2/18(月)
スイムの日。

前回のスイムのときの参加者が
4組しかいなくて、
スイムのあとのジャグジーであたたまる時間に
はじめてみんなで話をたくさんして
(それまでは個々に話すことはあっても
全員で話すことはなかったのだ)
以来、結束力?ができたような気がする。

今日は水が冷たいよ、
ほんとうだ、寒いねえ、
などとみんなで話しながらスイムをする。

今日の水中遊具は懸垂ができるような棒が5個と、平均台の組み合わせ。
3秒つかまれるように頑張りましょう!といわれたのだが、
龍晴は棒に7秒もつかまっていた。
やるなあ。

得意のカニさん(プールのへりにつかまって水中を横歩きする)も
磨きがかかり、すごい勢いで腕の力だけで横歩きをしていく。
さすが日々鍛えているだけのことはある。

スイム後、近くの区の施設でお昼ごはんをあげてから
ホームセンターへ。
区の施設からホームセンターが見えるので、
龍晴がどうしても時計を見たい!とアピールしたのである。

しかしスイムの荷物は重いし、
いちど早めにいえに帰りたいこともあって
いつもより短い時間しか時計を見させてあげなかったら、
帰り道もいえに帰ってからも
何度も、またホームセンターの時計が見たい!と繰り返していた。

龍晴の好きな、猫の目の時計ではだめ?ときくと、
ホームセンターの時計だ!と主張する。

では明日、ゆっくりと見に行こうね、
と話すとようやく納得した様子。

夕方にさんぽ。
スイム疲れもあるので久々にベビーカーを出動。
龍晴はベビーカーにやっと乗せてもらえたのが嬉しいらしく
どう?と時折のぞきこむと
満面の笑みをしている。

龍晴の体力をつけたいので
1歳半少し前からベビーカーにはほとんど乗せていない。
できれば自分の足かコンビカーで移動し、
龍晴が疲れたりして抱っこといってきたら抱っこ。
そのため抱っこひもは常に持参だし、
帰り道は抱っこになることが多いので
それだけ私も疲れたりあちこち痛くなるのだが
やはりベビーカーに頼らなくて良かった、と
ここのところの龍晴の驚異的な体力と運動神経を見るたびに思う。

猫の目の時計を見てから帰宅する。
明日は雪らしい。


2/19(火)
雪が降るらしい。
といっても積もらない程度の雪、という予報。

確かに今日は寒い。
いつ降りだしてもおかしくない曇天。

今日は雪が降るみたいだよ?
と目覚めた龍晴にいう。

雪!
と、手をひらひらとさせる龍晴。
そう、雪。

今日はホームセンターに時計を見に行くんだよね?
と気づかわしそうにいうので
そうだよ、ちゃんと行くよ、だいじょうぶ。
昨日はがまんしていたんだものね、
と龍晴に話す。

昨日のことも一昨日のことも
半月前のことも2ヵ月前のことも
憶えているんだなあと思うたびに思う。

子どもの記憶ってすごい。

そういえば最近、驚いたことなのだが。

龍晴には1年近く前の記憶が残っているらしい。
というのも、
先日、1年近く前に使っていたもの・・・ひとりで立てるようになってから、龍晴はうんちのときはシャワーでお尻浴をしているのだが、
それまではお湯を入れた容器を使って、お湯とコットンでお尻を洗っていた・・・を見つけた龍晴は、自分のお尻に向けてその容器をあてがうジェスチャーをして、
これこうやって使うんだよね?といったのである。

そんなふうに、断片的でも記憶が残っているということは。
たとえば理不尽に叱ってしまったこととか
大きな声を出されたこととかも
きっと憶えているのだろう。

そんなに大きな声を出したり
叱ったりしていないつもりなのだが
でもときどきひやりとすることがある。

憶えているんだ、と思うとき。

もちろんいけないことをしたときは
叱るべきだと思うのだけれども
それが「べき」ではないときや
叱り方が度を過ぎていたとき(大きな声を出して叱ってしまったとき)も
そろそろ10回ほどある。

叱ることと奔放に育つこととに
関係があるのかないのかは
専門家ではないのでわからないのだが
できれば奔放に、ひとのめをあまり意識しない子になってほしいと
願っているので
たとえばこういうことをしたら叱られるからやらないでおこうとか
叱られるからと萎縮したりとか
そういうふうな記憶になって欲しくないと思う。

それでもやはり人間のデキが悪いから
同じことを繰り返してしまうこともあるだろうけれども。

少なくとも自覚的でありたいと思う。
そういうときに。

午前中は、約束どおりホームセンターへ。
たくさん時計を眺めて満足した様子。
よかった。

お昼寝後、午後はポコアポコさん改めポーコアポーコさんへ。
店主のポコさんが、お店をそう呼ぶのは知っていたのだが
今日改めて営業許可証を見たら、正式名称はポーコアポーコさんだったのである。

今日は最近では珍しく
長い時間、私たちだけだったので
のんびりと過ごす。

ポコさんが龍晴のためにさいころをつくってくれていて
そのさいころの出来栄えが素晴らしく素敵で
嬉しくなる。

龍晴も長いことさいころで遊んでいる。

素敵素敵!と喜んでいたら
ポコさんがつくりかたを実演してくださった。
龍晴もテーブルについてできていく様子を眺めたりする。

暫く遊んでからアプティに寄り、
新井薬師のお寺と公園で遊ぶ。

龍晴はサッカーをしている小学生の子と思い切りぶつかり、
号泣。

スーパーマーケットでカートを伸びあがって押しているときも
おなかのあたりを痛そうにしていて心配になる。
しかし泣いているわけでもなく
痛そうだが伸びあがる姿勢をしない限り痛そうではない。
明日も調子が悪そうなら病院に行こうと思う。

晩ごはんの終わりくらいに
龍晴が吐く。

もしかしたらやはりどこか悪くしたのだろうか・・・
激しく泣く龍晴を抱きながら
ものすごく心配になるが、
ぎゅうっと抱きしめて、
早く片づけて欲しいと吐いたものがついた私の服やなにやらを目にしていうので
それらを片づけているうちに
泣きやむ。

ごはんすこし食べる?
ときくと、
食べるというのでほとんど全部もどしてしまった晩ごはんを再開。
ゆっくりペースにしたが、ほぼ全量を新たに食べたので
いますぐに病院に行かなくても良さそうだと判断する。

どうかなんともありませんように。

お風呂のあと、本をふとんで読みたいというので
また途中で授乳になるのでは?と危ぶみつつも
本を持って寝室に行く。

そうして今日は最後まで本を読む。
(途中、げんこつやまのたぬきさん、の童謡をうたう場面がある本で、
そこをうたいながら読んだら、どうしても乳が飲みたくなったらしく
もう本はいい!といったものの、ではもう寝ようね、とあかりを落とすと、
やはり最後まで本を読んでほしい、といった)
なんだか成長したような。


2/20(水)
今日はO教授に会いに行く日。
龍晴と一緒に、一年ぶりの大学である。

午後のアポイントメントなので
それに照準をあわせていちにちを組み立てる。

午前中は教授へのお土産を買いに行き
(たいていは前日までに用意するのだが、
甘いものが好きな教授に持っていきたいものが
今回は生菓子なので、当日に買うことにしていた)
早めに昼寝をする。

というのが思い描いていたもの。

しかし思い通りにはいかないもので。
午前中のさんぽのときに、
買いたいものがあるから、駅のほうに行ってね?と龍晴にいい、
龍晴はラジャー!と駅に向かって車を走らせ
だいぶ時間があったので
マルイの敷設の公園で暫く遊び
その店が開店する11時すこし前に到着したのだが
店が開く気配がまったく感じられない。
なかは真っ暗だし、人気がまったくないのだ。

むむ、まさか休み?
しかしこのお店は今日が定休日ではないはずだ。
だが11時を過ぎてもやはりなかは真っ暗なまま。
これ以上待ってもお店が開かなそうなことと
龍晴のお昼寝が遅くなってしまうので
仕方なくマルイに出店していたなかから目星そうなお店を選んで
お菓子を買う。

龍晴がマルイの花屋さんで花がほしいといったので
花も購入。

時計を見てから帰宅。

お昼寝はいつもより長い。
マルイの公園でかなり遊んだためだろうか。

時間が押し気味なのは気になるが
目覚めてから昼ごはんをすんなり食べてくれたので
ほぼ予定どおりにいえを出る。

今日はO先生に会いにいくんだよ?
と言っていたせいもあり
さて午後のお出かけだよ、駅にまた行くよ?というと
駅まで一目散に走っていく龍晴。

いつもは高田馬場で降りる東西線だが、
今日は先まで乗る。

高田馬場を通り過ぎる時に、
龍晴は、高田馬場だよ?というジェスチャーをする。
今日は大学にいくから、高田馬場ではおりないんだよ?というと
納得した顔になる。

さて大学。
最寄駅で降りると、駅のホームに穴八幡宮の広告があって、
龍晴はそれに釘付け。
神社だ!と気を取られている。

大学のキャンパスに行く途中に、
その穴八幡を見つけて、
さらに情熱はヒートアップ。
あそこに行きたい!と何度もいい、走りだそうとするので、
りゅう、それなら最初に先生に会って、
そのあとにあそこでまんまんしようね?
それからお時計さんを見に行こうね?
と約束する。

今日の先生との面会のあとに、
本部キャンパスの講堂にある「うんと大きな時計」を見に行く、
というのを龍晴はとても楽しみにしているのである。

懐かしいスロープをあがる。
去年、ちょうど一年前に龍晴とともにこの文学部キャンパス(私が大学にいたころはそう呼ばれていた。
いまは違う名称になっていると思う)を訪れたときにも大学の校舎の工事をしていたが
まだ工事が終わっていない様子で、
記念会堂前は工事用の仮家屋のようなものができている。

私が学生だったころと、
だからおもざしは違うのだが
それでも懐かしい気持ちは変わらない。

社会学研究室が入っている研究棟へ赴く。
この研究棟は、学生の頃にはずいぶんとモダンな建物に見えた。
もちろんいまだってモダンには見えるのだが
それでもだいぶ時間が経ったようにも思う。
もちろん実際にはじめて目にしたときから
20年近く経っているのだ。

