2/4(月)
春めいた陽気が続いている。
しかし週間天気予報では
今週の半ばに雪マーク。
どうやら花粉が舞いはじめたように思う。
そとに出ると鼻がむずむずいいはじめた。
受難の季節が到来である。
スイムの日のため、
午前中のさんぽは短めにする。
コンビカーで新井薬師の商店街を疾駆していたが、
りゅう、いるかさんの準備があるからそろそろ帰るよ?と声をかけると
あいー!とよいお返事、をして
くるりといえの方に方向転換をする。
今日のスイムは遊具のセットが単調で
どの子も飽きてしまっており
龍晴も例外ではなかったが
なんとか1時間弱、みんなで頑張る。
龍晴はプールサイドに手をかけた状態での
水中のつたい歩きを
私の補助なしで10メートル以上進んでいて驚く。
できないと思っていたのに
子どもの成長や能力は計り知れない。
いつの間にか手を離して水中を浮遊するのを
楽しめるようになっている。
(アームはつけてますが)
スイムのあと、急いで戻って昼寝。
1時間ほどで目覚めたので、
新井薬師のお寺へ遊びに行く。
昨日は法要でおまいりできなかったので
今日は龍晴とふたりでおまいりも済ませる。
龍晴はお寺におまいりをするのがとても好きだ。
公園へ。
今日も砂場で遊ぶ。
電車を見てから、いつも行かない川沿いの道をずうっと歩く。
龍晴は川も好きだ。
鴨を眺めたり、橋の欄干からしたを覗いたり、
川沿いのフェンス沿いのちょっと小高くなっているところを
平均台のように歩いたりしている。
スーパーマーケットに寄り、
時計を見てから帰宅。
水曜日、友だちがいえに遊びにきてくれることになっていたが
大雪が降るらしいので延期とする。
残念だがまた来週。
すこし体調を崩してきているようにも思う。
2/5(火)
午前中のさんぽは駅のほうへコンビカーを走らせる龍晴。
今日はいつも行ったことがない道を・・・私も不慣れな道を突き進む。
ここは知らない道だぞ、
よし行くぞ!
という、気合いに満ちてハンドルを握る顔がかわいらしいと思う。
途中、電車のよく見える場所で休憩したりしながら
おおまわりをして駅に到着し、
それから本屋さんとインテリアショップの時計コーナーに寄ってから帰宅する。
お昼寝後の午後はポコアポコさんへ。
1週間ぶりのポコさん。
のんびりとさせてもらって嬉しく思う。
ごはんを食べ、お茶を飲んでから
龍晴はコンビカーをぎゅんぎゅんに走らせ、
おもちゃ屋さんのアプティにまたまた吸い込まれる。
ポコアポコさんへ行く→アプティに寄る、
というのは龍晴のあたまのなかにインプットされているらしい。
それからさらに本屋さんに寄り、
またまたインテリアショップで時計を眺めてから帰宅する。
近頃の私はそれにしても体調を崩しやすい。
以前は風邪など数年に一度しか引かない、というようなふうだったのに。
どうも胃腸の風邪にかかったように思う。
週末くらいから調子が悪かったが
昨日今日と、一気に崩れている。
早く良くなりたい。
あると思っていたビオフェルミンが切れていたことに
龍晴を寝かしつけたあとに気がついたので
夫に、もし薬局が開いていたら買ってきて欲しい、というメールをすると
久しぶりに早く(といっても22時過ぎだが、夫にしたらかなり早い)帰ってきてくれた。
ありがとう。
2/6(水)
目が覚めたら既に雪が積もっている、と
昨夜の天気予報で見た。
そろそろ起きようと目をあけると
ほどなく龍晴も目を覚ましたので
りゅう、雪が降っているかもしれないよ?
カーテンを開けてみて?
というと、
ラジャー!とばかりに寝室のカーテンのほうに向かう。
が、期待?とは異なり雪はほとんど積もっても降ってもいない。
あれ、りゅう、雪ないねえ、といって
隣のリビングに移動し、
リビングのカーテンを龍晴と一緒に開けたら、
なんと急に雪がたくさん舞ってきた。
!!!!!
龍晴の狂喜の声が響く。
りゅう、雪だね!
