6/27(月)
昨晩からまた大きなしこり。
左胸の下、内側に5センチほど。
前回とまったく同じ箇所だ。
ほうっておくとまたしても乳腺炎になるので、またまた堤助産院へ。
今回ははじめて堤先生に診ていただく。
私のしこりのほかに、気になっていた龍晴の頭がずうっと熱いこと・・・熱があるわけでもないのに頭とても熱くなっていることや、夜は良く寝るのに日中の寝つきが悪く、30分もすれば目を覚ましてしまうことなどについての解消法うぃ教えていただく。
そもそも龍晴のことを抱っこしていた先生が、この子のふくらはぎが斑模様になっていてとても嫌!私は赤ちゃんの足がまだらなのが嫌いなの、といいだしたのだ。
暑い季節、よかれと思って足を出すかたちの服を着せていたのだけれども、
その結果、足が冷えてしまって寝つきが悪くなっている、というのである。
冷房の効いているところではレッグウォーマーをはかせなさい、といわれ、また
いまの龍の状態は、頭寒足熱の真逆になっているから、とのこと。納得。
あわせて無駄に乳をあげるのを辞めなさい、1度授乳したら2時間はあげないと決めなさい、と。
どうしてもおなかが空いているようならあげていいけど、そうでもないのにあげてしまうのは
負担でしかないというのだ。
それよりも寝かしつける努力をしなさい、と。
このまま寝られなくてはこの子はかわいそうでしょ、といわれ、夜寝るとはいえそのとおりに思っていたので、早速、実践することにする。
また龍が寝付きやすい抱き方や好きな姿勢なども教えていただいた。さすがプロ中のプロである。

帰宅後、レッグウォーマーをアマゾンで注文。
明日には届くものがあった。アマゾンって素晴らしい。
子どもができてからアマゾン利用頻度がかなり上がった私である。
しかしアマゾンて、せっかくおまとめ便(複数の商品を注文したときに、個別に配送されるのではなくまとめて配送される)で頼んでいるのに、荷物ができたからと個別に送ってくることがあるのには困るんだけど。ダンボールは増えるし、そのたびに宅配会社さんに対応しないといけない。
授乳中やおむつかえや寝かしつけのタイミングに業者さんが来るととても困るし業者さんにも申し訳ないし。

今日の授乳8回、うんち5回、おしっこ10回。



6/28(火)
午前中、また助産院へ。
2日連続。
これで乳腺炎がかなり解消された。
今日も堤先生に診ていただき、龍についての子育てアドバイスをたくさんいただく。
ありがたい。

ちょうど同じ時間に、妊婦仲間のAが来ていた。
堤先生のはからいで、私と同じ時間にあえて予約が入るようにしてくれたと聞いていたので、
お土産に持ってきていた母乳の分泌が上がる(らしい)ハーブティとたんぽぽコーヒーをプレゼントする。
彼女は正規産の1週前に出産し、母子ともに健康なのだがいわゆる低体重で、
低体重児用のミルクを飲ませなくてはならず、そのせいで母乳の出が芳しくなく、
また赤ちゃんの口が小さいので上手の母乳を飲めないのが悩み、という。とても深刻だ。
お昼ごはんやデザートまで出していただだいて、少しゆっくりと話をすることができた。
少しでも状況が改善するといいなあと思う。

夫は人間ドックへ。
また夫の会社で事業拡大のため、人材を採用することになった。いいひとが来てくれるといいな。

今日の授乳10回、うんち3回、おしっこ10回。


6/29(水)
堤先生のアドバイスで、「やたらと母乳をあげないこと」(あげるときはあげてたっぷり飲ませる、その結果、赤ちゃんはちゃんと寝る、その結果、またたくさん飲む、その循環をつくること)を実践するようにしてから、うんちの回数が激減した。
この時期の赤ちゃんは、あげたらあげただけ飲んでしまう、いわば小動物のようなもので、
私と息子もまさにそのとおり。
結局、吸収されないものはうんちとおしっこになって出て行ってしまっていただけだったというのだ。
これでは母子とにストレスがたまるというもの。

龍、夕方になってもなかなか寝ないのでそとにさんぽに出る。
日が暮れてから外に出るのは出産以来はじめてのことだ。
もう外は夏の夜。
肌にかぶさるような蒸し暑い空気。まだぼんやりと明るいような空。
夏の夜をたくさん感じながら、龍晴とはじめてのさんぽ。

こんな夜によく、夫とさんぽをしたことを思い出す。
夏の夜気を楽しみながら街をぶらぶらと歩くのは
夫と私の夏の夜の楽しみかただ。

息子にそのことを話しながらぶらりぶらりと歩き、
結局目がいつまでも閉じないので帰宅し、授乳をしたらすぐに眠った。

今日の授乳12回、うんち3回、おしっこ9回。


6/30(木)
授乳回数も安定してきて快調。

龍晴ができるようになったこと。
長い時間のおしゃべり。
おしゃべりしている時間はにっこりと笑うこと。
大きな音で大人のようなおなら。

夫を歯医者に送りがてら、マルイのカフェで龍晴とランチ。
授乳室が同じ階にあることや、店内が広いこと、
空間が大きく2つにわかれていて、道路に面したほうは空いていることから、
道路側の席はベビーカーの親子だらけだ。
龍がまだいっとう小さそうだけど。

夕方~夜にかけて、また前回と同じ場所にしこりと痛み、発熱。
深夜に葛根湯を服用する。

今日の授乳11回、うんち4回、おしっこ10回。


7/1(金)
明け方にも葛根湯を服用したせいか、朝にしこりがとけ、龍にのみとってもらえた。
しかし念のため、堤さんに電話をすると、やはり様子を見せにきてほしいとのこと。
午後に助産院へ行く。
いつまでこの状態が続くのだろう?
どうしてこんなにつまりやすいんだろう?
なにが原因なのかわからないのが悩ましい。
食べ物はそこまで関係ないらしいんだけど・・・昨日、ランチでポタージュスープを飲んだから?(!)と担当のOさんに聞くと、それだけでこうなることは考えられないんだけど・・・とおっしゃる。
なにか冷たいものを摂った?と訊ねられて思い当たったのが、
ランチのルイボスティー(ホット)のほかに、ポタージュスープを体内で薄めようとやたらと冷たい水を飲んでしまったことだ。
おそるおそる自己申告すると、それだー!とのこと。
せめてあたたかいお茶と一緒に飲めばよかったんだけどねえ、という。
そうか、これからは気をつけます。

龍晴ができるようになったこと。
涎の分泌がすごい。
足の力、手の力がさらに強くなってきた。
ベビーベッドをタテ使いではなくヨコ使いにしているのだが、そろそろ無理になってきた。
ベビーバスももう無理になってきたのでそろそろ一緒にお風呂に入りたいなあ。
大嫌いなおむつかえのときなどの泣き声が一段階ヒートアップ。すごい自己主張っぷりである。

そうしてそのあとに、
涙がたまった目でおっぱいを飲んでいるところなどは
あまりにかわいくていとしくて(だっておなかが空いて泣いちゃうなんて!)、
ぎゅぎゅうっとしたくなるくらいだ。