エレベータが好きな龍晴は
エレベータのボタンを自分で押して、
なかに入ってぴょんぴょんと飛び(やめてください)、
扉が開くとまた嬉しそうに走り出る。

先生は研究室のドアを開いて待っていてくださった。

おかわりない様子で嬉しく思う。
もっとも先生の日々のブログを読んでいるせいもあり
また時折メールをいただいたりすることもあり
久しぶりという感覚はあまりない。

とはいえ前回は研究室の机のうえをハイハイしていた龍晴だが
今回はここに座っていてね、といった椅子で
きちんと座っている。

月日は流れているのだ。

龍晴は、先生と挨拶をしたあとは、
ここはどこ?
これはなに?
といったかおで、
壁一面に埋め尽くされた本を眺めたり
パソコンや扇風機やプリンタなどを観察している。

それでも先生と話しているあいだ、
嫌がることもなく
龍晴としてはかなり長いこときちんと椅子に座り、
ハモニカを披露したり絵を描いたりして過ごし、
先生が龍晴に用意してくださったクッキーを食べ、
(私はお茶もいただき)
パソコンを触れさせてもらったり、
本を読ませてもらったりして楽しく過ごしている様子。

私も久しぶりにお会いし
話したかったことの一部を話すことができた。

そろそろ龍晴がそとに行きたがりはじめた頃あいに
そとに出る。

龍晴くんの好きに歩かせてあげましょうか、という先生のことばに甘え、
龍晴を先頭に文学部のキャンパスを歩く。

約束の穴八幡を見つけ、
走り出す龍晴。
先生もお付き合いくださり、
ものすごく久しぶりに穴八幡に詣でる。

龍晴は境内の石をひろって投げたり
(それを先生が拾ってもとに戻してくださった。すみません・・・)
ぐるぐると走りまわったりと
おおいにはしゃぎまわっている。

せっかくだから参拝しようとすると
龍晴も手をあわせて「まんまん」をしているのがおかしい。
思わずいつもの新井薬師と間違え仏式におまいりしてしまった私である。

龍晴は先生の手をとって
走りまわっている。

暫く遊び、ここで先生とはさようならかな?と思いきや、
これから大隈講堂に時計を見に行く、というと
お付き合いくださるという。

嬉しそうに講堂まで走る龍晴。
この学生の街でこんな小さな子どもが走るって、
あまりないことなのではないかと思う。

正門前と講堂の時計をバックに
先生が写真を撮ってくださった。

それにしても本部キャンパスのあたりが
どうもものものしいと思ったら、
今日は政治経済学部の入試の日なんだそうだ。

受験生は何人くらいなんですか?
となんの気なしに先生にたずねると、
そうですね、1万人くらいでしょうかね、
とおっしゃる。
文学部は8千人くらいですけどね、と。

い、いちまんにん・・・
そういえばそうだった。
私が受験をしたときも、それくらいは、いやもしかしたらそれ以上は受験生がいたはずだ。

いまは16時半ほど。
龍晴は17時過ぎに晩ごはん開始なので、
もし学生の波にもまれてしまうと
かなり遅い時間にいろいろなことがずれこんでいくだろう。

先生も心配そうにされているので、
運よくバスの停留所が見えたのを幸いに
そこで失礼させていただくことにする。

先生は最後まで手をふって見送ってくださり
龍晴も何度も手を振っている。

走って乗り込んだバスはまだ空いていて、
龍晴とふたりで座ることができた。
良かった。

高田馬場からの東西線もまだ空いている。

なんとか目標にしていた時間までに
帰宅。
ほうっとする。

遊び疲れた龍晴は
それでも楽しそうに今日いちにち会ったことを反芻しては
話をしてくれる。

楽しかったね、龍晴。
また先生に会いに行こう。


2/21(木)
龍晴に昨日の疲れがありそうなのと
ほんのすこしだけ熱が高いようなのが気になり
今日はのんびり過ごすことにする。

午前中はホームセンターの時計が見たいという龍晴のリクエストに応える。
いつもなら歩きかコンビカーなのだが
体調が気になるので今日は特別にベビーカー。
ふだんは乗らないベビーカーに乗せてもらえて
ものすごーく嬉しそうにしている。

ホームセンターで時計やシーリングファンを眺め、
脚立に登ったり自転車売り場で遊んだりして過ごす。

お昼寝後はポーコアポーコさんへ。
友だちが行こうと誘ってくれたので
迷ったもののやはり行くことにする。

帰ろうかな?と思いはじめたころに
Tちゃんとユウくんもやってきた。

みんなで話をする。

Tちゃんの旦那さまは
ユウくんがTちゃんにしてはいけないことをすると
「俺の女になにをするんだ」的なことを言ってくれるらしい。
(ちょっとニュアンスは違いますが、リアルに書くと生生しいのでこれくらいで)

友だちと私は
キャー!!!!と女子的雄たけびをあげてしまう。

なんて素敵な旦那さまなんでしょう。
「俺の女」ですよ。
「俺の女」。

私の夫は私のことを「俺の女」なんて思っているだろうか。
言い方はともあれ、そんなふうに。
思っていてくれたら嬉しい。とても嬉しい。
でもたぶん、そうは思っていないだろうなと思う。

それでも少し前は「経営者の妻として大変だと思うけれど・・・」というような
メールをくれたことがあったから
やはり思ってくれているのかな。
どうだろうか。

長いこと遊んでから帰宅。


2/22(金)
気がつけばもうすぐ2月も終わり。
毎度毎度であるが
早いなあと思う。

午前中は駅のほうへさんぽ。

午後は東中野のアトレに用事があったので
東中野をさんぽすることにする。

駅から見える工学系の専門学校に
風車があって、
駅のホームや電車からそれが見えていて
龍晴はいつもそれがとても気になっている。
よい機会なのでその風車を見に行くことにする。

東中野の風車を見に行こう?というと
行く行く!と飛びついてきて、
よほど嬉しかったらしく
駅まで走りに走る。

風が強かったせいもあり風車はくるくるまわっていて
龍晴は嬉しそうにたっぷりと眺めている。

アトレで母のたんじょうびプレゼントの花を送る手配を済ませてから
中野に戻り、スーパーマーケットで買物をし、
猫の目の時計とおおきな仕掛け時計を見てから帰宅する。


2/23(土)
今日はスイムの振替を入れている。
そのため夫の仕事日は今日にしてもらった。

午前のさんぽは駅まで夫を見送りがてら。
スイムがあるので早めに切り上げ帰宅する。

早起きしたせいもあり
10時半には眠る龍晴。
今日は1時間と少し、スイムの前に睡眠をとることができた。
よかった。

龍晴は今日も張り切って泳ぐ。
特にひとりで水に浮く感覚が楽しかったらしく
両手両足を伸ばしてすい~っと浮かんで漂っている。
手を差し伸べようとすると
必要ないから!というように拒否する。

たっぷり楽しんでから、終了後、
そらまめの会の会場へ。
友だちが何組かきていたが
みんなちょうど帰るところだった。残念。

お昼ごはんをあげながら
龍晴は1時間ほど遊ぶ。

それからまっすぐに帰ろうと思いきや
そとを歩きたい龍晴は駅の近くで電車を眺めたり
マルイで時計を見たり
マルイのなかで遊んだりと
結局、夫がフットサルのために一時帰宅する時間まで
たっぷりとそとで遊んでいた。

いえの近くで帰ってきた夫と会う。

龍晴は夫の帰宅がうれしかったらしく
夫の手を引いて歩く。

夫は龍晴にヘリコプターのお土産を買ってきていて
龍晴はそれがとても嬉しかったらしく
何度もヘリコプターを飛ばして?とせがんでいてかわいらしい。
夫と龍晴が仲良くしてくれているのは
とてもうれしい。

夕方、夫はフットサルへ。


2/24(日)
冷たい風が強く吹く。
今年の冬は寒いように思う。

そろそろもう冬はいいよね。
と夫とよくいいあっている。
もう冬は十分だよね。
あたたかくなってくれてもいいよね。

でもまだ今年の冬は手を緩めないらしい。
三寒四温はまだ先だろうか。

それでも道道の梅の花は咲きはじめ
うぐいすも見かけるようになった。
まだ泣いていないうぐいす。

りゅう、あれがうぐいす。
あの緑色のとり。

そんなふうに龍晴に示すと
目をおおきくあけてじいっと戯れる小鳥を眺める龍晴。
まだ鳴く練習をする前みたいだね、
もうすぐ鳴きはじめるよ、
というと
ふうん、という顔をする。

午前中は夫と先に出てもらう。

夫と龍晴のさんぽコースはたいてい決まっていて
駅まで行き、駅の歩道橋のエレベータをあがって
中野サンプラザへ行き、
サンプラザの地下のボーリング場でボーリングを眺めたり
ゲームのようなもののボタンを押したりし(・・・)、
サンクォーレに入っている本屋さんが開店する10時になったら本屋さんへ移動する。
のだそうだ。

その頃になると私が迎えに行く、という感じ。

今日も夫と龍晴は本屋さんにいて
私が迎えに行くと龍晴は走ってやってくる。
これとこれをしていたんだよ?というように
ひとつひとつ教えてくれる。
かわいらしいなあと思う。龍晴。

暫く遊んでから、階下のインテリアショップで
猫の目の時計を見て、
それからそとの大きな仕掛け時計を見てから帰宅。

お昼寝後は東高円寺へ。
夫と私は北海道に本店がある「てつや」でラーメンを食べる。
久しぶりだ。
このあたりで食べられるラーメンのなかでは
「てつや」がいっとうおいしいように思う。

それから蚕糸の森公園で龍晴と遊ぶ。
蚕糸の森へは龍晴がもっと小さい頃に来たきりだったので
龍晴にとっては殆どはじめての公園だ。
いまもっとも流行っている、
水のなかに小石を投げいれる、というのを
さんざんできる公園でもあるので
龍晴は雄たけびをあげて噴水に走り、
池に走り、沢に走る。