飛びついてきた龍晴を抱っこして
雪やこんこを2回うたう。
うたにあわせて腕を振り回して
はしゃぐ龍晴がかわらしい。
しかし粉雪は次第に重みを増し
そのうちみぞれとなる。
今回の雪はどうも積もらない気がする。
雪ならいいが、みぞれは外出に難しい。
公園に行こうと思っていたが、
ホームセンターに切り替える。
サンプルの箒で掃除をしたり
梯子を登ったり
お気に入りの時計を眺めたりして
楽しく過ごす。
お昼寝後の午後はアソボーノへ。
昼寝が30分と短かったので
少し心配をしていたのだが
嬉々として走りまわっていた。
2時間ほど遊び、
遊び疲れたせいかすんなりと帰宅する。
アソボーノで転んで、鉄の柵に側頭部を打ち付け
おおきなたんこぶをつくった龍晴は
お風呂あがりに髪をふいたり
あたまを撫でたりするだけで痛がる。
確かにそれはそれはおおきなたんこぶだ。
かわいそうに。
明日にはよくなりますように。
私の風邪はもうひといき。
2/7(木)
昨日はゆうえんちでたっぷり遊んだので
今日はオフ、とする。
オフ、というのは、
遠出をしない日、という意味。
遠出をしたり、カフェなどには行かず、
龍晴とふたりでのんびりする日、ということ。
午前中は駅方面へさんぽ。
区役所のいぬに乗ったりしながら遊ぶ。
風が強くてとても寒い。
お昼寝後は、四季の森公園と、
その先にある杉並区の公園を2つ、
合計3つの公園を梯子し、
電車を近くで見られる線路沿いの道を
のんびり歩きながら帰宅する。
夕方から私の虫の居所がなぜか悪くなり、
龍晴にあたってしまった。
いつもは片づけをしようね?というと
そこそこ手伝いをする龍晴なのだが、
私の様子がどうも変だと思ったらしく
ずうっと顔を見たり、抱きついてきたりする。
りゅう、片づけやってよ!と
そこで何故か怒る私。
いつもなら、仕方ないですねえ、と
ではこれパス!といって遊びにしながらおもちゃを片づけたり、
あるいは自分でやってしまう(なにしろまだ2歳も前なので、
無理に片づけさせても、というのが私の考え方)、
のどちらかなのだが・・・
理不尽に怒られて、
はんぶん泣きながら片づけを頑張り、
それでよしよしとなるところを、
まだそこにおもちゃ落ちてる!とか、
これあっちの部屋に返してきて!!とか、
ちいさなことまで叱責された龍晴は
かわいそうに、「あっちの部屋」につづく廊下で
声を殺して泣いていた。
ああ私、理不尽に怒っている。
でもどうしても止められない、今日の私。
途中でなんども気付いたのにだめな私。
こんなにセーブできないのははじめてだ。
でも声を殺して泣く龍晴を見て
やっと私がもとに戻る。
ごめんね、龍晴。
本当にごめん。
お母さん、今日、だめだったね
機嫌が悪くて怒ってしまったよ、
ごめんね
そう謝ると、
さいごは笑っていたけれども。
猛省。
2/8(金)
とにかく寒い。
午前中は駅方面へさんぽに出たが、
あまりに寒いので30分強でそと遊びはやめて、
本屋さんに避難。
インテリアショップの猫の目の時計を見てから帰宅する。
午後はポコアポコさんでランチ。
今日はほかにお客さんがいない珍しい日で、
のんびりと遊ぶ。
私も自分の母の話などができて
それに共感してもらえて留飲が下がる気分。
新井薬師の公園と、踏切と、そのそばの川を梯子し、
スーパーマーケットと、
ここのところ毎日行っているインテリアショップのねこの時計を見てから
帰宅する。
2/9(土)
世の中は3連休である。
しかし先日来、大手を振って週末も仕事をしている夫は
この連休は2日仕事に出るという。
やれやれ。
2日仕事に出るならば、今日と明日にしてほしいので
その旨は伝え、それは合意してくれた。
良かった。
午前中は来週祝日でお休みになるスイムの振替を入れる。
そのため、朝のさんぽは短めに・・・といっても今日はスタートが早かったため
1時間は遊べたのだけれども・・・
駅まで夫を見送りつつ、あちこちでコンビカーを走らせて遊ぶ。
スイムの前に1時間弱お昼寝ができたので、
スイム後はお昼寝なし。
マルイで買物をし、
思い立ってポコアポコさんへ。
葉山のダイちゃんが来ている、という話をきいていたので、
たんじょうびプレゼントを持っていく。
プレゼントは新井薬師の商店街の花屋さんでつくってもらった
バルーンアート。
龍晴も欲しがるかな?と、
龍晴の好きなかえると、ダイちゃんの好きそうなライオンを
つくってもらったのだが、
龍晴はかえるに見向きもせずライオンを離さない。
りゅう、ライオンはダイちゃんにプレゼントするんだよね?