今日の授乳12回、うんち4回、おしっこ10回。


7/2(土)
午前中、夫が行くマッサージについていく。
待合室には近所のお年寄りがたくさんいて、あらかわいいわね!あら赤ちゃん!何ヶ月?暑くて大変ね、男の子ならいっぱいおっぱい飲むでしょう、などと話をする。
こういう場所に行くとたくさんのひとと・・・特に年配の方と話ができてうれしい。

とても2ヶ月前とは思えない、とよくいわれるのだが
確かに龍晴は顔立ちも新生児の頃からはっきりとしていたし、
からだも大きいように思う。
標準の範囲内ではあるのだが。

母乳だけでここまで大きくしてるなんて、頑張ってるのね!といわれて
うれしい気持ち。

そういえば昨日、スーパーマーケットに寄ったら、
やはり年配の女性が近づいてきて、子育て頑張ってるのね!と励ましてくれた。
「子育て」を「頑張る」のはは当たり前のことに思っていたのに、
そうやっていわれるとしみじみとうれしい気持ちになる。

毎晩、よく寝る龍晴なのだが(20時以降はたいてい4時間程度連続して眠る。たいてい途中で私が起こして授乳をしている)、
起こさないとどうなるのかな?とちょっと実験してみたところ、
23時~5時まで爆睡している。
さすがに5時に怖くなって起こしてみたのだが、ほとんど寝ながら乳を飲んでいた。
こんなふうに育てやすい・・・少なくとも夜眠ってくれることに感謝をしなくては。
そうでない赤ちゃんもたくさんいるのだ。

今日の授乳11回、うんち3回、おしっこ11回。


7/3(日)
長野から両親上京。
龍へと私たちへのお土産をあふれんばかりに持ってきてくれる。
父が龍晴を抱っこしていて驚いた。
私の父は赤ちゃんが苦手というか、嫌いではないのだが、自分の子どもをあまり抱いてこなかったため、赤ちゃんを抱きなれていない。
だから先日もお見舞いに来てくれたときに「俺はいいや」といって抱っこを遠慮していたくらいなのだ。
何しろ私が子どもの頃、弟が大泣きをしていると「泣いてるよー」といって母を呼びにいっていたくらいのひとだったのだ。
・・・今思えば、ふつうそういうときって抱き上げるよね。

そんな父が孫を抱いている姿はやはりうれしく、
写真を撮ろうか?というと、何枚か撮ってほしいとリクエストまでしてきた。
孫ってやっぱり特別なのだろう。

父から、子どもというのは親がこうなってほしいというように育つから安心していいよといわれる。
T(夫)さんとナオがこうしたい、こうなってほしいと思っているように育つものだよ、と。
夫と私は勉強がどうのこうのよりも、富士山が噴火しても生き残れるサバイバル男子になってほしいと思っている、それが最優先。
そう父にいうと、きっとそういう子になるよ、大丈夫、と父。
そうか、そういうものなのか。

昼過ぎからまたしこり。
しかもかなり特大かつ痛くかつ発熱で赤味があって腕が上がらない。
ああまた来たか!
明日の助産院までどうやってしのごうか。
ひとまず葛根湯を飲む。
しかし葛根湯を常用しているせいか、息子が便秘気味に・・・ああどうしたらいいのだ。
詰まりに詰まっている。ああ!

それにしても暑い毎日。
梅雨はもうとっくに明けたのではないだろうか?
これからの暑い季節、子どもと夫と自分の体調管理に気をつけねばと思う。

そろそろ龍も2ヶ月、予防接種がスタートだ。

夜、友だちから子どもに出産祝いが届く。
息子と月齢があまり変わらず、私とは大学の1学年違いだし、
いろいろな共通点があったりと本当に縁があるなあと思っている友だち。
ときどきメールをしては、悩みや迷っていることやおすすめなどの情報交換などもしている。
月齢が近いだけあって、逆にいまは会いづらいのだけども、
子どもどうしが友だちになって、そのうちお泊りをさせあえるようになったらいいなあなんてことも思っている。

いただいたお祝いは欲しいな!と思っていたが忘れかけていたものだったのでとてもうれしく思う。
しかもきちんと「龍晴」宛てに送ってくれたのもうれしい気遣い。さすがだなあ。

昨晩は夫と久しぶりにゆっくりと話ができた。
ここのところ食事もばらばらだし(たいてい食事どきに息子が泣くので)、
よく眠る夜の時間は私も力尽きて柔軟体操をリビングでしながら倒れていたりするし、
夫は夫で忙しいし、夜は疲れてうたたねしていたりするので
まとまった時間をかけた会話、というのが全然なかったのだ。

これからどこに龍晴を連れて行こう?とか。
龍はどんな子になるのかな、とか。
こんな子になってほしいよね、とか。
すこし先のことだけど。
そういう話をする。

ちょうど去年のいまごろは新婚旅行だったね、ワールドカップたくさんみて楽しかったね、
次のワールドカップもあそこ(マレーシア)でみたいよね、遊園地もあったからそこで龍を遊ばせたいね、などなど。

大好きでたいせつな恋人だった夫と、したかった結婚をして
それでもやっぱり子どもが産まれるまでは
どこか夫婦ではなく恋人の延長だったように思う。

そういう意味では、
子どもが産まれてすべてが変わった。
家族になったと思うんだ?というと
夫も、そうやなあという。

だから家族になったいま話す
夫と息子と私がいる未来の話。


今日の授乳12回、うんち2回、おしっこ11回。
6/20(月)
午前、夕方と頻乳気味だが、
こころに余裕があると頻乳でもリラックスできる。
いまがちょうどそんな頃合。

午前中、歯医者に行く夫を見送りつつ、
龍とふたりではじめての外食。
マルイのカフェでランチとお茶。
このカフェと同じ階に授乳室もあるし、安心なのだ。

ここのところ龍晴は、1度あたりのうんちの量が増えた。
黄疸は変わらない。
大丈夫だろうか。
日光浴をしたほうがいいというのだが・・・。

今日の授乳12回、うんち8回、おしっこ11回。


6/21(火)
最近、毎晩深夜になると続いていた龍晴のうなりがだいぶ減ってきた。
おならをぶうぶうしているので、排気がうまくいっているということだろう。
よかった。

しかし午前中から21時頃まで、どうも様子がおかしい。
ぐずぐずが続く。
ここまでのぐずぐずはあまりないことだ。
どうしたのだろう?と思うに、そうか!暑かったのだ、と気がついた。
私も暑かったのだ、部屋の気温は28度だったので、これでエアコンつけるのもな~と思い、窓を開けるにとどめていたのだ。
どんどんからだが熱くなる龍晴、一時は体温が38度にまでなり、肝を冷やす。
慌ててエアコンをつけ、部屋を涼しくすると、平熱に戻る。
ああ新米母、気をつけないといけないことは山のようにあるのね。
反省、猛省である。
子どもの健康管理は親の責任だ。

