2/10(月)
東京の雪は長続きしない。
日陰を除けばもう雪が殆どない。
せっかくならもう少し
雪がある世界を楽しみたいと思うのは
暢気にすぎるだろうか。

今日はスイムの日。
朝のさんぽはやめにして
バスに乗り、中野駅まで行き、
そこからジムへ。
観覧席でお昼ごはんを食べてから向かう。

龍晴は今日もおおいに水泳を楽しんでいて
かわいらしい。
あたまのてっぺんまで水につかる龍晴曰く「どぼん」も
もうお手の物だ。

お昼寝後、マルイへ。
時計を見てからカフェに行き、
暫くお茶。

バレンタイン・デイ用のチョコレートを買う。
今年も手作りはやめやめ。
またいつか手作り再開すればいいよね~とひとり胸につぶやく。

いくつかのお店に寄り
買物をしてから帰宅する。

明日、まだ雪が残っているかしら。


2/11(火)
今日は夫が休みの珍しい祝日。
土日とも仕事だったので
こんどのかようびは休みだよね?と
半ば強引に先手を打って?いうと、
そ、そうやな・・・と、ほんとうは仕事だ、という風情でこたえていたので
ほんとうは仕事をしたかったに違いない。
でも1週間に1日くらい、
いちにちちゅう父親をすることだって
立派な仕事だと私は思う。んだけど。

午前中は平和の森へ。
ソリを持って出かける。
日向のほうの築山はもう雪が溶けていたけれども
日陰のほうはまだ雪がある。
アイスバーンになってはいたけれども
気にしない気にしない。
で、みんなでソリ遊び。
龍晴はとても喜んで
たくさん滑る。
夫と龍晴、私と龍晴、など組合せを変えたり
龍晴がひとりで乗ったりする。

まだ残っているかと思ったかまくらだが、
区の職員らしき方々が
ゆきだるまやかまくらなどの雪像を次々とシャベルで壊していた。
なんにちしたら壊す、という決まりでもあるのだろうか?
それらが残っていたところで
かなりおおきな広場なのだからなにかの不便になるとも思えないのだが。
詮無いことである。

近くのパスタ屋さんでランチをし
(龍晴は持ってきたおべんとう)
帰宅後、お昼寝。

午後は荻窪のスーパー銭湯へ行く。

のんびりとお風呂に入り、
午前中の冷えも解消。
たのしいいちにち。


2/12(水)
朝のさんぽは新井薬師へ。
ねんのためそりをもっていこう!と龍晴。
そうね、とソリを持っていったのだが
雪は殆どなかった。

SLやパワーショベルのかたちのコンビカーで
たくさん遊ぶ。

今日はほんとうにひとっこひとり
公園にはいなかった。
10時前に到着し、1時間半ほどしてから
ようやく近くの幼稚園の子たちがやってきたのだが
その頃にはそろそろ退散、という時間。

ランチはポーコアポーコさんへ。
シルバニアファミリーのセット?のおさがりを
常連さんからいただいた、とのことで
龍晴ははじめてそれで遊ばせてもらう。
どんなふうに遊ぶのかしら?と思って眺めていると
最初はふつうにセットにどうぶつや家具を配置していたのだが
飽き足らずにそのうちいえを裏返しにして「こうじ!」といったりしていて
やっぱり男の子と女の子って違うんだなあと思ったりする。
こういうところってどうしたって性別の差が出る。

暫く遊んでから抱っこで帰宅。
途中で龍晴はお昼寝。

午後は久しぶりにブロードウエイへ。
目当ての店が閉まっていても泣いたりしないでね~といっていたら
案の定、閉まっていて、
でも約束通り、
しまってるね!あいているときにまたこよう~などと言っていた。

スーパーマーケットに寄ってから帰宅。
時間が早かったので
いえで龍晴と遊ぶ。


2/13(木)
オリンピックである。
スポーツを見ることが大好きで
オリンピックにはもちろん目がないのだが
子どもが産まれてからはやはり子育て優先で
ライヴでオリンピックを見ることは殆どできていない。
ソチも見ようと思うと龍晴が私が隣にいないと目覚めがちな深夜にあたるので
なかなか見ることができない。

それでもニュースや、昨日の複合のように時間のあうものだと
見ることもできる。

メダルというかたちで結果を出せた選手の誇らしそうな様子を見るのもいいし
そうならなかった選手の、それでもこれまでの努力を思うと
胸がぎゅうっとなる。
がんばっているよね、みんなよくがんばっている。

努力といえば。

知っている方に、書家がいる。
知っている、といってもまだ会ったことはない。
O教授のブログを通して、
大学の後輩にあたりその女性の存在を、
数年前から知っている、というだけなのだが。

時折、先生のブログに、その書家の展覧会へ行ったことや、
そのときの書の写真がアップされていて、
すごいなあ、こんなふうに書けるんだなあ、
感じられるんだなあ、と
(その女性は詩を題材に選ぶことが多いので)
それを見るたびに、そんなふうに思っていた。

最近、彼女は作品を毎日、自身のブログにアップするようになり、
私はふたつのことでとても驚いた。

ひとつめはそのちからについて。
先生のブログを通じてすごい作品を書くひとだなあと思っていたのだが、
こんなに素晴らしい作品を書き続けているとは、という驚き。
そうしてもうひとつは、
「彼女が書いている作品は展覧会のものだけではないのだ」ということ。
当たり前のことなのだが、そのことを私はすっかりと忘れていたのだ。
日々の積み重ねの、その膨大なエネルギーについて。

たとえばあまりにも卑近な例だが。
私はずいぶんと昔、ピアノをずうっと習っていて、
いちねんに2度ほど、発表会があった。
でもその発表会のたった1曲よりも、
毎日のプラクティスの指ならしの曲のほうは
それこそ1年365日、1日につき何度も弾くわけだし、
また発表会のときの曲、を練習する以外の期間は
それ以外の曲を練習する。
でも表向き弾くのは、発表会のときの曲だけだ。