ダイちゃんに会ったらどうぞしようね、
と何度もいうが、
たいてい「はい~!」と返事をする龍晴が
頑なに首を振りつつ聞こえないふりすらもしている。むむ。
ともあれポコアポコさんへ。
Tちゃんとゆうくんんも来ていて、
話をしたり遊んだりする。
ゆうくんがくちに入れていた牛乳瓶のふたを、
それおいしいですか~?などと一緒に遊んでいたのを
龍晴は気になったらしく、
オレも!とばかりに口に入れ、
ゆうくんよりだいぶおおきい龍はそれがぜんぶ口に入って
おえおえとやっている。
とても焦り、くちからだして!あぶない!!というと、
頑なに出そうとしない。
どうして?どうして??と私も焦り、
無理に出そうとすると、
龍晴が泣いていることに気がついた。
龍晴は本当にかなしいと、声を出さずに泣くのだ。
そのときも龍晴は、
涙を途中までこらえ、でもこらえきれずにはらはらと流し始めていた。
りゅう。
お母さんはね、りゅうのことが大好きなんだよ
でもりゅうのくちにはこれが入ってしまうでしょう?
そうするとあぶないんだよ、
だから出して?
そういってなんとか口からふたを出し、
そうしたら龍晴は堰を切ったように泣きだした。
ごめんね、りゅう、
わかってるんだよ、
りゅうが大好きなんだよ、
そういいながらぎゅうっとする。
きっと龍晴は、
これをすれば自分も褒められる、
あるいは話をしてもらえる、と思ったのだろう。
今日はポコアポコさんは混んでいて、
いつもは龍晴とゆっくり向き合えるのが
できなかったから
それでそういう気持ちになったのだろう。
落ち着いた龍晴と
また暫くゆっくり遊び、
アプティに寄り、スーパーマーケットと時計のお店に寄り、
仕事先からいちどいえに戻り、
それからフットサルに行く夫と合流して
駅まで見送ってから帰宅する。
2/10(日)
長野から両親上京。
午前中のさんぽは、仕事に行く夫を見送りがてら
みんなで一緒に中野駅周辺を一周する。
龍晴は得意のコンビカーを疾駆させ、
しかし両親や夫と距離があいたなと思うと
くるりとハンドルを切って
祖父母たちが近づいてくるのを待つ。
待っていようねと教えたわけではないのに
そういうことって自然とできるものなのだな。
夫を見送ってから、
いつもの区役所方面に行って・・・というコースをたどるのかな?と思ったのだが
龍晴はおじいちゃんおばあちゃんに「中野の街」を案内したくなったらしい。
踵をかえすと、
商店街のほうに車を走らせ、
よくいくお店を・・・お鮨屋さんやパン屋さん、
くまの置物をおいてあるお店、おおきな時計がある時計屋さん・・・を
ひとつひとつ教えたり、
手を引いて行ったりする。
お昼寝の時間が近づいたので、
では最後に、ジャズのお店の時計を見ようか?というと、
どうしてもねこの時計を見に行きたい、という。
祖父母に、ねこの時計と、そのそばにあるおおきな時計を見せたいんだ!と
がんばるので、
それなら行こうか、と連れて行くと、
一生懸命ねこの時計やおおきな時計やシーリングファン(龍いわくくるくる)を
見せている。
かわいいなあ。
子どものこういうところって本当にかわいらしい。
疲れたようで、
いつも以上にすんなりとお昼寝に入り、
しかし40分ほどで目覚める。
お昼ごはんを食べてからは
いえで祖父母とたっぷり遊ぶ。
母はいつもハモニカを持ち歩いているので
龍晴にふいて見せたりすると、
龍晴もやってみたい!といいだす。
まだふけないかな?と思いきや、
ほんの数回でふけるようになり、
まるでジャズミュージシャンのようにリズムをとりながら
おしりをふりながらふきまくっている。
そこでクロゼットに入れておいた
ピアノ・・・辻井さんも持っていたのと同じ、
カワイの幼児用のピアノで、うえの弟とその奥さんから
出産祝いにリクエストをしてもらったもので、
対象年齢は3歳からだったから、
2歳くらいまでしまっておこうと思っていた・・・を
引っ張り出してくると、
とても喜んで、ピアノを弾いたりする。
ハモニカと歌とピアノと鉄琴と
いえにあるたくさんの音楽を奏でる。
楽しい時間。
祖父母とボールをなげて遊んだのがとても楽しかったらしく
息が切れるまで遊んでいる。
夕方近く、夫の会社を見に行きたいという両親と
車で出かける。
うちは車がないので
龍晴はほとんど車に乗ったことがない。
ほら、あの青い車だよ?