今日の授乳13回、うんち6回、おしっこ11回。


6/22(水)
龍晴の体調が優れない(気がする)。
鼻づまりが2週間も続いている。
熱はなく、元気に乳は飲んでいるが、心配だ。
黄疸もまだある。
ので、警察病院の小児科へ連れて行くことにする。

むやみに病院に連れて行くともらい病気をしてしまう、とはよくいわれるのだが、
放置しておくとこうなるよ、みたいなネットの記事などを見るとやはり心配になってしまったのだ。

スリングでがっちりガードして、警察病院の小児科へ。
指名しなかったため、今回は1ヶ月検診でみていただいた方ではなく、別の医師になった。
どんな医師がいるかすべて見ておきたかったので、結果的によかったかも。
なかなかよい感じの女医さんである(前回の医師も良かった)。

いろいろと教えてくださり、
龍は元気で、黄疸も気にすることはない、母乳の場合は3ヶ月くらいまで続くし、
龍の程度の黄疸は新生児なら誰にでもあること、といわれてほうっとする。
母や道行く方などに、「黄色い」といわれるんですが私には黄色いかわからないんです、というと、
たくさんの赤ちゃんを見慣れていないと黄色いと感じるかもしれませんが、たくさんの赤ちゃんをみていればふつうですよ、と笑われた。
ああよかった。
日光浴をしたほうがいい、と昔はいわれていましたが、いまの家屋ではその必要はありません、とアドバイスもいただく。

一件落着、夫に電話で報告してから心配が取れたので
ほうっとしながら帰宅。

ああそれにしても、次々といろいろなことが気にかかる。
はじめての子ってこんなものなんだろうな。

今日の授乳13回、うんち5回、おしっこ12回。


6/23(木)
龍晴の体調がやはりどうも優れない(気がする)。
ひとりめの子どもはナーバスになる、というのは本当だ。
本やネットなどで調べて、「これはたいしたことはありません」ということについてはそこまで気にしないのだけれども、それでもドキドキしたりする。

とても暑かった日から、龍晴が吐くことが増えた。
いつ乳ではなく、胃で消化されかかったものが出てくる、という吐き方。
これはいままでにないことなので、数日経過を観察していたのだが、
昨晩遅くから今朝にかけて、授乳のたびに吐くようになってしまった。
熱はないが、やはりどこか悪いような気がする。

昨日の今日であまり連れまわすのも・・・と思いつつ、
夫に相談すると、心配やし病院行ったほうがええかもなあ、という。
たとえたいしたことがなかったとしても(たぶん大丈夫なんだけど)、不安を解消するためだけでも病院に行ったほうがいいかなと、先日の新井薬師のM医院に朝早くから行く。
しかしなんと休診日。
しまった!慌てていて今日の曜日を間違えていたのである。

そこで中央図書館の近くにある、このあたりではもっとも評判のいい小児科、Y医院へ行くことに。
Y医院はうちからはちょっと離れているのと、とても混んでいるという話だったので、
かかりつけ候補第2位くらいに考えていたところである。

再びタクシーをつかまえてY医院へ。
このときの運転手さんがとてもよい方で、ほうっとした。
そういえば子どもと一緒にタクシーに乗るようになってから、運転手さんは子煩悩な方が多いことに気がついた。
多くの方が、かわいいですねえ、まだ生まれたばかりですね、とか、うちの子はね、という話をされる。

Y医院、思ったより混んでいなく、到着後1時間弱で診察してもらい、
結果、やはりなんともないとのこと。
うーん、そうなんだ・・・。
なんともないということで安心しつつ、でも明らかに、いつもとはちょっと違うんだよなあと思う私。
とはいえ先生はとてもよい方で、もうすぐ始まるから、でもわかりにくいでしょう、と予防接種の説明までしてくれた。
Y医院と新井薬師のM医院をそれぞれ場合によってかかりつけにしてもいいかなと考える。

夫に電話。
なんともなかった、というととても安心した様子。
夫の歯医者通いも順調とのこと。よかった。

しかし。
買い物をしてから午後に帰宅すると、左胸に大きなしこりがあることに気がついた。
先週できたしこりと同じ場所である。
が、先週より大きく、熱ももっている。
とりあえず子どもに飲みとってもらおうと授乳をし、その後に搾乳をするも効果なし。
慌てていつもの助産院に電話。
幸い、すぐの時間帯が空いていたのでマッサージを予約し、龍晴を連れて出かける。

左胸のしこりは大きさ5センチ程度。
長めのマッサージで周囲の腫れをとれたたが、しこりまでは解消できない、という状況に。
明日の午前中にいまいちどやりましょう、という結論になる。
ああ恐怖の乳腺炎になってしまうのか!?

夫にふたたび電話、乳腺炎疑惑の話をすると、
いつもより早めに帰ってきてくれた。
安心するも、胸のしこりは痛みを増す一方である。

今日の授乳11回、うんち6回、おしっこ12回。


6/24(金)
昨晩の乳腺炎を解消すべく、再び午前中に助産院へ。
左腕は上がらないし、しこりは昨日より大きく、赤味もひどくなっている。
しかし助産院でマッサージしてもらった結果、やはり乳腺炎なので
抗生剤を処方してもらったほうがいいという判断に。
助産院で熱を計ったら、38度近くあった。
熱があるという自覚症状はまったくなかったのだが
どうりで眠いわけだ。

幸い助産院と出産をした警察病院はすぐ近くなので、
ぎりぎり診察時間に間に合い、
切開の必要はないとのことなので、抗生剤や葛根湯を処方してもらい(葛根湯は乳腺炎にとても効果があるらしい)、
警察病院のレストランでお昼ご飯を食べ、薬局で処方箋をもらい、すぐに薬を飲んでから帰宅。

途中、病院で夫に電話。
乳腺炎になっちゃったよ、というと、
とても心配そうである。

夜、夫は早めに帰宅してくれ、
ときに疲れている私に変わって子どもの面倒を見てくれたりしておおいに助かる。

深夜の何回かの授乳で、薬によって塊が軟化したせいかどうか、
龍晴がしこりにたまっていた乳を飲みとってくれている模様。
だんだんとしこりが小さくなっていて、赤みも痛みも引いてきた。
よかった。これで快方に向かうだろう。

龍晴の吐くのが止まった。
もしかしたらとても暑かった日に少し具合を悪くしたのかもしれない。
とにかく治ったようなのでほうっとする。

夜遅く、中野妊婦仲間からメール。
助産院に関する質問だったのだが、途中から、産後欝かも、という文章になっていて驚く。
ただ本人が欝かも、とメールしているだけ大丈夫なのだろうか。
正規産より1週早く産まれ、体重は小さい子ちゃんだけれどもそのほかは健康。
それでもやはり赤ちゃんが小さいので、上手に乳首から授乳ができず、そのことがとてもつらい、という。
近所に住む母親が通ってくるたびに八つ当たりをし、毎晩夫の前でわんわんと泣き、なにもやる気が起きない、という内容。とても心配だ。

