ベッドに横になり、おかかと壁の間にサクちゃんを寝かせます。サクちゃんは一週間検診で疲れたのかとても穏やかな表情ですやすや眠っています。『わぁ～！おっぱい大分落ち着いてきたねぇ～！最初来た時、この三倍くらい大きかったよねぇ～！カッチンコッチンだったよねぇ～！』モモ先生が明るく言うので、おかかは疑問に思ったことを尋ねました。『母乳の量が減ったから、おっぱいも小っちゃくなったんですか？もう、母乳は増えないんですか？』半泣き状態で尋ねるおかかに、モモ先生は『全然♪』とまた明るく答えます。『おいしい母乳はね、この柔らかくて落ち着いたおっぱいで作られるのよ。ホルモンのバランスが安定してきた証拠だから、これでいいのよ。それにほら、ちゃんと母乳造られてるよ！！』モモ先生がマッサージすると、乳首の先から前回と同じようにビュー――っと母乳が飛び出しました。もう、魔法としか思えませんでした。家で、あれほど押して引っ張ってつねって、搾乳機を駆使しても、ポタ・・・ポタ・・・・としか出ないのに・・・。『家にモモ先生が居ればいいのに・・・・。』おかかが言うとモモ先生はわはははーと笑って『本当よねぇ！私も家で助けてあげたいわ！みんな本当におっぱいで苦労してる人ばかりだから・・・。軌道に乗るまで平均3ヶ月・・・半年かかる人もいるからねぇ・・・。』と言いました。三か月・・・半年・・・・。おかかには想像ができない、途方もなく遠い未来に思えました。そんなころまで、今の生活が続けられるだろうか。今日、今、この瞬間、もう辛くて辛くてしょうがないのに、みんなはこれを何か月も続けているなんて、本当なんだろうか？おかかは疑いの気持ちを持ってしまいます。だって、自分の周りには母乳で苦労している人が居なかったからです。『よし！！おっぱい、いい感じ！！乳首もいい感じになった！！直母やろう！！』モモ先生の施術が終わり、いよいよ直母指導の時。モモ先生がサクちゃんの頭を支えて、おかかと呼吸を合わせてサクちゃんに乳首をくわえさせます。何度かチャレンジした時、ついにカポッとサクちゃんの口の中にしっかりとおかかの短い乳首がくわえられました。『よし！！』モモ先生のグットポーズと共に、おっぱいの中に再びあの感触が訪れます。ずっと深いところからズーズーっと液体が引っ張られて流れていく感覚。以前ここに来た時に体験した、奇跡のような感覚です。これが、授乳。これが、おっぱいをあげるという事。おかかにとっては、奇跡体験以外の何物でもありません。ただひたすらに、感動し、ただひたすらに幸せな瞬間です。一生懸命おっぱいに吸い付くサクちゃんの口と、ゴキュゴキュと鳴るサクちゃんの喉が、愛おしくて愛おしくて、これ以上の幸せがこの世にあるのだろうかと、思えるのです。これは、辞められない。手放したくない。ずっと、続けてあげたい。そう思うのです。どんなに辛くても、どんなに苦しくても、やっぱりまだまだ頑張りたい・・・。本当に、そう思いました。感動の直母成功の後、モモ先生は母子手帳をマジマジと見ながら、『全然大丈夫だよ～。なんでそんな不安になるような言い方するかなぁ～』と、一週間検診の助産師さんに少々怒っていました。『大丈夫だからね！栄養失調なんかじゃないよ！！』モモ先生に沢山の励ましの言葉を頂き、おかかはここに来た時とは別人のように、前を向き、『頑張ります！！』と、笑顔で母乳相談室を出ました。次の母乳相談室は二日後に予約を入れました。とにかく、二日後まで頑張る！！とにかく頑張る！！大丈夫。きっとうまくいく！！家に帰ったら乳首が柔らかいうちに直母の練習頑張ろう！！と、自分に言い聞かせていました。奇跡の直母体験を再び経験したことにより、おかかはなんだかうまくいくような気がしていたのです。しかし家での直母は、全く上手くいきませんでした。あれは夢だったのか、幻だったのか。おかかは、またどん底に落ちていきます。項垂れながらミルクを作り、泣きながら搾乳します。直母の練習をして、ミルクをあげて、搾乳して、哺乳瓶を洗って・・・もう、ずっと、おっぱいを押しています。モモ先生がまるで母乳を全部絞り切ってしまったかのように全く搾乳もできません。おかかはずっと、片チチを出したまま、ぽたぽたと涙をこぼしながら部屋の中を彷徨っていました。自分が今、何をやっているのか、これからミルクを飲ませるのか、もう飲まし終わったところなのか分からなくなり、ぼー－っと立ち尽くします。そんなおかかの状態をマオとシキちゃんは困った顔で見ていました。声を掛けたら、ママは発狂するんじゃないか・・・きっとそう思っていたんだと思います。あれほど騒がしかった二人が、とても静かに、おかかと一定の距離をとって生活しているのです。おかかは、それをありがたく感じていました。もう何も考えられないのです。何かを考えるエネルギーが無いのです。頭の中は、絶望、絶望、絶望ただそれだけです。次の授乳の時間に上手くできなったら、自分はもう生きている価値が無いのかもしれない。そう思いました。次回へ続く★お楽しみに(T ^ T)★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★子供たちのYouTubeチャンネル★【こども先生】★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★
14Oct
- ●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.13 退院後一週間健診
  ーーーーーーーーーーーーーーーこのお話は2014年、おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です★ーーーーーーーーーーーーーー2014年7月15日サクちゃん生後13日目おかかのどん底メンタルは底無し沼日を追うごとに深く深く・・・・・3人の息子達の母であるという喜びと自信は記憶の彼方遠くに仲良し（半）同居家族の、ニコニコ嫁の10年は蒸発大事な人との大事な日常と睡眠時間を犠牲にして、日々全ての精神と体力をぶち込み続けているにも関わらず、その行為全てを嘲笑うかのように反比例して減り続ける母乳の量押しても引っ張っても、潰しても、出てくる母乳は日に日に減っていて、明日にでも枯れ果ててしまいそうな予感がおかかを襲います何もかもうまくいかない何もかもうまくできない勉強も、運動も、恋愛も、結婚生活も、子育ても、家事も、仕事も、ベリーダンスも、全部、他者より特に優れているような事は一つも無かったけれど、なんとなく上手くやれてきたし、没頭して取り組めば、それなりの結果を出せてきた人生でした人並みか、ちょっと人より得意なことがある。そんな自分が好きでしたが結婚10年目、3人目の出産で、初めて本気で母乳育児に挑戦した結果自分はなんて価値のない人間なんだ。と、思う様になりましたそして、そのような精神状態の元、やってきたのが・・・・・・・【退院後一週間健診】でございますサクちゃんは黄疸の治療で退院日がごちゃごちゃいたしましたので、正式な日付とは前後しましたが、生後13日目のこの日、退院後一週間健診となりました本来、この【退院後一週間健診】は、助産師さんに支えられて育児をした入院生活から卒業し、自宅で新生児との生活を始めたママ達と、赤ちゃんの様子を見て貰える、とてもありがたい催しなのですが・・・・おかかにとっては精神的苦痛以外の何でもありませんでした素直に言って、行くたくない。逃げたい。帰りたい。です〝何一つ上手くいかない自分〟〝母乳すらまともにあげれない自分〟〝枯れそうな母乳〟を、わざわざ報告して精神ダメージを喰らう言葉を聞くはめになるのが目に見えているこの催しに、それでも律儀に参加するのは、『サクちゃんの健康確認のため』でありますサクちゃんに、気づけてない異常や、健康上の問題が無いか、専門家の目で見て貰える機会から逃げるわけにはいきませんでも今直ぐに逃げたい！！帰りたい！！もし、妹のリーリが近くにいたら、替え玉を頼んでいたかもしれません・・・・沢山の新生児と、ママ達が集まる待合室で、おかかはずっと下を向いて恐怖と戦っていました・・・・・そしてふと、〝5年前の、シキちゃんの生後1ヶ月健診の時の自分〟を思い出しました・・・・・・シキちゃんを出産した産院は、【絶対母乳！】的な方針でしたので、入院中はとてもとても病みましたが、退院した途端ミルクを与え、おっぱいをくわえさせる行為は一度たりとも行いませんでしたその潔いミルク育児は、とても充実していて毎日、幸せな新生児ライフでしたが、一ヶ月健診で『ミルクしかあげていません』なんて恐ろしくて言えやしないよ・・・・という恐怖でおかかはガタガタ震えておりました震える理由は違えど、5年前からおかかと母乳の関係は全く進歩していない。と言うことが分かりました・・・・・次々に名前が呼ばれ、そして次々と健診が終わって待合室に戻ってくるママと赤ちゃん達明るい声に顔を上げると、和かに笑い合う若いママと、年配の女性が正面に居ました母娘でしょうか？二人の間には、終始穏やかな空気が流れて居て、とても仲が良さそうですそうなると、おかかも自然に岡山に居るオカンのことを思い出してしまいます娘のおかかから見ても、とても破天荒でトラブルメーカーな実母オカンですが、同時にスーパーポジティブで、超能天気なので、こんな時そんなオカンが隣に居てくれたら、こんなに惨めに震えてここに座っていることは無かっただろうな・・・・と思ってしまいます何歳になっても、不安で押しつぶされそうな時は、オカンの存在が恋しくなるもんだなぁと改めて思いましたおかかにだけそう聞こえるのか、たまたまこの日の一週間健診は、〝その様な人〟が集まっていたのか・・・・先に呼ばれて健診が始まった人たちの会話が待合室に漏れ聞こえて来るのですが・・・・・・皆、母乳が順調な様子なのです・・・・・聞かないようにしても聞き耳を立ててしまうこれはどういうことなのか一人くらい『母乳全然上手くいきませーーーーん！！もうやめたいですーーーー！！て言うかやめます！！うわーーーーーーん（号泣）』な、方とか『えー！！ミルクしかあげてませーーーん！だめですか？いいですよね！ワハハハハー！！！』みたいな方が居てくださったら・・・・その後に続くおかかの心はとてもとても楽になるのに・・・・・・なぜか皆、とてもとても母乳が順調なご様子で・・・・おかかは更に深く落ち込みますやはり、哺乳類母乳が順調に与えられるというのが標準装備で、当たり前であるということでしょうか・・・・・では、全く当たり前に母乳を与えることが出来ず、苦労に苦労を重ねても未だ乳首さえくわえてもらえないおかかは、生物として駄作、不良品、落ちこぼれ、存在価値の無い生き物なのでしょうか心臓の鼓動は、吐き気がするほど激しく全身の毛穴から汗が吹き出しますなぜ、自分はそのように生まれてきたのかなぜ、みんなができることが、自分だけできないのかそしてそんな私は、この健診でどのように扱われるのかまるで肥大した心臓が気道を塞いでいるみたいに息苦しくなり自分自身がグルグルと回転し始めたかのような気持ち悪さを感じ始めた時『おかかさーん。サクちゃーん。診察室にどうぞ〜』と、とてもハツラツとした助産師さんの声が待合に響きました立ち上がったおかかの脚はガタガタと震えていました今から記念すべきサクちゃんの一週間健診だというのに、おかかは取調室に向かう心境でした〝せめて、せめて優しい助産師さんに当たりますように・・・・・〟祈るような気持ちで診察室に入ると、鎮座していたのはこちらの産院の外来で登場率のかなり高い、スーパーハキハキウーマンでした・・・・黒髪のショートヘアで、いつもきちんとメイクをしていて、背筋がピンと伸び、高音のハリのある声で診察に来た妊婦さんを呼ぶ助産師さんは、妊婦健診の時は非常に印象が良く、聞き取りやすい声で呼んでくれるし、非常に要領よく妊婦さんを誘導していた記憶がありますが・・・・・YES or NO！がはっきりしていて、何事もハッキリキッパリ発言される方なので・・・この度は嫌な予感しか致しません・・・・今のおかかには的確な意見より、オブラートに包みまくって中身がなにやら分からなくなるほどの優しさが必要なのです落ち込み切ったおかかを前に、いつもと変わらない調子の助産師さんは、テキパキとサクちゃんの体重、身長を測り、小児科の先生を呼び、小児科の先生による診察を隣でフォーローし、小児科の先生が去った後は電卓を手に計算を始めました・・・助産師さんが計算しているのは、サクちゃんの体重の増加のグラム数です退院時から増えた体重÷日にちで、一日あたりの体重の増え方を導き出します助産師さんは、何度か母子手帳と電卓とを見た後、『うーーーーーーん・・・』と唸って言いました『体重の増えが足りないわねぇ・・・』そう、言われるんじゃ無いかと思っていた事を、やはり言われました日々、最終的に搾乳した母乳とミルクを哺乳瓶で与えてはいるものの、母乳の練習で疲れたサクちゃんは、用意したミルクを全て飲み切らずに寝てしまうことが多々あるのですそれではだめだと、なんとか飲ませようとするのですが、口をキュッと閉じで、起きてくれないのです体重が減ってしまっていることも無いし、脱水や衰弱している様子はありませんが、それでも理想的な体重の増加量には達していないのでサクちゃんの成長に十分な量の栄養をあげれていないということです母乳の練習を怠らずに、十分な体重増加をさせることが、未だに両立できません一体どうすれば良いのかと、目の前の助産師さんに泣きつきそうになりましたが、それよりも、一刻も早くこの状況から逃げ出したい気持ちが勝っていました『しっかりミルク足してやってね』という言葉が、心に突き刺さります作っても、飲んでくれずに捨てるミルクを思い出し、涙が溢れてきましたミルクを足すのは、母乳が足りないから母乳が足りないのは、搾乳の量が減り続けているから搾乳の量が減り続けているのは、おっぱいの中で作られる母乳の量が減り続けているからおっぱいの中で作られる母乳の量が減り続けているのは、おそらくサクちゃんに直接吸ってもらえないからサクちゃんが直接吸ってくれないのは、おかかのチチが出来損ないだからおかかのチチが出来損ないのせいで、サクちゃんの体重は増えが悪いじわじわと視界が涙で歪んでいくけれど、待合の雰囲気の中で絶対に泣いたりなんかできないと思い、逃げるように隅に移動し、壁の方に向いて座り、何が書いてあるかさっぱり読む気もない掲示板を見上げながら、じっと、母子手帳返却の名前が呼ばれるのを待ちました行きたくないなぁ・・・と思いながら渋々行った退院後一週間健診でしたが嫌な予感は的中し、行きよりももう一段階メンタルをやられての帰路となりました・・・・・・しかし、本日の催しはこれだけではありませんでした桶谷式母乳相談室の予約が取れたのが、丁度健診の後の時間帯だったのですそれが、グットタイミングだったのか、バットタイミングだったのかは、この時のおかかには分かりませんでしたとにかく、まるで何かに取り憑かれているかのように〝負〟のオーラを引きずったおかが、母乳の神様〝モモ母乳相談室〟にやって来たのです次回へ続く★お楽しみに(T ^ T)★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★次回へ続く★
23Jul
- ●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.12 地獄のサタデー②