と駐車場の車を指すと、走っていってとても嬉しそうに乗りこむ。
高田馬場の事務所へ。
夫の立派な事務所を見た両親は
とても喜んでいて、
また両親が贈った事務所の引っ越し祝いの
立派な観葉植物も事務所に似合っていて
とても嬉しく思う。
いえの近くまで車で送ってもらい、
両親とはそこでさよならをする。
龍晴はいちにち殆ど外で遊んでいなかったため、
コンビカーを走らせたがったため
しばらく外で遊ぶ。
遅くなると思った夫は
龍晴を寝かしているあいだに帰ってきた。
うれしい。
最近読んだ本
綿谷りさ「夢を与える」
小川糸「ファミリーツリー」
石井睦「キャベツ」
宮下奈都「太陽のパスタ、豆のスープ」
山崎ナオコーラ「この世は二人組ではできあがらない」
山崎ナオコーラ「男と点と線」
山崎ナオコーラ「『ジューシー』ってなんですか?」
西加奈子「炎上する君」
中村航「あのとき始まったことのすべて」
春めいた陽気が続いている。
しかし週間天気予報では
今週の半ばに雪マーク。
どうやら花粉が舞いはじめたように思う。
そとに出ると鼻がむずむずいいはじめた。
受難の季節が到来である。
スイムの日のため、
午前中のさんぽは短めにする。
コンビカーで新井薬師の商店街を疾駆していたが、
りゅう、いるかさんの準備があるからそろそろ帰るよ?と声をかけると
あいー!とよいお返事、をして
くるりといえの方に方向転換をする。
今日のスイムは遊具のセットが単調で
どの子も飽きてしまっており
龍晴も例外ではなかったが
なんとか1時間弱、みんなで頑張る。
龍晴はプールサイドに手をかけた状態での
水中のつたい歩きを
私の補助なしで10メートル以上進んでいて驚く。
できないと思っていたのに
子どもの成長や能力は計り知れない。
いつの間にか手を離して水中を浮遊するのを
楽しめるようになっている。
(アームはつけてますが)
スイムのあと、急いで戻って昼寝。
1時間ほどで目覚めたので、
新井薬師のお寺へ遊びに行く。
昨日は法要でおまいりできなかったので
今日は龍晴とふたりでおまいりも済ませる。
龍晴はお寺におまいりをするのがとても好きだ。
公園へ。
今日も砂場で遊ぶ。
電車を見てから、いつも行かない川沿いの道をずうっと歩く。
龍晴は川も好きだ。
鴨を眺めたり、橋の欄干からしたを覗いたり、
川沿いのフェンス沿いのちょっと小高くなっているところを
平均台のように歩いたりしている。
スーパーマーケットに寄り、
時計を見てから帰宅。
水曜日、友だちがいえに遊びにきてくれることになっていたが
大雪が降るらしいので延期とする。
残念だがまた来週。
すこし体調を崩してきているようにも思う。
2/5(火)
午前中のさんぽは駅のほうへコンビカーを走らせる龍晴。
今日はいつも行ったことがない道を・・・私も不慣れな道を突き進む。
ここは知らない道だぞ、
よし行くぞ!