今日の授乳9回、うんち4回、おしっこ7回。


6/25(土)
どようび。
今日がいつなのか何曜日なのかわからない毎日でも
週末はうれしい。

夫は午前中からフットサルの大会へ。
夜は夜でいつものフットサルもあるため、
昼間に一度いえに戻るといって出かけて行った。

龍晴、午前中から21時頃までずっとぐずり。
ぐずぐずとずっと泣くわけではないのだが、
授乳をし寝ついたなと思うと30分もしないうちに、あーん、とくる。
一度だけ2時間ほど眠り、そのあいだに家事をぜんぶすることができたのだが・・・
室温も湿度もちょうどよさそうなのになにが悪いのだろう。
体調が悪いのか?と熱をはかっても平熱である。ううむ。
原因を気づいてあげられない自分がもどかしい。
子どもは泣くことでしか苦痛を訴えられないのだから。

夫、夜のフットサルは足が痛いので中止にしたとのこと。
思えば私、乳腺炎なわけなので、
夫が出かけないことにすごくほうっとした。
(けどもしかしたら、こういうときって夫は自分の娯楽のためだけには出かけないものなのかも、フツウは。まあ私が気分転換を推奨しているのですが・・・)

胸のしこりは、こどもが飲み取ってくれたおかげでだいぶ小さくなってきたように思う。
が、小さいとはいえ3センチ程度のしこりが1つと1センチ程度のしこりが3つほどある。
これ以上ひどくならないといいんだけど。

最近龍晴ができるようになったこと。
目が合うとにこにこと笑うことが増えた。
ひとりでよくおしゃべり(喃語で)をする。
その声がとてもかわいらしい。赤ちゃんの声ってこんな感じなんだ!
めちゃくちゃかわいいんですけど。

今日の授乳14回、うんち5回、おしっこ10回。


6/26(日)
夕方から21時くらいにかけて
またぐずり。
どうして?
全然寝ないし、ぐずるたびに頭が熱くなっていてとても心配になる。

龍は夫にもよく笑いかけているらしく、
笑った笑った!と夫はとても喜んでいる。

昨日の深夜からしこりがまたおおきくなった。
おそらく出口がふさがってしまっているのだろう。
このままでは非常にまずい。
月曜日の助産院が待たれる。それまで悪化しないことをひたすら祈る。

今日の授乳13回、うんち6回、おしっこ14回。


6/13(月)
病院探しは子育て中のひとたちにとってはずせない、重要なテーマだ。
近所のかかりつけ医、高熱や緊急時に行きたい大き目の病院、救急外来。
とくに小児科、皮膚科、眼科あたりは早めに見つけておきたいと私も思っていて、
とりわけ小児科は子どもが産まれる前からリサーチをはじめていた。
近所にある小児科はくまなく外から偵察し(あまりにも混んでいるのもなんだけれども、
がらがらだとやはり絶対に連れて行きたくないと思う)、
大きな病院は出産した警察病院でいいよね、と夫とも決めていたのだが
もっとも困ったのは「近所のかかりつけ医」探し。
混んでいる警察病院ではなく、もうすこし気軽なところ、がいいのだけれども
「病院リスト」はあれど、どこがいい、というおすすめ情報はほとんどない。

区役所の育児相談コーナー、区役所の地域センターの子育て課、インターネットのクチコミサイト、
中野であたらしくできた友だち、などなどから。
しかし区関係のかたがたは当然だけれども「おすすめ」はなかなか教えてくれない。
それでも無理やり聞き出したりしていて、
そのなかで保健士さんから無理やりのように聞き出した新井薬師にあるMという小児科に、
今日は行ってみることにした。

行ってみることにした、というのは、
別に発熱したからとかいうわけではなく、
そういう事態になってから小児科を決めるのではなく、
早い段階で偵察がてら接近しようと考え、息子のかおにできている乳児性湿疹の診察を受けるという名目で行ってみたのである。

さてM小児科。
ぶらりと出かける新井薬師のお寺のすぐ近くにあるわりに、これまで存在を知らなかったのだが、
保健士さんが「おばあちゃん先生がやっているけれども評判がいいですよ」とおっしゃっていたのがとてもよくわかる医院だった。
親切でさっぱりしていて経験豊富な高齢の先生と、娘さんだろうか?先生を補助する私と同年代くらいの女性(この女性もすごく知識が豊富でてきぱきとした方)、またお二人とも子どもをとても好きで愛情をもって子どもと接しているのがわかったのもよかったし、ほかに受付のスタッフの女性もにこにこととても感じがよかった。受付の方々が変にこなれて・・・というか機械的でないところも好感。
診察も丁寧かつ的確で、高齢の先生ならもしかしたら指導内容もちょっと古いのかなあ・・・なんて心配していたのがはずかしくなるくらい、先進的な指導をしてくださった。
また処方してくださった薬も、私の嗜好と合っている。
「かかりつけ、見っけ(ハート)」な気分である。

湿疹以外に気になっていた、夜のうなりやそのほかの相談にも丁寧に答えていただき、
非常に満足する。

処方された薬を取りに教えていただいた薬局に行くと、
こちらのスタッフさんもみんな親切で子どもが好きな方々で、
また医師のいうなり、ではなく、スタッフの方々の意見をきちんといいながら薬を出してくれたのもよかった。

予防接種や相談ごと、軽い病気などはこの病院と薬局にしようと思う。
満足。

病院で龍晴はとてもおとなしくいいこにしていたため、先生やスタッフの方々みんなにほめられていた。
親、ご満悦である。
夜のうなりはやはり排気ができていないことによってガスがたまっているそうで、
ただしげっぷが苦手(背中をなでてもさすっても何十分かけてもげっぷが出ず、かと思えばふとしたときにげふーとやっている)な息子に対して、無理にげっぷをさせろとも言われず、
腸マッサージの方法(きちんと私の手をとって、押す強さまで教えてくれた)を教えてくださった。
おならがきちんと出るようになればうなりもよくなります、とのこと。
最近、おならをぶうぶうできるようになった龍晴、そのうちうなりもなくなってくるかも。

夫に小児科医について報告。
よかったやん!と喜びのメールが返ってきた。

龍晴、今日はすごくよく寝てくれた。
母乳の分泌が増えているのだろうか。
今日のように散歩(徒歩往復20分の小児科へは歩いていった)をするのもよいことのように思う。
1ヶ月経ったわけなので、近所への散歩を開始しよう。

夫、歯が激烈に痛い、いい歯科医院なかったっけ?といって夕方に電話をしてきた。
私が以前通っていた(そうして夫も一度行ったことがある)南口の医院の連絡先を伝える。

夫、歯科医院に当日診察してもらえたとのことで
21時頃に帰宅。
とても痛そうでかわいそうになる。

今日の授乳12回、うんち6回、おしっこ13回。


6/14(火)
授乳回数が減っている。
龍の成長と私のホルモンバランスが整ってきたのだろうか。

家事支援にきてもらっているTさんが今日、2週間ぶりに来てくれて、
2週間見ないあいだに龍がとても大きくなっている!と目をまるくしている。
Tさんに「Kさんはいつもとても穏やかに落ち着いて子育てしてるわね、龍晴ちゃんがこういうふうに育ってるのはあなたが落ち着いているからよ」とほめられる。
Kさんからはいつも余裕を感じられるのよね、私、これまで何十、百、という単位でいろんなお母さんたち見てきたけれども、Kさんのことは安心してみてられるもの、と。
同じようなことを来訪した保健士さんにもいわれたばかりだ。
うーん、自分ではかなりてんぱっているのだが、まわりから見たらそうは見えないのだなあ。

