このお話は2014年、おかか28歳、長男マオ9歳、次男シキ4歳で、三男サクちゃんを出産した時のお話です☆
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2014年7月13日
サクちゃん生後11日目
何もかもうまくいかず
『母乳やめたい』と嘆くおかかと
やめることのできないおかか
母乳育児のために、妥協はできず
授乳時間に行う工程は増えに増え
一日中、頭も体も、『母乳』の事ばかり・・・・・
全く上手くいかない直母のせいで、気分はどん底
睡眠時間は削られ、体力もどん底
そんな中で、サクちゃんの体重が順調に増えているのを確認するのが、唯一の楽しみとなっておりました
しかし
〝この体重増加は、足しているミルクによるものだ。〟
と、いう事実が、また心をズーンと重くさせます
この、一回一回の授乳の苦労が、頑張りが、いつか、母乳育児へと繋がっているのだろうか？
この道の先に、完母はあるのだろうか？
正直、そんな姿、全く想像出来ません
こんなに頑張っているのに、自分自身が想像すらできない未来に
進める訳がない・・・・・
だから、辞めたい
いや、辞めたくない
でも辛い・・・・・
頭に浮かぶのは
辛い、眠い
ばかりで
気づけば、おかかは、イライラしていました
辛い辛いという負の感情に
怒りが乗っかり始めたのです
何に対しても、イライラする
目に前ではしゃぐマオとシキちゃんを眺めながら
『うるさいなー』と思いながらも
『しかし、可愛いなぁ』と、思っていたのですが
おかかの、元々の性格、〝心配性〟は
サクちゃん産後、より強くなり
授乳によって体力と思考がすり減った状況でも、どんどん強くなっていました
身動きが取れないおかかと、いつも通りのマオとシキちゃん
心配や不安には、ちゃんと理由がありますが
どう話しても、元気モリモリの9歳と4歳は自由に行動しようとするのです
妊婦の時だったら、心配なら着いて行くし
そっと見守ることができました
でも、新生児と絶賛母乳と戦争中のおかかは
『ちょっと待って』
『今はだめ』
『後でね』
『○○はダメーーーーー！！！』
と、ベッドで声を荒げているばかりでした
マオとシキちゃんは、『今、行きたい』『今、やりたい』『今、食べたい』と主張しますが
おかかは『後で』と言いながらチチを搾ってばかりいます
チチ搾りが終わったかと思えば、チチを出したまま寝ている
そんなおかかに、マオとシキちゃんはイライラしていただろうし
おかかは、おかかで、思い通りに行動してくれない二人にイライラし
そして心配で心配で、イライラしていました・・・・・・
おかかが寝落ちしている間にシキが外に出て、事故に遭っていたらどうしよう
おかかが寝落ちしている間に変なもの食べて喉に詰まらせてたらどうしよう
頭はボーーーーーーーーっとしているのに
なぜか〝最悪の事態〟ばかりがじゃんじゃんと脳裏に浮かびます
とはいえ、マオとシキちゃんが家の中で、ずーーーーーっと安全に、大人しく過ごしてくれるはずも無く
常におかかの心は、不安と緊張で落ち着くことがありませんでした
睡眠不足と、疲労に加えて、心の緊張は、イライラを大増殖させもう、心の中に留めておくことが難しくなっていました
そして
ブチギレママの誕生です
『あれやりなさい』『これやりなさい』『それはダメ』『宿題は？』『お風呂は？』
『お片付けしなさい』『ドタバタしない』『帰ってくるのが遅い』『静かにして』
などなど、特に声を荒げる必要のないフレーズまで、ブチギレ状態で怒鳴り散らしていました
おかかが、こんなに疲れているのも、心配しているのも、マオとシキちゃんには伝わりません
ただ、
『最近のママ何なん？』と思っていることでしょう
おかかも、そう思います
おかかは、自分の言葉に、態度に、心底失望していました
それなのに、止まらない暴言
止まらないイライラ
情けなくて、また、イライラします
落ち込みながら、イライラするという、ものすごく面倒くさい状態になっていました
そんな、どん底メンタルのおかかの元に
〝日常〟は、お構いなしで爆弾を投下します
長男の嫁、（半）同居嫁の日常です・・・・
『おかかちゃーん？』という声と共に
0秒ガチャッ
笑顔で家に入って来る、お義母さんと、親戚の叔母さん・・・・
しまった・・・鍵かけとくの忘れてた・・・・
おかかの家は、玄関開けたら、そこがリビング
リビングの端に玄関。という摩訶不思議な間取りなので
今は、玄関開けたら新生児と片乳出しおかかの巣なのです・・・・
お義母さんと、お義父さんのお隣で暮らし始めてからこの当時で9年目でしたが