という、気合いに満ちてハンドルを握る顔がかわいらしいと思う。
途中、電車のよく見える場所で休憩したりしながら
おおまわりをして駅に到着し、
それから本屋さんとインテリアショップの時計コーナーに寄ってから帰宅する。
お昼寝後の午後はポコアポコさんへ。
1週間ぶりのポコさん。
のんびりとさせてもらって嬉しく思う。
ごはんを食べ、お茶を飲んでから
龍晴はコンビカーをぎゅんぎゅんに走らせ、
おもちゃ屋さんのアプティにまたまた吸い込まれる。
ポコアポコさんへ行く→アプティに寄る、
というのは龍晴のあたまのなかにインプットされているらしい。
それからさらに本屋さんに寄り、
またまたインテリアショップで時計を眺めてから帰宅する。
近頃の私はそれにしても体調を崩しやすい。
以前は風邪など数年に一度しか引かない、というようなふうだったのに。
どうも胃腸の風邪にかかったように思う。
週末くらいから調子が悪かったが
昨日今日と、一気に崩れている。
早く良くなりたい。
あると思っていたビオフェルミンが切れていたことに
龍晴を寝かしつけたあとに気がついたので
夫に、もし薬局が開いていたら買ってきて欲しい、というメールをすると
久しぶりに早く(といっても22時過ぎだが、夫にしたらかなり早い)帰ってきてくれた。
ありがとう。
2/6(水)
目が覚めたら既に雪が積もっている、と
昨夜の天気予報で見た。
そろそろ起きようと目をあけると
ほどなく龍晴も目を覚ましたので
りゅう、雪が降っているかもしれないよ?
カーテンを開けてみて?
というと、
ラジャー!とばかりに寝室のカーテンのほうに向かう。
が、期待?とは異なり雪はほとんど積もっても降ってもいない。
あれ、りゅう、雪ないねえ、といって
隣のリビングに移動し、
リビングのカーテンを龍晴と一緒に開けたら、
なんと急に雪がたくさん舞ってきた。
!!!!!
龍晴の狂喜の声が響く。
りゅう、雪だね!
飛びついてきた龍晴を抱っこして
雪やこんこを2回うたう。
うたにあわせて腕を振り回して
はしゃぐ龍晴がかわらしい。
しかし粉雪は次第に重みを増し
そのうちみぞれとなる。
今回の雪はどうも積もらない気がする。
雪ならいいが、みぞれは外出に難しい。
公園に行こうと思っていたが、
ホームセンターに切り替える。
サンプルの箒で掃除をしたり
梯子を登ったり
お気に入りの時計を眺めたりして
楽しく過ごす。
お昼寝後の午後はアソボーノへ。
昼寝が30分と短かったので
少し心配をしていたのだが
嬉々として走りまわっていた。
2時間ほど遊び、
遊び疲れたせいかすんなりと帰宅する。
アソボーノで転んで、鉄の柵に側頭部を打ち付け
おおきなたんこぶをつくった龍晴は
お風呂あがりに髪をふいたり
あたまを撫でたりするだけで痛がる。
確かにそれはそれはおおきなたんこぶだ。
かわいそうに。
明日にはよくなりますように。
私の風邪はもうひといき。
2/7(木)
昨日はゆうえんちでたっぷり遊んだので
今日はオフ、とする。
オフ、というのは、
遠出をしない日、という意味。
遠出をしたり、カフェなどには行かず、
龍晴とふたりでのんびりする日、ということ。
午前中は駅方面へさんぽ。
区役所のいぬに乗ったりしながら遊ぶ。
風が強くてとても寒い。
お昼寝後は、四季の森公園と、
その先にある杉並区の公園を2つ、
合計3つの公園を梯子し、
電車を近くで見られる線路沿いの道を
のんびり歩きながら帰宅する。
夕方から私の虫の居所がなぜか悪くなり、
龍晴にあたってしまった。
いつもは片づけをしようね?というと
そこそこ手伝いをする龍晴なのだが、
私の様子がどうも変だと思ったらしく
ずうっと顔を見たり、抱きついてきたりする。
りゅう、片づけやってよ!と
そこで何故か怒る私。
いつもなら、仕方ないですねえ、と
