1/21(月)
スイムの日。

朝のさんぽは控えめにする。

寝ないかな?と思ったら
10時半過ぎから寝始める。
珍しい。

おかげでスイムの前にまるまる1時間、お昼寝をすることができた。
よかった。

楽しみにしていたスイム、
今日もばた足をしたり自分だけで浮いたり
遊具で遊んだりと楽しく過ごす。

いちど帰宅し、
お昼ごはんを食べてから
新宿の高島屋へ。
龍晴のくつを買いに行く。

先日買ったばかりなのだが
先先週末くらいから両足の小指にうっすらと赤いかたがつくようになり
やはり買い替えることにする。

一足は龍晴が選び、
もう一足は私が選ぶ。

龍晴が選んだくつに早速吐き替え、
しばらくデパートで遊んでから帰宅する。

さて明日はJAZZライブ。
嬉しい!


1/22(火)
久しぶりの雨。

午前中は雨の日の定番、ホームセンターへさんぽ。
時計が大好きな龍晴はここの時計コーナーをことのほか気に入っている。
仕掛け時計がたくさんあり、そのボタンを私に押させては
くるくるとまわったり文字盤が動く時計を眺めている。

1時間ほどホームセンターで遊んでから(もちろん私は買物もする)
帰宅。

午後はおたまじゃくしさんのJAZZライブ。
龍晴も私も、とてもとても楽しみにしていたもの。


りゅう、明日は音楽会だよ?
りゅうの好きな、おたまじゃくしさんのJAZZの演奏会だよ?

というと、
龍晴は張り切って
昨日のうちから鈴やラッパやマラカスをバッグに入れていたし
以前、おたまじゃくさんが演奏してくれた
もりのくまさんやドレミのうたを私が歌うと、
明日聴けるんだよね?と笑ったり
拍手の練習までしていた。

しかし!
演奏が始まってすこししたら
まさかの大号泣。

最初は誰が泣いているのかわからなかった。
隣にいたにもかかわらず。
だってまさか龍晴が泣くなんて思わなかったから。
しかも龍晴はほとんど泣かないし、
泣いても抱っこをすればたいていすぐに泣きやむ。

しかし今日は泣きやむ気配はない。

おたまじゃくさんのユニフォーム、
白のつなぎがお医者さんに見えたのか
それとも演奏会の場所が龍晴の苦手な天井が低い閉じられた空間だったからか
それともそれとも以前は平気だった、トランペットやトロンボーンのおおきな音が
怖くなったのか。

ただしい理由はわからない。

わからないのだが、
いまこの状況は龍晴には恐怖でしかないらしい。

それでも音楽が奏でられると耳を傾けるのだが
何度も泣き始めてしまう。

2曲通しで聴いて同じ状態だったので
やむをえず帰ることにする。

メンバーのかたが心配して追いかけてきてくれて
マラカスのようなものを貸してくれたり
一緒にうたをうたったりしてくれた。
あたたかい心遣い。

その方の歌声に
じいっと耳を傾け泣きやみ
もういちどなかに入りたい、というのだが
いざなかに入るとやはり泣いてしまう。

音楽を嫌いになってほしくないから
こんな日もあるよね、と
やはり帰ることにする。

とても楽しみにしていたし
それは龍晴と同じくらい私もそうなのだが。

会場を出て、手をつないで道を歩く。
しっとりとしたあたたかいちいさな手のひら。

そばにあるビルの階段に座りたいというので
一緒に座ってそこで道行くくるまを眺めながら
おやつを食べる。

それが楽しかったらしく
30分近くふたりでおやつを食べ
話をしたりくるまを眺めたりして過ごす。

マルイに寄って時計を見たり買物をしたりしてから帰宅。

いえに帰ると、
今日のコンサート、楽しかったね!
パチパチしちゃったよね!などと
話しかけてくる龍晴。
(コンサートの演奏が上手だったり素敵だったり一生懸命演奏してくれていたりしたら、
パチパチってするんだよ、という話を
コンサートがあるたびにしている)