Tさんからは、私には子どもをたくさん産んでほしい、あなたは昭和のお母さんみたいだから、といわれる。
まあ確かに産まれも育ちも昭和なんですけどね。

ここ数日、母乳が落ち着いたせいか
自分の精神状態もとてもよくなったように思う。
また私が落ち着いたことの理由として、いろいろな方がいってくれた言葉やアドバイスが大きい。

ベテランの方々から龍晴はいつもほめられる。
何をしたいかわかりやすいし、すぐに泣き止む。無駄泣きをしない。
確かに龍晴がなにをしてほしいと思っているかは、ずいぶん早い段階でとてもよくわかった。
おなかが空いた、おむつを変えて、抱っこして、そういう要求によって
泣き方が全然違うのだ。
育てやすいわね、といわれて、本当ですね、といつもこたえられることのありがたさ。
右も左もわからない新米母としては非常に助かっている。
龍、ありがとう。

夫、歯科医院へ。
あと1回で終了とのこと。
痛みもだいぶひいてきたそうだ。よかった。

今日の授乳12回、うんち4回、おしっこ12回。


6/15(水)
長野から母が上京。
龍晴を見に来てくれる。
父も来られる来月の週末にやってくるといっていたのだが、
やはり待ちきれずに平日にひとりで上京してきたのである。

なにかお土産に欲しいものはある?と聞かれ、
菓子より惣菜!とこたえると、
山のように惣菜を買ってきてくれた。ありがたい。

以前は「料理はてづくり」と思っていた私であるが、
出産後は「惣菜活用」におおきく変化した。

出産前にはほかにもいろいろな掟、というかこだわり、を持っていたのだが、
それらを捨てていくととても生きやすいということにも気がついたこの頃である。
(もちろん捨てていないこだわり、や掟、もあるのだけれども)

さてそんなわけで惣菜と、長野から龍晴のためにといろいろと買ってきてくれた母、
いえに入るなり龍晴が寝ているベビーベッドに突進し、
かわいい~りゅうせいちゃん~とおおはしゃぎ。
やっと寝たばかりなのに「起こしちゃえ!」などといって実際に抱き上げようとしたので辟易とする。
お願いだから起こさないで・・・と懇願し、なんとか辞めてもらい、しばらく話をする。

そのうち目覚めた龍晴を沐浴させたり、授乳をしたりするたびに
母は私と龍晴のふたりの写真を撮影してくれて、ありがたく思う。
ふたりでいる写真が全然ないので(夫は頼まないと気づかないのだ)、とてもうれしい。
最近ふと思うのが、この息子のいとしいかおを、姿を、私はきちんと憶えていられるのかな?ということだ。
そのうち日常にまぎれてしまい、かわいかった、という記憶だけになってしまわないだろうかと。
前は物事に対してそういうふうに思ったことはないのだけれども、子どもに対してはひとつひとつをきちんと憶えておきたいと、強くそう思う。そのために写真なり動画なりをとっておきたいと。

毎日やれることが増えていき、
毎日おおきくなっていく龍晴。
目が離せないといつも思う。

授乳をしているうちに龍がひざのうえで眠ってしまったのを見た母が、
たまにはそうしてそのままにしてあげているの?そうしてあげなさい、という。
そのことばにはっとする。
やらなければいけないこと・・・家事や用事や・・・ばかりがあたまにあって、
眠った龍晴をいかにすばやくベッドに移動させるか、ということばかりがあたまにあったのだけれども、
この無防備に眠る龍晴をたまにはずうっとそのままに、抱きしめていて上げること。
まだ記憶には残らないだろうけれども、あまやかななにかとしてからだに刻んであげること。
それはとてもたいせつなことのように思う。
そうして、そうやって育てた、というふうに私が実感することも。
いつもは難しくても、日に何度かは、長い時間、このままでいさせてあげようと決める。

母は夜近くまでいて長野へ帰宅。
明日から社員旅行で従業員さんたちと韓国にいくそうだ。

夫、母の来訪の旨を伝えると、しまった!今日やったんや、忘れてた!!!という。

今日の授乳11回、うんち5回、おしっこ13回。


6/16(木)
助産院へ。
k先生に、前回と全然表情が違うよ、うまくいってるでしょうといわれる。
確かにそのとおり。
いきなり泣いてしまった前回とはこころのゆとりが違うように思う。

だいたい授乳が17回から12回に経るということは、
1回あたりの授乳20分前後(長いときは30~40分くらいのことも)+おむつ変え10分前後+うんちの場合はお尻を洗ってスキンケア10分前後、とかかるので、いちにち5時間程度の余剰時間が生まれるということなのだ。
プラス、龍晴の欲求にきちんとこたえられているという自信も精神状態におおきく影響をしているように思う。

その話をすると、良かったじゃない!とK先生。
本当ですよね、ありがとうございます。

マッサージをしばらく受けて帰宅。
途中、妊娠中にときどき行っていたサンドウイッチ屋さん、ケーマンチーズの前を通ると、店主とお母さんがいらして、
あれ?産まれた?おめでとうございます!といってくれた。
しばらく立ち話をし、また来ます!と手を振ってわかれる。
こういう関係のお店があることをうれしく思う。

夜、右胸にしこりと広い範囲がカチカチに固まり、熱を持っていることに気づいて
おおいに慌てる。
すわ乳腺炎の初期段階では!?
焦って夫に相談すると、いろいろと調べてくれて、夫の指示どおりに搾乳したり(お風呂で1時間もかかった。しかも乳シャワー状態である)、龍晴に違う体勢でのみとってもらったりをすると、嘘みたいにしこりとカチカチが消えた。
こころからほうっとする。
夫に、本当に助かったわ、ありがとう、Tと龍晴のおかげで大事に至らずにすんだよ、と伝えると、
家族の連携プレーや!と笑っていた。

K先生さんから、Kさんは母乳がたくさん出るから、これからは詰まりに注意してね、と今日いわれたのだが、まさか今日の今日で詰まるとは・・・。
本当にこれからは気をつけよう。

夫の仕事はとても順調のようである。
ときどき報告をしてくれて、話をきくたびにうれしく思う。
いまの事業の種はちょうど1年前のいまごろに植えていて、それを夫は畑を耕したり肥料を与えたりして育ててきた。
それがいま、おおきな実をつけようとしている、というところ。
夫の頑張りでここまでこれたことを誇りに思う。
これからもうまくいきますように。