そうしてこういうことは
なんにでも共通していえることだと思う。

彼女の書についても。
オリンピックの飛翔や疾駆についても。
日常のもっとささやかななにかについても。

午前中のさんぽは新井薬師へ。
今日はいつもよりあたたかく感じる。
1時間ほど遊んで、
ランチは昨日につづきポーコアポーコさんへ。

常連のUさんがいらしていて
たくさん話す。
自分の親ほどの年齢の方とこうしてじっくりと話す機会に恵まれるのは
とてもありがたいことだ。

龍晴は帰宅途中にお昼寝。
いえに着いてからも眠り、今日はのお昼寝は1時間。

目覚めてから、今日はいえでたくさん遊ぶ。

明日は病院。

折悪しく、大雪が降るらしい。


2/14(金)
朝から既に雪。
予報よりも早く降り出したらしい。

午後に東京駅のそばの病院へ行くことになっているので、
午前中はどう過ごそうかと思っていたのだが
それならばと新橋の病院へ行くことにする。

花粉症の注射を打ち、
東京駅までタクシーで行き、
オアゾでランチ。
東京駅の各線がよく見える席に案内していただき、
龍晴は電車を見ながらうれしそうにしている。

ゆっくり食事をしてから
丸の内ホテルのカフェ(というかフレンチレストランのカフェ利用)で
お茶。
龍晴はそこでお昼寝。

夫がやってきた頃にちょうど龍晴が目覚め、
私は病院へ。

今日の病院は龍晴を連れいて行けないので
夫にみていてもらう。

診察後に連絡すると、
ご機嫌で遊んでいる、とのこと。
ほうっとする。

帰宅すると龍晴は
夫に買ってもらったというアンパンマンのパトロールカーのかたちをしたリモコン?で
とてもうれしそうに遊んでいた。

夫は夕方、仕事に戻る。

雪がたくさん降っている。
それにしてもたくさん降っている。


2/15(土)
昨晩は雪明かりで
そとがずうっと明るかった。
部屋のなかから
時には窓を開けたりしながら
ふぶいていたり
ふりおわった雪が重そうに
屋根屋根にのっているさまを眺めるのが私は好きだ。

長野に住んでいたころは
こんな大雪はしょっちゅうだったから
(そんな長野でさえ今回の雪は「ものすごかった」らしいのだが)
しんとした夜に窓をぱあっとあけて
顔を出して雪を眺めることも
しょっちゅうだった。

ふりおわった雪は静かであたたかい。
のっしりとした感じ。
ふぶいているときは
雷が鳴っているときに感じる気持ちとどこか似ている。
不穏な。
でもここにいさえすればだいじょうぶ、というような。

朝にはもう雨になっていて
それもかなりの大雨で
これは雪かきがたいへんだ、とまず思う。
雨を吸った雪はおそろしく重たい。
こういうことは夫よりも私のほうが得意なので
朝ごはんのあとに雪かきをする。
雨がひどいのでびしょ濡れだ。
それでも雪かきは楽しい。
そう。夫よりも得意、というのはもしかしたらいいわけで
私は雪かきが好きなだけかも知れない。
目の前のものごとがどんどんとさっさと片付いていくところ。
意外と効率を求められるところ。

こんな大雨の日にはさすがに公園では遊べないので
今日はスイムの振替を入れた。
バスで行こうと思っていたのだが
なんとバスは「荒天のため暫く運休します」とバス停に張り紙が!
えええ。
それも「暫く」って?
バスこそこういうときに頑張ってくれないとねえ。

スイムはさすがの天気で参加者が激減。
どようびのクラスは15組くらいは参加者がいるのだが
今日は4組だけでひろびろと楽しむ。

スイム後は近くのカフェでお昼寝。
今日は1時間。

起きてからマルイへ行き、
時計を見てからカフェでお茶をし、
いくつかのお店やスーパーマーケットに寄ってから帰宅する。

夫のフットサルが中止になったので
龍晴の晩ごはんの時間までに
仕事に行っていた夫が帰ってきた。

龍晴はとうさんといっしょにばんごはんたべる!と
うれしそうにしている。
よかったね、りゅう。

それにしてもよく雪も雨も降ったものだ。
あちこちで雪のなか被害に遭っている方が
たくさんいるだろう。
どうか無事でありますように。


2/16(日)
まだ雪がたくさん残っているので
平和の森公園へ。

夫と龍晴と3人でそりで遊ぶ。
龍晴のそりももう手慣れたもので
もともとスピード狂のきらいはあるし
怖い、よりもおもしろそう!が先にたつ性分らしく
いつもながらきゃあきゃあいって楽しんでいる。

たくさん滑ってから
お昼ごはんは新井薬師のお店へ。
龍晴はおべんとうを食べる。

お昼寝後、荻窪のスーパー銭湯へ。
ここのところスーパー銭湯づいている。
ちゃんとした温泉ではないのだけれども
ひろいお風呂は気持ちがいい。

晩ごはんを食べてから帰宅する。

2/3(月)
節分。
節分日和、というべきか
春のようにあたたかいいちにち。

朝、みんなで豆まきをする。
龍晴もおにはそと、ふくはうち、といいながら
豆をまく。

今日はスイムの日なので
朝のさんぽは軽めに、近くのクリーニング屋さんと
スーパーマーケットへ。

区役所で不在者投票を済ませ
(龍晴はせんきょだせんきょだ、と喜んでいる)
線路が見える場所でおひるごはんを食べてる。
今日はあたたかいのでそとでごはんを食べても
ちっとも寒くない。

スイムは1週間あいているせいもあり
龍晴はいつも以上におおはしゃぎである。

終了後、お昼寝。
1時間弱で目覚め、
龍晴のリクエストで傍にあるホームセンターへ行き、
いえに帰る途中の神社で遊ぶ。
町内会の方々が豆まきをしていて
子どもたちがかなりの数いて、龍晴はうれしそうにしている。
滑り台などを子どもたちに混じってたくさんする。

スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。



2/4(火)
やっと雪が降りそうになってきた。
ゆきがふったらゆきだるまをつくろう?と
今日も龍晴はいっていて、
パント!という、龍晴が唯一見ているテレビ番組「おかあさんと一緒」の、
パントマイムコーナーの「雪だるまの回」を
朝から自分でアレンジしたりしている。

午前中は冷たい雨。
サンモール商店街まで歩き、
おべんとう箱を売っているお店に寄り、
(しかし今日はお休みだった)
本屋さんに寄り、
皮膚科で診察をしてもらい、
スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。

お昼ごはんは
ビニールシートのようなものを敷いて
ピクニックごっこをしながら。

ピクニックしようか?というと龍晴は
目をきらきらとさせて、
うん!とこたえる。
そのかわいらしいことといったら。

お昼寝は1時間半ほど。
抱っこをしていたらまた眠りそうで
しかし今日のようにあまり外出ができないような陽気だと
たくさん眠りすぎても困りものである。
それとなく眠らないように誘導し、
いえのなかでたくさん遊ぶ。

雪が降ってきた。

りゅう、ゆき!というと
これがゆきか~などといっている。
そうだよね。
去年も雪遊びはしているのだけれども
記憶に残る、これが龍晴にとっての初雪になるのかも知れない。

ベランダの窓をあけて雪に触る。
冷たい!と龍晴。

暫くするとたくさん降ってきたので、
雪のなかを探検にいこう!と出かける。

近くのカフェまで行き、
お休みだったのでまたいえに戻ってきただけだが
それでもぼたん雪に近い雪が舞うなか、
たのしいさんぽになった。

雪がまだ積もっている。
明日はそりあそびができるかな。


2/5(水)
と思ったら。
積もっているはずの雪がまったくなかった。

朝。
久しぶりに屋上にあがってみるも
近所をまわってみるも
雪のかけらも殆どない状態。

とはいえ氷が厚めに張っているので
龍晴と夫と氷のうえを歩いたりして遊ぶ。

念のためにもっていこう?と
そりを持って新井薬師の公園へ行ったのだが
やはり雪はまったくなく
気に入りのSLのかたちのコンビカーと
黄色のバイクに乗って暫く遊ぶ。

それにしても寒い。
とてもとても寒い。

やってきた保育園の子たちが
15分もせずに退散するほどに寒い。

どうする?とたずねても
まだあそぶー!と龍晴は元気だ。

11時の開店を待ってポーコアポーコさんへ。
なかなかからだがあたたまらないが
あたたかいスープをいただき、
ほんのりとする。

帰宅途中にお昼寝をはじめた龍晴だが
スーパーマーケットの入り口で
ぱっちりと目を開けてしまった。あらら。

眠くない!というので
そのまま起き、
今日の昼寝は結局、5分ほど。

済ませたい家事もあったので
体力温存も兼ねて午後はいえでたくさん過ごす。
龍晴はブロックをつくったり
ひとりで長い時間・・・2時間近くだろうか。
途中の外出を挟んだが、ずうっとひとりで遊んでいる。

そうして19時半前にぱたんと眠る。
疲れたよね。
ゆっくりおやすみ。龍晴。


2/6(木)
底冷えのするいちにち。

どうぶつえんかにこにこパークへでも行こうかなと思っていたのだが
週末に雪が降るらしく、
龍晴の雪の備えが殆どないので
そのための装備?を買っておかねばならない。
今日は買物日と決めて出かける。

近くのスーパーマーケット、サンモール商店街のお店、
マルイなどをあちこち梯子をし、
またスーパーマーケットに戻り、
そこのパン屋さんのイートインコーナーで
お昼ごはんとする。
龍晴はそのお店のパンと持ってきたおべんとう。

お昼寝後は高円寺へ。
中野のお店の支店が高円寺にあり、
そのお店になら求めていた商品があることがわかったので
出張する。

バスに乗りたい!と龍晴がいうので
いえの傍のバス停からバスを乗り継いで行く。
運転席の近くに座ったのだが
運転手さんが子ども好きでかつ親切な方で、
いろいろと便宜を図ってくれたり
龍晴の話しを聞いてくれたりする。
うれしい。

高円寺の店で目当てのものを購入し、
公園で遊びたい、というので
先日行った公園へ。

寒いせいか時間のせいか(16時ちょうど)、
ひとっこひとりいない。
まさに閑散、ということばがぴったりである。

龍晴はそれでも楽しそうに
すべりだいやいくつかの遊具で遊び、
砂場のそばでお店屋さんごっこをしたりする。

そろそろ帰るよ、というときに
なかなか帰らず、
青いカフェ(いえの近くのカフェ)へ行きたいといっていたのに
このままではいけないよ?
今日は行かなくていい?とたずねると、
カフェには行かない!とこたえ
暫くすべりだいで遊んでいる。
何度か確認したのだがそれでも遊んでいるので
いえに帰るぎりぎりの時間まで遊ばせていると、
はっと気付いたらしく、
青いカフェへいこう!といまごろになって言い出す。

りゅうー、もう青いカフェ、終わっちゃったよ?というと、
いきたいー!と号泣。
いやー、いきたいっていわれてもねえ、
いまいかないと終わっちゃうよって何度も声をかけたよねえ?と
諭すも効き目なし。
しかし泣きやむのを待つほど時間に余裕もないので
泣いた龍晴の手を引きながら
いきたい!でもねえ、というのを繰り返しながら歩いていると、
見かねたらしい老夫婦が
気分転換にどうぞ、と、龍晴に飴を握らせてくれた。
まだあげちゃいけないなら、ママがなめてね、と注釈をつけて。

こういう気遣いって素敵だなあと思う。
実際、そのことで龍晴の気持ちは紛れてリセットできたし、
私もあたたかいご夫婦の様子にほうっとしたし、
まだあげちゃいけないなら・・・というひとことも、
わかってるなあ、という感じでよかったとおもう。
私もこういう気遣いをしたい。