  ☆このお話は2014年、おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2014年7月14日サクちゃん生後12日目　　つづき朝から、義両親による不必要な訪問と、不必要な宣言によりおかかと子供達は一気に険悪な雰囲気になってしましました怒りがおさまらないおかかと、納得できない子供達ピリピリとした空気の部屋で、泣くシキちゃんとサクちゃんもう何もかも上手く行きません義両親さえ来なければ、マオとシキちゃんはそれぞれ大人しく遊んでたし、サクちゃんもぐっすり眠っていたのに義両親さえ来なければ、今頃おかかも、2人を眺めながら、サクちゃんの横で眠れたののに何もかもが、ぶち壊され、ぶち壊した義両親はにそそくさと買い物へ出かけましただから・・・・・嫌いなんだよ土曜日はこれ以上、何も起こりませんように義両親がもうこっちに来ませんように早く、マーシーが帰って来ますようにシキちゃんとサクちゃんの泣き声が蝉の大合唱の様に響く部屋で、おかかはベッドに横になり、授乳枕に顔を埋めて泣きました次に目を開けたら、もう夕方で、マーシーが居たらいいのに・・・・なんて希望は現実になるわけがなく、地獄のサタデーは続きますガチャッ　ドッ・・・・また、玄関を開けようとする音、からの鍵が閉まっているので玄関が開かない音。です『おかかちゃーん』と、お義母さんの声がしますおかかは反射的に立ち上がり、玄関の鍵を開けますそして玄関の扉を開けるとお義母さんが大きなピザの箱を持って立っていました目の間に差し出されたボリューム満点の大きなピザにおかかは、凍りつきました母乳戦争真っ只中のおかかの食事といえば、米・米・米・米！！たんぽぽ茶をがぶ飲みしながら、一粒でも多くの米を胃袋に流し込む1mlでも多くの母乳を作るために、おかかは米を頬張るのです連日の母乳との戦いで、意識はとっくに混沌とする中で、いかに多くの米を摂取するためにどうやって食べようかと、必死に考えて工夫していました母乳を沢山作る&出すために『白米をしっかり食べなさい』と言われていたおかかは、母乳戦争の中で白米こそが正義！白米以外は毒！！と言わんばかりの、極端な思考に陥っていましたそれなので笑顔でピザを差し入れたお義母さんに思ったことはひとつ『嫌がらせなのか？』でした脂っこい食事は乳腺・乳管を詰まらせるのに塩分の高い食事は母乳が不味くなるのに1mlでもいいから多くの母乳をサクちゃんにあげたいと思って、必死で戦っているのに・・・・・『嫌がらせなのか？』そうとしか思えませんでした。もう、どうにもやるせなくなってお義母さんが去った後、投げ捨てるようにリビングのちゃぶ台にピザの箱を置き、おかかは再びベッドに横になりました『おかかちゃん、ピザ食べやー』というお義母さんの声がこだましますおかかは『食べるわけないだろーーーー！！』と、心の中で絶叫し、再び泣きましたそんなおかかの心情なんて知るはずもなく、マオとシキちゃんが歓喜の声を上げますベッドから動こうとしないおかかを尻目に2人で嬉しそうに小皿を用意し、それぞれお気に入りのジュースをコップに注いでいますそしてピザを慎重につまんで切り離しよいしょっと小皿に乗せ『いただきまーす♪』と言いながら、大きく口を開けて、ピザにかぶりついていますおかかはそれを睨みつけながら、心の中で悪態をつきます母乳がうまくいってないの知ってるくせにピザが母乳に良くないのだって知ってるくせにお義母さんは、おかかが苦しんでるのが楽しいんだろうかそんな言葉しか、浮かんで来ませんそしてひとしきりぶつぶつと悪態をつき続けましたしかし次第に、『美味しい美味しい』『美味しいねぇ』『ばーちゃんナイスぅ』と言いながらピザを頬張る2人の顔が、とっても幸せそうでおかかはお腹の中で煮えくりかえっている負の感情が徐々に下火になっていくのを感じていましたそんなに、幸せそうに笑わないでおくれよこれじゃあまるで、ママが悪い奴みたいじゃぁないかそんな風に思いましたそして、思い出してしまったのです〝普段のおかか〟と、〝ピザ〟のシュチュエーションを・・・・たまに、数ヶ月に一回くらい、お義母さんが思いつたように宅配ピザを頼んでくれます『おかかちゃんは何がいい？マオは？シキちゃんは？何が食べたい？』と聞いてくれて注文してくれて届くとみんなで『やったーーーー！！！ピザだピザだーーー！！』と大はしゃぎして『おいしぃぃぃ！！』『お義母さんありがとーーーー』『ばーちゃんありがとーー』と言ってみんなでピザを囲って幸せそうに笑う・・・・・・そんな、遠い昔の〝いつもの自分〟の姿を、思い出してしまったのですそして、思いましたお義母さん、普通におかかと子供たちが喜ぶと思ってピザくれたんじゃない？更に思いましたお義母さんは、母乳に良い食事しか食べないとか、おかかがここまで気にしてるなんて思っていなかったんじゃない？つまり嫌がらせとか、おかかが勝手に思ってるだけなのでは？普段のおかかなら『そうに決まってるだろ！』と瞬時に思いますがこの時のおかかは、もう、思考回路はぐちゃぐちゃで、後ろ向きな考え方しかできない状態でしたのでいや、パンは食べないんだー母乳に良くないからとか、話してたし！！この感じ見てれば察しがつくじゃあないか・・・・と思ったりお義母さん、おかかがいつもみたいに喜ぶと思っただろうな・・・・と思ったり考えは次第にお義母さんへの疑問から、自分自身の行いについての反省へと変わっていきましたあの時、お義母さんがピザを持ってきた時おかかは、ちゃんと笑っていたでしょうか心の中で『はぁ？』と思っていたとしてもいつもならちゃんと笑顔で『ありがとう』を言うのですあの時おかかは・・・・どんな顔でお義母さんにお礼を言ったのでしょうかきっと、多分『はぁ？今、ピザ！？』と言う、顔をしていたに違いありません母乳に対する思いが強すぎて、いつもみたいにお義母さんのピザに喜ぶことはできなかったけど、それは仕方のないことだけどせめてちゃんと笑って『ありがとう』と言えば良かった後悔の気持ちが押し寄せますでももう、ベッドから立ち上がるのもしんどいし母家に行く気力もありませんもうすぐサクちゃんの授乳の時間ですお義母さんに『さっきはごめんねありがとう』と言うのさえ後回しにして、ひたすら繰り返される母乳との戦いを何よりも優先している自分がいますしかもその母乳との戦いは全くうまく行っておらず、苦しいだけの日々が続いていますそのせいで子供たちとも、義両親ともうまくいかない怒鳴って、泣いて、落ち込んでおかかが1人で、みんなを巻き込んで家の雰囲気をぶち壊していますそしてはたと気づいたのです私って最低だ・・・・・と地獄のサタデー①・②おわり★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
21Jul
- ●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.12 地獄のサタデー①
  このお話は2014年おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2014年7月14日サクちゃん生後12日目の・・・・土曜日産後まもない母親と、新生児にとって朝、ちゃんと起きて上の子達を学校&保育園に送り出すという苦行をしなくて良い土曜日の朝は本来ならホッと気を抜くことができる貴重な朝だと思われますが・・・・おかかの場合は違います同じ敷地内の、すぐ隣の家には、義両親そして土曜日は、現役バリバリ会社員のお義父さんがお仕事お休みの日なのですしかし、おかかの旦那、子供たちの父親マーシーは建築関係の自営業なので、基本的に日曜日しかお休みがありませんつまり、土曜日は子供達→居る義両親→居るマーシー→不在という、非常にスリリングなメンバー構成になるのが土曜日なのです・・・・とはいえ、基本的におかかと義両親はおそらく、〝仲がいい方〟だと思われますお義母さんとおかか、二人で行動することは日常的によくありますしお義父さんとおかかも、実は二人で行動することが普通にありますなので、行く先々で『娘さんですか？』と聞かれ『違います息子の嫁です』とおかか、もしくは義両親が答えると大抵驚かれますそのくらい、おかかと義両親は、世間の方から見ると、〝仲がいい方〟なのだと思われますがそこに子供達が加わると、おかかの緊張度はグンと増します子供達は、じいちゃんばあちゃんが大好きだしお義母さんも、お義父さんも、子供達のことをとても可愛がってくれますしかし子供達はいつだってお利口さんで、静かな訳では無いし時には義両親だって子供の相手が煩わしい時があるでしょうなので、義両親と子供達が同じ空間にいる間、子供達が度を超えたわがままを言い出さないか、グズグズ言い出さないか、喧嘩を始めないか、悪い言葉遣いをしないか、義両親を不快にさせるような行動・言動を取らないか・・・・・と、おかかは密かにヒヤヒヤした緊張感を抱えながら、義両親の顔色を伺い、子供達に『いらん事を言う&するんじゃねぇぞおおおおおおぉぉぉぉ』と言う念を送り続けておりますのが〝土曜日〟でございます・・・・マーシーがいる日曜日は、家族でお出かけすることが多く、またお出かけをしなくてもあトラブルを未然に防ぐ&トラブル対処の大半をマーシーが担ってくれるので、おかかの緊張感や、心のザワザワは、だいぶんと軽減されていますマーシー不在の土曜日は、おかか一人でどうにかするしか無いので、義両親と子供達が長時間同じ空間にいることを避けるために、わざと土曜日の午後からスイミングスクールに通わせていましたマオが3歳の時から、土曜日のスイミングスクールの習慣は始まり、その後13年続きます（新型コロナウイルス対策でのスイミングスクールの環境変化でスクールを辞めることになるまで）3歳になったシキも土曜日のスイミングスクールに加わりスイミングスクールを理由に、おかかは息苦しくて緊張感のある土曜日の家から逃げ出していたのですしかし今は産後・・・流石に送り迎えもできないので、スイミングスクールは1ヶ月の休会届けを出してありますつまり、本日の土曜日は一日中家に居なければなりません嫌な予感はいつもの土曜日の数十倍ですなぜなら、おかかが産後だからですそして、おかかが母乳に大苦戦中のどん底メンタルのブチギレ女だからです・・・今は、嫌なことがあっても事件が勃発しても逃げる手段も体力も場所もなければ問題に対処する思考も気力もないのですあぁ・・・・神様今日が土砂降りの雨だったら、マーシーの仕事が休みになっていたのに・・・・・しかし、外は晴天マーシーはお仕事に行ってしまいました今日がお義父さんのゴルフまたは、会社の人と行く釣りの日だったら、夕方までは平日と変わらない感じで居られるのにあいにくそういった予定はありませんでしたどうか、今日という日が何事もなく終わりますように・・・・と願っていました・・・・・と、言うよりお義父さん、お義母さん・・・・・今日は、私たちの事は放っておいてくくだせぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・！！と、心が叫んでいましたで、冒頭に戻ります嫌な予感大的中の『朝から予告なしの０秒玄関ガチャ』です急いで返事をし服を着て玄関の鍵を開けると目に突き刺さるような空の青さと笑顔の義両親義父さんの『なんだぁ？まーーだ寝とったんかぁ？』の言葉に50,000文字ぐらい言い返したい気持ちは、10年ほど前から飲み込み続けているのでそこはスルーしますいきなり玄関を開けることも鍵がかかっててガチャンっと大きな音で寝たばかりのサクちゃんがびっくりしていることも全部飲み込みますそしておかかはいつも通り、笑顔で立っているのです次に起こることが大体予想できていて心の中で『おい。言うなよ。おい。絶対言わないでくれよ。察しろよ。お願いだから、察してくだせぇぇぇぇぇぇ！！！』と、義両親に心の中で訴えながらおかかは義両親に笑顔を向け続けるのですしかし『ラピタ行ってくるわー！』と義両親。〝ラピタ〟とは、近所にある大型のスーパーです義両親的には『スーパーに行くから、留守だからね』と、言うことを伝えにきたよ。といった感じのテンションだと思うのですが子供もたちはラピタが大好きですラピタでお菓子を買ったり、お昼ご飯を選んだりするのが大好きなのですそんなこと義両親も10年前から知っていますだからラピタに行くと知ったら一緒に行きたい！と言い出すのも簡単に想像できますなのに何故！？何故それをわざわざ子供達を揶揄うように言いに来るんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！お義父さんは大変せっかちな人で、子供達がラピタに行く支度をするのを、待てませんなので、お義父さんをイライラさせながら待たせ、おかかは早くしないとと、ハラハラしながら子供達を着替えさせるのは本当にストレスが溜まりますそして、そうやって子供達をラピタに同行させたとしても、おかかが居ないその先で、子供達がわがままを言って、お義父さんをイライラさせていないかドキドキして落ち着きません実際にお義父さんから『手に負えないから迎えに来い』と言われ、義両親について行った先まで迎えに行った事も何度かあります産後でなければ、おかかも一緒に同行したり、後でおかかが子供達をラピタに連れて行ってあげることもできるのですが、今はそれができませんなので、おかかは今からダッシュで用意して、子供達をラピタに同行させるつもりはありませんし義両親も、子供達を誘いに来た訳ではありませんでしたしかし、そんな大人の事情が子供達に理解できる訳は無く『ラピタ！？シキちゃんも行く！！』と、目を爛々と輝かせて立ち上がったシキちゃんに『パジャマだからダメですー』と言って笑いながら、逃げるように玄関のドアを閉めるお義父さんシキちゃんは『え？』と、一旦停止した後、すぐに表情が崩れました『なんで！？シキちゃんも行く！！』きっと、お義父さんもお義母さんも想像できないのです自分たちがしたことの後の惨状をマオは自転車で追いかけるといいシキは玄関から飛び出して義両親を追おうとしますサクちゃんはびっくりして大泣きし大混乱に陥ったおかかの脳はビリビリと痺れそして『うるさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい！！！』と、子供達に向かって怒鳴る事になります怒鳴り始めたら止まりません結果マオは拗ねシキはわんわんと泣きおかかは途方にくれますうるさいのは、子供たちではありませんおかかの脳内で飛び交う義両親への恨み節ですただ、留守にすることを伝えたいなら、電話でいいだろう。いや、今ならメールでいい。産後なんだ。寝てないんだ。子供達はずっとおとなしく好きなことをやっていたのに、何故ぶち壊すんだ。連れて行きたくないならいちいち子供たちの前で言う必要ないだろ。そんなこともわからないのか。それともわざとなのか？子供達を泣かせて楽しんでいるのか？そもそも開けたらすぐ部屋だからいきなり開けないで欲しいと10年前からやんわーーーり言っているのに何故またいきなり開けようとするんだ。授乳中だったらどうしてくれるんだ。人が嫌がることをして楽しいのか、嫌がる気持ちがわからないのか？家族なら何をしてもいいのか？そっちが平気なら、こっちも平気でいろと言うのか？じゃあなんだ、俺は裸を見られてもなーーーーんとも思わんから、お前もいちいち騒ぐんじゃねぇ。なんて理屈が世の中にまかり通っていたら何でもありじゃないかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！！！！！！と、怒りと恨みの言葉が止まらないおかかの脳内が一番うるさいのにまた、子供達を怒鳴ってしまいました・・・・・義両親には思っていることは何も言えないで笑顔を向けるくせに何も悪くない子供達を、怒鳴り散らす子供達は、何も悪くないスイミングスクールは、おかかの都合で休会させているしおかかが産後のせいで、ラピタにも連れて行ってあげれない子供達は、何も悪くないのに・・・・・・そう落ち込めば落ち込むほどまた義両親への恨みの気持ちが膨れ上がって行くのですこんなことは、日常でしたいくら仲が良い義両親とおかかでも言えないことは山ほどあるし飲み込んできた言葉だけで一人の人間が作れそうですでも、それは義両親も同じだと思っていますたとえ血の繋がった家族であっても、子供の頃から育ててもらった親子関係であっても、全てが言い合える訳ではないし全て言葉に発したらうまく行く。なんてこともないお互いの暮しの為に、飲み込んだ方がいい言葉だって、たくさんあるえ？って思うことや、辛いこと悲しいことや、ムカつくことたくさんの心のザワザワを抱えながらもささやかで、幸せな日常をきっと、当たり前じゃない、繰り返される日常をお互いがお互いを思いながらそうやって約10年の半同居生活を『仲がいい』と言われるレベルで続けてきたおかかと義両親なのでこんなことは日常でしたでした。がね、今日はね・・・・違うのですよ・・・・おかかのメンタルが・・・・・・・非・日常なんですよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉ・・・！！！地獄のサタデー②へ続く・・・・・・★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