今日の授乳13回、うんち5回、おしっこ12回。


6/17(金)
一日雨のため、散歩は中止。
龍晴の黄疸がなかなかよくならない。
日光不足だろうか。
雨がつづいていては日光に吸収してもらうのも難しい。
どうも母乳にばかり頭がいっていて、ほかの龍晴のことに気が回っていない気がする。
気をつけたい。

龍晴ができるようになったこと。
ベッドメリーに反応する。
しばらく前からだけれども、私や夫の服やひもをぎゅっとつかむ。
手や足のちからが強くなった。

先日、O教授のブログに「いっぱいいっぱいの私」が登場していて、
そうならないための解決策のひとつとして、社会学的アドバイス・・・ふとんの並びを、夫→私→息子ではなく、夫→息子→私、にしてはどうかというふうに書かれていた。
どのような並びで寝るのかというのは、夫婦の協力や、あるいは妻側の子育てへの気持ちの持ち方(子育ては夫婦なのか、妻に所属するのか)ということを意味する、というようなことが書かれていて、実際、思い当たることばかりである。
本当は私も川の字で寝たいのだが夜泣きを心底恐れている夫のこと、
きっと真ん中に子どもを置いて泣かれたら、どこかで引いてしまうのではないか、と私は思い、
それで最初から川の字はやめたのである。
なにしろ夫の姪が毎晩毎晩夜泣きをしていて、大学生だった夫は相当辟易としていたため、夫は小さい子がいる家族にあうと必ず「夜泣きしませんか」と聞いていたくらいなのだ。
夫に「子育てってメンドウだな」と思われないために、少しずつ少しずつ、子どもと夫をならしていこうと思った苦肉の策が、最初は寝室は別室→慣れたら同室、で、いまはやっと同室まできたところ。
今回、先生の指摘もあり、それとなく「ところで龍をまんなかにしたらどうかな?」といったら、
いまのままでええんちゃう?とあっさりとかえされてしまった。そうですかそうですか。
まあもう少し龍が大きくなったらね。

それでもいまの夫にとっては過分なくらいに
子育てに参加しているなあと私は夫を見ている。
ずいぶんと頑張ってくれているし、子どもをかわいいと思っている様子。
少しずつ、少しずつ、夫も変わっているのだ。


今日の授乳12回、うんち4回、おしっこ11回。


6/18(土)
今日もいまいち天気が悪い。
黄疸のために日光浴をさせたいのだが。

夫が頭痛と背中痛がひどい私に、龍を見ているからマッサージに行ってくれば?といってくれた。
おかげで近所のマッサージに行き、からだをほぐすことができた。
いつもみていてくれたUさんにほぐしてもらい、夫がこれこれこういってくれた、というと、
いいダンナさんだねえ、とほめられる。うれしい。

帰宅後、昼、はじめて夫と3人で外出。
今度は夫がマッサージを受け、私と龍は待合室で待ち、それから少しぶらぶらとして夫は事務所へ。
私と龍晴は帰宅。
夫と出かけられるのはなによりの気分転換になった。

龍晴、はじめてにっこりと笑う。
反射の笑顔とは全然違う。
とてもかわいらしくて、すごくうれしい気持ちになった。
夫に報告。

今日の授乳12回、うんち3回、おしっこ9回。


6/19(日)
初めて3人で食事に出かける。
人混みにさらされないよう、龍晴はスリングのなか。
久しぶりの外食はとても楽しかった。

龍は夕方まで良く眠る。
夫にも笑いかけた龍晴、夫はかわいらしいと喜んでいた。
うれしい気持ち。

夫がマッサージグッズを数点、アマゾンで買ってくれた。
ありがとう。

今日も日光浴ができない。


今日の授乳13回、うんち6回、おしっこ12回。


6/6(月)
午後、中野区からの派遣で保健士さんが来訪。
子どもと私の様子をチェックしにきてくれた。
龍晴は1ヶ月前にしては成長がかなり早く、また私は「余裕をもって穏やかに上手に子育てしていますね~」と誉められる。
えええそうか?
毎日がいっぱいいっぱいなんですけど。

午前、午後ともに頻乳。
龍晴の気持ちにこたえられていないようでとてもつらい。

夜、熱が出たかと慌てるが、服を薄着にして(といってもいつも龍は暑がりのため肌着1枚なんだけど)、涼しい部屋に連れて行って休ませたら元に戻った。
ほうっとする。


今日の授乳16回、うんち4回、おしっこ17回。


6/7(火)
夕方、堤助産院へ。
ここのところの頻乳で龍がかわいそうになり、
また自分も追い詰められていたらしく、K先生の前で泣いてしまった。
いろいろ話を聞いてもらい、安心する。
曰く、母乳は2ヶ月まで安定しないこと。
龍晴に母乳が足りていないならこんなに大きくなるはずはないこと。
背中などをすべてマッサージしてもらい、とにかく私のからだは疲れすぎているから、
家事も育児もぜんぶ頑張ろうとしないで休むこと、ストレッチをすること、
などとアドバイスをもらう。

帰宅後、また頻乳。
いちど、龍を責めたい気持ちになってしまい、猛省。
苦しい。
夜遅く帰宅した夫にそのことを話す。

今日の授乳16回、うんち3回、おしっこ10回。


6/8(水)
今日も夕方、龍晴から、私にすれば過剰に(でも子どもにすれば正当に)乳を求められ、つらい気持ちになる。
・・・私は大丈夫だろうか?
龍を責めたい気持ちにまたなってしまい、
泣きたいくらいにつらくなる。というか実際にちょっと泣いた。
子どもはなにも悪くないのに、自分が恥ずかしくなる。

夫はとてもよくしてくれて、
仕事もがんばり、家事も手伝ってくれる。
あたらしい事業は絶好調のようで、うれしい。

龍晴ができるようになったこと。
おなかが空くと自分のこぶしをなめる(通常2ヶ月くらいから見られる動作らしい)。
寝ているあいだに夢をみて?エーンと泣く。

今日の授乳16回、うんち8回、おしっこ15回。


6/9(木)
今日は朝から龍晴は良く眠っている。
母乳の出がよいのだろうか?
そうだとしたらうれしい。
それとも昨日いちにち、あまり眠っていないせいだろうか。

明日は1ヶ月検診。
早いものだ。
母子ともに順調だといいなと思う。

龍晴ができるようになったこと。
自己主張。

夢のなかで母乳を飲んでいるのがとてもかわいい。
先週家事支援に来てくださっているTさんも「まあこの子は!本当におっぱい飲みちゃんだねえ」とその動作を見て笑っていた。


今日の授乳14回、うんち3回、おしっこ14回。


6/10(金)
1ヶ月検診。
子どもは小児科、私は婦人科でそれぞれ検診を受ける。
夫の付き添いが難しいので、龍晴とふたりで出かけたら、
私の受診待ち中に毎度の助産師のSさんが現れて、「あれKさん、ひとり?じゃあ龍くん預かるよ~」といってずうっと診ていてくれた。
いつもありがとうございます。