元気になった龍晴は
中野駅から元気に歩き、
さらには追いかけっこしよう!といいながら走っていた。


2/7(金)
それにしても寒い。
今年は去年より、寒い気がする。

長野の母にたずねると
長野も例年より寒いという。
しかし今年は雪は殆ど降っていないらしい。
月末頃に長野に行くのだが
せっかく行っても雪がないのはつまらない。
龍晴が遊べるようにソリをamazonで買って長野に配送してあるのだが。
日のめを見ることはできるのだろうか。

午前中は新井薬師へ。
お寺で参拝をしてから
公園に朝10時前に到着すると、
しーん・・・ということばがぴったりの閑散っぷりである。
だれもいなーい!と龍晴。
児童館でSLのかたちのコンビカーを借り、
公園中を走りまわる。
暫くすると保育園の子たちが何組か来たので
場は賑やかになってきた。よかった。

滑り台をしたり、砂場で遊んだりする。
龍晴が砂場で「餅つき」をしていると、
1歳半くらいの子がやってきて
「餅」を破壊しまくる。
龍晴はたまらず号泣。
男の子も「餅」の破壊にこだわりを憶えてしまったらしく
母親にひきはがされて号泣。
お互いにその場所、にこだわって埒が明かないので
暫くぎゅうっとしてから、
りゅう、あっちのほうで餅つきしよう?と別の場所を伝え、
最初は嫌がっていたがそれでもいいよ、と移動できた。
えらかったね、りゅう。

1時間半ほど遊び、
ポーコアポーコさんへ。
冷え切ったからだにあたたかい料理とあたたかいおもてなしは染みる。

そろそろかえるよ?と伝えておいたあたりで
龍晴は自分から、片づける!と借りていたおもちゃをしまいはじめ、
ここでも成長を実感。
どんどん成長しているのだな。

抱っこをしながら帰宅途中に
あちこちで買物を済ませる。
龍晴は抱っこのままお昼寝。

目覚めてからいえで暫く遊び、
皮膚科へ。
アトピー性皮膚炎も今回は初動が良かったらしく
酷くなりすぎずに済んだらしい。
ほうっとする。

本屋さんに寄ったり、
スーパーマーケットに寄ったりしながら帰宅。
明日の雪に備えて買物をしなくて済むようにしておく。

そう。
明日こそほんとうに雪が降るらしい。
それもかなりたくさんんの。

その結果、なにかが大変になるひとも多々いるのだろうけれども。
とりあえず、うれしい。
少なくともわが家にとって。


2/8(土)
朝、起きると。
既に雪が降りはじめている。

雪だ。
いよいよ雪だ。

しかし今日は病院で検査があるため、
またはらはらと降る雪、ではなく
かなりの風雪らしいので
晴れる明日に雪遊びはまわすことにして
まずは病院へ。

朝8時に警察病院に到着。
雪が降っていることもあり、
タクシーで行く。
龍晴はタクシーに乗ることと
警察病院へ行くことが好きなので
好きなことが重なり、とても喜んでいる。

今日もまた警察病院の入り口の
タクシー寄せまでもうすこし、というところで
こちらでけっこうです、おせわさまです~と
やたらとはきはきと言い、
運転手さんを戸惑わせている。

予約をしてから
朝ごはんを食べに9階のレストランへ。
雪景色を見ながら朝ごはんを食べる。
今日は検査があるため、
夫も同伴だ。

夫といっしょにここでごはんを食べるのは
龍晴の出産のとき以来だ。
いまは私と夫のあいだにその龍晴が座り
いっしょにごはんを食べている。
ふわあっと。私のこころがゆるやかになる。

なつかしい。
あたたかい。
そんなふうな。

今日は外科に、
乳癌の検査を受けにきた。

先日、いつもお世話になっている助産院へ
最後の卒乳チェックに行ったのだが。
Kさん、もう病院へ行った?とチェックをしながら
堤先生にいわれた。

先生がいうところの病院、とは、乳癌の検査を受ける病院のことで、
前回も前々回も・・・3ヵ月前のチェックのときから何度も
同じことをいわれている。

行ってないです、春くらいに人間ドックに行こうかと思っているので、
とこたえると、
んー、早めに検査を受けたほうがいいわよー、とおっしゃる。
難しいかおをしながら、
あのね、ここに腫瘍があるから。
と左胸をさして。

私にとって腫瘍というのは、
遠くないものだ。
遠くない。
というか、かといって親しい、ということでもないのだが、
またきたか、という程度の。

私は腫瘍ができやすい体質のように思う。
胃カメラを飲むたびに腫瘍が見つかるし
(そうして胃の場合はいつも良性だ)
数年前にマンモグラフィを撮ったときも
良性の腫瘍が見つかった。
さらに遡れば、子宮頸癌も患っている。
これは悪性だったし、
そう考えると、立派な?腫瘍体質、だろう。
そんなものが医学的に存在するかはわからないのだけれども。

だから、というかなんというか、
腫瘍があるから、というのは、
良性か悪性かも含めて、
ああそうですか、と、
冷静に捉えられるもののひとつでもある。
少なくとも私にとって。

そうして今回は左胸。
恐らくは良性だと堤先生もおっしゃるし、
私自身も過去の腫瘍づきあいからそう思うのだが、
念のため、検査に行くことにする。

夫に暫く前にそれを伝えると
ことのほか・・・少なく見積もっても私の30倍くらいは焦り、
いますぐにでも検査に行け、病院に行け、と
いった。

そういうところを私は好きだなと思う。
夫の好きなところ。

そうねえ、今月、予約がとれなければ
来月に行くね、と。
その時点ではまだのんびりというと、
怒り気味に、いますぐ行った方がええんちゃうの!?と
いうところも。

そんなわけで急いで検査をすることにした。

ちなみに検査を受けるんだ、ということを
今日、本当は会うことになっていた友人にも伝えたのだが
彼女も私以上に私のことを心配してくれていて
ありがたく思う。

ところで今回の検査は、
龍晴を連れていけるところ(内診とエコー検査)と
いけないところ(マンモグラフィ)があるので、
夫にも同伴してもらう。

朝いちばんで行っただけあり、
また奇しくも?大雪で病院が空いていたこともあり
あっという間にいろいろなことが終わり、
そうして案の定、
なんともありませんね、という結果だった。