05Jun
- ●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.11 イライラが止まらない
  このお話は2014年、おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆ーーーーーーーーーーーーー2014年7月13日サクちゃん生後11日目何もかもうまくいかず『母乳やめたい』と嘆くおかかとやめることのできないおかか母乳育児のために、妥協はできず授乳時間に行う工程は増えに増え一日中、頭も体も、『母乳』の事ばかり・・・・・全く上手くいかない直母のせいで、気分はどん底睡眠時間は削られ、体力もどん底そんな中で、サクちゃんの体重が順調に増えているのを確認するのが、唯一の楽しみとなっておりましたしかし〝この体重増加は、足しているミルクによるものだ。〟と、いう事実が、また心をズーンと重くさせますこの、一回一回の授乳の苦労が、頑張りが、いつか、母乳育児へと繋がっているのだろうか？この道の先に、完母はあるのだろうか？正直、そんな姿、全く想像出来ませんこんなに頑張っているのに、自分自身が想像すらできない未来に進める訳がない・・・・・だから、辞めたいいや、辞めたくないでも辛い・・・・・頭に浮かぶのは辛い、眠いばかりで気づけば、おかかは、イライラしていました辛い辛いという負の感情に怒りが乗っかり始めたのです何に対しても、イライラする目に前ではしゃぐマオとシキちゃんを眺めながら『うるさいなー』と思いながらも『しかし、可愛いなぁ』と、思っていたのですがおかかの、元々の性格、〝心配性〟はサクちゃん産後、より強くなり授乳によって体力と思考がすり減った状況でも、どんどん強くなっていました身動きが取れないおかかと、いつも通りのマオとシキちゃん心配や不安には、ちゃんと理由がありますがどう話しても、元気モリモリの9歳と4歳は自由に行動しようとするのです妊婦の時だったら、心配なら着いて行くしそっと見守ることができましたでも、新生児と絶賛母乳と戦争中のおかかは『ちょっと待って』『今はだめ』『後でね』『○○はダメーーーーー！！！』と、ベッドで声を荒げているばかりでしたマオとシキちゃんは、『今、行きたい』『今、やりたい』『今、食べたい』と主張しますがおかかは『後で』と言いながらチチを搾ってばかりいますチチ搾りが終わったかと思えば、チチを出したまま寝ているそんなおかかに、マオとシキちゃんはイライラしていただろうしおかかは、おかかで、思い通りに行動してくれない二人にイライラしそして心配で心配で、イライラしていました・・・・・・おかかが寝落ちしている間にシキが外に出て、事故に遭っていたらどうしようおかかが寝落ちしている間に変なもの食べて喉に詰まらせてたらどうしよう頭はボーーーーーーーーっとしているのになぜか〝最悪の事態〟ばかりがじゃんじゃんと脳裏に浮かびますとはいえ、マオとシキちゃんが家の中で、ずーーーーーっと安全に、大人しく過ごしてくれるはずも無く常におかかの心は、不安と緊張で落ち着くことがありませんでした睡眠不足と、疲労に加えて、心の緊張は、イライラを大増殖させもう、心の中に留めておくことが難しくなっていましたそしてブチギレママの誕生です『あれやりなさい』『これやりなさい』『それはダメ』『宿題は？』『お風呂は？』『お片付けしなさい』『ドタバタしない』『帰ってくるのが遅い』『静かにして』などなど、特に声を荒げる必要のないフレーズまで、ブチギレ状態で怒鳴り散らしていましたおかかが、こんなに疲れているのも、心配しているのも、マオとシキちゃんには伝わりませんただ、『最近のママ何なん？』と思っていることでしょうおかかも、そう思いますおかかは、自分の言葉に、態度に、心底失望していましたそれなのに、止まらない暴言止まらないイライラ情けなくて、また、イライラします落ち込みながら、イライラするという、ものすごく面倒くさい状態になっていましたそんな、どん底メンタルのおかかの元に〝日常〟は、お構いなしで爆弾を投下します長男の嫁、（半）同居嫁の日常です・・・・『おかかちゃーん？』という声と共に0秒ガチャッ笑顔で家に入って来る、お義母さんと、親戚の叔母さん・・・・しまった・・・鍵かけとくの忘れてた・・・・おかかの家は、玄関開けたら、そこがリビングリビングの端に玄関。という摩訶不思議な間取りなので今は、玄関開けたら新生児と片乳出しおかかの巣なのです・・・・お義母さんと、お義父さんのお隣で暮らし始めてからこの当時で9年目でしたがお義母さん（と、お義父さん）は、ノーピンポン、ノーノック0秒玄関ガチャリンコな人たちなのでおかかがリビングで横になってても急に玄関を開けるしおかかがリビングで着替えてても急に玄関が開きますそのことについて、ずーーーーーーーーーーっと嫌な気持ちでいましたが、言えず・・・・いや、やんわりと伝えたことはあったと思いますが、お察しされることは無く〝家にいる時も、常に玄関の鍵はかけておく〟という自主防衛で耐え抜いていましたが、この時はうっかり鍵をかけ忘れていました・・・・・授乳してる時じゃなくてよかった・・・・・と、思いつついやいやいやいやアポ！アポ取ってませんよね？産後ですよ？デリケートな時期ですよ？おかかのお友達でも妹でも、数日前から日時の相談してくれますよ！？という思いがぎゅわーーーーーーーーーーーーーっと溢れ出して来ますが普段のおかかが、〝そういうの全く気にしない子〟と思われているので（実際は、めちゃめちゃ気にするし、嫌な子）この時も『赤ちゃん見に来たったでー！』的なノリで来られたのだと思います・・・・・・・ところがどっこいそこにいるのはメンタルどん底おかかですいつも通り、のお義母さんと、親戚の叔母さんに・・・・・イライラが止まらないおかかしかししかし同居嫁として何年もニコニコあははーっと対応してきたおかかはこんな時でも、ちゃんとニコニコしていましたサクちゃんを抱く（抱いてくれてる）親戚の叔母さんを見ながら『オカン（おかかの母）もまだ抱っこしてないのに・・・・』と、思ったり『ここがこっちに似てるー』『ここはあっちに似てるー』と盛り上がる会話に『勝手なことばっか言って・・・・』と、思ったり・・・・・サクちゃんを見にきてくれたのに、おかかのイライラは止まらず・・・・でも、態度には出さず笑顔で、積極的に会話に参加していましたそんな一人地獄の時間が、しばらく続いた時次の授乳の時間が迫っていることに気付きおかかは焦り始めますこの状況で直母の練習も、ハード乳首も、搾乳も、できる訳ねーーーーーー！！！！！マオの産後も、シキ産後も、おかかがミルクをあげている姿を見て、『母乳は！？』と驚きながら聞いて来るのが〝親戚〟の〝方々〟ですおかかは、当時、『え・・・なんでそんな事あなたに言わなきゃいけないの？』と、心の中で思いながら笑顔で、『母乳、全然出ないからさッ』と、アッケラカンと答えていましたしかし、そのあとは大抵、『えーーーーーそれは大変だねぇ』『お金がかかるねぇ』『昔だったら・・・・』『〇〇ちゃんとこは出過ぎて大変でさーーー』『私が若い頃はーーーー』と・・・・『知らんがや』と言いたくなる話が続くのですそんなトラウマしかない『親戚×授乳』の時間が、やって来ましたおかかは、あれだけ頑なに続けていた工程をすっ飛ばしミルクを作ってサクちゃんに飲ませました本当は、直母の練習もしたいし、搾乳もしたいですだけど、ミルクをあげることを選択しましたで、案の定です母乳あげるために頑張ってる所だよ！！！！見られるのが嫌だからミルクあげてるだけだよ！！！！！『うーん。ミルクと母乳半々かなぁ。。。。はははは』「まあーそんなにすぐにジャージャー出んわさっ！すぐジャージャー出るようになるわー」『そうだねー。。。。はははは』ニコニコニコニコイライラするマオとシキちゃんには怒鳴り散らしてお義母さん達にはニコニコしてる自分にイライラする玄関勝手に開けるお義母さんにもイライラするしアポなしで来る叔母さんにもイライラする鍵をかけ忘れた自分にもイライラするし全部ミルクで終わった授乳にもイライラするメンタルはどん底で、イライラは常にレッドライン次回は、そんなおかかと、お義母さんの事件簿を綴ります・・・・・お楽しみに(^_^;)陥没乳首の手術のお話はこちら↓↓↓★おかか、陥没乳首の手術を受ける！その①★長男マオくんの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★助産師さんのおっぱいマッサージ★次男シキチャンの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★こんなはずじゃなかった入院中の授乳①★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
23May
- ●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.10 泣きながらミルクを作る
  ☆このお話は2014年おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆ーーーーーーーーー2014年7月12日サクちゃん生後10日目母乳との戦いはおかかのストイックな姿勢とは反比例し事態は益々悪化していましたまず、やっぱり、どれだけ頑張っても、直母がうまくいかないサクちゃんは栄養を求めて泣き叫びおかかは、乳首をくわえさせようとサクちゃんの口をチチ押し当て続けます一見、くわえられた！！と思う瞬間があっても、それは、乳首の一部でしかなく全体をしっかり口に含めていないので、その状態で吸われると、乳首に激痛が走ります連日繰り返される乳首への刺激のせいで、乳首はベロンベロンに皮が剥け、修復が追いついていない状況なので、急いでサクちゃんの口から引っこ抜きますその瞬間、乳首が千切れたかのような痛みに冷や汗が溢れますサクちゃんは、やっと〝とりあえず何かに吸いつけた〟と思っているのに引っこ抜かれて、再び泣き叫びますただ、本当に、ただ、他のママ達がしているようにサクちゃんに母乳を飲ませてあげたいのに・・・・・おかかは、サクちゃんを泣かせてばかりですそして、もう一つ期待外れだった事高いお金を払ってレンタルした電動搾乳機で搾乳しても全く量が増えませんでしたこれに関しては、『何で？』以外、言葉がありませんでした気合の手絞りと、手動の搾乳器で全然量がとれなくてもモモ谷先生は『母乳の量は十分あるよー！！』と言っていたので、電動搾乳機さえあれば、チチ内部にあるはずの母乳をしっかり搾り出すことができると思っていたのです実際、長男マオの産後に、電動搾乳機でびっくりな量の母乳を搾り出せていたので、その時と同じような結果が出ると信じていましたしかしどれだけ搾乳機の角度を変えて搾っても右から左から、上から下からチチを圧迫してもつまんでも、つねっても20mlしか搾れませんでした・・・・・その結果、当然ですが冷凍保存していた母乳のストックがなくなりミルクを足さないと授乳量に足りなくなってしまいました〝母乳が足りなければ、ミルクを足す〟そんな事は、多くのママ達が経験していることでそれはごくごく当たり前のことだしそもそもおかかは、マオとシキを完全ミルクで育てた過去があると言うのに・・・・この時のおかかはもう、母乳以外・・・つまりミルクを、サクちゃんに与えることに物凄い罪悪感を感じていました搾乳で搾った母乳を飲ませた後に、ミルクを作って飲ませる簡単にあっという間に、サクちゃんに必要な量の栄養が、出来上がるミルク本来、母乳は、もっともっと簡単に、スピーディーにサクちゃんに栄養を届けられるのにおかかには、それができませんミルクを与えることで、サクちゃんがミルクしか飲まないようになってしまうのではないか？と言う不安もありますサクちゃんが、嬉しそうに、満足そうに喉を鳴らしながら、勢いよくミルクを飲む姿はとってもとっても愛おしくて、幸福感に満ち溢れているはずなのにおかかはいつもいつも絶望的な気持ちでいました気分が、沈み続けるばかりで何もかも、悪い方にしか考えられなくなっているのはチチの問題だけではなく単純に寝不足のせいで、思考を切り替えるためのエネルギーが全て削ぎ落とされていたからではないかと思いますミルクを足す事になり、授乳タイムに〝やること〟は更に増えおかかの頭の中は、常にチリチリと何かが鳴っていました一日中、母乳のことを考えて一日中、落ち込むマーシーのこともよく分からないマオのこともよく分からないシキちゃんのこともよく分からないよく分からないけど、心配心配だけど、よく分からない全部が、よく分からないよく分からないけどとにかく悲しくて、辛いそして、ぼんやり、思いますもう・・・母乳・・・・やめようかな・・・・てゆうかやめたい！！『もうやめたーーーーーー！！！』と叫びたいそれができたら、どれだけ楽だろうかサクちゃんも、きっとそれを望んでる！！母乳なんか、やめちゃった方が、おかかも、サクちゃんも、きっと幸せ！！！！！と、思うのですが・・・・どうしてもそれができません・・・・今まで頑張ってきたのもを、手放せないのです〝焦っちゃだめ！まだ生まれてから10日しか経ってないじゃないか〟〝生後3ヶ月で、やっと直母で飲んでくれるようになりました！って人も居るんだから〟〝このまま頑張り続ければ、絶対に直母ができる日が来る！！〟あと、3ヶ月いや、2ヶ月いやいや、早ければ1ヶ月後には、完全母乳でウハウハ笑ってるかもしれないだから今、できなくてもやめちゃ駄目だ！！がんばれ！！がんばれ自分！！きっと出来る！！だってみんな、できているんだから！！〝みんなできているんだから〟〝おかかもできる〟絶対、絶対、絶対できる・・・・・・・自分に暗示をかけるように何度も何度も頭の中で呟きますが頭の中は、不安と絶望がぐるぐると渦をまいて暗示の呟きをかき消すように、チリチリと何かが鳴り続けていましたこのあたりから、おかかは〝普段のおかか〟の人格を保てなくなり思考はとことん悪い方へ暴走し始めますそして、誕生した〝ブラックおかか〟は家族を巻き込み周囲の人を傷付け始めます・・・・・・主に被害を受けるのは、そうお義母さんです次回は、ヤバい人格に成り果てたおかかのヤバい行いをお届けしますお楽しみに・・・・汗★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★子供たちのYouTubeチャンネル★【こども先生】★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