ではこれパス!といって遊びにしながらおもちゃを片づけたり、
あるいは自分でやってしまう(なにしろまだ2歳も前なので、
無理に片づけさせても、というのが私の考え方)、
のどちらかなのだが・・・
理不尽に怒られて、
はんぶん泣きながら片づけを頑張り、
それでよしよしとなるところを、
まだそこにおもちゃ落ちてる!とか、
これあっちの部屋に返してきて!!とか、
ちいさなことまで叱責された龍晴は
かわいそうに、「あっちの部屋」につづく廊下で
声を殺して泣いていた。
ああ私、理不尽に怒っている。
でもどうしても止められない、今日の私。
途中でなんども気付いたのにだめな私。
こんなにセーブできないのははじめてだ。
でも声を殺して泣く龍晴を見て
やっと私がもとに戻る。
ごめんね、龍晴。
本当にごめん。
お母さん、今日、だめだったね
機嫌が悪くて怒ってしまったよ、
ごめんね
そう謝ると、
さいごは笑っていたけれども。
猛省。
2/8(金)
とにかく寒い。
午前中は駅方面へさんぽに出たが、
あまりに寒いので30分強でそと遊びはやめて、
本屋さんに避難。
インテリアショップの猫の目の時計を見てから帰宅する。
午後はポコアポコさんでランチ。
今日はほかにお客さんがいない珍しい日で、
のんびりと遊ぶ。
私も自分の母の話などができて
それに共感してもらえて留飲が下がる気分。
新井薬師の公園と、踏切と、そのそばの川を梯子し、
スーパーマーケットと、
ここのところ毎日行っているインテリアショップのねこの時計を見てから
帰宅する。
2/9(土)
世の中は3連休である。
しかし先日来、大手を振って週末も仕事をしている夫は
この連休は2日仕事に出るという。
やれやれ。
2日仕事に出るならば、今日と明日にしてほしいので
その旨は伝え、それは合意してくれた。
良かった。
午前中は来週祝日でお休みになるスイムの振替を入れる。
そのため、朝のさんぽは短めに・・・といっても今日はスタートが早かったため
1時間は遊べたのだけれども・・・
駅まで夫を見送りつつ、あちこちでコンビカーを走らせて遊ぶ。
スイムの前に1時間弱お昼寝ができたので、
スイム後はお昼寝なし。
マルイで買物をし、
思い立ってポコアポコさんへ。
葉山のダイちゃんが来ている、という話をきいていたので、
たんじょうびプレゼントを持っていく。
プレゼントは新井薬師の商店街の花屋さんでつくってもらった
バルーンアート。
龍晴も欲しがるかな?と、
龍晴の好きなかえると、ダイちゃんの好きそうなライオンを
つくってもらったのだが、
龍晴はかえるに見向きもせずライオンを離さない。
りゅう、ライオンはダイちゃんにプレゼントするんだよね?
ダイちゃんに会ったらどうぞしようね、
と何度もいうが、
たいてい「はい~!」と返事をする龍晴が
頑なに首を振りつつ聞こえないふりすらもしている。むむ。
ともあれポコアポコさんへ。
Tちゃんとゆうくんんも来ていて、
話をしたり遊んだりする。
ゆうくんがくちに入れていた牛乳瓶のふたを、
それおいしいですか~?などと一緒に遊んでいたのを
龍晴は気になったらしく、
オレも!とばかりに口に入れ、
ゆうくんよりだいぶおおきい龍はそれがぜんぶ口に入って
おえおえとやっている。
とても焦り、くちからだして!あぶない!!というと、
頑なに出そうとしない。
どうして?どうして??と私も焦り、
無理に出そうとすると、
龍晴が泣いていることに気がついた。
龍晴は本当にかなしいと、声を出さずに泣くのだ。
そのときも龍晴は、
涙を途中までこらえ、でもこらえきれずにはらはらと流し始めていた。
りゅう。
お母さんはね、りゅうのことが大好きなんだよ
でもりゅうのくちにはこれが入ってしまうでしょう?
そうするとあぶないんだよ、
だから出して?