ほうっとする。

夫は私の姿を会計のあたりで見つけるや
おおきなこえで
どうやった?とまた焦ってたずねる。
だいじょうぶだって、と伝えると
よかったやん、とやっと落ち着いた様子。

龍晴は私がいないあいだ、
本屋さんで素敵な本を見つけたり
夫がいるときだけ飲める野菜ジュースを飲ませてもらったりして
ご機嫌に過ごしていたらしい。

よかった。

仕事に行く夫とともに、
みんなで高田馬場へ行き、
龍晴と少し買物をしてから
夫の事務所へ。
1時間ほど龍晴は遊び、
夫とお昼ごはんを食べ、
夫の事務所で龍晴はお昼寝。
目覚めてからタクシーで龍晴とふたり中野に戻り、
マルイで龍晴の手袋と私のブーツを買ってから
帰宅する。

屋上で龍晴と雪遊び。
雪だるまをたくさんつくる。

さらさらの粉雪で
今日の雪は全然固まらない。

夫のフットサルはさすがに中止である。

そんなふうにいちにちが流れていき
終わろうとするなかで
ときどきふうっと感慨にふける。

生きていること。

私がこのいのちの長さについて真剣に考えたのは
これまでに4回、だと思う。

阪神と東北のふたつの震災。

以前勤めていた会社の同期には
阪神大震災のときに神戸で大学生だった友だちが何人もいる。
そのうちのひとり、Uくんは
助けて、という友だちを目の前で亡くしている。
燃え盛る炎にどうすることもできなかったひとりだ。

あのなあ、ナオちゃん。
太く長く生きるってことばがあるやろう。
でもな、人生の長さは自分ではどうしようもないねん。
でも太いか細いかだけは、自分で決められる。
やから俺は、太く生きようと思ってん。

明日、後悔しないために。

酔っぱらうとUくんは
そんなことを教えてくれた。

そうして私は、生きる、ことについて
その意味について。

そのときに真剣に考えた。

それから10年経ったころ。
私は子宮頸癌になった。

といってもごく初期のもので
癌部を切除してしまえばいのちに別条はない。
ただ切除することで失うこと、
可能性が低くなることもある。
(それがたとえば妊娠の可能性で、
そのことについて真剣に考えたのはもっとずっと後のことだ)
でも切除しないと、いずれいのちに関わるだろう。

癌が見つかった段階で、
私には切除以外の選択肢はなかった。

私の家族はいわゆる癌家系で、
しかし現代はもはや癌家系というのは死語のように
癌が多い時代でもある。
ただ肺癌だった父を筆頭に、卵巣癌やら胃癌やらすい臓癌やら、
まわり中癌だらけだったので、
だから自分もいつか、
その病気になるだろうとは思っていた。

それでも30代半ばを前にして
その告知を受けるとも思っていなかった。

癌だ、ということがわかった病院からの帰り道。
当時は恋人だった夫に電話をしながら
私は泣いた。
自分が癌であること、が、
やはり重かったのだ。
それが癌とはいえないくらいの初期のものであってすらも。

大丈夫や、
切ってしまえば心配あれへん、と
そのとき夫はいったと思う。
その夫の声に私はどれだけ救われただろう。
夫の声に。存在に。

そのときのあれこれが
私が自分のいのちの長さと
さらにきることの意味について考え
生きかたそのものを大きく変えていく契機になっている。

そうしてもうひとつは
龍晴の誕生。
さずかったときだけでも
うまれたときだえでもなく。

龍晴を見ていると
日々、それこそ毎日のように
自分のいのちについても考える。

私はいったいいつまで
龍晴のことを見ていられるのだろう?

もう必要ないよといわれる年齢まで
果たして生きていられるのだろうか?
そんなふうに。

でも少なくとも。
私はいま生きている。

いくつかのことを乗り越え
さらにこの先にもいくつかのことがあるだろう。
それがどんなことなのか
想像していることもあるし
想像を超えていることもあるだろう。

いつだって思うのだ。
今日を生きれば明日になること。
明日を生きれば明後日になること。

未来はそのつながりであること。

たいせつなひとをたいせつに。
自分自身もたいせつに。
生きること。

それが私にとって
生きることの意味。



2/9(日)
雪だ!

朝。
カーテンを開けて思わず息をのむ。
ここはどこの国でしょう?というような
たくさんの雪に覆われた世界。

りゅう、ゆき!というと
わああ、とこたえる龍晴。

こんなにたくさんの雪を
おそらく脳裏にきちんと残るであろう年齢に
見せることができてうれしく思う。

午前中は新井薬師へ。
築山でそり滑りをしたり、
雪だるまをつくったりする。

いえに戻り、
お昼ごはんとお昼寝。

午後は平和の森へ。
おおきめの山でそり滑りをたくさんし、
龍晴はひとりでたくさん滑ったり、
そりにうつぶせになってあたまから滑ったり!もしたりして
たくさん楽しむ。

とても楽しかったらしく、
夜、寝る前に、
うふふうふふと思い出し笑いをたくさんしていた。

よかったね、龍晴。
雪がふったらまた
雪遊びをしよう。


1/27(月)
龍晴の発疹がまだ治らないので
スイムはやめにして午後、病院へ行くことにする。

午前中は近くの公園へ行き
すべりだいを滑ったり
追いかけっこをしたりする。

その公園から、以前、いちどだけ行ったことがある
別の公園への道が見えているのだが(そうしてそれを龍晴に指摘されるまで
私は気付かなかったのだが)
龍晴はそれに気付くと、
その公園へいこうよー!という。
そうだね、行ってみようか?と出かける。

久しぶりのその公園は
小学生仕様で、2歳になったばかりの頃の龍晴には
難易度が高いものだった。
それがもうするすると殆どすべての遊具を使いこなせるようになっている。
成長してるなあ。