12May
- ●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.9 更にストイックに
  ☆このお話は、2014年おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆2014年7月11日サクちゃん生後9日目サクちゃんと行った桶谷式母乳相談室から帰宅後おかかは燃えに燃えていましたそう、おかかは遂に、夢にみていた母乳育児の仲間入りを果たしたからですサクちゃんを出産後、ずっとずっと頑張って来ました憧れの母乳育児憧れの直母で授乳いつかは絶対絶対自分も・・・・と、いう熱い思いで頑張っていましたが、心のどこかではそんな日は来ない気がする・・・陥没乳首の手術を受けてもどれだけ直母の練習を頑張ってもおかかが直母で授乳する日なんて来ない気がする・・・・というネガティブな考えを常に抱えながらの毎日でしたそれがそれが！モモ谷先生のゴットハンドアシストのお陰様で！！おかか人生初の直母に成功✴︎❇︎ネガティブな思考はどこかへ吹っ飛びもう女神な毎日しか想像できないキラキラお花畑な思考にチェンジ！おかかの脳内に改めて、高々と『絶対直母！！』の、のろしが上がりましたそれにより、おかかと母乳の戦いの戦術に変更が生じました↑この、【とにかく、サクちゃんが大きく成長すれば、おかかの乳首の形が変でも、ガブっと吸ってくれるはず！！だから、サクちゃんが大きくなるまで、母乳を止めないように頑張ろう！】作戦からこちらの↓【やっぱり絶対・直母！！】作戦にシフトチェンジ手や、搾乳器で刺激を加えるより絶対絶対、サクちゃんに吸ってもらった方が、母乳の量も維持・増量できるのは間違いないのです直母成功が叶った今直母の継続をやらない理由がありません！！もちろん、そんなに簡単に、毎回毎回直母が叶うとは思っていませんしかーし！！！！！！一度成功したものは、また必ず成功する！！！昨日までのおかかとサクちゃんではありません！！直母成功を経験したNEWおかか&サクちゃんなのです！！！！！どこからともなく自信が湧いてきてやる気がみなぎっております！！おかかは、サクちゃんを胸に抱き、まもなく訪れる授乳時間をそしてあの奇跡の様な時間の再来を今か今かと待ち望んでおりました・・・・・が！直母は一度も叶いませんでした何度、トライしてもモモ谷先生のアドバイスを何度も呟いてもどれだけ時間をかけても直母は一度も叶いませんでしたサクちゃんはギャン泣きを通り越して悲鳴をあげていました母乳の匂いを感じながら、飲めない吸い付くことすらできないおかかも、泣いていました早く飲ませてあげたいでもできないこれは・・・・・・つまりは・・・・・・モモ谷先生無しでは直母は叶わないと言う事？何度挑戦しても30分時間をかけても成功しない直母・・・・・それは、次の授乳時間もその次の授乳時間も、同じでした・・・・・呆然とするおかかとぐったりとするサクちゃん・・・その心のダメージ具合といったら・・・・女神体験前より、大きいのですできなかったものが、できないままの落ち込みより一度、できたものが、またできなくなったという落ち込みはやはり後者の方がずっとずっと大きいです・・・・ここで、『じゃあ、次の母乳相談室の日まで、直母の練習は軽めにして、しっかり哺乳瓶で飲ませる事を優先しようかな♪』と、気持ちが切り替えられたら良かったのですが・・・・できませんでした・・・・・・・一度、『こうしたい』『こうする！』と決めたらもう、そうすること以外認められないおかかの性質がここで一旦アクセルを緩めることを、許さないのです絶対直母絶対母乳の思考はもう変更できませんでしたとは言え、サクちゃんに栄養は絶対なので、もちろん搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませますそのためには、自分の手と、手動の搾乳器と、レンタルした電動の搾乳器を駆使しこちらも30分〜1時間ほどかけて母乳を搾り出します搾った母乳は、母乳パックに入れ冷凍保存日付が古いものから解凍して、哺乳瓶でサクちゃんに与えますサクちゃんが飲む量に合わせると、解凍する母乳パックの数は一度に2〜3袋です単純に、そのうち搾乳&冷凍した母乳が足りなくなる日がやって来ますその時に、ミルクを足す事になる・・・・その事実が、とても怖くて仕方ありませんでした『絶対直母』のもと、直母にトライする時間は増え一回の授乳時間にかかる時間がどんどん増えていました全ての作業が終わると2時間経過していることが続きそうなると、次の授乳時間まであと、1時間しかありませんあれ？これ、いつ寝るの？サクちゃんは、鬼の直母特訓のせいで、哺乳瓶で母乳を飲んだら気絶したように寝ていますおかかも、今のうちに寝なくては！と思うのですがおかかの子供は、サクちゃんだけではありませんマオとシキちゃんの母でもあるので、それなりにやることはあるのです朝は小学校と保育園にちゃんと行けるように送り出さないといけないし安心安全な衣食住を与えてあげなければいけません夜はマーシーに任せっきりですが、朝〜夕方はマーシー不在でもう、何が何やら初めての母乳育児挑戦以前に初めての3人育児生活が始まったばかりなのですしかし、ほとんどの体力、時間、そして思考が母乳育児へと使われており・・・・おかかはとにかく寝不足でしたそして、いつも片乳が出ていましたいつもいつの時も、搾乳していたからです・・・・片乳を出したまま家の中をフラフラと彷徨うゾンビみたいな３児の母それが、やばいとか、やばくなとか、判断できるような余裕を無くしていました気づけば片乳出したままご飯を食べていた・・・・・という状況でしたマオとシキちゃんは、変わらず元気でしたしかし、ずっと話しかけてくる二人が何を言っているのかおかかは解らなくなっていましたただ、眠くてそして悲しかったのです更に、ストイックに挑み始めてしまったおかかと母乳の戦いおかかは完全に劣勢に立たされておりしかし戦いから降りる気も一旦休憩する気もなくただひたすらに、身を削って前に進み続けようとしていましたこれによりどんどん失われていく時間と体力そして睡眠時間睡眠不足はおかかからあらゆるものが失われていきそれと引き換えにおかかの中でドス黒い人格が形成され始めていました次回おかかの母乳への挑戦が家族を巻き込んだカオスな状況になっていきます一体、何が正解で何が不正解なのか何が愛で何が悪なのかおかかも家族も大混乱の母乳戦争いよいよ終わりの始まりです・・・・・・お楽しみに・・・・★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★陥没乳首の手術のお話はこちら↓↓↓★おかか、陥没乳首の手術を受ける！その①★長男マオくんの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★助産師さんのおっぱいマッサージ★次男シキチャンの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★こんなはずじゃなかった入院中の授乳①★
24Apr
- ●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.9 サクちゃん桶谷式初参戦で起こった奇跡
  ☆このお話は、2014年おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆ーーーーーーーーーーーーーー2014年7月11日サクちゃん生後9日目2回目の黄疸治療から無事退院したサクちゃんと共に桶谷式母乳相談室に来ましたここ数日の、サクちゃんと離れ離れの日々の事や直母が全く上手くできない事サクちゃんに全く栄養を与えられていなかった事搾乳しても全然量が搾れない事日に日に母乳の量が減って来ている事などなど、モモ谷先生に聞いて欲しい事が沢山あってモモ谷先生の顔を見た瞬間、子供のように大声で泣いてしまいそうな心情でしたが・・・・・そこは、ぐっと我慢しました今日は、サクちゃんが隣に居るのです母は、強く冷静でなければいけませんモモ谷先生による、おっぱいマッサージを受けながらおかかは淡々と、勤めて冷静に、産院で言われた事と、搾乳の状況を説明しましたモモ谷先生は『そっかぁ・・・それは辛かったねぇ・・・またおっぱいの底が癒着してるからねぇ・・・・今からしっかりほぐして、おっぱいの様子みるからね！大丈夫よ！大丈夫！』と、笑って励ましてくれました不安で不安で、不安以外何もない状態でやって来ましたがモモ谷先生が、『大丈夫よ』と言ってくれるだけで本当に大丈夫な気がして来ましたモモ谷先生は、前回と同じく、額に汗を滲ませながら、おかかのチチを、根気良く、丁寧にほぐしていきますそんなモモ谷先生の姿をおかかは、じーーーーーーーっと見ながらモモ谷先生が家に居たらなぁ・・・・モモ谷先生が母親だったらなぁ・・・・家でも不安な気持ちにならないんだろうなぁ・・・・と、考えていましたモモ谷先生は、おかかの隣に寝転ぶサクちゃんを見て、ふふふっと笑いました眠りながら、口元をニマニマと動かすサクちゃんをモモ谷先生は可愛いねぇと言ってくれましたなんだかそれがとっても心にじんわりと来ました可愛い可愛いと、おかかも思っていますが可愛いと思うのと同時にごめんね・・・・・という気持ちが込み上げてくるのですだから、モモ谷先生がマイナスな感情を伴わない『可愛い』を言ってくれた事がおかかはとても、嬉しかったのですおかかも、単純に、『可愛い』だけを思ってあげたいですおっぱいさえ上手く行けば、そうゆう日々が待っているのに・・・・そんな事を考えていると、目にじゅわーーーーーーっと涙が溜まって来て『モモ谷せんせーーーーー（泣）』と、なってしまいそうになりますダメダメ。しっかりしないと・・・・モモ谷先生に気づかれない様に、ゴシゴシと、涙を拭き深呼吸した所で『ほら見てー！！こんなに出るじゃーーん！！』と、モモ谷先生が言いましたモモ谷先生がおかかの乳首をぎゅっと摘むと、前回と同じように母乳が勢いよく飛び散っていました『全然枯れても止まっても無いよぉ！ちゃんと癒着をとれば、じゃんじゃん出てくるよ！！』もう、このまま母乳は止まってしまうのでは無いかと思っていたおかかに目の前で飛び散る母乳は夢見たいな光景で我慢していた涙が溢れてしまいましたおかかの母乳は、健在でした！！！！！！もう、それが分かっただけで、嬉しくて嬉しくてありがとうございました！！といった感じなのですが今回はサクちゃんが一緒に来ています！！なので、モモ谷先生による初めての直母指導が行われます！！マッサージしてもらったベッドを降りて、ベンチソファーに座り、授乳枕を装着しますおかかはサクちゃんを胸に抱き、モモ谷先生がおかかの隣に座り、サクちゃんの首をうしろから支えます『よーしじゃあ行くよー！』『はいっ！』サクちゃんのお腹も、ちょうど空いてきた頃ですおかかのチチも、モモ谷先生のマッサージによってプルンプルンの乳首、伸っび伸びです舞台は整いました行くぜ！サクちゃん！！そーれッあっ・・・・だめだもう一回そーーーーーっれ！！うーん！も一回！！そーーーーーーっれ！！あーーーーーーーもう一回！！モモ谷先生と、おかか、そしてサクちゃん3人共、呼吸を合わせて手に汗握りながら、何度も何度も乳首をくわえさせようとチャレンジします家で、二人きりでやっている時は、できないできないと、半べそかきながら、祈るような気持ちでやっていましたがモモ谷先生が一緒にやってくれているので全然上手くいかなくても『よし次！！次はいける！！』という気持ちになっていましたサクちゃんはやっぱり大泣きだけれどそれでも心が沈むことはありませんでしたなぜだか必ず、成功するような気がしていたのですモモ谷先生は繰り返し言いました『アヒルの口にしなくちゃダメよ！！アヒルの口にしないと、ぐっと深くくわえられないから』〝アヒルの口〟とは、赤ちゃんがおっぱいをくわえた時の唇の形のことですサクちゃんみたいに口が小さい子は、おっぱいをくわえても、唇が内側に巻き込まれるようになっていて、母乳を絞り出す力が、乳に伝わりにくく、乳首も深く入っていかないそうですなので、おっぱいをくわえた時、唇が外側にブリンっとめくれている〝アヒルの口〟にしなくちゃダメとモモ谷先生は言いましたそれは初耳！そんなことは、産院では言われなかったなぁ・・・・桶谷式の直母練習用のハード保護器も、この『アヒル口』でしっかりくわえる特訓ができる形になっているそうですなるほど、だから〇〇○のハード保護器はダメだよーーーーって言ってたのか・・・・モモ谷先生とサクちゃんと、汗だくになりながら何度も挑戦してついに、その時が来ましたバクッと、サクちゃんがチチに食いついた瞬間お？いつもと違う！？という感触がありましたこれは・・・・・イケたんじゃ・・・・・？と、思った瞬間サクちゃんが、勢いよく乳を吸う動きを始めおかかのチチに今まで味わった事のない衝撃が走りましたそれはまるでチチの中に地下水脈が張り巡らされていて乳首の先に井戸のシュポシュポするやつがついていてサクちゃんがシュポシュポすることにより地下水脈に流れる水が乳首の井戸に向かってグワグワジュンジュンと組み上げられていくような感覚！！！！何じゃこれーーーーー！！！！産院の授乳室で、初めてハード保護器を使用した時サクちゃんの口の動きに合わせてチチがジュンジュンと圧迫&吸引される感覚を初めて感じる事ができてそれはそれは感動したのですが・・・・それとは比べ物にならないほどの吸い上げられてる感！！こっ・・・・・これが・・・・・授乳・・・・・・・？これが・・・・・おっぱいをあげるって事・・・・・？みんな・・・・・こんな感覚を味わっていたの・・・・・？おかかは、人生で初めて、子供に直母でおっぱいを吸われることに、成功しました・・・・・初めての、〝直母で母乳を吸われる感覚〟に動揺が隠せないおかかをモモ谷先生が、満足そうに見ていました『凄い・・・・凄いです・・・・・』『うんうん』『えっ・・・こんなにも、ジュンジュンするものなんですね・・・・』『そうそう』『凄い・・・・母乳が動いてるのが分かります・・・・』サクちゃんが吸い母乳が出る当たり前のことが、初めてできたおかかは、とてつもない幸福感に包まれていましたサクちゃんもまた、幸せそうに口を動かしていますまるで、おかかとサクちゃんだけ、時が止まった気がしましたそしておかかは思いました私、今、こんな感じじゃない？母乳の女神本気でそう思いましたこんな体験ができるなんてこんな幸せな気分が味わえるなんてモモ谷先生の所に来てよかった！！母乳に挑戦してみてよかった！！気づけば、ボロッボロと涙を流していましたみんなが、できていたことが、自分にもできたみんなが味わっていた感覚を自分も味わうことができた夢が、叶ったそして、サクちゃんにハード保護器を介さず、おっぱいを吸わせてあげることができた何もかもが嬉しくて嬉しくてモモ谷先生に感謝の言葉を、どれだけ言っても足りませんでしたこの瞬間おかかはとっても幸せで言葉では表せれないほど、感動していました・・・・・次回に続く・・・・・お楽しみに・・・・・(^_^;)おかかと子供たちのSNS・YouTube★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★陥没乳首の手術のお話はこちら↓↓↓★おかか、陥没乳首の手術を受ける！その①★長男マオくんの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★助産師さんのおっぱいマッサージ★次男シキチャンの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★こんなはずじゃなかった入院中の授乳①★