龍晴も私も問題ないといわれる。
よかった。

小児科の先生に、もしかして鵞口蒼ですか?先週からなっているんですが・・・と気になっていた舌の白いものについて質問すると、
先週から症状が出ているのならどうして病院に連れてこないんですか、と強い口調で諭される。
ネットで調べたら、たいしたことがないと出ていたから、とこころのなかでは思ったのだけれども、
先生のおっしゃることには一理ある。
子どもの体調管理は親の責任なのだ。
先生はそのことを私に伝えたかったのだろう。

そのあとはがらりとやわらかい笑顔になり、
私が気になっていることすべてに丁寧に回答してくださった。
鵞口蒼でもなかったし、安心。

先生から授乳回数が多いのは、
たとえば大人でもどか食いのひとと一日に何度もつまみぐいするひとがいるように、
それは子どもの個性だから尊重しましょう、といわれ、
肩の荷が降りた気持ち。
そうか、龍はつまみぐい派なのね!
思えば私も一度にたくさん食べられなくて一日何度もちょこちょこものを食べるほうだし、夫も同じ。
そう考えると気持ちが楽になった。

さらに、この時期に夜きちんと寝てくれてるなんてふつうはないこと、
これだけ大きくなっているんだから、その分、昼間に何度もおっぱい飲まないと大きくなれないでしょう、といわれる。
そうか~確かにそうだなあ。
龍晴は夜20時以降は3時間おき~4時間おきの授乳なのだ。

小児科の検査でも、龍はおとなし~くなすがままになっていて、
先生にも看護師さんにもほめられる。
K2シロップもおいしそうに飲んでいるし。

夫に検査結果をメールと電話。
母子ともに健康であることをとても喜んでくれた。

今日の授乳12回、うんち7回、おしっこ10回。


6/11(土)
明日で龍晴が産まれて1ヶ月。
早いものだ。

先月の今日、緊急入院したんだっけ。
ずいぶんと前のことのように感じる。
ちょうど去年のいまごろが新婚旅行だったやんなあ、そういえば、と夫からもいわれ、
すべてがずいぶんと昔のことのようだね、と夫と話す。
それくらい子どもというのはインパクトが大きい。

今日の授乳15回、うんち4回、おしっこ14回。


6/12(日)
龍晴、おたんじょう1ヶ月。
特別なこともせずにいつもの一日を過ごしたが、こころのなかで、ことばで、
夫と私とでたくさんお祝いする。
私たちのところにきてくれてありがとう。
どんどんおおきくなる龍晴。
産まれたばかりの、私の胸に顔をうずめた龍晴のことを一生忘れない。
ありがとう。

夫と3人で写真を撮った。
寝ている龍晴と、私たちふたり。
家族3人の写真。

龍晴が産まれてから、わが家はすべてがらっと変わったと思う。
ありがとう。
これからも家族3人でがんばろうね。

夫に、立ち会って、産まれたときってどういう気持ちだったの?と聞いてみると、
とにかく安心した、といっていた。

龍晴ができるようになったこと。
指しゃぶりのような動作。
甘えること。

今日の授乳13回、うんち5回、おしっこ12回。



$おいしいものは人生をハッピーにする。

乳の上で爆睡しつつ乳を守る龍晴。


さてやっと、今日と日記の時期があってきました。
毎日のように書いていた日記を、書かないとやっぱり気持ちが悪いので
すこし時間がとれたときに一気に書いてしまいました。
だから「気持ち」の部分・・・それを中心にこれまで書いていたような・・・がずいぶんと少なくなっているなあという印象。
でもまあ、いいか。
いずれまた時期がきたら、ゆっくり書けることもあるだろうし。

いま現在、頻乳も少し落ち着き・・・たぶん私のこころとからだの変化が同時におとずれ、
こころについては、これでいいんだ!これが龍晴の個性で、私はそれを受け入れ受け流せばいいんだ!という気持ちになったことから、すこし余裕がうまれてきたように思います。
子育ては思っていた以上にハードだけど、楽しい。
そんな毎日を送っています。





5/30(月)
台風。
なかなかよい天気にならない。
午後に堤助産院のマッサージの予約を入れていたのだが、
さすがに台風のなかを乳のみ子連れで出かけて行くのは難しいので明日に延期してもらう。

龍晴は日に日に大きくなっていくように思う。
うれしい。

今日は午前中から頻乳でなかなか大変。
頻乳とはすなわち頻回授乳のことで、子育て用語?らしい。
心配されているのはヒンニュウということなんですね、と助産院でいわれて、
最初は???。
頻回授乳といいなおしてもらってようやく理解。
しかも貧乳、かと思ったし。

母乳が出ていないのか。
本当に出ているのか。
とても心配になる。
平均すると一日15回程度、授乳している。
子どもの様子を観察し、おっぱいが欲しそうなとき、あるいは求められたときに授乳することにしている。
1回の授乳時間は10分~長くて20分。
授乳前後におむつかえや寝かしつけが入るので、
一日中、おむつかえ→授乳→寝かしつけ→10分くらいインターバル→おむつかえ→授乳・・・という感じ。
特に授乳頻度が高くなると、もう息子のおむつか変えられど自分のトイレすら行けない。
私はそれでいいのだが、こうも頻乳だと息子の睡眠時間は確保できているのか?というのが心配の種だ。
この時期の子どもは20分間隔のレム睡眠、らしいので大丈夫なのかも知れないのだけれども・・・。

龍晴ができるようになったこと。
鈴の音が出るおもちゃに反応するようになった。
目が開いている時間が増えてきた。

明け方、すごい声でうなるようになった。
しかも1時間のうち40分くらいはうなっている。
そのうなり声たるや、怪獣なみである。
どうもお腹にガスがたまっていて、
うんちを出したくてたまらない!という模様。

夫の沐浴は日増しに手慣れてきている。
夫も沐浴の時間を楽しみにしているようだ。

今日の授乳17回、うんち6回、おしっこ15回。


5/31(火)
午後、堤助産院へ。
マッサージで通りをよくしてもらうがなかなかパーフェクトにはならない。
私の場合、疲れと冷えで「チチカス」というのがたまっているのだそうだ。
はじめて「チチカス」を見せてもらったときはびっくりしたが、
マッサージでも取れるし、あとは子どもがおっぱいを飲む時に飲み取ってくれるらしい。
それでもこれがあるとないでは、母乳の出が違うのだそうだ。

助産院へはいつも子どもを連れて行っていて
片方の乳の施術が終わるとそのタイミングで授乳をしている。
のだけれども、今日は施術が長引いて龍晴をさんざん泣かせてしまった。
助産師さんたちがあやしているのだけれども全然泣きやまない。
お腹がすごく空いているときの声で大泣き。
かわいそうでたまらない。
たまらず「龍晴」と声をかけると、その瞬間だけ泣き止むのでいとしさ倍増、
一方でなかなか施術に手間取る新人らしき助産師さんに半分腹まで立ってくる始末である。

やっと一方の乳房の施術が終わったころには
龍晴は泣き疲れて母乳を飲まなくなってしまった。
そうか、泣き疲れるとこういうふうになるんだ。
かわいそうなことをしてしまった。
帰宅したらもとの龍晴に戻っていてほうっとする。