お義母さん（と、お義父さん）は、ノーピンポン、ノーノック
0秒玄関ガチャリンコな人たちなので
おかかがリビングで横になってても急に玄関を開けるし
おかかがリビングで着替えてても急に玄関が開きます
そのことについて、ずーーーーーーーーーーっと嫌な気持ちでいましたが、言えず・・・・
いや、やんわりと伝えたことはあったと思いますが、お察しされることは無く
〝家にいる時も、常に玄関の鍵はかけておく〟という自主防衛で耐え抜いていました
が、この時はうっかり鍵をかけ忘れていました・・・・・
授乳してる時じゃなくてよかった・・・・・
と、思いつつ
いやいやいやいや
アポ！
アポ取ってませんよね？
産後ですよ？
デリケートな時期ですよ？
おかかのお友達でも妹でも、数日前から日時の相談してくれますよ！？
という思いがぎゅわーーーーーーーーーーーーーっと溢れ出して来ます
が
普段のおかかが、〝そういうの全く気にしない子〟と思われているので
（実際は、めちゃめちゃ気にするし、嫌な子）
この時も
『赤ちゃん見に来たったでー！』
的なノリで来られたのだと思います・・・・・・・
ところがどっこい
そこにいるのはメンタルどん底おかかです
いつも通り、のお義母さんと、親戚の叔母さんに・・・・・
イライラが止まらないおかか
しかし
しかし
同居嫁として何年も
ニコニコあははーっと対応してきたおかかは
こんな時でも、ちゃんとニコニコしていました
サクちゃんを抱く（抱いてくれてる）親戚の叔母さんを見ながら
『オカン（おかかの母）もまだ抱っこしてないのに・・・・』
と、思ったり
『ここがこっちに似てるー』『ここはあっちに似てるー』と盛り上がる会話に
『勝手なことばっか言って・・・・』
と、思ったり・・・・・
サクちゃんを見にきてくれたのに、おかかのイライラは止まらず・・・・
でも、態度には出さず
笑顔で、積極的に会話に参加していました
そんな一人地獄の時間が、しばらく続いた時
次の授乳の時間が迫っていることに気付き
おかかは焦り始めます
この状況で直母の練習も、ハード乳首も、搾乳も、できる訳ねーーーーーー！！！！！
マオの産後も、シキ産後も、おかかがミルクをあげている姿を見て、
『母乳は！？』と驚きながら聞いて来るのが〝親戚〟の〝方々〟です
おかかは、当時、『え・・・なんでそんな事あなたに言わなきゃいけないの？』と、心の中で思いながら
笑顔で、『母乳、全然出ないからさッ』と、アッケラカンと答えていました
しかし、そのあとは大抵、『えーーーーーそれは大変だねぇ』『お金がかかるねぇ』
『昔だったら・・・・』『〇〇ちゃんとこは出過ぎて大変でさーーー』『私が若い頃はーーーー』と・・・・
『知らんがや』と言いたくなる話が続くのです
そんなトラウマしかない『親戚×授乳』の時間が、やって来ました
おかかは、あれだけ頑なに続けていた工程をすっ飛ばし
ミルクを作ってサクちゃんに飲ませました
本当は、直母の練習もしたいし、搾乳もしたいです
だけど、ミルクをあげることを選択しました
で、
案
の
定です
母乳あげるために頑張ってる所だよ！！！！
見られるのが嫌だからミルクあげてるだけだよ！！！！！
『うーん。ミルクと母乳半々かなぁ。。。。はははは』
「まあーそんなにすぐにジャージャー出んわさっ！すぐジャージャー出るようになるわー」
『そうだねー。。。。はははは』
ニコニコニコニコ
イライラする
マオとシキちゃんには怒鳴り散らして
お義母さん達にはニコニコしてる自分にイライラする
玄関勝手に開けるお義母さんにもイライラするし
アポなしで来る叔母さんにもイライラする
鍵をかけ忘れた自分にもイライラするし
全部ミルクで終わった授乳にもイライラする
メンタルはどん底で、イライラは常にレッドライン
次回は、そんなおかかと、お義母さんの事件簿を綴ります・・・・・
お楽しみに(^_^;)
陥没乳首の手術のお話はこちら
↓↓↓
長男マオくんの産後のおっぱいのお話はこちら
↓↓↓
次男シキチャンの産後のおっぱいのお話はこちら
↓↓↓
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是非！こちらでもお楽しみ下さい★
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最後まで読んでいただきありがとうございます★
次回も是非、読んでやってくださーい♪
★おかか★
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