11Apr
- ●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.9 サクちゃん二度目の退院
  ☆このお話は2014年、おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆ーーーーーーーーーーーーーーー2014年7月11日サクちゃん生後9日目おかかは、焦りに焦っていました昨日から、搾乳できる量が極端に減っていたからです焦りに焦って、真夜中に電動搾乳器のレンタルを注文しました搾乳できる量は夜が明けてからも変わらず1時間、押して抓って摘んで押してを繰り返しても、15mlしか搾れず・・・・封印していた手動搾乳器（産院の授乳室で購入したもの）を引っ張り出してシュコシュコしてみるものの、一滴に二滴と出てくるのに何秒かかるんだよ・・・・という程でが悪い状態でした・・・サクちゃんと離れ離れだからか昨日、色々と精神にダメージを受ける事が続いたからなのかまたチチの内部が癒着して乳腺組織の働きが滞っているのかそれとも、そもそもおかかのチチはこれ以上母乳を作り出せない仕様なのか・・・・どちらにしたって困る母乳育児をすると決めたんだ・・・・・授乳ブラに仕込んである母乳パッドには、確かに母乳が染み込んでいてずっしり重くてそして生臭い一日中、じわりじわりと母乳は乳首から漏れ出ているくせに搾るとたった15mlしか出ない謎・・・・・母乳パッドに染み込んだ母乳も、飲めたらいいのに・・・・3時間おきに1時間、素手と搾乳器でこねくり回られたチチは、何だかもう悲惨な状態になっていました1時間も、脂汗をかきながら搾乳して、たった15mlしか搾れない今ですがもしかしたら明日には0になるかも知れません母乳が止まれば、母乳育児はできませんサクちゃんが誕生してから、今までしてきた努力が無駄になるのです・・・・・・いや、この時は、そういう考えは浮かんでいませんでした〝今までの努力が水の泡〟なんて事はどうでもよくて〝母乳育児が実現しない〟という未来に恐怖を感じていました母乳育児をやりたい！頑張る！と、決めて、その実現を強く願いすぎて母乳育児以外の未来は認められない！思考になっていましたなので、絶対に母乳を止めるわけにはいかないのですそんな状況下で偶然にも本日はお昼から桶谷式母乳相談室の予約が取れていました前回は、産後5日間の入院生活から退院した直後に、サクちゃんと一緒に初訪問する予定ですたが、サクちゃんが黄疸治療のため退院できず、おかか一人で退院&母乳相談室へ訪問となりましたその時、次に予約が取れた日が、今日だったのです良かった・・・・・モモ谷先生に診て貰えば、きっと大丈夫・・・母乳の量も戻るはず・・・・昨日から嫌な事ばかりで、ズーーーーーーーーーーーーーーンと、沈み切ったおかかの心にそっと光を照らすモモ谷先生の存在・・・・こんな事になるかも知れないと、入院中に母乳相談室に行くことを思いついた自分、本当にグッジョブ！母乳相談室という存在を知らないままでいたら、きっとこのまま母乳の量が減り、止まっていたに違いない・・・・母乳相談室の予約の時間が、ちょうどサクちゃんが退院する時間にピッタリだったことと・・・・一昨日のお義母さんについて来てもらった事を大後悔した事件の、こともあり今度は一人で行く事にしました夜のうちに台風は過ぎ去り名古屋は雲一つないいい天気マオもシキちゃんも元気に学校&保育園に行きおかかは意気揚々と・・・・・・・では無く搾乳でズタボロの脳と身体を奮い立たして、愛するサクちゃんのお迎えにこうゆう時、マーシーが居たらなぁ・・・・と思うのですが仕事なので仕方ありませんこうゆう時、おかんや兄弟が居たらなぁ・・・と思うのですが遠くに住んでいるので仕方ありません産院に着くと、サクちゃんは光線治療中で、おかかは治療中のサクちゃんの姿を初めて見ましたサクちゃんは目元に大きなガーゼを貼られていましたが、何だかとってもリラックスしているように見えましたちょうど授乳時間になって一昨日にお義母さんと一緒に入った〝例の部屋〟に今度はサクちゃんと二人きり何だか、とっても久しぶりに思えるサクちゃんとの時間に心地よさを感じながら桶谷式のハード保護器を着けて、サクちゃんに吸わせますサクちゃんは難なく保護器に吸い付き、ちゅくちゅくと口を動かします初めは痛々しいと思った目元のガーゼですが本人は全く気にしていない様で・・・・しかも、何だかとっても可愛い・・・このハード保護器が全然飲めていなかったことも、今日、モモ谷に相談できるし母乳の出が悪くなっているのも診て貰えるしサクちゃんは可愛いし・・・・・うんうん大丈夫〝きっと何もかもうまく行く・・・！！〟大きなサングラスを掛けてるみたいでオシャレにすら見えてきたサクちゃんの頬っぺたを撫でながら心穏やかな時間を過ごしその後、冷凍母乳を哺乳瓶で飲ませながら、改めて〝その部屋〟を見渡しましたこの部屋が、嫌な思い出のままにならなくて良かった・・・お義母さんは何も悪くないけれどこの部屋でのお義母さんとの時間は、思い出すと吐き気を催すほど、おかかにとっては嫌な記憶としておかかの脳内に留まっていますその記憶はどうにも変えられないけれど同じ部屋で、サクちゃんと二人きりで過ごせた事により少なくとも、この部屋を〝最悪の思い出〟から〝ヘンテコなガーゼを貼ったままのサクちゃんと過ごした思い出〟で上書きできたことが、とっても嬉しかったですそしてサクちゃんは、無事、2回目の退院となりました今度こそ、本当の本当にサクちゃんと一緒の生活がスタートします！サクちゃんと二人きりのドライブ握ったハンドルと周囲の歩行者&車にに意識を最大限集中させ無事、桶谷式母乳相談室に到着！！遂に！！サクちゃんと二人揃って、モモ谷先生に会えます！！おかかの母乳育児への挑戦で唯一にして最強の味方！！モモ谷先生！！どうか！！どうかおかかとサクちゃんをお救いください！！！！期待と不安で高鳴る胸に〝大丈夫、きっとうまく行く〟と繰り返しながらおかかとサクちゃんは母乳相談室へと続く階段を登りました・・・・・・・・次回へ続く☆おかかとこどもたちのSNS・YouTube★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★
27Mar
- ●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.8 台風の夜、泣きながらポチッた物
  ☆このお話は、2014年おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆ーーーーーーーーーーーーーーー2014年7月10日サクちゃん生後8日目サクちゃん黄疸で再入院母乳全く足りてなくて体重100g減っていた大事件お義母さんに授乳見られたショックが、あったとて日常は続きますおかかの事件簿なんて何も知らないマオくんとシキちゃんはいつも通り・・・・とっても元気に学校&保育園から帰って来ました『あれー？サクちゃんはー？』『また黄色くなって来たから入院になったよ・・・でも多分明日には帰ってくるよ』『へぇ〜！早く帰って来て欲しいいねぇ』『そうだね・・・・』いつも通りに、話しけけてくる二人におかかはとりあえずの返事を返しますちゃんと、適切な言葉を返せているのか、いないのかよく分かりませんでした頭の中は、ずーーーーっと母乳が飲めていなかった事がぐーるぐると回っていました●吸われている感覚があったので、それなりの量が飲めていると思っていたハード保護器が、実は飲めていなかった●おまけに直母は成功する兆し無しと、言うことはこれからは●搾乳した母乳をしっかり飲ませ、適切に体重を増やす●そしてサクちゃんが成長して、口が大きくなる&吸う力が強くなるのを待つ●直母ができるようになるその日まで、母乳量を減らさないように、とにかく直母の練習、ハード保護器で吸わせる、搾乳して、チチへの刺激を続ける！と、いう感じで進めていかないと、ダメだな・・・・と、考えましたいつ、どのくらい成長したら、サクちゃんの口はおかかの乳首がくわえられるくらい、大きくなるのか1ヶ月後かも知れないし、3ヶ月後かも知れない生後3ヶ月の赤ちゃんは、新生児と比べると、ビックリするほど大きく成長していることをおかかは今までの経験で知っていますなのでおかかは、長くても3ヶ月頑張れば、きっとサクちゃんは直母で母乳が飲めるようになっていると思いました3ヶ月・・・・・それはとてもとても途方もなく、遠い未来のように感じましたマオやシキチャンとの毎日はウォータースライダーに乗ってるみたいに超スピードで過ぎ去って行くのにサクちゃんが生後3ヶ月を迎える日なんて『いつのことやら・・・』と思えるのですあの、小さくて、弱々しくて、ヒヨコなサクちゃんが鏡餅みたいにどっしりとした赤ちゃんになる姿がどうしても想像できないのですでも、頑張るしかないもう、失敗は許されないサクちゃんにしっかりと栄養をあげないと・・・・・と、考えながら、3時間おきに、搾乳をしますが1時間搾りつずけても、15ml〜20mlしか搾れませんでした何故！？せ・・・・・・・・精神的なものが影響してる？・・・・・のかな？そんなの困りますサクちゃんの体重を増やすのも大きくなって直母ができるようになってからもとにかく母乳が出ないと母乳育児はできないのです！！！何度も何度もチチを押し、圧迫し、つねり、こねくり回しましたが、どれだけ力を込めても時間をかけても20ml以上、母乳が出て来ませんおかかは焦りました母乳が止まったらどうしよう！！！！！！この時、おかかには『母乳が出なけりゃミルクがあるじゃん♪』という考えは、1ミリもありませんでしたマオと、シキちゃんを完全ミルクで育てたおかかなのに憧れが、叶うかも知れないという状況下でいつの間にか母乳以外ありえないという考えの思考になっていました『こうしたい』『こうするんだ』『頑張る』と、自分が決めると『それ以外』を考えられなくなるおかか性分が、頭蓋骨を突き破って前面に出ていました『やるか、やらないか』『ゼロか100か』『一度ミルクを使ってしまえば、その瞬間、母乳が止まる。だから飲ませるのは、全部搾乳した母乳』そんな思考に、なっていました・・・・・そんな思考になったおかかは深夜、ボロボロと泣いていました家の外では、予報通り名古屋にやって来た台風が轟音を響かせていましたそんな台風と同じくおかかの心は大荒れとにかく、この状況を好転させるために一つでもいいから何か安心できる材料を手に入れる為におかかはネットショッピングで検索しカートに入れクレジットカードで決算を、繰り返しましたボロボロと泣きながら購入したものは・・・・①ベビースケール　2g単位での正確な体重測定が可能の高精度スケールもう自分の勘は全くあてにならない、あてにしてはいけません知りたいのは正確な体重と成長具合です『退院する前にレンタルしておくべきだった・・・・』と思いました家にベビースケールがあれば、今回の勘違いなど、絶対に起こらなっかのです・・・とりあえず、2ヶ月きちんと体重が増やせれば、安心・・・と思い2ヶ月のレンタルにしました後々、必要ならレンタルの延長可能です②電動搾乳器『搾乳器は使わないでね。乳首が浮腫むから』と、モモ谷先生に言われていたのにここに来て、手動どころかもっと吸引パワーが大きい電動の搾乳器をレンタルです・・・乳首が浮腫むと、さらにサクちゃんはくわえられなくなるのですが・・・・そもそも浮腫んでなくてもくわえられてない！！直母の成功以前に母乳量が減ってしまっては本末転倒！！哺乳瓶からでいいからとにかく母乳だけ飲ませたい！！という気持ちが爆発し・・・・こちらも2ヶ月のレンタルですが・・・・高い・・・・・しかし、月々のミルク代を考えれば、後に安かったと思えるはずです！！！③たんぽぽ茶嘘か誠かさっぱり分かりませんが『母乳が増える』『ジャージャー出る』と書いてあれば、信じてしまうメンタルですので藁にもすがる思いで30包入りを購入届いた日からガブガブ飲まねばです『これだけあれば、大丈夫・・・大丈夫・・・』もう、サクちゃんを痩せさせるような事にはならない『大丈夫・・・・きっとうまく行く・・・・』二度と同じ失敗はしないように！と、何度も自分に唱えましたどれだけ搾乳しても安心グッズをポチっても今回サクちゃんにしてしまった事は頭から離れず台風の音を聞きながらボロボロと泣き続けた『2回目の離れ離れの夜』でした・・・次回へ続く☆お楽しみに♪★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★陥没乳首の手術のお話はこちら↓↓↓★おかか、陥没乳首の手術を受ける！その①★長男マオくんの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★助産師さんのおっぱいマッサージ★次男シキチャンの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★こんなはずじゃなかった入院中の授乳①★
20Mar
- ●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.8 お義母さんに見られた••••