小石を見つけては投げ見つけては投げをし
プレイジムでたくさん遊び
懐かしい東高円寺の商店街をさんぽし
スーパーマーケットで買物をする。

夫とはじめて住んだ街は中野3丁目で
その頃は東高円寺の商店街でよく買物をした。
なつかしい街並み。

久々にあのあたりを歩いてみよう?と夫がいう
そのことばに嬉しくなる。
思い出を。歴史を。人生を。
共有しているというあたたかさ。

あんなにたくさん買物をしたスーパーマーケットの
配置がもはやうろ覚えだったり
ときどき行っていた中華料理のお店のご主人がすこし痩せていたり
それでもいろいろなことは殆ど変わらない。

龍晴ははじめての道をとおるときのように
じいっと黙ってあちこちを見ている。

風が強い。
びゅうびゅうと強く吹くと
ぎゅうっと抱きついてくる。

風が強くてこわいなと思ったら
ぎゅうっとすれば怖くないよ?と
いっておいたら
顔を私の肩にうずめるように本当にぎゅうっと抱きついてくるようになった。
あたたかいかたまりがぎゅうっとくっつく
そのなんともいえない幸福感。

私にとってのしあわせ。
しあわせなにちようび。

夜は夫とゆっくりごはんを食べる。


2/11(月)
連休最終日。
今日は夫はいちにち休み。やっと休み。

朝、ごはんをつくっているときに
今日、どこか行く?と夫がいう。

どこか行く?
と、聞かれていることの意味がよくわからなくて
問い直すと、
どこかに出かけようか、という意味だったらしい。

どこも混んでるやろうから
どこか街をぶらぶらとかでも、という夫の提案に
それならばと井の頭動物園に行こう、と考える。
どうぶつえんなら上野が龍晴は好きだが、
井の頭動物園の奥にある、
ちいさな子ども向けの遊園地のようなものが
龍はとても好きだ。
井の頭ならそこまで混んでいないだろうし。

ということで、
午前中はいつものように近くをさんぽし、
午後は井の頭動物園に行くことにする。

いろいろ片付けもあるので
午前中のさんぽは夫と先に行っていてもらい
私はあとから合流する。

お昼寝後、いよいよどうぶつえんへ。

りゅう、どうぶつえんへ行くよ?
井の頭動物園、憶えている?吉祥寺の?というと、
憶えていると龍はいう。
龍が憶えている、というときは本当に憶えているときだ。

東西線に乗ってのんびりと吉祥寺に着き
途中、サッカーのショップでフットサル用品を買ってから
どうぶつえんまで歩く。

ここのあたりに、くるくるがあったよね?と龍がいう。
(実際はくるくるとジェスチャーをする)

そう、前回、確か12月に井の頭動物園に行ったときに、
花のかたちと蜂のかたちの風車がある街道沿いの店を
龍晴は見つけていて、
そのことをいっているのだ。

子どもの記憶力って本当にすごい。

実際にそのお店はまだあって、
夫をびっくとさせる。

さて井の頭動物園。
モルモットをさわれるコーナーで
龍晴はたっぷりとモルモットを撫でたり抱いたりし、
象を眺め(龍晴は最近、象が好きだ)、
それから満を持して遊園地コーナーへ。

いろいろな乗り物に乗ったり、
新幹線のようなものに乗ったりして
楽しむ。

バイクのかたちの乗り物にまたがって
走らせているのがとてもおかしくて
夫と笑う。

2時間ほど遊び、
(凍えるほど寒かった)
井の頭公園のほうに戻り、
龍晴は階段ではしゃいで走りまわったり
池の鯉を眺めたりして過ごす。

たのしい一日。

龍晴はとても楽しかったようで
また夫といえで遊んだのもうれしかったようで
私とのお風呂上がり、
夫の部屋に裸で走っていった。
龍晴は夫と楽しいことがあると
お風呂あがりに一目散に夫の部屋にいくのですぐにわかる。

夫にそういうと
とても嬉しそうにする。

良かったね、龍晴。
良かったね、T。

やっぱり親子ってこうでなくっちゃ。

ハモニカが届いた。
龍晴はとても上手に吹き鳴らし
吹いてはほうらね、という顔をして私を見る。
すごいねえ、りゅう、上手ねえ、というと
うれしそうにまた鳴らす。

ピアノを両手で弾いたり
ハモニカを吹きながら片手でピアノを弾いたり
鉄筋をたたいたりと
なかなか忙しい。

ハモニカでコツをつかんだのか
いえにもとからあって
これまで吹けなかったラッパや笛やホイッスルなども
ぜんぶ吹けるようになった。

その度に、できたよ!という顔をする龍晴。
よかったね、りゅう。

2/12(火)
龍晴、今日で1歳9カ月。
2歳までもうすぐ。
早いなあ。

午前中は近所の神社へさんぽ。
枯れ葉がたくさん落ちていて
枯れ葉を集めたりまき散らしたり
平均台のようなかたちのベンチを
平均台のように歩いたりして遊ぶ。

龍晴はここのところ、
細くてたかい場所を歩くのが好きだ。

見ているとひやひやすることもあるのだが
思いのほか器用にさっさと歩くし、
危ないな、と思うときは手をつないでくる。

それにしても今日は寒い。
昨日に続いて寒い。

1時間ほどさんぽをしてから
スーパーマーケットに寄って帰宅。

お昼寝後、ポコアポコさんへ。

龍晴と同学年になる男の子が途中から来たり、
Tちゃんとユウくんが来たりして
にぎやかに過ごす。

ハモニカを持っていく!と張り切っていた龍晴は
ハモニカを吹きならし
みんなにすごいねえとか拍手をされたりして
照れていて
照れながらも吹き鳴らしていてかわいらしい。

ポコアポコさんの横の坂道を
コンビカーで走り降り(とても楽しかったらしく、一度おりた坂をまた登って、を3回ほど繰り返した)
駐車場の側道の、龍晴的には平均台を歩いたりして遊ぶ。

そこへポコアポコさんの常連の
ハナちゃんが通りかかり、
龍晴くんなにやってるの?平均台?といいながら
お手本のように両手を広げて歩いて見せてくれた。

龍晴は

という顔をして、
つないでいた手を離し、
そのとても細くて高いところ(龍晴の足の幅くらいの細さで、70センチくらいの高さ)をひとりで歩き始めた。
ひやひやしたがなんとかクリア。
やれやれ。

暫く遊んでから
ねこの目の時計を見てから帰宅する。

たくさん笑ってたくさん遊んだいちにち。


2/13(水)
午前中は雪、ときいていたのだが
朝目が覚めると既に晴れている気配がカーテンごしに伝わってくる。

りゅう。
今日、雪だと思ったら晴れているみたいだよ?
と、起き出した龍晴にいうと
そうなの?という。
そうなの?雪、楽しみにしていたのに。

それでもカーテンをあけると
お向かいのいえの屋根には雪が積もっていて
それを龍晴と眺める。
薄くしろく積もった雪。

午前中のさんぽは
南口の方へ。
所用を済ませ、そらまめの会の会場へ。
用事を済ませる前は誰もいなかったが
用事を済ませているあいだに友だちがやってきていて
誰もいなかったら帰ろうと思っていたのだが
せっかくなので遊んで行くことにする。

その友だちは3月に、つまり来月には第2子の出産を控えている。
ひとりめは女の子で、今度は男の子。
旦那さんが育休をとってくれたので
今回は里帰りをしないのだそうだ。
(友だちは前回は里帰り出産だった。のだが、
ちょうど震災からほどない時期だったので
心配した旦那さんの実家に出産の2ヶ月以上前から
身を寄せて、旦那さんの実家のそばで出産をした。
バイバイ、またね!よいお産を!と
友だちに手をふった日のことを、いまでもよく憶えている)

30分ほど遊んでいるうちに
龍晴のお昼寝タイムになったので
帰り支度。
帰る頃になってたくさんメンバーがやってきたのが
残念なところ。

マルイで時計を見て、
ロールケーキのお店で夫へのヴァレンタイン・デイのプレゼントを購入してから帰宅。

午後は友だちが娘ちゃんを連れて遊びにきてくれる。
久しぶりに会う友だち。
とても嬉しい。

娘ちゃんのYちゃんは
この春から幼稚園にあがる。
この前うまれたばかりと思っていたのに!
時間が経つのは本当にあっという間だ。
子どもの時間は驚くほど早く、短い。

Yちゃんはすっかりと大きくなっていて
ふっくらとかわいらしくて
挨拶も上手だし、龍晴と一緒に遊んでくれたり、
いろいろと龍晴に譲ってくれたりとたくさんがまんをしていて
とても偉かった。

龍晴もYちゃんと遊ぶのがとても楽しいようで
ソファのうえでトランポリンのように
ずうっととび跳ね続け、
汗をだくだくとかいていた。
この2月の寒空の!エアコンをつけない室内で!!