そういってなんとか口からふたを出し、
そうしたら龍晴は堰を切ったように泣きだした。
ごめんね、りゅう、
わかってるんだよ、
りゅうが大好きなんだよ、
そういいながらぎゅうっとする。
きっと龍晴は、
これをすれば自分も褒められる、
あるいは話をしてもらえる、と思ったのだろう。
今日はポコアポコさんは混んでいて、
いつもは龍晴とゆっくり向き合えるのが
できなかったから
それでそういう気持ちになったのだろう。
落ち着いた龍晴と
また暫くゆっくり遊び、
アプティに寄り、スーパーマーケットと時計のお店に寄り、
仕事先からいちどいえに戻り、
それからフットサルに行く夫と合流して
駅まで見送ってから帰宅する。
2/10(日)
長野から両親上京。
午前中のさんぽは、仕事に行く夫を見送りがてら
みんなで一緒に中野駅周辺を一周する。
龍晴は得意のコンビカーを疾駆させ、
しかし両親や夫と距離があいたなと思うと
くるりとハンドルを切って
祖父母たちが近づいてくるのを待つ。
待っていようねと教えたわけではないのに
そういうことって自然とできるものなのだな。
夫を見送ってから、
いつもの区役所方面に行って・・・というコースをたどるのかな?と思ったのだが
龍晴はおじいちゃんおばあちゃんに「中野の街」を案内したくなったらしい。
踵をかえすと、
商店街のほうに車を走らせ、
よくいくお店を・・・お鮨屋さんやパン屋さん、
くまの置物をおいてあるお店、おおきな時計がある時計屋さん・・・を
ひとつひとつ教えたり、
手を引いて行ったりする。
お昼寝の時間が近づいたので、
では最後に、ジャズのお店の時計を見ようか?というと、
どうしてもねこの時計を見に行きたい、という。
祖父母に、ねこの時計と、そのそばにあるおおきな時計を見せたいんだ!と
がんばるので、
それなら行こうか、と連れて行くと、
一生懸命ねこの時計やおおきな時計やシーリングファン(龍いわくくるくる)を
見せている。
かわいいなあ。
子どものこういうところって本当にかわいらしい。
疲れたようで、
いつも以上にすんなりとお昼寝に入り、
しかし40分ほどで目覚める。
お昼ごはんを食べてからは
いえで祖父母とたっぷり遊ぶ。
母はいつもハモニカを持ち歩いているので
龍晴にふいて見せたりすると、
龍晴もやってみたい!といいだす。
まだふけないかな?と思いきや、
ほんの数回でふけるようになり、
まるでジャズミュージシャンのようにリズムをとりながら
おしりをふりながらふきまくっている。
そこでクロゼットに入れておいた
ピアノ・・・辻井さんも持っていたのと同じ、
カワイの幼児用のピアノで、うえの弟とその奥さんから
出産祝いにリクエストをしてもらったもので、
対象年齢は3歳からだったから、
2歳くらいまでしまっておこうと思っていた・・・を
引っ張り出してくると、
とても喜んで、ピアノを弾いたりする。
ハモニカと歌とピアノと鉄琴と
いえにあるたくさんの音楽を奏でる。
楽しい時間。
祖父母とボールをなげて遊んだのがとても楽しかったらしく
息が切れるまで遊んでいる。
夕方近く、夫の会社を見に行きたいという両親と
車で出かける。
うちは車がないので
龍晴はほとんど車に乗ったことがない。
ほら、あの青い車だよ?
と駐車場の車を指すと、走っていってとても嬉しそうに乗りこむ。
高田馬場の事務所へ。
夫の立派な事務所を見た両親は
とても喜んでいて、
また両親が贈った事務所の引っ越し祝いの
立派な観葉植物も事務所に似合っていて
とても嬉しく思う。
いえの近くまで車で送ってもらい、
両親とはそこでさよならをする。
龍晴はいちにち殆ど外で遊んでいなかったため、
コンビカーを走らせたがったため
しばらく外で遊ぶ。
遅くなると思った夫は
龍晴を寝かしているあいだに帰ってきた。
うれしい。
最近読んだ本
綿谷りさ「夢を与える」
小川糸「ファミリーツリー」
石井睦「キャベツ」
宮下奈都「太陽のパスタ、豆のスープ」
山崎ナオコーラ「この世は二人組ではできあがらない」
山崎ナオコーラ「男と点と線」
山崎ナオコーラ「『ジューシー』ってなんですか?」
西加奈子「炎上する君」
中村航「あのとき始まったことのすべて」