  ☆このお話は2014年、おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆ーーーーーーーーーーーーー2014年7月10日サクちゃん生後8日目再び、黄疸で入院決定1.5日で体重が100減っていることが判明おかかとサクちゃんが過ごした1.5日でおかかは母乳だけで足りていると思い込みサクちゃんは全く母乳が足りてなく弱っていた・・・・という現実を突きつけられおかかは、放心状態に・・・なりそうだったけれど放心状態になりかけてるのはサクちゃんの方で、母であるおかかは放心状態になっている場合ではありません現実の数字を、ちゃんと現実と受け止め、これからやるべきことをやらなければなりません今すぐ、サクちゃんに水分と栄養を・・・・・そう思った時、助産師さんが『母測やりましょう』と、言いました『今、赤ちゃんの体重測ったから、家でやってたように授乳して、もう一回体重測ってみよう』『・・・・・・・・・』何だか嫌な予感がしました・・・・だって・・・・・実際に1.5日で100gも体重が減っていた。と言う事実があるのにその事実をたった今、受け止めたのに今から同じ方法で授乳しても『やっぱり、全然増えてないじゃん』と、言われる結果以外、無いと思いましたそして、それを付き添いで来てくれたお義母さんの前で言われるのです正直、そんな状況を平然と過ごせるメンタル、この時点でおかかにはもう残っていませんでしたそもそも1.5日間で体重が100g減っていること、おかかの思い込みでサクちゃんを弱らせていることを、お義母さんがいる場で言われたことだけでもダメージは大きい・・・せめて、そんなショッキングなことは、おかかだけに、こっそり、教えて欲しかった・・・・・黄疸で再入院の、寂しさ・母乳が全然足りてなかった事、おかかのせいでサクちゃんが弱っっている事・それをお義母さんにも知られてしまった事の、3点でおかかの脳と心はぐっちゃぐちゃ・・・・・・・そこに来ての『母測やりましょう』もういい・・・・そんなことはもういい・・・今すぐ、サクちゃんに確実に液体を飲ませてあげたい・・・・と、切実に思いましたがそれを口に出すことはできず『あ、はい。わかりました・・・』笑顔で返事をするおかか『じゃあ、お部屋に案内しますね』と、助産師さんが言った瞬間、おかかは反射的に『えっ・・・授乳室ですよね？』と、尋ねましたすると助産師さんは『授乳室はねぇ、入院中のママしか入れないのよ〜！でも大丈夫！空いてる個室があるからそっちを使えるからねぇ』と言ってスタスタと歩を進めますおかかは、嫌な予感がゾワゾワと膨れ上がるのを感じていました・・・・おかかにとって、授乳室はこの世のオアシスなのです赤ちゃんとママと、助産師さんしか入れない聖域でそこでは、おっぱいのどんな悩みもオープンにできるしおっぱいに対するマイナスな感情も、極自然に吐き出すことができる場所なのですだから、授乳室に入れば、ワンワン泣いてもいいのです授乳室に入れば、サクちゃんを抱きしめて、ごめんねと謝ることができるのですそれなのに案内されたのは、使われていない、個室でしたしかも『ソファー大きいので、お母さんもどうぞ〜』と、助産師さんが言った瞬間嫌な予感は、倍以上になって現実化しましたなんの躊躇もなく、お義母さんも部屋に入れる看護師さんそうか、助産師さんは、おかかとお義母さんが、嫁と姑なんてことは知らないから・・・おかかとお義母さんは親子だと思っているんだ・・・・『違いますこの方はお姑さんなので外で待っててもらいます』なんて、おかかが言えるはずもなくなんの躊躇もなく入室するお義母さんにお義母さんは、子供四人を（おそらく問題なく）母乳で育てたから、おかかがお義母さんの入室を嫌がる理由なんてわからないんだ・・・だからと言って『お義母さんは廊下で待ってて』なんておかかが言えるはずもなく絶望的な気分で授乳を始めることとなりましたおかかの授乳といえば桶谷式直接授乳訓練用乳首を装着しての、授乳ですそれなしでは、サクちゃんは乳首に吸い付くことすらできないので、母測どころではありませんお義母さん、驚くだろうな・・・・・驚くに決まっていますおかかだって、授乳室でエリーちゃんがハード保護器を使っているのを初めて見た時、『何それー！？』と驚いて、聞いたのですお義母さん、『何それ！？』って言うだろうな・・・・特殊な授乳方法を見られるのが、とってもとっても嫌なのですがそもそも普通の授乳だったとしてもその姿を見られるのがおかかは『嫌派』ですそれが、実の母親だったらOKなのか、お義母さんだからNGなのか、おかかにもわかりません何故なら、マオの時もシキの時も、退院してからは一切母乳に挑戦していないので、おっぱいをあげている姿を誰にも見せたことが無いからですしかし確実に言えるのは今のハード保護器を使用した授乳方法は、実の母親のオカンにも見られたくありませんオカンも【難なく母乳をあげられた人】だからですオカンに限らず【難なく母乳をあげられる人】には絶対に見られたくありません（産院の授乳室は別）それなのに特殊な授乳方法でありながら授乳ケープもなく突然個室にお義母さんと二人きり（正確には三人）での授乳・・・おかかにとっては羞恥心の地獄です・・・乳首を保存用のケースから取り出すのに、手が震えましたおかかは、精一杯『これが普通ですけど、何か？』と言わんばかりに精一杯自然に精一杯慣れた手つきっぽくチチを露出し乳首にハード保護器を取りつけ、サクちゃんにくわえさせました一連の作業に、隣に座っているお義母さんが目線を逸らす訳がなく案の定『え？何それ』出ましたそりゃそうですハード保護器を知らない人にとってはおっぱいに哺乳瓶の乳首つけるってどうゆうこと？状態なのですだから、『え？何それ』というお義母さんの反応は極、極、普通の、一般的な反応なのですと、心に言い聞かせておかかは努めて明るく答えます『あははははは』と笑うおかかと目の前の光景に驚きを隠せないお義母さん『えっ・・・そんなの付けておっぱいあげるの？』の言葉にそんなん付けてるから、おっぱいあげれてなかったんじゃないの？と、お義母さんの心の声が聞こえるような気がするおかかサクちゃんに全く母乳が足りてなった事実とへんてこりんなものを付けて授乳している事実をお義母さんに見られた・・・・・控えめに言ってもう消えたいなのに、なんでおかかは笑っているのでしょうか笑ってないと笑ってないと笑ってないと耐えられないのですこの状況に・・・おかかは終始、ベラベラと喋りそして笑顔を崩さず平然を装い、授乳を終え助産師さんを呼びました助産師さんはサクちゃんを受け取ると新生児室に消え1分ほどで戻ってきて言いました『母測10g！やっぱり全然足りて無いね！』おかかは10gは増えてるんだ・・・・・と、目頭がカーーーーと熱くなりましたが努めて明るく返しましたお義母さんが何か言う前にテキパキとリュックから持参した母乳バックを取り出し『哺乳瓶に用意してきまーす』と言って立ち上がり・・・そこからはどうしたのか、あまり覚えていないのですが・・・・とにかく、最後に、今まで搾乳して冷凍庫に溜めていた母乳を助産師さんに渡し、入院中にサクちゃんに飲ませてやってくださいとお願いして、サクちゃんとお別れしましたそして帰りの車の中でもおかかは喋りまくっていましたおっぱい以外のことなら何でもとにかく、話題がおっぱいと授乳の事にならないように喋り続けていました『お義母さん付いてきてくれてありがとねー！！』『うんいいよー』笑顔でお礼を言ってお義母さんは母家へそしておかかは離れの自宅に入り空元気スイッチOFFなんてこった・・・・・なんてこっただよ・・・・・おかかは、サクちゃんを危険な目に合わせていましたなんてこった・・・・・しかもそれをお義母さんにも知られてしまいました・・・・なんてこった・・・・その上、自分のオカンにも見られたくない授乳の一部始終をお義母さんに見られました・・・なんてこったハード保護器を付けて授乳しているところはその気持ちがわかる人にしか見られたくありませんでしたサクちゃんが全く飲めていないと知らされた上であの授乳を見られるなんて・・・・・なんてこっただよ・・・・・・心が、すり減って行くのを感じましたサクちゃんと離れ離れだけでも、泣けるくらい寂しいのにもっともっとショックなことがいっぱいだったよサクちゃんごめんね一人になってやっとサクちゃんにごめんねが言えましたサクちゃんを想って、泣くことができましたしかし、それと同時にお義母さんは悪くないだって初めて見たらびっくりして当たり前だからお義母さんは悪くないついてきてくれて、お義母さんなりにいっぱいサポートしてくれたからお義母さんは悪くない悪いのは、母乳が足りていると思い込んでいたおかかでこんな乳首のおかかで普通に授乳ができないおかかで・・・・だからお義母さんは悪くないそれなのに今日は一人で行けばよかった・・・・オカンが近くに居たらオカンについて来てもらうのに・・・オカンになら『廊下で待ってて』って言えるのに・・・・オカンだったら無理して笑う必要もないのに・・・・と、言う考えが浮かんでくる事に私って・・・・最低だ・・・・・・と自己嫌悪になり自分の何もかもが醜くそして惨めに思いました北上する台風と、時同じくして大嵐状態になってしまったおかかの心が行き着く先は・・・・・次回へ続く！お楽しみに♪★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★陥没乳首の手術のお話はこちら↓↓↓★おかか、陥没乳首の手術を受ける！その①★長男マオくんの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★助産師さんのおっぱいマッサージ★次男シキチャンの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★こんなはずじゃなかった入院中の授乳①★
13Mar
- ●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.8 再び入院で判明した事
  ☆このお話は2014年おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆ーーーーーーーーーーーーーー2014年7月10日サクちゃん生後8日目朝、おかかは悩んでいました『サクちゃん、黄色くない？』おかかの問いかけに、仕事の支度を終えたマーシーがサクを覗き込みます『黄色いな』『やっぱり・・・黄色いよね・・・』これは・・・・もしや・・・・再び入院か！？いや、でも、マオもシキちゃんも退院した後はそれなりに黄色かった気がするなぁ・・・新生児の黄色さってこんなもんじゃなかったっけ？産院に診てもらいに行くほどではない？どう？うーん・・・白目も黄色いなぁ・・・・気にしすぎかなぁ・・・・いやでもやっぱり黄色いよなぁ・・・・うーんうーんと考えながらマオとシキちゃんを送り出しまたうーーーーんと考えましたが実はこの時、大型の台風8号が沖縄〜九州で猛威を奮っており名古屋でも夜には雨が降りはじめ、明け方には暴風域に入る予報でした・・・今日、様子を見て受診せず、夜〜明日に急激に悪化したら、台風の中産院に行かなければいけませんサクちゃんの安全が確保できないので、今日、見て貰うことにしました寝不足な上に、サクちゃんに泣かれるとハラハラして運転に集中できないので隣に住むお義母さんに同行をお願いしましたそして、一昨日退院したばっかりの産院で黄疸の具合を診てもらうと・・・・あっさり入院が決定しました『いやー！連れてきてくれて良かったよー！こりゃ黄色いねぇ！お母さんの判断正解よ♪』と言われましたが明日が台風じゃなかったら『敏感になりすぎかな・・・・様子見よっ♪』って感じできっと今日の受診は見送っていたので、ある意味台風に感謝です産院は見るからに頑丈そうな鉄筋コンクリート造りだし光線治療は助産師さんが常に近くに居るので、台風が来るけど、サクちゃんの安全は確保されてて安心ですただ・・・・また離れ離れになるのが、猛烈に寂しいだけです・・・絶対1日で良くなりますように！明日退院しますように！と、心の中で唱えていると新生児室から助産師さんが出てきて、慌てた様子でおかかの元に駆けつけました『おかかさんっ！ちょっといい？』何のことかと頷くと助産師さんから信じられない言葉が発されました●体重が100グラム減っている●（退院してからの）おっぱいは、どうゆう与え方をしているのか？とのことでしたが・・・・・あまりに突然衝撃的事実を知らされたおかかはショックを受ける間もなく問いに答えました黄疸治療が終わって退院してからずっと、母乳だけで足りている様子だったので、冷凍母乳やミルクを足すことはありませんでしたと、答えましたすると助産師さんは驚いた様子で大きな声で言いました『駄目駄目っ！全然足りてないわっ！！』え？え？え？え？正直、信じられませんでしただって、ハード保護器を装着して授乳した後、サクちゃんはいつも満足そうに眠っていてゲップを出させても起きることはありませんでしたそしてその後、3時間、下手したらそれ以上の時間、グッスリ眠っていたのでしっかり飲んで満足しているとしか思えませんでしたそしておかかのチチも岩の様にガッチガチになることがなくなっていたのでサクちゃんが飲んでいるから、十分排出ができていると思っていましたそれなのに・・・・実は全然足りてなくてサクちゃんの体重が100gも減っているなんて・・・・助産師さんは3日で100g減っていると言っていましたがそれはきっと3日前の〝本来退院する日だった日〟の体重でその日から次の日は黄疸の光線治療で入院していたので、生後日数に合わせたミルクの量をしっかりと飲ませてもらっているはずですなので黄疸の治療から退院した一昨日のお昼から、今朝の間に100gも体重を落としたことになります新生児が1日に増やす体重の目安が25g〜30gなのに対し1日半で100グラムも体重が減るということは・・・・・・・・・サクちゃんは母乳を飲んでいなかったと言う事ですその事実を飲み込むことができず放心状態のおかかに助産師さんの言葉は槍の如くブッ刺さっていきますあれは、満足してグッスリ眠っていたのではありませんでしたぐったりして眠っていたそうですうんちが出ないのもそもそも何も飲んでないからだそうですおかかは、気が遠くなりそうでしたえ☆何だか、母乳だけでいけてるじゃん♪なんて勘違いしていた先ほどまでの自分を、絞め殺したい気分でしたサクちゃんは・・・・・・『ずっと飲めてない。このままじゃ死んじゃう』と、おかかにに訴えて必死で泣いていたのにおかかは『さぁ！！直母の練習が先だよーーーー！！！』『頑張れサクちゃん！！』『もう一回！！もう一回！！頑張れ！！』と、吸い付けないおっぱいをサクちゃんに押し付け続けサクちゃんの口をおっぱいに押し当て続けサクちゃんは母乳の匂いだけを感じ続けながら、懸命に吸い付く場所を探しでも見つからなくてやっと吸い付くことができた頃には（ハード保護器）何も出てこない乳首をちゅうちゅう吸いながら疲れて眠りに落ちていた・・・・・と、言うことだったのです・・・・・先日の黄疸治療から退院して帰宅してから、今日最後にした授乳まで合計13回サクちゃんは、飲めていなかったのですたった1回昨日の夜、沐浴上がりの授乳だけ、バタバタしていたので、冷凍した母乳を解凍して飲ませましたその時の、母乳50mlその1回だけしか、サクちゃんは飲めていなかったのです何と言う事でしょう・・・・今日、黄疸で産院に来ていなかったら、きっと今日も直母の練習からの保護器での授乳を繰り返していたはずですサクちゃんは、母乳で満足している♪と、勘違いしたまま・・・・ゾッとしました・・・・ショックで、頭が真っ白になりましたサクちゃんが、どんな気持ちで泣いていたのかどんな気持ちで保護器の乳首を吸っていたのかどんな気持ちで眠っていたのか可哀想で、申し訳なくて・・・・・真っ白になった頭に思い浮かんだのはサクちゃんから見たおかかの姿でした1日に何度も繰り返される直母の練習をするおかかの姿でしたサクちゃんから見たおかかは、まさに、鬼だったでしょう黄疸で再入院が決まった事よりもずっとずっとショックを受けることとなった、母乳不足の事実既におかかのメンタルはかなりやばい状態に陥っていましたがこの日は更にメンタルにダメージを負う出来事が起こります・・・続きは次回・・・・・お楽しみに(TT)★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★陥没乳首の手術のお話はこちら↓↓↓★おかか、陥没乳首の手術を受ける！その①★長男マオくんの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★助産師さんのおっぱいマッサージ★次男シキチャンの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★こんなはずじゃなかった入院中の授乳①★