友だちともたくさん話ができた。
もちろんまったく話し足りないのだが
きっと友だちとは徹夜で3日間話しても話し足りないと思う。

龍晴とともに駅まで見送る。

もちろん龍晴は得意のコンビカーでお見送り。
町内を疾駆する龍晴を見て友だちは
早い早いとは聞いていたけれども本当に早い・・・と絶句していた。
それでも今日の龍晴は
一緒にいるひとがいる、とわかっているから
彼なりにゆっくりと走っているのだ。

そう、龍晴の疾駆、は、本当に早いのです。
想像の3倍くらいは早いと思う。
だって大人の私が走ってついていけないときがあるくらいなのだから。

しかも運転がものすごくうまくて
コーナリングも巧みだし(ものすごい角度でコーナーをつく)
急ブレーキや(もちろん足で止まるわけだが)、
スキーでとまるときのようにくるりとハンドルを切って止まるなど
あなたどなたですか?というような運転っぷりである。

それにしてもコンビカーの次はどんな乗り物がいいのかなあ。
三輪車?
それともストライダーのようなものなのかしら。

駅で友だちとYちゃんとわかれ、
龍晴のリクエストで猫の目の時計を見に行き、
スーパーマーケットで買物をしてから帰宅する。

はしゃいで疲れていた龍晴は、
レジで会計をするときに
財布を出したいからとカートに座らせたら
激怒して号泣していた。
いつもはすぐに泣きやむのだが。

おまけにいえに帰ってからも
ちょっとしたことで号泣し、
私も片づけなどがあったので暫く泣いていてもらった(変ないい方だけど)。
悪いことをしてしまったかな。
後味が悪い。

ごはんのときには仲直り?をして
楽しく過ごす。


2/14(木)
午前中は珍しく新井薬師の駅へ
電車を見に行きたいと龍晴がいう。

とてもとても見たいらしく、
歩いて行くのもコンビカーももどかしくなり
抱っこ抱っことせがむ龍晴。

いいんだけどさ、
11キロ以上ある子ども
抱っこひもなしで30分近く抱っこして歩くのは
なかなか大変なんだよ、母さんは。

駅に着いてからベンチで休憩しながら
電車を眺める。
あてっこ(次にくるのはどちらからか、色はなにいろかをあてる)をして
遊ぶ。

龍晴は昔ながらの西武線が好きだ。
きいろの車両の西武線。

帰りはバス。
電車にバスに、龍晴がうれしいさんぽになる。
龍晴がうれしいと私もうれしい。

お昼寝後の午後はポコアポコさんへ。
途中でほかのお客さまがくるまで
のんびりと遊べて龍晴も満足そうである。

アプティに吸い込まれ(またまた)、
途中の駐車場などで遊び、
猫の目の時計を見てから帰宅する。

晩ごはんのあと、
なにかで口のなかを切ったらしい。
血がすこし出て、痛そうに泣く。


2/15(金)
また雪の予報。
東京は2月から3月に雪がよく降るように思う。
前回はからぶりだった。
今日は降るだろうか。

都心は雨、というふうに予報が変わってきたので
降り出す前に出かけようと
朝のさんぽに出る。

今日は珍しく新井薬師のお寺を目指しているらしい龍晴。

途中、三輪車に乗っている子を見かけると
俄然三輪車に乗りたくなったらしく
いつもは遊ぶお寺の境内も素通りし
まっすぐに児童館目指して走っていく。

公園のベンチに座る老婦人おふたりが
かわいらしいわねえ、
と話しているのが聞こえてうれしくなる。

かわいらしいでしょう。
こころのなかでこたえる私。

三輪車に乗り、
砂場で遊び、
小山のような滑り台や
ブランコに乗る。

砂場では、スプーンで砂をぶんぶんと飛ばしていたのだが
それが一緒に遊んでいた子の顔と服にかかり
あわてて私がその子の服をふいたりしながら
龍晴に、
ね、りゅう、お友だちにかかってしまうから
飛ばすのはいけないのよ、
というと
龍晴はまた声を殺して泣き、
その子の服をふきおわるのを待って
私に抱きついてきた。

途中、Aちゃんとダイちゃんがやってきたので
一緒に遊べる!と思いきや
龍晴は踏切が見たくなったらしく
また一目散に踏切のある方へ駆けて行く。

踏切で電車を何本か見て
あてっこをして遊び、
バスに乗って帰宅する。

帰宅後のお昼寝は珍しく3時間。
ぐっすりと眠る龍晴の顔を眺めるのは
とてもしあわせなときだ。
あたたかくしあわせな。

お昼ごはん後、
遠出をしようかと思っていたのだが
お昼寝が長かったためやめて、
いえでのんびりとする。
のんびりとしながら龍晴とたくさん遊ぶ。
これはこれでたのしい時間だ。

夕方に本屋さんと猫の目の時計を見に出かける。

結局、雪はふらなかった。


2/16(土)
どようび。
週末だ!

今週末は晴れるが、来週のあたまは雨らしい。

午前中にインターフォンの工事が入るので
夫と龍晴とで遊びにいってもらう。
私は遅れて合流。

猫の目の時計を見てから帰宅し、
お昼寝。

午後はいえでのんびりとし、
夕方近くにまたさんぽにでる。

どこに行きたい?というと
猫の目の時計を見に行きたいとまたまたいう龍晴。
毎日毎日毎日見ていても、
飽きないんだね。

あちこちまわってから、
最後に猫の目の時計を見る。

フットサルに行く夫とスーパーマーケットで待ち合わせ、
駅まで見送る。


2/17(日)
にちようび。
夫は仕事、そのあと夕方からフットサル仲間の結婚式の2次会へ行くことになっている。

午前中のさんぽは
夫を見送りがてら高田馬場へ。
オフィス移転祝いであちこちからいただいた
観葉植物の水のあげかたについて聞きたい、というので
一緒にオフィスまで行く。

りゅう、駅までいって電車に乗ろう?というと
ここのところ電車に乗っていなかったので
とてもうれしかったらしい。
大好きなコンビカーも、
これを持っては電車に乗れないから、置いていこうね、というと
瞬時迷ったもののラジャー!というふうに納得したし、
それからほとんど休みなしでずうっと駅まで走っていく。

とっとことっとこと走る姿が
とてもかわいらしい。

高田馬場のオフィスでは、
龍晴は絵を書いたり
備品で遊んだりしている。

暫く過ごしてから帰宅。

お昼寝後は池袋のサンシャイン水族館へ。

というのも、
龍晴が朝からペンギンのぬいぐるみを
トラックの荷台に乗せたり、
くちばしをかじったりして遊んでいたので、
ほんもののペンちゃんを見に行こう?と声をかける。
きゃあと嬉しそうに笑う龍晴。

ツイッターの混雑情報を確認してから行ったのだが
思ったよりも混んでいて、
どの水槽もひとだかりである。

龍晴はペンギンをじいっと観察し、
くるくるまわりアシカを見、
くらげや熱帯の淡水魚や亀を興味深そうに眺めている。

しかし如何せん混んでいるので
じっくりと見てまわれない。

そろそろ飽きてきたかな?という頃を見計らい
退散する。

近くの児童公園でひとしきり遊び、
バスに乗って帰宅。

いちにちよく遊んだ。
毎日、とてもよく遊んでいるように思う。
龍と一緒の、たのしい生活。

お風呂に入る前に「しろくまちゃんのホットケーキ」という
龍晴の気に入りの本を読んでというので
いちどだけね、と読んだのだが
もういちど読んでほしい!と龍晴は頑張っている。
それならお風呂を出たら読もうね、となだめて
一旦お風呂に入り、
忘れたかな?と思いきや
やはり読んで読んでというので、
それならパジャマを着て、寝る前に読もうね、というと
わかった!という龍晴。

しかし寝室に本を持って行って
さて読もうか、と読み始めると、
それより乳をくれ!!!と猛攻撃にあった。

やはりキミはなにより乳が好きなのね・・・

ここ数日、昼ごはんをあまり食べない。
昼寝も長い傾向。
体調が悪いのだろうか。


2/4(月)
春めいた陽気が続いている。
しかし週間天気予報では
今週の半ばに雪マーク。

どうやら花粉が舞いはじめたように思う。
そとに出ると鼻がむずむずいいはじめた。
受難の季節が到来である。

スイムの日のため、
午前中のさんぽは短めにする。

コンビカーで新井薬師の商店街を疾駆していたが、
りゅう、いるかさんの準備があるからそろそろ帰るよ?と声をかけると
あいー!とよいお返事、をして
くるりといえの方に方向転換をする。

今日のスイムは遊具のセットが単調で
どの子も飽きてしまっており
龍晴も例外ではなかったが
なんとか1時間弱、みんなで頑張る。

龍晴はプールサイドに手をかけた状態での
水中のつたい歩きを
私の補助なしで10メートル以上進んでいて驚く。
できないと思っていたのに
子どもの成長や能力は計り知れない。

いつの間にか手を離して水中を浮遊するのを
楽しめるようになっている。
(アームはつけてますが)

スイムのあと、急いで戻って昼寝。
1時間ほどで目覚めたので、
新井薬師のお寺へ遊びに行く。

昨日は法要でおまいりできなかったので
今日は龍晴とふたりでおまいりも済ませる。

龍晴はお寺におまいりをするのがとても好きだ。

公園へ。
今日も砂場で遊ぶ。

電車を見てから、いつも行かない川沿いの道をずうっと歩く。

龍晴は川も好きだ。
鴨を眺めたり、橋の欄干からしたを覗いたり、
川沿いのフェンス沿いのちょっと小高くなっているところを
平均台のように歩いたりしている。

スーパーマーケットに寄り、
時計を見てから帰宅。

水曜日、友だちがいえに遊びにきてくれることになっていたが
大雪が降るらしいので延期とする。
残念だがまた来週。

すこし体調を崩してきているようにも思う。


2/5(火)
午前中のさんぽは駅のほうへコンビカーを走らせる龍晴。
今日はいつも行ったことがない道を・・・私も不慣れな道を突き進む。

ここは知らない道だぞ、
よし行くぞ!
という、気合いに満ちてハンドルを握る顔がかわいらしいと思う。

途中、電車のよく見える場所で休憩したりしながら
おおまわりをして駅に到着し、
それから本屋さんとインテリアショップの時計コーナーに寄ってから帰宅する。

お昼寝後の午後はポコアポコさんへ。
1週間ぶりのポコさん。
のんびりとさせてもらって嬉しく思う。

ごはんを食べ、お茶を飲んでから
龍晴はコンビカーをぎゅんぎゅんに走らせ、
おもちゃ屋さんのアプティにまたまた吸い込まれる。

ポコアポコさんへ行く→アプティに寄る、
というのは龍晴のあたまのなかにインプットされているらしい。

それからさらに本屋さんに寄り、
またまたインテリアショップで時計を眺めてから帰宅する。

近頃の私はそれにしても体調を崩しやすい。
以前は風邪など数年に一度しか引かない、というようなふうだったのに。

どうも胃腸の風邪にかかったように思う。
週末くらいから調子が悪かったが
昨日今日と、一気に崩れている。

早く良くなりたい。

あると思っていたビオフェルミンが切れていたことに
龍晴を寝かしつけたあとに気がついたので
夫に、もし薬局が開いていたら買ってきて欲しい、というメールをすると
久しぶりに早く(といっても22時過ぎだが、夫にしたらかなり早い)帰ってきてくれた。
ありがとう。


2/6(水)
目が覚めたら既に雪が積もっている、と
昨夜の天気予報で見た。

そろそろ起きようと目をあけると
ほどなく龍晴も目を覚ましたので
りゅう、雪が降っているかもしれないよ?
カーテンを開けてみて?
というと、
ラジャー!とばかりに寝室のカーテンのほうに向かう。

が、期待?とは異なり雪はほとんど積もっても降ってもいない。

あれ、りゅう、雪ないねえ、といって
隣のリビングに移動し、
リビングのカーテンを龍晴と一緒に開けたら、
なんと急に雪がたくさん舞ってきた。

!!!!!