クリーニング屋さんとスーパーマーケットに寄ってから帰宅。

お昼ごはんを食べ、
お昼寝後、
警察病院へ。

しかし診断はなにかのウィルス性皮膚炎で、
心配いらなく、薬も不要で(飲んだら早く発疹が消えるかも知れませんがおそらくいりません、どうします?といわれ、いらないと断った)、
プールも外出もだいじょうぶ、といわれる。
そ、そうなんだ。
よかった。

龍晴は大好きな警察病院へ行けて
満足そうである。
(この病院の小児科の診察室や、おおきな吹き抜けや吹き抜けに面した透けているエレベータが
龍晴は大好きだ)

病院を出てから、
いえのそばに新しくできたカフェへ。
今日が開店日で、なんと第1号の客となった。
龍晴は牛乳を、私は珈琲をいただく。
キレのあるさっぱりとした味わい。
サイフォンの珈琲だった。
近くにカフェができてとてもうれしい。
龍晴とも、いつ開店するのかな?とまいにち楽しみにしていた。

龍晴は今日できた、とわかるなり
カフェでお茶しようよ~といっていておかしかった。

暫く楽しんでから帰宅。

龍晴の皮膚炎が心配していたようなものでなくて
ようやっとほうっとする。


1/28(火)
すっきりと気持ちの良い朝。

ここのところ龍晴はいろいろなところで成長をみせている。
たとえば自分はもっとこうしていたいのだけれども
母さんがこういっているからがまんしようかな、というような。

龍晴は毎朝、起きてから
私とひとしきり遊ぶ時間をたいせつにしている。
カメラの動画を見たり、本を読んだり、抱っこをして遊ぶようなこと。
でもそれをずうっとしていると
私は朝ごはんの準備ができなくてとても困る。
以前はそのせめぎ合いだったのだが
最近は、少ししてから「母さんそろそろごはんの準備がしたいな~」というと
数拍あとに「ごはんつくっていいよ~」とにこにことこたえる。
そんなふうなこと。

今日は新井薬師の縁日なので
新井薬師へ出かける。
本堂で参拝。
龍晴が新しい質問・・・どうして仏像は半眼なのか、というもの
をお坊さんにしたいといっていて、
質問を練習していたのだが
土壇場で母さん!(代わりに質問して)といわれたので
代わりに質問する。
丁寧に回答していただき、
その方は以前、興教大師のことを教えてくださった方だったので、
今度の疑問も解けてよかったね、というようなことをおっしゃられた。

暫くしてから公園へ。
よく一緒になる保育園の子たちと
また一緒に遊ぶ。
龍晴も保育士さんたちと馴染みだし
保育園の子たちも私と馴染みなので
それぞれまじわりながら遊ぶ。

新しくできたカフェでランチ。

帰宅後、干しておいたふとんをひっくりかえしたりする。
龍晴はその手伝い。

お昼寝後、ポーコアポーコさんへ。
もっと遊びたい龍晴と、帰宅直前にもめたが
いいよ、とすこし遊ばせると
次にこえをかえたタイミングで
帰る!と自分から片づけをしてくれた。
ありがとう、龍晴。

きょうりゅう、えらかったよね、と
自分でいっていてかわいらしかった。

トトロのさんぽの替え歌を
ふたりでうたい、
げらげら笑いながら帰宅する。
しあわせな夕方。

なんだか私のアトピー性皮膚炎が・・・妊娠中に発症したものなのだが・・・
いちぶ、復活したような気がして仕方ない。
あの恐ろしい皮膚炎との格闘の日々。
ああどうかどうかそんなことになりませんように。



1/29(水)
やはり疑念の余地なく
アトピー性皮膚炎復活の模様である。
こうなった以上は早めに対処して、
でき得る限りのところまで改善させるしかない。
原因は恐らく乾燥、そしてカフェイン。

ここのところカフェイン復活!で、
いえでもそとでも珈琲や紅茶や緑茶を飲むようになっている。
カフェインを摂取してもアトピーが酷くならないひともいるだろうが
私の場合はカフェインが悪化の一因であるように思う。

しかし復活!してしまった以上、
また珈琲を飲まなくするのはなかなか難しい。
ので、暫くはデカフェを飲むことにしようと思っている。

龍晴と久々にもめる。
龍晴はいえのリビングの明かりを最大限に点けておくことが好きだ。
わが家はリビングダイニングキッチンなので、
キッチンのあかりとリビングのあかり、
合計2個をそれも最大限に、いえにいるあいだは点けていたがる。
早朝や夜ならともかく
まったくもって明るい日中・・・わが家はものすごーく日当たりがよいので
昼間はかなり明るいのだが・・・に
それをされると、なんだかなあ、という気持ちにとてもなる。
ので、そろそろ頃合いかと、
もうふたつでんきを点けっぱなしにするのはやめようね、と話しをしたのだが
それがとても嫌だったらしく、
どうしても2つつけていたいと譲らない。
しかしこれは私も譲れないところだなと判断し、
わかるまで話しを続ける。
わかるまで、というのはひとことで済むが、
その道程はなかなかたいへんだ。
最終的に龍晴は号泣し、そうしてどうしても龍晴も私も譲らなかったので
力関係で私が勝利?し(暴力、という意味ではなく精神的な、という意味です)
昼間はでんきは1つにする、ということで合意。
やれやれ。
結局30分も話合いに費やしました。ふう。

仲直りをしてから
新井薬師へ。
お寺と公園で遊んでから
ポーコアポーコさんへ行く。

ランチをいただき、暫く遊び、
帰宅途中に眠る。

目覚めてからもういちど、
ポーコアポーコさんへ。
2時間ほどたっぷり遊び、
最後は帰る!と自分からいってきたので
ほうっとする。

いえに帰ると夜。
でんきをつけて?と龍晴に敢えて水を向けると、
よるとあさはふたつ?ひるはひとつ?というので
そうだよ、よくわかっているね、えらいね、とたくさん抱っこをする。