そうだよね、楽しかったよね。
パチパチだって、しちゃったよね。
(本当は泣いていてしていないんだけど)

また行こうね、龍晴。
龍晴の好きな音楽会。


1/23(水)
今週はなんだか勝手がおかしくて
今日をきんようびのようにからだが思っている。
まだ週半ばだというのに。

どうもここのところ疲れているように思う。
夜、龍晴を寝かしつけてから
翌日のごはんの準備をしたり
つくりためておくものをつくったり
あるいはときどき本を読んだり
パソコンに向かってこうして日記を書いたりしているのだが
そのどれもをここのところ億劫に思ったりする。

ひとつに毎晩、あまり眠れていないせいもあるだろう。

いまだ授乳をしているせいもあり
龍晴は2時間に1度は起きる。
そのたびに授乳を・・・実際にそんなに飲んでいるわけではないのだが・・・したり、
場合によってはおむつやおねしょで濡れた服を替えさせたりもする。

龍晴の朝は早く
またできればひとりで遊んでいてほしいのだが
私が起きるまでがんばって起こすため
どうしても睡眠時間が短くなるのだ。

それからおそらく昼間、動きまわる龍晴を追いかけまわしているせいだろう。

公園に行くにしろなんにしろ
かなりハードに動きまわる龍晴は
ひとりで放っておくほどしっかりしているわけではないので
どうしても私も走りまわることになる。
公園ではそばにいるだけで良かったりもするが
公道だとかなり気を使うし、
それだけでかなり疲れるのだ。

午前中は新井薬師へさんぽ。
雪解けでぐちゃぐちゃかと思っていたが
そうでもない。
公園は水はけがいいのだな。

三輪車で遊んだりする。

お昼寝後はポコアポコさんでランチ。
今日は大盛況でずうっと子どもたちやおとなたちで賑わっていた。

龍晴もたっぷりと遊び、
帰りがけにまたしてもアプティに吸い込まれる。
やれやれ。


1/24(木)
週間予報では雨ふりだったので
もくようびにはゆうえんちへ行こうね?と龍晴と話していた。

ゆうえんち・・・龍晴と私のあいだでは、
水道橋のアソボーノをゆうえんち、と呼んでいる。

昨日の夜時点では予報がかわり、
雪になっている。

いずれにせよ、ならばゆうえんちだな、と思っていたのだが。

朝には既にあがっている雨。

さてどうしよう、と思ったものの
龍晴はゆうえんちをとても楽しみにしているので
午後はやはり出かけることにする。

とういわけで、
午前中はそこに向けて行動。

そらまめの会の日でもあるので、
駅の反対側の会場にできれば午前中に立ち寄りたいなと
駅のほうに向かってね?と話すと、
オッケイ、とばかりに駅のほうにコンビカーを飛ばす龍晴。

しかしそうやってたどりついた会場は
がらんとしていてまだ誰も来ていない。

いつも早く来る友だちたちが
それぞれ用事があって午前中は行けない、といっているせいもあるだろう。

誰もいないところで遊ぶよりも
公園に行ったほうがよいので
近くの紅葉山公園へ。

この公園にはSLの先頭車両がある。

りゅう、ほんもののSLが見られるよ?というと、
!とばかりに目を輝かせる龍晴。

いざSLを見ると大興奮である。

以前も見たことがあるのだが
そのときはまだ「あの」SLと、「この」SLが同じ、ということにまで
理解がいかないでいた。

それがいまは、ばっちりとつながっている。

しばらくSLを眺め、
触ったりし、
砂場や滑り台やベンチやで遊んでから
帰宅。

お昼寝後、ごはんを食べてから
さてりゅう、ゆうえんちへ行くよ!というと、
うわあ、と抱きついてくる。
かわいいなあ。

水道橋の駅で降りて
アソボーノへ行く途中から奇声を発し、
抱っこひもから飛び出んばかりのものすごい勢いでバウンドしている龍晴。

2時間弱のあいだ、
ボールプールや階段の遊具やプラレールやショッピングカートやキッチンスタジアムやで
さんざん遊び、
帰りたくないというかなと思ったら
やはり帰りたくないと半泣きになり、
何度も帰りたくないと首を横にふりながらも
それでも、
このおもちゃ、お兄さんにかえそうね、というと
素直に持っていた気に入りのプラレールを
ハイ!と片づけをしていたお兄さんに返却し、
抱っこひもに抱っこされたのであった。
偉かったね、また来ようね。