龍晴の狂喜の声が響く。

りゅう、雪だね!

飛びついてきた龍晴を抱っこして
雪やこんこを2回うたう。

うたにあわせて腕を振り回して
はしゃぐ龍晴がかわらしい。

しかし粉雪は次第に重みを増し
そのうちみぞれとなる。
今回の雪はどうも積もらない気がする。

雪ならいいが、みぞれは外出に難しい。
公園に行こうと思っていたが、
ホームセンターに切り替える。

サンプルの箒で掃除をしたり
梯子を登ったり
お気に入りの時計を眺めたりして
楽しく過ごす。

お昼寝後の午後はアソボーノへ。

昼寝が30分と短かったので
少し心配をしていたのだが
嬉々として走りまわっていた。

2時間ほど遊び、
遊び疲れたせいかすんなりと帰宅する。

アソボーノで転んで、鉄の柵に側頭部を打ち付け
おおきなたんこぶをつくった龍晴は
お風呂あがりに髪をふいたり
あたまを撫でたりするだけで痛がる。
確かにそれはそれはおおきなたんこぶだ。
かわいそうに。

明日にはよくなりますように。

私の風邪はもうひといき。

2/7(木)
昨日はゆうえんちでたっぷり遊んだので
今日はオフ、とする。

オフ、というのは、
遠出をしない日、という意味。
遠出をしたり、カフェなどには行かず、
龍晴とふたりでのんびりする日、ということ。

午前中は駅方面へさんぽ。
区役所のいぬに乗ったりしながら遊ぶ。

風が強くてとても寒い。

お昼寝後は、四季の森公園と、
その先にある杉並区の公園を2つ、
合計3つの公園を梯子し、
電車を近くで見られる線路沿いの道を
のんびり歩きながら帰宅する。

夕方から私の虫の居所がなぜか悪くなり、
龍晴にあたってしまった。

いつもは片づけをしようね?というと
そこそこ手伝いをする龍晴なのだが、
私の様子がどうも変だと思ったらしく
ずうっと顔を見たり、抱きついてきたりする。

りゅう、片づけやってよ!と
そこで何故か怒る私。

いつもなら、仕方ないですねえ、と
ではこれパス!といって遊びにしながらおもちゃを片づけたり、
あるいは自分でやってしまう(なにしろまだ2歳も前なので、
無理に片づけさせても、というのが私の考え方)、
のどちらかなのだが・・・

理不尽に怒られて、
はんぶん泣きながら片づけを頑張り、
それでよしよしとなるところを、
まだそこにおもちゃ落ちてる!とか、
これあっちの部屋に返してきて!!とか、
ちいさなことまで叱責された龍晴は
かわいそうに、「あっちの部屋」につづく廊下で
声を殺して泣いていた。

ああ私、理不尽に怒っている。
でもどうしても止められない、今日の私。
途中でなんども気付いたのにだめな私。
こんなにセーブできないのははじめてだ。

でも声を殺して泣く龍晴を見て
やっと私がもとに戻る。

ごめんね、龍晴。
本当にごめん。
お母さん、今日、だめだったね
機嫌が悪くて怒ってしまったよ、
ごめんね

そう謝ると、
さいごは笑っていたけれども。

猛省。


2/8(金)
とにかく寒い。

午前中は駅方面へさんぽに出たが、
あまりに寒いので30分強でそと遊びはやめて、
本屋さんに避難。
インテリアショップの猫の目の時計を見てから帰宅する。

午後はポコアポコさんでランチ。
今日はほかにお客さんがいない珍しい日で、
のんびりと遊ぶ。
私も自分の母の話などができて
それに共感してもらえて留飲が下がる気分。

新井薬師の公園と、踏切と、そのそばの川を梯子し、
スーパーマーケットと、
ここのところ毎日行っているインテリアショップのねこの時計を見てから
帰宅する。


2/9(土)
世の中は3連休である。
しかし先日来、大手を振って週末も仕事をしている夫は
この連休は2日仕事に出るという。
やれやれ。
2日仕事に出るならば、今日と明日にしてほしいので
その旨は伝え、それは合意してくれた。
良かった。

午前中は来週祝日でお休みになるスイムの振替を入れる。
そのため、朝のさんぽは短めに・・・といっても今日はスタートが早かったため
1時間は遊べたのだけれども・・・
駅まで夫を見送りつつ、あちこちでコンビカーを走らせて遊ぶ。

スイムの前に1時間弱お昼寝ができたので、
スイム後はお昼寝なし。

マルイで買物をし、
思い立ってポコアポコさんへ。

葉山のダイちゃんが来ている、という話をきいていたので、
たんじょうびプレゼントを持っていく。

プレゼントは新井薬師の商店街の花屋さんでつくってもらった
バルーンアート。

龍晴も欲しがるかな?と、
龍晴の好きなかえると、ダイちゃんの好きそうなライオンを
つくってもらったのだが、
龍晴はかえるに見向きもせずライオンを離さない。

りゅう、ライオンはダイちゃんにプレゼントするんだよね?
ダイちゃんに会ったらどうぞしようね、
と何度もいうが、
たいてい「はい~!」と返事をする龍晴が
頑なに首を振りつつ聞こえないふりすらもしている。むむ。

ともあれポコアポコさんへ。

Tちゃんとゆうくんんも来ていて、
話をしたり遊んだりする。

ゆうくんがくちに入れていた牛乳瓶のふたを、
それおいしいですか~?などと一緒に遊んでいたのを
龍晴は気になったらしく、
オレも!とばかりに口に入れ、
ゆうくんよりだいぶおおきい龍はそれがぜんぶ口に入って
おえおえとやっている。
とても焦り、くちからだして!あぶない!!というと、
頑なに出そうとしない。
どうして?どうして??と私も焦り、
無理に出そうとすると、
龍晴が泣いていることに気がついた。

龍晴は本当にかなしいと、声を出さずに泣くのだ。

そのときも龍晴は、
涙を途中までこらえ、でもこらえきれずにはらはらと流し始めていた。

りゅう。
お母さんはね、りゅうのことが大好きなんだよ
でもりゅうのくちにはこれが入ってしまうでしょう?
そうするとあぶないんだよ、
だから出して?

そういってなんとか口からふたを出し、
そうしたら龍晴は堰を切ったように泣きだした。

ごめんね、りゅう、
わかってるんだよ、
りゅうが大好きなんだよ、

そういいながらぎゅうっとする。

きっと龍晴は、
これをすれば自分も褒められる、
あるいは話をしてもらえる、と思ったのだろう。

今日はポコアポコさんは混んでいて、
いつもは龍晴とゆっくり向き合えるのが
できなかったから
それでそういう気持ちになったのだろう。

落ち着いた龍晴と
また暫くゆっくり遊び、
アプティに寄り、スーパーマーケットと時計のお店に寄り、
仕事先からいちどいえに戻り、
それからフットサルに行く夫と合流して
駅まで見送ってから帰宅する。

2/10(日)
長野から両親上京。

午前中のさんぽは、仕事に行く夫を見送りがてら
みんなで一緒に中野駅周辺を一周する。
龍晴は得意のコンビカーを疾駆させ、
しかし両親や夫と距離があいたなと思うと
くるりとハンドルを切って
祖父母たちが近づいてくるのを待つ。

待っていようねと教えたわけではないのに
そういうことって自然とできるものなのだな。

夫を見送ってから、
いつもの区役所方面に行って・・・というコースをたどるのかな?と思ったのだが
龍晴はおじいちゃんおばあちゃんに「中野の街」を案内したくなったらしい。

踵をかえすと、
商店街のほうに車を走らせ、
よくいくお店を・・・お鮨屋さんやパン屋さん、
くまの置物をおいてあるお店、おおきな時計がある時計屋さん・・・を
ひとつひとつ教えたり、
手を引いて行ったりする。

お昼寝の時間が近づいたので、
では最後に、ジャズのお店の時計を見ようか?というと、
どうしてもねこの時計を見に行きたい、という。

祖父母に、ねこの時計と、そのそばにあるおおきな時計を見せたいんだ!と
がんばるので、
それなら行こうか、と連れて行くと、
一生懸命ねこの時計やおおきな時計やシーリングファン(龍いわくくるくる)を
見せている。

かわいいなあ。
子どものこういうところって本当にかわいらしい。

疲れたようで、
いつも以上にすんなりとお昼寝に入り、
しかし40分ほどで目覚める。

お昼ごはんを食べてからは
いえで祖父母とたっぷり遊ぶ。

母はいつもハモニカを持ち歩いているので
龍晴にふいて見せたりすると、
龍晴もやってみたい!といいだす。
まだふけないかな?と思いきや、
ほんの数回でふけるようになり、
まるでジャズミュージシャンのようにリズムをとりながら
おしりをふりながらふきまくっている。

そこでクロゼットに入れておいた
ピアノ・・・辻井さんも持っていたのと同じ、
カワイの幼児用のピアノで、うえの弟とその奥さんから
出産祝いにリクエストをしてもらったもので、
対象年齢は3歳からだったから、
2歳くらいまでしまっておこうと思っていた・・・を
引っ張り出してくると、
とても喜んで、ピアノを弾いたりする。