05Mar
- ●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.7 直母練習の鬼になったおかか
  ☆このお話は、2014年おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2014年7月9日サクちゃん生後7日目よっしゃー！やるぞー！！と、おかかはやる気に満ち満ちていました黄疸のせいで、マルっと1日、サクちゃんと離れ離れでしたが3時間おきにチチを絞り40〜50mlの母乳をちゃんと出していました眠気に負けてあるいは忙しさに理由をつけて搾乳を一度でもサボれば、もう母乳が止まってしまうのでは無いか・・・という恐怖心を抱いていました続々と溜まっていく冷凍庫の中の母乳バッグは宝の山に見え“自分はちゃんとできている”という自己肯定感の源を物理的に証明しているように思えできることなら一日中眺めていたい程でしたサクチャンと離れ離れの間も、ママはサクちゃんの為に頑張ったよと、おかかの一方的な気持ちを存分にサクちゃんに抱きながらいよいよ直母の練習開始ですまずは右のチチから色んな抱き方を試した結果、おかかのチチとサクちゃんの大きさだと、〝フットボール抱き〟と言われる抱き方が、角度的に乳首がくわえやすいと感じたので（感じただけであって、くわえれてはいない。一度も）直母の練習はフットバール抱きで行いました右手で、サクちゃんの首と頭をしっかりと持ち左手は、右の乳をしっかりと摘みサクちゃんが〝ぴぎゃぁぁー！〟と泣く、その、〝ぎゃ〟の時が一番大きく口を開けるのでその一瞬を狙って、チチを下からくわえる様に、サクちゃんの頭をチチへチチをサクちゃんの口めがけて『えいやーーーー！！！』と、押し込むのですが、これが全く上手くいきません・・・・『ぴぎゃ・・・』『えいやーーーっ！！！』『ぴぎゃ・・・』『えいやーーーーーっ！！！』『ぴぎゃっ』『ぅおりゃーーーーっっ！！！』を、何度も何度も繰り返しますしかし、面白いくらいに、おかかの乳首は、くわえてもらえません陥没乳首の手術で出現したおかかの乳首・・・・おかかには乳首に見えるのにサクちゃんには認めてもらえません・・・・『ぴぎゃ・・・』『おりゃーーーーっっ！！』を、繰り返していると、おかかもサクちゃんも汗だくです・・・自然と手に力が入りそうになりますが、相手はホニャホニャの新生児絶対に怪我などさせてはいけませんおかかは緊張と興奮で手汗が溢れサクちゃんは、おっぱいの匂いがするのに咥えるところが見つからずパニック状態飲まねば、死ぬ赤ちゃんはちゃんと分かっているので、命をかけて泣きますおかかだって、一秒でも早く、サクちゃんに母乳を飲ませたいその一心で、何度も何度もチャレンジします右の乳首で5分経過、一度もくわえられず既にサクちゃんのパニック具合も、おかかの集中力も限界を迎えそうですがここで終わるわけにはいきません次は左のチチですサクちゃんを左の脇に抱き直して再び『ぴぎゃ・・』『えいやーーっ！！！』が、始まります可哀想なので、先に保護器をつけて授乳してから、左のチチの練習をしてあげたいところですがある程度満足してしまうと、『ぴぎゃぁぁぁ！！』と泣かなくなり、大きな口を開けてくれなくなるので、空腹のまま、最大にお口を開けてくれる状態で、直母の練習を続けていました『後で、満足いくまで飲ませてあげるからね。とにかく、くわえれる様に頑張ろうね』と言う気持ちでいました直母の練習が終わったら、ハード保護器を着けて授乳し、足りなかったら、冷凍保存してある母乳を足してあげるつもりでいましたとにかく『頑張れ！頑張れ！』と思いながらサクちゃんが乳首を咥える瞬間を今か今かと期待していました『頑張れ！頑張れ！』『もう一回、もう一回！！』と、繰り返しチャレンジしながら泣き叫ぶサクちゃんを見るのが、とても辛くなり泣けてきます・・・・サクちゃんは、何とか母乳が出てくるところに吸い付こうと必死で何度もチャレンジしているうちに乳首の下半分に思いっきり吸い付きましたその瞬間激痛サクちゃんの舌が、そんなに真空状態を作り出せるとは知らず悶絶違う違う。そこじゃないそこじゃないのよーーーーーーー！！！な、場所を強烈に吸い上げるサクちゃん命懸けで、吸い上げるサクちゃん乳首をヤスリで削られている気分のおかか『ぐわぷ・・・・もう・・・・だめ・・・・』それは乳首の一部分でしかなく、当然母乳は出てこないのにやっと〝吸い付く場所〟を見つけたサクちゃんは必死に吸い続けていますがこのままではおかかの乳首の一部が無くなりそうなので、サクちゃんの口に指を入れ、そっと乳首から引き剥がします『ぎゃおっ！！』乳首の一部が、サクちゃんの舌にくっついたまま取れてしまったかのような激痛もう、直母の練習やめようかと思うほどの痛みに、早々に心が挫けてしまいそうになります・・・・いやしかし、こんなことは、綺麗な乳首を持ったママでも経験する事です！！乳首はズルむけて、ズルむけてを繰り返し、強くなるのです！！多分！！丁度、左のチチの練習も5分が経過していたので、ここで直母の練習を終了することにしましたそしてお待ちかねの授乳タイムです♪サクちゃんは泣きすぎて、全身をピクピクさせながら、悲しそうに泣いていましたモモ母乳相談室で購入した、〝桶谷式直接授乳訓練用乳首〟を装着し授乳開始昨日の搾乳量と同じだけ飲むことができれば、40〜50ml飲めるはずなので足りない分は、冷凍保存中の母乳を解凍して足そうと思っていました右、10分左、10分で、左右合わせて20分間吸わせていました母乳が出ているのか出ていないのか、正直わかりませんでしたただ、保護器が吸われると、保護器とおっぱいの間の空気が減ったり増えたりを繰り返すので〝吸われているような感覚〟は、しっかりとチチにあります保護器を覗き見ると、乳首の先に僅かに母乳が溜まっているので〝あぁ、どうやら出ているらしい〟と思っていましたサクちゃんが満足そうな顔でちゅくちゅくと吸い続けるので長いかな・・・・とは思いつつも、左右で合計30分間吸わせているとサクちゃんはすやすやと眠りはじめましたゲップを出す為に、肩に抱えても背中をさすってもぽんぽんと叩いてもすやすやと眠っています『ん？これは、母乳が足りていると言うことなのかな？』実際にサクちゃんの体内に入った母乳の量はわからないので足りていなければすぐに起きて泣くだろうと思い、サクちゃんをベッドに置きましたおかかもおかかで『うん。チチが、軽くなった様な気がする！！』と感じ、改めてハード保護器のありがたさを実感していましたとは言え、きっと母乳の量は足りていないので、サクちゃんはすぐに起きるだろうと思っていましたしかし、意外なことに、サクちゃんは3時間、目を覚ましませんでしたそして、ピッタリ3時間後に、お腹が空いたと泣くのです『え・・・・3時間ぐっすり寝れるほどの量を、飲めてるってこと？』『え・・・・そんなに出てるの？母乳』信じられませんでしたが次の授乳の時も、その次の授乳の時も、サクちゃんは直母の練習↓ハード保護器で授乳↓冷凍母乳を足すことなく寝るを繰り返しましたおかかの胸は高鳴っていましただってだって完母で育ててるママみたいじゃないかーーーー！！！だからですミルクや、冷凍母乳を足すことなくチチからでた母乳だけで、サクちゃんが満足しそして3時時間しっかり眠る・・・・・それは、憧れて、でも自分には決して縁のない夢物語のような話が今、現実に起きてる？かもしれないからです嘘でしょ？信じられないこのままいけば、完母で育てられる？いや、まさかそんな夢みたいなこと・・・・・・・・あったらどうしよう・・・マオの時も、シキの時も何とも思っていないような顔をして振る舞っていましたが本当は強烈に劣等感を感じていましたし傷つくこともありました出来ないことと思えば思うほどに、神秘的に感じ、憧れていましたそんな、完全母乳育児が、できるかもしれない・・・・このまま母乳量を増やせ続ければ、夢ではないかもしれない・・・・〝乳首がくわえれない問題〟は、ありますが毎日練習していくうちに、くわえれる様になるかもしれないしサクちゃんも成長してお口が大きくなるだろうしおかかの乳首も強く、そして伸びが良くなるかもしれないおかかの母乳だけですやすやと眠るサクちゃんを眺めながらおかかは明るい未来を確信しましたそのために、とにかく直母の練習を続けないと！！直母で、完全母乳育児目指すは、そこ！！努力は、必ず報われる必ず、直母で、完全母乳の日は来る！！絶対出来る！！みんな出来てるし！！この戦いが実を結ぶその日までおかかは、サクちゃんと共に努力し続けると、心に誓いました結局、黄疸の治療から退院した生後6日目のお昼から生後7日目の夜まで【10回にわたり直母の練習→ハード保護器で授乳】で終わり生後7日目の夜10時の沐浴上がりの授乳だけ、哺乳瓶で解凍母乳を50ml飲ませましたそれ以外は本当にハード保護器で授乳した時の母乳で、24時間以上過ごすことができました！！！！ただ、この日ウンチが出なかったことは気になりましたが赤ちゃんによって2日に一回の子もいるし・・・とあまり重要には考えませんでしたしかししかし翌日・・・・・事態は一変しますお楽しみに（汗）★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★陥没乳首の手術のお話はこちら↓↓↓★おかか、陥没乳首の手術を受ける！その①★長男マオくんの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★助産師さんのおっぱいマッサージ★次男シキチャンの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★こんなはずじゃなかった入院中の授乳①★
19Feb
- ●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.6 サクちゃん黄疸治療から退院！
  ☆このお話は2014年、おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆ーーーーーーーーーーーーーーー2014年7月8日サクちゃん生後6日目黄疸治療中のサクちゃんが退院する日です3時間おきの搾乳で眠くてもマオとシキちゃんの日常は通常通り始まりますサクちゃんが退院したら、もっともっとやる事いっぱいあるんだよなぁ・・・・それが3人の母になると言うことかぁ・・・・と、寝ぼけた頭でぼんやり考えますが・・・・・やはりそれよりサクちゃん退院が嬉し過ぎて、ニヤニヤしてしましますなんとか時間通りにマオを送り出しシキちゃんも送り出しその後、パンパンに張ったチチを搾乳・・・・昨日、桶谷式母乳相談室でマッサージを受けとっても軽く、ポヨンポヨンのプルンプルンになったチチが一夜にして岩に元通り・・・・モモ谷先生が言っていた事は、本当でした・・・・・また、癒着が始まったのでしょうか・・・・イマイチ、チチの内部のメカニズムはよくわかりません大体・・・・血液から母乳ができるメカニズムもさっぱり意味がわかりません・・・・・がモモ谷先生のマッサージを受けた後、手絞りの搾乳で、毎回40〜50mlの母乳が採れているのでモモ谷先生のマッサージが、チチ内部に良い作用を働かせたのは間違いないと思われます一夜にしてチチの硬さや温度が元のマグマ状態に戻ったのも、チチ内部が活発に活動している証拠なのではないでしょうか！？すると益々！！サクちゃんの帰宅が待ち遠しいです！！モモ谷先生の元で購入した、桶谷式直接授乳訓練用のハード保護器を使っての授乳で、40〜50mlの母乳を確実に飲むことができれば、サクちゃんの成長と、おかかのチチの健康に良い事ばかりです！！母乳育児のためにもこれ以上離れ離れは考えられません絶対絶対、今日、サクちゃんを家に連れて帰りたい黄疸の数値、下がっていますように！！切実に願いながら、サクちゃんが待つ産院に向かいました結果、サクちゃん無事に黄疸の治療が終了し退院です！！1日ぶりのサクちゃんは相変わらず〝すん〟としたおすまし顔で気持ちよさそうに眠っていました『か・・・・・可愛い・・・』光線治療のせいなのか最後に見た時よりずっと色白さんになっていてとっても肌艶がよく見えます・・・・・『ミルクをしっかり飲んで、うんちは2回しましたよ☆』『ありがとうございます！！』『またお家で過ごしている間に、顔が黄色かったり、白目が黄色かったりして気になったらご連絡くださいね』『はい！わかりました！ありがとうございます！！』『では、改めて、退院おめでとうございます☆』『ありがとうございますぅぅぅぅ！！』黄疸が良くなって更に可愛子ちゃんになったサクちゃんを連れて帰り夕方、家族が揃いました★↑日付が間違ってます・・・・正しくは7月8日・・・・シキちゃんは、保育園から帰って来るなり、超至近距離でじーーーーーーっとサクちゃんを観察したり、触ったりそして〝にへへへへへへへぇ〜〟と嬉しそうに笑っていました『シキちゃんの弟だよ〜いいなぁぁぁぁ』『うん！』『早く一緒に遊びたいね』『うん！』そんなシキちゃんに『にーにみたいに弟には優しくするんだぞ！』と言うマオそれを後ろからニヤニヤしながら眺めるマーシーなんだこれなんだこれ幸せ！！なんだか、妊娠中は色々あったけど・・・・・・サクちゃんが無事産まれて可愛くてマオとシキちゃんも可愛くて・・・・・・マーシーも幸せそうであーーーーーーーーーーーーー良かった良かった後は、母乳さえうまくいけば、完璧だーーーーーーー何もかも、順調順調家族も、おかかも、おっぱいも何もかも幸せな日常に、向かってますだから、うまく行かないわけがないのですだから、頑張ろう今日からサクちゃんと頑張ろう絶対絶対上手く行くうまくいかないわけがないそう思い込みそしておかかはいよいよ、直母の練習の鬼になったおかかと、サクちゃんの特訓の日々が始まります次回へ続く☆お楽しみに♪★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★陥没乳首の手術のお話はこちら↓↓↓★おかか、陥没乳首の手術を受ける！その①★長男マオくんの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★助産師さんのおっぱいマッサージ★次男シキチャンの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★こんなはずじゃなかった入院中の授乳①★
12Feb
- ●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.5-6 サクちゃんと離れ離れの夜