JAZZ喫茶の時計を見ながら帰宅。

晴れた空に浮かぶ明るい月を見ながら
おつきさまさね、という龍晴。
(実際に喋っているわけではありません)

そうだね、今日のおつきさまは大きいねえ、とこたえると、

あれは?と龍晴はそばにある星をさす。

龍晴が、はじめて「星」に気がついた瞬間だった。

りゅう!
あれがお星さまだよ、きらきらひかる♪のお星さまだよ!

というと、
そうなんだ!と納得した様子で
何度も指をさしたり、
きらきらぼしの振りの、手をきらきらとさせる動きをしたりする。

良かったね、りゅう。
お星さまが見えたねえ、うれしいねえ、
そんなことを話しながら歩く。
またひとつ、はじめてのこと。

ゆうえんちで疲れたのだろう。
比較的すぐに眠る龍晴だが
今日はさらにあっという間に寝つく。

1/25(金)
午前中は駅のほうへさんぽ。
コンビカーでぐいぐいと進む。

最近は、勢いをつけておいてから
足をコンビカーのうえに乗せてそのまま進む、というやりかたを憶えて
(ちょうど自転車を勢いよくこいでから、こがずに数十メートル進むのと同じ感じ)
ちょくちょくそんな感じで乗りこなしている。
ハンドル操作も素早く、切り返しが突然だったりするので
気が抜けない。

気が抜けないが、
わがもの顔でコンビカーで走る龍晴を見るのが
私は好きだ。

りゅうせい、
りゅうせい!

胸のなかが何度でもいっぱいになる。
あたたかくなる。

私のかわいい天使。

帰宅後、お昼寝。

午後はランチがてらポコアポコさんへ。
今日はお客さまが私たちだけだったので
気になっていたいくつかのことを相談したりして
のんびりと過ごす。

平和の森公園で遊んでから帰宅。

龍晴は疲れていたらしく
ごはんを食べてからすぐに眠る。


1/26(土)
週末。
ふう。

午前中のさんぽは夫と龍晴とふたりで行ってもらい、
私は用事を済ませてから合流。

11時ちょっと前に帰宅し、
龍晴は11時過ぎにはもうお昼寝。

ここのところ、龍晴のお昼寝ははじまりが早い。
それまでは11時過ぎに寝かしけをはじめても
たいてい11時半過ぎや12時近くまで眠らなかったのが
すぐに眠ってしまう。

早く寝て、1時間くらいで起きる。
これまでは2時間は眠っていたのだが。

昼寝が短くなった分、
1日の睡眠時間が足りていないのではないかと思うのだが
夜の睡眠は増えない(19時半に寝て、6時半~7時に目覚める)。

季節のかわりめだし、
変化するときなのかもしれないわよ、
龍晴くんは規則正しい生活をしているから、
余計に季節のちょっとした変化なんかにも
敏感だろうから、
とポコアポコさんがいっていた。
そうなのかもしれない。

幸い龍晴は風邪もまったく引かないでいるので
この調子でいければいいなと思う。

私は先週からまた軽い風邪。

今日は珍しく1時間半眠り、
おひるごはん後は私は歯医者へ。
夫がいえで龍晴を見ていてくれた。

思ったより早く、20分もかからずに治療が終わり、
急いで帰宅すると
ちょうどテレビで仏像の番組をやっていて
仏像好きの龍晴はすごく集中してテレビを見ていたとのこと。
私が出かけて最初のうちはいえ中を探し歩いていたんやけど、といわれ
そうなのか、と思う。