ハモニカと歌とピアノと鉄琴と
いえにあるたくさんの音楽を奏でる。

楽しい時間。

祖父母とボールをなげて遊んだのがとても楽しかったらしく
息が切れるまで遊んでいる。

夕方近く、夫の会社を見に行きたいという両親と
車で出かける。

うちは車がないので
龍晴はほとんど車に乗ったことがない。

ほら、あの青い車だよ?
と駐車場の車を指すと、走っていってとても嬉しそうに乗りこむ。

高田馬場の事務所へ。

夫の立派な事務所を見た両親は
とても喜んでいて、
また両親が贈った事務所の引っ越し祝いの
立派な観葉植物も事務所に似合っていて
とても嬉しく思う。

いえの近くまで車で送ってもらい、
両親とはそこでさよならをする。

龍晴はいちにち殆ど外で遊んでいなかったため、
コンビカーを走らせたがったため
しばらく外で遊ぶ。

遅くなると思った夫は
龍晴を寝かしているあいだに帰ってきた。
うれしい。

最近読んだ本
綿谷りさ「夢を与える」
小川糸「ファミリーツリー」
石井睦「キャベツ」
宮下奈都「太陽のパスタ、豆のスープ」
山崎ナオコーラ「この世は二人組ではできあがらない」
山崎ナオコーラ「男と点と線」
山崎ナオコーラ「『ジューシー』ってなんですか?」
西加奈子「炎上する君」
中村航「あのとき始まったことのすべて」
1/28(月)
目の調子が悪い。
昨日、夜に目をたくさんこすってしまったから
そのときにきっと黴菌が入ってしまったのだろう。
ものもらいのような状態。

午前中のさんぽはスイムの日のため、短め。
近所の工事現場でずうっとパワーショベルを見ていたので
ほとんどそこで終わる。

40分ほど昼寝をしてから
スイム。
今日はいつもの先生がお休みで
代わりの先生だったのだが
新鮮だし内容も濃くてとても楽しかった。
龍晴も満足している様子。

今日はジムで龍晴にごはんをあげてから、
ジム近くのSLが見える公園に寄る。

いつもは閑散としている公園だが
今日は親子連れがひとくみ来ていて
龍晴もSLを見たり、その親子がしていた
「地面に絵を描く」「かくれんぼ」などを真似をして遊ぶ。

公園の帰りに目医者に寄る。
ものもらいの症状はないとのことだが
念のため薬を処方してもらう。

どんどん目の調子が悪くなり
なかなかしんどい。

夫とのいさかいで
いちにち気分が晴れない。
龍晴とにこにこと接していても
ときどき涙が出てしまう。

友だちと別件でやりとりをしていたメールに、
夫とけんかをした、とだけ書いたら、
事情を察してくれた様子。

友だちに甘えて、こんなことがあったよ、と愚痴を送ったら
すぐに返信をくれた。

友だちも1児の母で
やはり同じように夫とけんかを多々してきた、という内容。

辛いときは辛いといっていいんだよ、
ナオは子育てをとても頑張っていると思うよ、
という追伸のメールを読んで泣いた。

そうしてどうして私の夫に
私は辛いといえないのだろうと思う。

ほんとうはいちばん
辛いとかうれしいとかいいたい相手なのに。


1/29(火)
朝、やはり私から夫に折れる。
結局そうしないと埒が明かないのだ。

もちろん、折れるというか、
「私なりにいいすぎたと思う部分」
「夫が私の発言のなかで誤解をしていると思われる部分」
について謝っただけで、
本当に私がいいたかったことを訂正したわけではないのだが
それでもそうやって謝らないと
やはりものごとは先に進まない。

私は先に進むのが好きなのだ。
たとえ自分の意に反したとしても。

もやもやが少なくなったので
午後はポコアポコさんへ行こう!と決める。

あまりにももやもやした状態だと
ひとには会いたくないので
今日は行かないでおこうかと思っていたのだが。

そう決めたらまたすこし気持ちが晴れてきた。

午前中は近所の神社までさんぽ。
境内に落ちている枯れ葉で遊んだり
平均台のようなものに一緒に乗ったり
ブランコをしたりして
たくさん遊ぶ。

お昼寝後、午後はポコアポコさんへ。

顔見知りの親子がきていたりして
またポコさんとたくさん話したりして
さらにこころが軽くなり
龍晴ともポコアポコさんでげらげら笑いながらたくさん遊び
お店を出たあともコンビカーで走りまわったり
踏切を見に行ったりと
楽しく過ごす。

明日からまたがんばろう、私。


1/30(水)
すっきりと晴れてあたたかい。

午前中は久しぶりに新井薬師のお寺と公園へ。

いえのなかに置いている砂場遊びの道具の一部を、
朝、龍晴にこれはなに?ときかれたので、
それはこうやって、砂場でつかうものなんだよ、と説明をしていたら
それならば今日は砂場へいく!と
猛然とその道具をつかんで立ちあがったのであった。

一目散に新井薬師に走る龍晴。
おとなの足で15分ほどの距離を
ぜんぶではないが、走っていく龍晴を
私はいつも尊敬してしまう。

しかし新井薬師に着くや
三輪車に乗っている女の子を見て、
砂場遊びはころりと忘れたらしく
これまた猛然と三輪車を置いてある倉庫に走り
三輪車に乗ったり押したりと
結局、砂場では遊ばず。

踏切を見てから帰宅。

お昼寝後、早めに目が覚めたので
お昼ごはんを食べてから上野動物園へ。

中央線が事故で止まっていて
時間がかかったが
なんとか到着し、
いろいろなどうぶつを見たり、モノレールに乗ったりして
たくさん遊ぶ。

たのしい一日。

龍晴は動物園の途中で転んで
指をかなりすりむき、
痛いのだろう、痛い痛いと指を見せてくる。
かわいそうに。

ずいぶん日が長くなったように思う。
中野通りの桜並木もふんわりとした空気をまとうようになった。
きっといつか春はくるのだ。
どんなに寒くても。

思うところあって先週の日記の一部を別の場所に移した。
掲載したあとの日記に手を加える、ということは
これまでほとんど・・・誤字脱字を見つけた、とか、追記したいことができた、
というようなとき以外は
したことがない。

でも今回は敢えて削除をした。

私には勇気がなかった。
勇気と、覚悟。
していたつもりの覚悟が、
やはりまだ欠けていたことを知る。

それでも書いてよかったと思う。
書いて、掲載して。

いくにんかのひとたちが連絡をくれた。
恩師のO教授からはメールがきた。
(先生の日記にも私が登場していた)
まわりの反応を見て
自分のしたことを客観的に知ることができる。
自分のしたこと。したかったこと。
思い。

一方で、実はあの日記はそもそも
書いてから消そうと思って書いたものでもあった。
私は思考するときや
あるいは思考をまとめるときに「書く」ということをする。

腹立ちまぎれに書いた、のではなく
いや確かに腹立ってはいたのだが、
書きながら私は冷静になることができて
そうして冷静に、しばらく掲載しておこう、と思ったのだった。

しかし私が思っていたよりも
反響が大きく
かつ素早かった。
更新頻度も落ち
昔のように「書いて」いない私の日記をもはやあまり多くのひとは読んでいないと思っていたのだが
実際そうでもないらしい。

ありがとう、と思いながらも
うっすらとドキドキもした。

数日、ドキドキを抱えながら
やはりどうもそのドキドキがおさまらなかったので
該当部分をカットし、別の部分にペースト、したのである。

ドキドキはおさまって
そうしていままた日記を書いている。

あれ?と思った方が
もしかしたらいるかもしれないと思ったので
以上、ご報告まで。


1/31(木)
目の調子がだいぶ良くなってきた。

ものもらいによくなる。

私はたぶん、目が弱いのだと思う。
視力はよいほうなのだが(いまでも裸眼だし、ずいぶんと長いこと視力は両目とも1.5だった。いまは片方は0.8くらいで片方は1.5)、
目の病気にはなりやすい。

体調がよくなくなってくると
まず目が、それも左目が痒くなる。
アレルギー性結膜炎。
それで、あ、疲れているな、とか
風邪を引くな、というのがわかるくらいだ。

ここ数年はアレルギー性結膜炎に加えて
ものもらいができるようになった。

ものもらい。

それこそここ数年はできたことがなくて
ものもらいってなんだろう?と
大学生くらいまでずうっと思っていた。

めばちこ、と大学のときの恋人はいっていた。

マクドナルドはマクド。
ミスタードーナツはミスド(発音が関東と違う)。
ケンタッキーフライドチキンを食べに行く、は
鶏しばきにいく。

そういうことと並んで
教えてくれたことば。

恋人は大阪うまれの大阪育ちで
夫は京都うまれの京都育ちだ。

だから夫には、
そうなんだってね?と聞いたことがある。

マックはマクドで
ミスドはミスドで
ケンタッキーを食べに行くのは鶏しばきに行くんでしょう?と。

最後のは嘘やで、と当時恋人だった夫は笑った。
めばちこは知らん、とも。

ものもらいになるたびに
私はそんなことを思い出す。
そんなことどもを。

目薬をさしていると
龍晴は不思議そうに私を見る。

目薬に手を伸ばそうとするので
やめてね、これは母さんのたいせつなお薬だから。
というと
それでも触りたそうに手を出したり引っ込めたりしている。

龍晴は触ってはいけないと知っているものが
触れそうなところにあるときに
「はいー」といって、
ものすごく得意そうにそれを持ってきてくれる。

こんなところにあったよ?とか
でもボクは触っていないよ?とか
きっと「はいー」にはいろいろな意味が含まれているのだろう。

たとえば私の飲みさしのチコリコーヒーが入ったカップ。
たとえばエアコンやテレビのリモコン。

いえの近くに眼科があって
本当は駅の向こうの眼科がかかりつけだしそちらに行きたいのだが
如何せん混んでいるので
徒歩1分でかつ空いている眼科に
ものもらいだとわかっているときは行くようにしている。