1/30(木)
今日は美容室へ行く日、である。

子育てをしていて困ることのひとつは
美容室へなかなか行けないことではないだろうか。
子どもを預けられる先があるなら話しは別だが
わが家のように平日母子家庭のようないえの場合は、
カットだけでも1時間、カラーリングを入れたら2時間、
パーマをかけたら3時間、かかる美容室へはなかなか行けないし、
かかる時間を考えて、したいヘアスタイルをがまんしていることが殆どだ。
それでも以前に比べるとだいぶ美容室のなかで待っていられる時間が増えたことと
私が行っている高円寺の美容室には個室のキッズルームがあり
子どもを遊ばせながら髪をみてもらえること、
また美容師さんもアシスタントさんも気さくに子どもと接してくれることから
龍晴がその美容室を気に入っていることから、
数ヶ月にいちど、カットとカラーリングに行けるようになった。

朝。
きょうこうえんじへいくひ?
と目覚めるなり龍晴はいう。
そうよ~とこたえると、
すぐにいこう!と張り切っている。

美容室の予約は14時半からである。

まだ開いていないから、朝ごはんを食べて、さんぽをして、おひるごはんを食べて、休憩をして、それからいこうね?とこたえる。
そんなやりとりを朝からなんどもする。

朝ごはんのあとにまたすぐに行きたい、という感じだったので
家事だけ済ませてから
さんぽは高円寺ですることにする。

歩いているうちに高円寺中央公園の存在を思い出したので
そこを目指す。
龍晴は保育園の子たちと混ざって
砂場で「もちつき」をして遊ぶ。
保育園の子たちが園に帰ってからも暫く遊び、
カフェでお昼ごはん。
龍晴は持ってきたおべんとうを食べる。
商店街をさんぽしてからまたカフェで休憩。
龍晴はお昼寝を1時間。
あたたかい空気に眠りそうになる。

14時過ぎに美容室へ移動。
龍晴はDVDを見せてもらったり
置いてある電車のおもちゃで遊んだりして過ごす。
結局2時間以上かかったのだが、
いちども帰ろうよ~ということなく過ごせてとても助かった。

帰りはタクシーで。
思いのほか道が空いていてこれまたとても助かった。

龍晴はタクシーに乗ると
目的地周辺だが微妙に違う場所で
このあたりでとめてください!とか
こちらでけっこうです!とか
妙にはきはきと、それも大声でいうので
運転手さんを戸惑わせることが多い。
今日もまたそんなことをしていた。

いちにちそとに出ていたせいか
疲れが出ている。

しかし明日は夫は出張、
私は病院の梯子でまたいちにち外出だ。
がんばろう。


1/31(金)
病院の梯子ディ。

午前中は新橋のW内科クリニックへ。
昔勤めていた会社の、私と同年代かそれ以上のひとが
このクリニックの名前を聞いたら
まず間違いなくああ~!ということ請け合いの病院である。
私も勤めていた頃からお世話になっていて、
○○(会社名)のひとに会社休んで寝ていなさいって言っても無駄だからねえ~と
いつも笑いながらおっしゃっていたっけ。
W先生には、会社を辞めてからも毎年・・・妊娠中と授乳中を除いて・・・花粉症を抑制する注射を打ってもらっている。
シーズン中は3週間に1度の通院だ。
今シーズンは2回目。

通勤ラッシュの中央線に乗り、
なんとか東京駅へ。
龍晴の好きな京浜東北線に乗り換えて新橋へ。
懐かしい新橋の街並みだが
過言ではなく9割のお店は残っていない。

注射を打ってもらい(龍晴は今日は病院の先生、という役どくろだったので、
先生の一挙手一投足をじいっと観察していた)、
ここからささっとタクシーにのっちゃわない?
という龍晴の誘惑に負け
タクシーで東京駅へ。
丸の内口につけてもらうと中央線への乗り換えがとても楽なのだ。

中野に着いて、カフェでランチを、
龍晴はおべんとうを食べてから
スーパーマーケットに寄って帰宅。

いえで龍晴はお昼寝。
1時間。

いちにち出ずっぱりの準備もしていたのだが
やはりいちどいえに帰ると、
私の体力消耗度がぜんぜん違う。

起きてから本屋さんへ行き、
そのすぐ傍のT皮膚科の午後の診療受け付けが開くのを待って
皮膚科へ。
こちらの皮膚科は妊娠中にいちど、お世話になっている。
あのときの子が出てきたわけですね!と
先生はにこにこしながらおっしゃる。
そうなんですよ、出てきたんですよ。
龍晴はここでも先生の動きを凝視。

ふたたびスーパーマーケットと、
いくつかのお店に立ち寄ってから帰宅する。

龍晴はいえで病院ごっこに暇がない。

夫は朝から九州へ出張である。

夕方。
玄関にあかりを灯そうとして
あ、今日はその必要はないのだとはっとする。
玄関を通るたびにその暗さに毎回毎回
夫の不在を思う。
たったひとばんの不在なのに。
不在だから。
早く帰ってきてほしいと私は思う。

そうして残念なことに
やはり私のアトピー性皮膚炎は
復活してしまっているようだ。
あああ。
それでもまだ一部でとどまっているので
これを契機にあちこち再発しないことを
万全の態勢でケアするのみである。

私と同じ妊娠性の皮膚炎で悩んだみなさま!
冬場の乾燥は要要要要要注意。ですよ!