  ☆このお話は2014年おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆ーーーーーーーーーーー2014年7月7日サクちゃん生後5日目マオとシキちゃんとお家で再会です♪大きなお腹と、全身パンパンに浮腫んだ状態のママがお腹はスッキリ、一回り小さくなって帰って来ましたよーーーーー！！！！『サクちゃん大丈夫？』『なんかね、今日は光を当てる治療をして、明日、治ってたら退院できるんだってさ』『サクちゃん可哀想だね・・・・』『一人ぼっちだもんね・・・・』『うん・・・・』『今日、シキちゃん、ママと下で寝るー！』『俺も下で寝るー♪』『そーだね・・・サクちゃん居ないから下で寝ても大丈夫だね』『サクちゃん居たら下で寝たらダメなの？』『いいけど、サクちゃん夜中もいっぱい泣くからうるさいよ』『パパのイビキよりうるさい？』『うん』出産入院に行く前に、一階のリビングにベッドを置いて〝おかかとサクちゃんの巣〟を作っていました退院後から、家事・育児をしやすい様に、おかかとサクちゃんはここで寝ますマオとシキちゃんは、マーシーと一緒に2階の寝室に寝る事になっていましたがおかか久しぶりの帰宅と、サクちゃんが不在だったので、二人とも『ママと寝るー♪』と言って2階の寝室からお布団を下ろして来ましたおかか不在中、マオとシキちゃんは特に問題も無く、毎日元気にいつも通りの日常を送れていたみたいですが、やっぱり少しは寂しがってくれていたのかもしれません久しぶりの我が家で、ベッドでくつろぎながらTVを観ているとなんだかチチに違和感が・・・・じゅくじゅくじゅくじゅくツーーーーーーーーーンおやおやこれは・・・・・・〝母乳が湧いて来ている〟ってやつだ！先程の、桶谷式母乳マッサージでチチがオールリフレッシュされツゥるんツゥるんの、ぽわんぽわんの超柔らかいチチになっていたのに・・・・なんだか、ズンズン固く、そして重くなって来ました・・・・う・・・・なんだかとてもムズ痒い・・・・・チチの皮膚ではなく、チチの内部がむず痒いのです・・・・・あ・・・・そろそろ授乳の時間だからかぁ・・・・・母乳相談室でチチの中の母乳を空にしてから、あっという間に3時間が過ぎていてチチはみるみるうちに〝張っている〟状態になりましたモモ谷先生に、『搾乳機は使っちゃダメよ！乳首が浮腫むから』と、言われたので手絞りでチチを絞ります授乳のタイミングと同じように、3時間おきにアラームをセットして、チチを絞ります絞った母乳は、用意しておいた母乳フリーザーパックに入れて、冷凍庫で保管します桶谷式マッサージのおかげなのか、手絞りなのに、絞れた母乳の量がなんと40〜50ml★なんという事でしょう・・・・搾乳機の力を借りずして、今のサクちゃんの哺乳量に匹敵するほどの母乳を採取できてしまっています・・・・やっぱりすごい！桶谷式マッサージ！モモ谷先生！！3時間ごとに増えていく母乳の冷凍ストックその光景が、なんだか母乳育児しているママって感じで・・・・ニヤニヤしてしまいます・・・・・・おかかから出る母乳は、一滴も逃さずサクちゃんに飲ませてあげたい早く、この母乳も飲ませてあげたいなぁ・・・・・サクちゃんは今頃、助産師さんにミルクを飲ませてもらってるのかなぁ・・・・・治療は、辛くないかなぁ・・・・と考えながら、手絞りで搾乳し母乳をフリーザーパックに詰め替えて封をし日付と量を書き込んでシールを貼り冷凍庫へ入れ搾乳カップと搾乳哺乳瓶を洗い、ミルトン溶液につけますそんなこんなをノートに書き込んでマオを踏まないようにベッドに戻りシキちゃんの横に寝転びます（日付が変わったので）今日、サクちゃんが退院したらもっともっと（授乳で）大変な日々が始まりますだから、今は、マオとシキちゃんと、ゆっくりぐっすり寝よう・・・・・そう思っても、あの小さくてちゅるんとした可愛いサクちゃんの姿が浮かび会いたくて抱っこしたくて切なくなりなかなか眠ることができませんでしたで、寝付いた頃に次の授乳時間（搾乳時間）のアラームが鳴りますサクちゃんがいないのだから、夜中ぐらいスルーすればいいのかも・・・・とも思いましたがもし、それで母乳が作られなくなったらどうしよう・・・・母乳の出が悪くなったらどうしよう・・・・せっかくモモ谷先生に剥がしてもらった癒着がまた復活してしまうかもしれない・・・・という気持ちが強く結局真面目に搾乳し続けましたそして、朝、明るくなった部屋でチチを見てビックリチチが痣だらけだした痛々しい・・・・ですが手絞りなのでしょうがないです・・・・・人間の乳搾りといえば、乳首をキューーーーっとつまむとピューーーーーっと母乳が吹き出すイメージですがおかかの場合はまだまだそのイメージまでは程遠く乳首というより、チチ全体をがっしり掴んで圧をかけないと母乳は採取できませんおかかもいつの日か、乳首を摘むだけで母乳が飛び出す日が来るのでしょうかそもそも、そんな風に摘めるような柔らかくて伸びの良い乳首になる日が来るのでしょうか今はまだ、全く想像できませんが事実として一回の搾乳で50mlの母乳が出ている！これだけは、絶やさぬように、努力しなくてはいけません！全ては、憧れの母乳育児のために★おかかは、3時間おきに母乳を出し切り続けます！！と、誓ったサクちゃんと離れ離れの夜。でした次回へ続く☆★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★陥没乳首の手術のお話はこちら↓↓↓★おかか、陥没乳首の手術を受ける！その①★長男マオくんの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★助産師さんのおっぱいマッサージ★次男シキチャンの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★こんなはずじゃなかった入院中の授乳①★
05Feb
- ●おかかと母乳の15日間戦争● Day.5 桶谷式マッサージの結果
  ☆このお話は2014年おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆ーーーーーーーーーーーーーーーー2014年7月7日サクちゃん生後5日目桶谷式マッサージを受けましたその結果・・・・岩の様にガッチガチに固まりマグマが煮えたぎる様に熱を持ち乳首からは流れ出す溶岩のごとく母乳が垂れそしてチリチリと痛む・・・・不快でしかなかったチチが・・・・・・なんということでしょう✨プルプルのたぷんたぷんに✨『えっ！？』なにこれどうゆうこと・・・・モモ谷先生が乳首を摘み、上へ摘みあげるとまるで水風船の様に、チチがたぷんたぷんと弾むのですしかも、そんなに揺らしているのにチチが全然痛くありません『いや・・・いやいやいや・・・すご過ぎます・・・・』あまりの驚きに、呆然としているおかかにモモ谷先生は『基底部の癒着を丁寧に剥がすと、おっぱいはこんなに柔らかくなるのよ♪まぁ、でもおかかさんの場合は今は期間を空けずに継続的に施術しないとまたすぐ癒着してしまうだろうけどね』と、仰りましたまるで、チチがキレイさっぱり無くなってしまったかのように、胸が軽く、とても爽やかな気分です『赤ちゃん退院したら一緒に来て授乳の様子見たいから、予約いっぱいなんだけど、無理矢理入れちゃいたいのよねぇ・・・良いかな？』『是非！お願いいたします！！お忙しいのに、すいません！！』『いや、おかかさんほど癒着が頑固だと、短期戦でしっかりやっときたいのよね・・・直母ができるようになる為にもね！』『はいぃぃぃ！！ありがとうございます！！よろしくお願いいたします！！』おかかは心の底から、本当に心強い味方ができたと思いましたあの〝チチがマグマ〟状態のチチを、こんなに・・・・まるで魔法のようにぷるんぷるんのチチに変えれてしまう先生が助けてくださるのだから直母ができないわけがない！！そう思いました手探りで、モヤモヤと暗い霧が立ち込めていたおかかの母乳育児への道がスパーーーーーーンっと、晴れ渡って行く様に感じました憧れの、母乳育児が現実になる・・・・・ゴキュゴキュと音を鳴らしながら、おっぱいを飲むサクちゃんとその様子を見つめるおかか・・・・・想像しただけでニヤニヤが止まりません4日後の7月11日、13時20分に予約を入れてもらいその日まで、おかかがやるべき事の指導を受けましたまず、●ハード保護器で授乳する前に、必ず直母でくわえさせる練習をする事しっかりと大きな口で、奥までがっぽりくわえられる事が大事で、その時の唇の形がとても重要なのだと教わりました●搾乳は手でする事●ハード乳首は、桶谷式母乳相談室の直接授乳訓練用のものを使う事にゃんとびっくり！搾乳器は使ってはいけないと言われてしまいました・・・・・実はおかか、最後の授乳室の時に、授乳室で販売されていたピジョンの手動搾乳器を・・・・購入したばかりでした授乳室ではずっと、手動の搾乳器で絞っていましたし、病室で手絞りしていたのがとっても大変だったので・・・・退院後も搾乳器が無かったら母乳を出せずに大変なことになると思い、購入していたのです・・・・も・・・・・もったいないけど致し方無いモモ谷先生の言う通りにしなければ、母乳育児への道が閉ざされてしまします『了解いたしました！搾乳は手絞りで頑張ります！！』『赤ちゃんがしっかり吸ってくれるようになれば、搾乳なんてしなくて良くなるからね！頑張ろうね！』『はいっ！！』そしてモモ母乳相談室でも販売されている『桶谷式母乳相談室・直接授乳訓練用乳首』を購入しました実はこちらも・・・・・産院で使用していたピジョンの乳頭保護器ハードタイプと、ピジョンの母乳実感の乳首をネットで購入済みでした・・・・・まぁ、母乳実感の乳首の方は、哺乳瓶の乳首として使えるので（本来はその使い方）良いかな・・・・と・・・しかし、搾乳器と乳頭保護器ハードタイプは完全に無駄になってしまいました・・・・それでも良いのですおかかの心は完全に浮ついていました柔らかくなったチチの爽快感っっ触り心地控えめに言って最高です！！！お会計はこんな感じでした（2014年時点）初診　5,500円母乳相談室乳首　800円合計、6,300円次回からは再診になるので、料金は3,800円だそうです母乳相談室を出たおかかは、身も心も軽くなり、空も飛べるはず状態でした良かった・・・・本当に、母乳相談室に来て良かった・・・・本来は、退院したサクちゃんと一緒に来てサクちゃんの授乳の様子とおかかのチチの状態を見てもらえれば良いなーと思っていたのでサクちゃんが退院できないと判った時に、一瞬、おかかだけで母乳相談室に行っても意味がないかも・・・・と思っていたのですがこんなに魔法のような体験ができたし身も心もリフレッシュされたし何より、モモ谷先生という超絶心強い味方に出会える事ができましたので本当に本当に来て良かったです！！ただ一つ・・・・・〝初乳大事〟に取り憑かれているおかかはモモ谷先生の施術によって噴水の様に飛び散る母乳をもももももも・・・もったいなーーーーーーーーーーーーーーいという気持ちで見ていました本当に、おかかのチチから飛び出す母乳は一滴も残さず哺乳瓶でキャッチして・・・・全部サクちゃんに飲ませたい・・・・と、本気で思っていたおかかでした★次回へ続く☆お楽しみに♪★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★動画も配信中★是非！こちらでもお楽しみ下さい★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★最後まで読んでいただきありがとうございます★次回も是非、読んでやってくださーい♪　　　★おかか★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★陥没乳首の手術のお話はこちら↓↓↓★おかか、陥没乳首の手術を受ける！その①★長男マオくんの産後のおっぱいのお話はこちら↓↓↓★助産師さんのおっぱいマッサージ★

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.15-2 決別

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.15 母乳、もーやめた！

●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.14の夜 不思議な夢を見た

●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.14 そしてこう思った。

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.13 揺れる気持ち

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.13 退院後一週間健診

●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.12 地獄のサタデー②

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.12 地獄のサタデー①

●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.11 イライラが止まらない

●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.10 泣きながらミルクを作る

●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.9 更にストイックに

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.9 サクちゃん桶谷式初参戦で起こった奇跡

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.9 サクちゃん二度目の退院

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.8 台風の夜、泣きながらポチッた物

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.8 お義母さんに見られた••••

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.8 再び入院で判明した事

●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.7 直母練習の鬼になったおかか

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.6 サクちゃん黄疸治療から退院！

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.5-6 サクちゃんと離れ離れの夜

●おかかと母乳の15日間戦争● Day.5 桶谷式マッサージの結果

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.15-2 　決別

●おかかと母乳の15日間戦争●DAY.15　母乳、もーやめた！

●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.14の夜　不思議な夢を見た

●おかかと母乳の15日間戦争● DAY.14　そしてこう思った。