今回も近所の眼科に行ったので
龍晴はその前をとおるたびに
ここ、行ったよね?という。
そうだね、ここ行ったよね。りゅうは待っていてくれたんだよね。

それから処方の目薬を買いに行ったこれまた近所の薬局の前をとおるときにも。

知っているよ、ボク
という、そのすこし誇らしげな様子に
何度でも誇らしげになる様子に
私の胸はいつだってあたたかくなる。

午前中は本屋さんとインテリアショップの時計を見、
午後はいえでのんびりと過ごす。
夕方近く、銀行3行と郵便局をはしごし、
マルイで時計を見てから帰宅する。


2/1(金)
まだ疲れが抜けないが
ものもらいはほとんど治ったように思う。
あとひといき。

午前中、いつもより龍晴の体温が少しだけ高かったので
なるべくいえにいようと思ったものの
やはりさんぽには行きたがったため、
ベビーカーで出かける。
ホームセンターと、SLがある公園に行き、
SLを眺め、すこしだけ砂場で遊ぶ。

お昼寝後はかなりすっきりとしていた。
ほうっとする。

いつもよりいえにいる時間を長くしつつも
まだあたたかいうちに四季の森公園に行ってすこしだけ遊び
スポーツショップでスニーカーを買い、
ブロードウエイの地下ですいかのおじさんに挨拶をし
熱帯魚屋さんで亀やさかなを眺め、
アジア雑貨の店で龍晴が好きな月の飾り物を見る。

四季の森公園では、
ちいさな女の子・・・といっても龍晴よりすこし大きい年齢な気がする・・・が、
龍晴が乗ってきたコンビカーに乗りたがる、ということがあった。

龍晴はほかのことで遊んでいたので
貸してあげようね?と龍晴にいったのだが
珍しく龍晴も引き下がらない。

それでも泣き叫ぶ女の子がかわいそうになったのか
はんぶん泣きながらどうぞ、をした龍晴は、
ぎゅうっと私に抱きついてきた。
かわいそうな気持ちとかわいらしい気持ち。

偉かったね、龍晴。

私もぎゅうっと龍晴を抱きしめる。


2/2(土)
週末。
また週末がやってきた。

今週から土日のどちらかは夫は仕事になる。

親しい友だちは、
旦那さまがサービス業ということもあり
ずうっと旦那さまは土曜日も仕事をしている。
その友だちもまだ小さなお子さんがいる。

もう慣れているのかもしれないが
実際、どう思っているのだろうか。
今度会ったときに聞いてみたいなと不意に思う。

午前中はホームセンターへ。
夫は仕事用の家具を下見に、
私は布団を買う。

龍晴とからくり時計を見たりして遊ぶ。

帰宅後、龍晴はお昼寝。

午後は本屋さんと東急ストア。
最近、龍晴は本屋さんで遊ぶのが好きだ。

ここの本屋さんは、子どもコーナーに机と椅子を置いていて
商品のサンプルを試せたり
売っている本を読んでよかったりする。

龍晴はレジスターのような機能のついた本を気に入り
ずうっと遊んでいた。

夕方、夫はフットサルへ。


2/3(日)
節分。

夫は仕事。
高田馬場まで龍晴と一緒に送り、
龍晴と私は高田馬場で少しぶらぶらとしてから帰宅する。

お昼寝後は久しぶりに新井薬師のお寺へ。

ちょうど節分会をやっていて
境内は大賑わいである。

泣いてしまうかな?と思っていた
鹿踊りに龍晴は興味津津で
境内の高い柵によじのぼってじいっと見入っている。

しばらく鹿踊りを見学してから
公園へ。

ものすごーくたくさんの親子連れがいてびっくりとする。

あたたかいせいか
にちようびのせいか
お祭りのせいか

おそらくそのどれもだろう。

砂場で遊ぶ。

龍晴よりおそらく1歳くらいうえの男の子が
一緒に遊んでくれた。
その子が持ってきていた怪獣を埋めるのを手伝ったり
砂のかけあいをしたりする。

暫く遊び、踏切を見てから帰宅。

晩ごはん前に夫が帰ってきてくれたので
豆まき。

毎年、私だけがしていたのだが(夫は豆まきは絶対に!しようとしなかった。たぶん恥ずかしかったからだと思う)
今年は、龍晴とふたりで豆まきしてくれない?というと
よし、りゅう、豆まきやろう!とむしろ喜んでやっていた。

龍晴は豆をひとつほおばったが
少ししてからおええ、という顔をして出していた。

1/21(月)
スイムの日。

朝のさんぽは控えめにする。

寝ないかな?と思ったら
10時半過ぎから寝始める。
珍しい。

おかげでスイムの前にまるまる1時間、お昼寝をすることができた。
よかった。

楽しみにしていたスイム、
今日もばた足をしたり自分だけで浮いたり
遊具で遊んだりと楽しく過ごす。

いちど帰宅し、
お昼ごはんを食べてから
新宿の高島屋へ。
龍晴のくつを買いに行く。

先日買ったばかりなのだが
先先週末くらいから両足の小指にうっすらと赤いかたがつくようになり
やはり買い替えることにする。

一足は龍晴が選び、
もう一足は私が選ぶ。

龍晴が選んだくつに早速吐き替え、
しばらくデパートで遊んでから帰宅する。

さて明日はJAZZライブ。
嬉しい!


1/22(火)
久しぶりの雨。

午前中は雨の日の定番、ホームセンターへさんぽ。
時計が大好きな龍晴はここの時計コーナーをことのほか気に入っている。
仕掛け時計がたくさんあり、そのボタンを私に押させては
くるくるとまわったり文字盤が動く時計を眺めている。

1時間ほどホームセンターで遊んでから(もちろん私は買物もする)
帰宅。

午後はおたまじゃくしさんのJAZZライブ。
龍晴も私も、とてもとても楽しみにしていたもの。


りゅう、明日は音楽会だよ?
りゅうの好きな、おたまじゃくしさんのJAZZの演奏会だよ?

というと、
龍晴は張り切って
昨日のうちから鈴やラッパやマラカスをバッグに入れていたし
以前、おたまじゃくさんが演奏してくれた
もりのくまさんやドレミのうたを私が歌うと、
明日聴けるんだよね?と笑ったり
拍手の練習までしていた。

しかし!
演奏が始まってすこししたら
まさかの大号泣。

最初は誰が泣いているのかわからなかった。
隣にいたにもかかわらず。
だってまさか龍晴が泣くなんて思わなかったから。
しかも龍晴はほとんど泣かないし、
泣いても抱っこをすればたいていすぐに泣きやむ。

しかし今日は泣きやむ気配はない。

おたまじゃくさんのユニフォーム、
白のつなぎがお医者さんに見えたのか
それとも演奏会の場所が龍晴の苦手な天井が低い閉じられた空間だったからか
それともそれとも以前は平気だった、トランペットやトロンボーンのおおきな音が
怖くなったのか。

ただしい理由はわからない。

わからないのだが、
いまこの状況は龍晴には恐怖でしかないらしい。

それでも音楽が奏でられると耳を傾けるのだが
何度も泣き始めてしまう。

2曲通しで聴いて同じ状態だったので
やむをえず帰ることにする。

メンバーのかたが心配して追いかけてきてくれて
マラカスのようなものを貸してくれたり
一緒にうたをうたったりしてくれた。
あたたかい心遣い。

その方の歌声に
じいっと耳を傾け泣きやみ
もういちどなかに入りたい、というのだが
いざなかに入るとやはり泣いてしまう。

音楽を嫌いになってほしくないから
こんな日もあるよね、と
やはり帰ることにする。

とても楽しみにしていたし
それは龍晴と同じくらい私もそうなのだが。

会場を出て、手をつないで道を歩く。
しっとりとしたあたたかいちいさな手のひら。

そばにあるビルの階段に座りたいというので
一緒に座ってそこで道行くくるまを眺めながら
おやつを食べる。

それが楽しかったらしく
30分近くふたりでおやつを食べ
話をしたりくるまを眺めたりして過ごす。

マルイに寄って時計を見たり買物をしたりしてから帰宅。

いえに帰ると、
今日のコンサート、楽しかったね!
パチパチしちゃったよね!などと
話しかけてくる龍晴。
(コンサートの演奏が上手だったり素敵だったり一生懸命演奏してくれていたりしたら、
パチパチってするんだよ、という話を
コンサートがあるたびにしている)

そうだよね、楽しかったよね。
パチパチだって、しちゃったよね。
(本当は泣いていてしていないんだけど)

また行こうね、龍晴。
龍晴の好きな音楽会。


1/23(水)
今週はなんだか勝手がおかしくて
今日をきんようびのようにからだが思っている。
まだ週半ばだというのに。

どうもここのところ疲れているように思う。
夜、龍晴を寝かしつけてから
翌日のごはんの準備をしたり
つくりためておくものをつくったり
あるいはときどき本を読んだり
パソコンに向かってこうして日記を書いたりしているのだが
そのどれもをここのところ億劫に思ったりする。

ひとつに毎晩、あまり眠れていないせいもあるだろう。

いまだ授乳をしているせいもあり
龍晴は2時間に1度は起きる。
そのたびに授乳を・・・実際にそんなに飲んでいるわけではないのだが・・・したり、
場合によってはおむつやおねしょで濡れた服を替えさせたりもする。

龍晴の朝は早く
またできればひとりで遊んでいてほしいのだが
私が起きるまでがんばって起こすため
どうしても睡眠時間が短くなるのだ。

それからおそらく昼間、動きまわる龍晴を追いかけまわしているせいだろう。

公園に行くにしろなんにしろ
かなりハードに動きまわる龍晴は
ひとりで放っておくほどしっかりしているわけではないので
どうしても私も走りまわることになる。
公園ではそばにいるだけで良かったりもするが
公道だとかなり気を使うし、
それだけでかなり疲れるのだ。