夕方、近所をさんぽ。
コンビカーで疾駆する龍晴。

夫はフットサルへ。

ひとり晩ごはんを食べているときに、
不意にマダラメさんという名字があたまに浮かぶ。

誰だっけ、マダラメさん・・・

これまでの人生のどこかで・・・たぶん大学から社会人はじめのころに
出会ったひとだと思う。
女性だと思う。
斑目、というふうに漢字を書いたと思う。
でもそれ以上、まったく思い出せない。
誰だっけ、マダラメさん・・・
気になって仕方がないのだが。


1/27(日)
夫は仕事へ。

午前中のさんぽは夫と龍晴と3人で
駅まで歩いてから高田馬場まで電車で行き、
龍晴と私は折り返しで中野まで。

中野駅を通る電車を、
最近はそれぞれ色で呼んでいる。

みかんいろの中央線。
踏切のいろの総武線。
おそらのいろの東西線。

龍晴はそれぞれの電車を指しては
そうだね!と確認をとっていく。

そうだね、りゅう。
みかんいろの中央線だね!
というふうに。

今日はそらのいろの東西線に乗る。

中野まで戻ってから、
商店街のおおきな時計を見て、
jazz喫茶の振り子時計を見て、
それから帰宅。

お昼寝後はどうぶつえんでも行こうかと思っていたのだが
久しぶりに長く昼寝をした龍晴が目覚めたのは
14時だったので
やはりのんびりと過ごすことにする。

いえで布団でごろごろしたりしながら遊んでから
さんぽはバスに乗って、新宿消防署まで行く。
たくさんの消防車を見て、また訓練中の消防士さんを見て、
大興奮の龍晴。

新宿消防署から夫の会社までは
バスでいけるので、
顔を出そうかと電話してみたが
つながらなかったのでまたバスに乗って中野に戻り、
インテリアショップで時計をみたり
スーパーマーケットで買物をしてから帰宅。

よく遊んだいちにち。

夜、結局、夫の帰宅が遅くなり
またしてもひとり晩ごはん。

ここのところほとんど夫と話をしていない。
昨日はフットサルのあと飲み会で深夜帰宅だったし
平日の夜は毎晩深夜帰宅のため顔をあわせることはない。
以前は起きて用事をしながら待っていたり、
あるいは眠ってしまっていても起きて出迎えたりしていたのだが
何時に帰ってくるかわからない夫にそれを続けていたら
私がからだを壊してしまったので
もうやめにしたのだ。
そもそも夫が、起きて待っていて欲しくない、
気を使うから、といったことに起因しているのだが。
一方で朝は夫が起きてから1時間もしないで出社することや
それが龍晴のごはんのタイミングと重なることから
断片的に話すことしかできない。

話してないなあ。

と思ったら、
なんだか空しくなってきた。

いや空しくなっていたのはずいぶん前からで
それをきちんと伝えるべきではないかと思い始めてきた。

加えて、
もうひとつやりきれないなあと思っていること、
それは夫の私への接し方・・・「育児」はして当たり前であって、それがどんなに大変であっても、そのことを「大変」といったり、あるいは夫が「大変だね」とか「頑張っているね」とかねぎらう必要はまったくないということ・・・が
あんまりだなあと思っていること、

その2点の、
空しくもやりきれない思いを伝えたほうがいいのではないかと
思ったのである。

つまり、私だって、たまには夫と話をする時間を持ちたいこと。
加えて、たとえばとても疲れているときに「頑張ってるね」とひとこと言われるだけで頑張れてしまうこと。

夫は私が私の思いを口にすることを
好まない。
そのため内容はかなり慎重に、心がけた。

本当は会って話したいが、
会う時間はなさそうなので、
メールをした。

そうしたら案の定。
というかなんというか。

遅くに帰宅した夫とけんかになった。
つまり夫は、私がいいたいことが「わけがわからない」「理解できない」のだそうだ。

でももういいやと途中から私は思う。
もういいや。
どうしたって平行線なのだ。

だから私はまた口をつぐんでしまうのだ。
私が口をつぐんでしまうことを
夫は知らない。たぶん。

そうしておそらく
こういうことも「お互いさま」なのだろうけれども。