助産院で体重測定をしてもらうと
龍晴はとても良好に体重が増えていた。
ということは母乳はちゃんと出ていますよ、ということだそうだ。
そうなのか・・・。

今日の授乳13回、うんち4回、おしっこ13回。


6/1(水)
やはり頻乳が続いている。
母乳の出がよくなってこない気がして心配。
龍に満足させられていないのだろうか。
そのことがすごく気がかりだ。
体重は順調に増加していたとしても、
それは龍が本来増加すべき体重よりも少ないのではないのだろうか。
もっと飲みたいと思っていないのだろうか。

龍晴は授乳後、おなかがいっぱいになると
いつも大仏のような顔をして満足げに眠ってしまうのだが、
そういえば最近、その得意の大仏顔をあまり見ていないように思う。

夜、頻乳気味。
久しぶりに夫とテレビを見る。
サッカーの代表戦だ。
以前はいつも夫とふたりでずっと見ていたのに、
いまは子どもがいる。
不思議な感じ。
そうして子どものことでいっぱいいっぱいのいま、
すべてのその他のことがあとまわしだったり、気が回らなかったり、気が乗らなかったりする。
私だけ?こんなにてんぱってるのって。
赤ちゃんがいる友だちや従妹のいえに遊びに行っても
みんな結構ヨユウっぽい感じだったんだけど・・・
それは子どもが3カ月とか半年になっていたりするからだろうか?
でも先日お邪魔した1ヵ月になったばかりの赤ちゃんがいる友だちも余裕っぽかったけどなあ・・・。

龍晴はサッカー後にたくさん泣いて、あやすのが上手な夫でも泣きやまない。
お腹が空いているのだろうか。

今日の授乳13回、うんち3回、おしっこ12回。

最近の龍晴ができるようになったこと。
おなら。
大きな音でぶいぶいいっている。


6/2(木)
夜まで頻乳。
日中は連続して家事ができるのは20分あるかないかなので
ごはんの準備を少々、とか、以外のいえの用事はほぼできない。
5分、とか10分、の合間を縫って掃除したり。
本当はからだを休めたほうがいいといわれているのだけれども
こうも頻乳だとからだを横たえる暇もなし。
ただし夜、21時を過ぎるくらいからは毎晩、3時間おき前後の授乳になる。
そのため私の気力と体力ももってるのだろう。
心配なのはやはり龍の睡眠時間だ。
この時期の赤ちゃんは20時間くらい寝るらしいのだけれども、
それが本当だとしたら龍は圧倒的に睡眠が足りていない。
でも私の感じだと、20時間も寝る新生児はほとんどいない気がする。
まわりの友だちも「全然寝てくれなかった」といっているひとが圧倒的に多い。
夜寝てくれるなんてなんていい子なの!と逆に私がいわれる始末。

助産院では体重も申し分ないといわれたのだけれども
やはり心配で、明日、警察病院の助産師外来の診察を受けることにした。
少しでもヒントを得たい。

夕方、2時間ほど龍晴が寝た時間があり、
そのうち1時間、私も睡眠がとれた。
睡眠後、母乳が復活。
やはり睡眠不足なのだろうか。

無防備に寝る龍晴の顔はとてもかわいらしい。
夫、かわいらしいなあ~といっては龍をよく見ている。
龍晴が急に重くなってきたような気がする。
夫も重くなった!おおきくなった!といって喜んでいる。

今日の授乳16回、うんち8回、おしっこ13回。


6/3(金)
午後、警察病院へ。
産前に検診でずうっとお世話になっていた3児の母の助産師、Sさんが幸いにも担当だった。
龍晴の体重測定や、その場で母乳をあげて体重増加を見る、などをした結果、
全然問題ないよ~といわれる。
体重は3800グラムまで増えていて(今週行った助産院のときより300グラム増加していた!どおりで重いなあと思ったわけだ)、1日あたり40グラムの増加、また1回の母乳量は70グラム。しかもあまり真剣に飲んでいない状態で。
入院中に計測したときは30グラムだったから、倍以上になっているのだ。

Sさんといろいろと話をし、気持ちが軽くなる。
「Kさんは頑張りすぎちゃうから、それが心配」といわれる。
聞けば私と同じ年齢というSさん。それで3人の子持ちでかつ助産師なんだものなあ・・・尊敬してしまうわ。

夜、はじめて寝室で夫と息子と私の3人で寝る。
退院後、子どもの夜の状態が見極められるまで、
夫は寝室、私と龍晴はリビングで寝ていたのだ。
3週間様子を見て、龍晴は夜中に起きても3回だけ、しかもおむつ替えのときに泣くだけでそれ以外は泣かない、ということがわかったので、今日から家族3人で同じ部屋で寝てみよう!ということになった。

深夜。
ふと目が覚めて横を見る。
左に夫。右に龍晴。

私のいとしいものたちがすべてここにある。

そう思うと、
涙が出てきた。

月明かりに照らされたふたりの寝顔。
夫と龍晴はとても似ている。
寝方まで似ているから、ついついいつも笑ってしまう。
いとしいふたつの横顔。

なにがあってもだいじょうぶ、
私が守るからね。
とちいさくつぶやく。

明け方、龍晴のうなりがひどい。
心配。

今日の授乳14回、うんち2回、おしっこ13回。


6/4(土)
土曜日。
一週間が経つのが本当に早い。
びっくりする。
夫も同じ感慨。

龍晴ができるようになったこと。
自我が芽生えてきたらしい。
怒りややきもちをあらわすようになった。
たとえば授乳中に夫以外のひとと私が話していると怒る、など。
(夫の場合は怒らない。胎内で聞いていた声だから?あるいは私の様子から?)
首がすわりかけている感じ。
さすがにそこまでいかないのだけれども、かなりしっかりしているような・・・。
寝ているときに足をばたばたさせて90度くらいまで回転する。
あまりにもばたついていておもしろい。

夫はとても仕事が忙しい。
今日も明け方まで仕事部屋で仕事をしていた。


今日の授乳15回、うんち2回、おしっこ13回。


6/5(日)
夫は昼前から仕事。
新しくはじめた事業がとても順調とのこと。
嬉しい限り。
今年は俺にとって転機やから、とよくいっている。
子どもが産まれたこと。新しい事業。

夫の仕事もできる限りサポートしたいのだが
いまは私がサポートされているばかり。
申し訳ないような。

毎日、無我夢中で龍晴と向き合っていても、
まだしてあげられないことばかりが目につく。
本当はあれもこれも子どものためにしたほうがいいのに。
そんなことばかり思ってしまう。
いつか余裕をもって育児ができるのだろうか?
いまのところそういうイメージはまったく湧かないのだけれども。

龍晴ができるようになったこと。
自己主張をするようになった。
嫌だ、こうしたい、など。
日々成長中。
母乳を飲んでいて気に入らないことがあると(姿勢が嫌だとか)、
こぶしをつくって私の胸を叩いて抗議したりまでする息子である。

今日の授乳13回、うんち5回、おしっこ12回。