午前中は新井薬師へさんぽ。
雪解けでぐちゃぐちゃかと思っていたが
そうでもない。
公園は水はけがいいのだな。

三輪車で遊んだりする。

お昼寝後はポコアポコさんでランチ。
今日は大盛況でずうっと子どもたちやおとなたちで賑わっていた。

龍晴もたっぷりと遊び、
帰りがけにまたしてもアプティに吸い込まれる。
やれやれ。


1/24(木)
週間予報では雨ふりだったので
もくようびにはゆうえんちへ行こうね?と龍晴と話していた。

ゆうえんち・・・龍晴と私のあいだでは、
水道橋のアソボーノをゆうえんち、と呼んでいる。

昨日の夜時点では予報がかわり、
雪になっている。

いずれにせよ、ならばゆうえんちだな、と思っていたのだが。

朝には既にあがっている雨。

さてどうしよう、と思ったものの
龍晴はゆうえんちをとても楽しみにしているので
午後はやはり出かけることにする。

とういわけで、
午前中はそこに向けて行動。

そらまめの会の日でもあるので、
駅の反対側の会場にできれば午前中に立ち寄りたいなと
駅のほうに向かってね?と話すと、
オッケイ、とばかりに駅のほうにコンビカーを飛ばす龍晴。

しかしそうやってたどりついた会場は
がらんとしていてまだ誰も来ていない。

いつも早く来る友だちたちが
それぞれ用事があって午前中は行けない、といっているせいもあるだろう。

誰もいないところで遊ぶよりも
公園に行ったほうがよいので
近くの紅葉山公園へ。

この公園にはSLの先頭車両がある。

りゅう、ほんもののSLが見られるよ?というと、
!とばかりに目を輝かせる龍晴。

いざSLを見ると大興奮である。

以前も見たことがあるのだが
そのときはまだ「あの」SLと、「この」SLが同じ、ということにまで
理解がいかないでいた。

それがいまは、ばっちりとつながっている。

しばらくSLを眺め、
触ったりし、
砂場や滑り台やベンチやで遊んでから
帰宅。

お昼寝後、ごはんを食べてから
さてりゅう、ゆうえんちへ行くよ!というと、
うわあ、と抱きついてくる。
かわいいなあ。

水道橋の駅で降りて
アソボーノへ行く途中から奇声を発し、
抱っこひもから飛び出んばかりのものすごい勢いでバウンドしている龍晴。

2時間弱のあいだ、
ボールプールや階段の遊具やプラレールやショッピングカートやキッチンスタジアムやで
さんざん遊び、
帰りたくないというかなと思ったら
やはり帰りたくないと半泣きになり、
何度も帰りたくないと首を横にふりながらも
それでも、
このおもちゃ、お兄さんにかえそうね、というと
素直に持っていた気に入りのプラレールを
ハイ!と片づけをしていたお兄さんに返却し、
抱っこひもに抱っこされたのであった。
偉かったね、また来ようね。

JAZZ喫茶の時計を見ながら帰宅。

晴れた空に浮かぶ明るい月を見ながら
おつきさまさね、という龍晴。
(実際に喋っているわけではありません)

そうだね、今日のおつきさまは大きいねえ、とこたえると、

あれは?と龍晴はそばにある星をさす。

龍晴が、はじめて「星」に気がついた瞬間だった。

りゅう!
あれがお星さまだよ、きらきらひかる♪のお星さまだよ!

というと、
そうなんだ!と納得した様子で
何度も指をさしたり、
きらきらぼしの振りの、手をきらきらとさせる動きをしたりする。

良かったね、りゅう。
お星さまが見えたねえ、うれしいねえ、
そんなことを話しながら歩く。
またひとつ、はじめてのこと。

ゆうえんちで疲れたのだろう。
比較的すぐに眠る龍晴だが
今日はさらにあっという間に寝つく。

1/25(金)
午前中は駅のほうへさんぽ。
コンビカーでぐいぐいと進む。

最近は、勢いをつけておいてから
足をコンビカーのうえに乗せてそのまま進む、というやりかたを憶えて
(ちょうど自転車を勢いよくこいでから、こがずに数十メートル進むのと同じ感じ)
ちょくちょくそんな感じで乗りこなしている。
ハンドル操作も素早く、切り返しが突然だったりするので
気が抜けない。

気が抜けないが、
わがもの顔でコンビカーで走る龍晴を見るのが
私は好きだ。

りゅうせい、
りゅうせい!

胸のなかが何度でもいっぱいになる。
あたたかくなる。

私のかわいい天使。

帰宅後、お昼寝。

午後はランチがてらポコアポコさんへ。
今日はお客さまが私たちだけだったので
気になっていたいくつかのことを相談したりして
のんびりと過ごす。

平和の森公園で遊んでから帰宅。

龍晴は疲れていたらしく
ごはんを食べてからすぐに眠る。


1/26(土)
週末。
ふう。

午前中のさんぽは夫と龍晴とふたりで行ってもらい、
私は用事を済ませてから合流。

11時ちょっと前に帰宅し、
龍晴は11時過ぎにはもうお昼寝。

ここのところ、龍晴のお昼寝ははじまりが早い。
それまでは11時過ぎに寝かしけをはじめても
たいてい11時半過ぎや12時近くまで眠らなかったのが
すぐに眠ってしまう。

早く寝て、1時間くらいで起きる。
これまでは2時間は眠っていたのだが。

昼寝が短くなった分、
1日の睡眠時間が足りていないのではないかと思うのだが
夜の睡眠は増えない(19時半に寝て、6時半~7時に目覚める)。

季節のかわりめだし、
変化するときなのかもしれないわよ、
龍晴くんは規則正しい生活をしているから、
余計に季節のちょっとした変化なんかにも
敏感だろうから、
とポコアポコさんがいっていた。
そうなのかもしれない。

幸い龍晴は風邪もまったく引かないでいるので
この調子でいければいいなと思う。

私は先週からまた軽い風邪。

今日は珍しく1時間半眠り、
おひるごはん後は私は歯医者へ。
夫がいえで龍晴を見ていてくれた。

思ったより早く、20分もかからずに治療が終わり、
急いで帰宅すると
ちょうどテレビで仏像の番組をやっていて
仏像好きの龍晴はすごく集中してテレビを見ていたとのこと。
私が出かけて最初のうちはいえ中を探し歩いていたんやけど、といわれ
そうなのか、と思う。

夕方、近所をさんぽ。
コンビカーで疾駆する龍晴。

夫はフットサルへ。

ひとり晩ごはんを食べているときに、
不意にマダラメさんという名字があたまに浮かぶ。

誰だっけ、マダラメさん・・・

これまでの人生のどこかで・・・たぶん大学から社会人はじめのころに
出会ったひとだと思う。
女性だと思う。
斑目、というふうに漢字を書いたと思う。
でもそれ以上、まったく思い出せない。
誰だっけ、マダラメさん・・・
気になって仕方がないのだが。


1/27(日)
夫は仕事へ。

午前中のさんぽは夫と龍晴と3人で
駅まで歩いてから高田馬場まで電車で行き、
龍晴と私は折り返しで中野まで。

中野駅を通る電車を、
最近はそれぞれ色で呼んでいる。

みかんいろの中央線。
踏切のいろの総武線。
おそらのいろの東西線。

龍晴はそれぞれの電車を指しては
そうだね!と確認をとっていく。

そうだね、りゅう。
みかんいろの中央線だね!
というふうに。

今日はそらのいろの東西線に乗る。

中野まで戻ってから、
商店街のおおきな時計を見て、
jazz喫茶の振り子時計を見て、
それから帰宅。

お昼寝後はどうぶつえんでも行こうかと思っていたのだが
久しぶりに長く昼寝をした龍晴が目覚めたのは
14時だったので
やはりのんびりと過ごすことにする。

いえで布団でごろごろしたりしながら遊んでから
さんぽはバスに乗って、新宿消防署まで行く。
たくさんの消防車を見て、また訓練中の消防士さんを見て、
大興奮の龍晴。

新宿消防署から夫の会社までは
バスでいけるので、
顔を出そうかと電話してみたが
つながらなかったのでまたバスに乗って中野に戻り、
インテリアショップで時計をみたり
スーパーマーケットで買物をしてから帰宅。

よく遊んだいちにち。

夜、結局、夫の帰宅が遅くなり
またしてもひとり晩ごはん。

ここのところほとんど夫と話をしていない。
昨日はフットサルのあと飲み会で深夜帰宅だったし
平日の夜は毎晩深夜帰宅のため顔をあわせることはない。
以前は起きて用事をしながら待っていたり、
あるいは眠ってしまっていても起きて出迎えたりしていたのだが
何時に帰ってくるかわからない夫にそれを続けていたら
私がからだを壊してしまったので
もうやめにしたのだ。
そもそも夫が、起きて待っていて欲しくない、
気を使うから、といったことに起因しているのだが。
一方で朝は夫が起きてから1時間もしないで出社することや
それが龍晴のごはんのタイミングと重なることから
断片的に話すことしかできない。

話してないなあ。

と思ったら、
なんだか空しくなってきた。

いや空しくなっていたのはずいぶん前からで
それをきちんと伝えるべきではないかと思い始めてきた。

加えて、
もうひとつやりきれないなあと思っていること、
それは夫の私への接し方・・・「育児」はして当たり前であって、それがどんなに大変であっても、そのことを「大変」といったり、あるいは夫が「大変だね」とか「頑張っているね」とかねぎらう必要はまったくないということ・・・が
あんまりだなあと思っていること、

その2点の、
空しくもやりきれない思いを伝えたほうがいいのではないかと
思ったのである。

つまり、私だって、たまには夫と話をする時間を持ちたいこと。
加えて、たとえばとても疲れているときに「頑張ってるね」とひとこと言われるだけで頑張れてしまうこと。

夫は私が私の思いを口にすることを
好まない。
そのため内容はかなり慎重に、心がけた。

本当は会って話したいが、
会う時間はなさそうなので、
メールをした。

そうしたら案の定。
というかなんというか。

遅くに帰宅した夫とけんかになった。
つまり夫は、私がいいたいことが「わけがわからない」「理解できない」のだそうだ。

でももういいやと途中から私は思う。
もういいや。
どうしたって平行線なのだ。

だから私はまた口をつぐんでしまうのだ。
私が口をつぐんでしまうことを
夫は知らない。たぶん。

そうしておそらく
こういうことも「お互いさま」なのだろうけれども。