2/1(土)
朝。
とうさんは?とたずねる龍晴に
とうさんは出張だよ?とこたえると
とうさんいたほうがいい!と半泣きになる。
いつもは夫がいたところで
母さ~ん!となるのにね。

龍晴とふたりの朝ごはん。
とうさんといっしょのほうがいい、となんどもいい、
龍晴が毎日とても楽しみにしている
唯一見ているテレビ番組も、
見る?ときくと、
とうさんといっしょじゃないからみない、といい、
(いつも夫がチャンネルを合わせたり、録画の再生をしたりしている)
夫が聞いたらおおよろこびしそうなふるまいである。
(が、ほんとに見なくていいの?もう出かけちゃうよ~といったら
やっぱり見る!といって見ていた)

朝のさんぽは新井薬師へ。
お寺で参拝をし、公園へ。
のりものを借りてたくさん遊ぶ。

どようびはおおきな子たちも来ているので
龍晴はうれしそうだ。
滑り台やブランコでも遊び、
たくさん遊んでから近所のカフェへ。

今日はポーコアポーコさんへ行く予定にしていたのだが
私の体調が・・・アトピー性皮膚炎と偏頭痛・・・優れず、
あたたかい部屋で座っているとむしろ悪くなるものなので
お邪魔するのを辞めにしている。

近所のカフェには、
ご主人の小学校6年生になるお子さんがいらしていて
龍晴に持っていたゲームを触らせてくれたりする。
(龍晴になにかのボタンを押させてくれたのだが、
その結果、ものすごーくレアなキャラクターが出た、と
お子さんはとても喜んでいた)

お昼ごはんを食べ、
(龍晴は持ってきたおべんとう)
帰宅後、お昼寝。
今日は1時間とちょっと。
ここ数日、1時間をすこしうわまわって眠っている。
疲れているのだろうか。

目覚めたくらいで夫に連絡をすると
もう事務所に戻っていて、
事務所に行ってもいい、ということだったので
龍晴にそれを伝えると、
小踊りせんばかりに喜ぶ。

というのも、夫の出張土産を
最近大好きな「北風小僧の寒太郎のCD」にお願いをしていて、
もちろん出張中にそれを求めることは難しいから
私がアマゾンで買っておいたものなのだが、
それを受け取れる、からである。

なにしろ龍晴は今朝、夫に電話したときも
かんたろうのCDは?とおはようの前に数回聞いていたし
カフェのご主人にもお子さんにも
かんたろうのCDがもらえるんだよ、と話していたくらいである。

オフィスに着いて、
夫の顔を見るや案の定
かんたろうのCDは?とおおきな声できくので
笑ってしまった。

夫からお土産、ということで
CDを受け取った龍晴は
夫からプレイヤーを借りてなんどもなんども
「北風小僧の寒太郎」を聴く。

みんなで帰宅。
夫はフットサルヘ。
龍晴は寝るまでずうっと、
何十回も寒太郎を聴いている。


2/2(日)
今日はやっと「父さんがずうっといっしょにいられる日」である。

龍晴は毎日、夫に、
今日はずうっといっしょにいられる日?と
たずねる。

平日の夫は龍晴が目覚めている時間は
1日1時間ちょっとしかいえにいないし、
どようびも仕事とフットサルで自宅滞在時間は2時間もない。
唯一、にちようびが1日、家族で過ごせる日で、
龍晴はその日をこころまちにしている。
ようである。

ようである、というのは
そんなにちようびでも実際に夫とふたりでどこかにでかけたりはしないし
夫とふたりで遊んでいてもすぐにかあさ~んとやってくる。
たぶん龍晴は、龍晴と夫と私と、
家族で過ごせる日がうれしいのだ、と思う。

さてそんな、
ずうっといっしょにいられる日。

朝のさんぽは近くの公園へ。
先日行った、難易度が高い遊具があるところで、
今日も閑散としている。
途中から小学校2年生だという男の子がやってきて、
しかもとても運動神経の良さそうな子だったので
(聞けば学年で3番目に足が速いのだそうだ)
その子の動きをいろいろと真似たりして
龍晴は楽しく遊ぶ。

1時間ほど遊んでから、
「2月になったら買ってもらえる」おべんとうばこを買いに、
サンモール商店街へ。

龍晴はいっとき、欲しい欲しい病で、
何を見ても欲しいとか買ってとかいっていた。
基本的には応じないのだが、
とくべつなときには理由をつけたり、特別だよ、といって応じることもある。
買ってもらえないとわかっていても
欲しい買って攻撃をするので
(それがたいして欲しくないに違いない、
ぱっと目についただけのものでも)
辟易とすることもあった。

この1月のあたまのこと。
どうしても欲しいとせがんだ消防車のかたちのおべんとうばこを、
昨日、○○を買ったばかりだから、
では2月になったら買おうね。
ということにした。

2月?
と龍晴はたずねる。
龍晴は時計が好きなだけあって、
数字や時間の概念が好きだ。

そう2月。
いま1月の○日でしょう。
カレンダーではここだよね。
明日はこの日で、あさってはこの日。
それで2月になったら、
かならずおべんとうばこを買いに行こうね。
それは約束するよ?

と、いえに帰ってからも何度も説明をした。

それ以来、龍晴の
欲しい病がほとんどすっかり治ったのである。

龍晴の欲しいおべんとう箱を置いているお店は
商店街の真ん中にあるから、
もちろんなんどもその店先を通るのだが、
そういうときは欲しい、というようなことをいうものの、
2月になったら必ず買いにこようね、というと
わかった、とうなづく。

たいして欲しくないものを欲しい、というのも治ったし、
とても欲しいものを目にしても、
でも2月になったらおべんとうばこを買うから、
いまこれを買ったらおべんとうばこは買えないよ?と話したら、
しまいにはなにかを欲しい、ということも
ほとんどなくなったのだ。

そうして満を持しての2月。
りゅう、明日、2月になるよ?
おべんとうばこを買いに行こうね?というと
龍晴はぱあっとうれしそうな顔になり、
いく!と笑う。
たとえ忘れていたとしても、
おべんとう箱に関しては、きちんと私から、
2月になったよ?よくがまんしたね、と伝えたいと思っていた。

しかし!
商店街のそのお店に行くと、
なんと買おうと思っていたものがない。
お店の方にたずねると、なんと品切れ、という。
しかし近々、また入荷するとのことでほうっとする。

近くのカフェでお茶をしつつ
龍晴は持ってきたおひるごはんを食べ
帰宅後、お昼寝。

午後は荻窪のスーパー銭湯へ。
前にきたときはお風呂に長く入りたがらなかったのだが
今回はゆっくり入ってくれて
私ものんびりとお風呂を楽しめた。

晩ごはんを食べてから帰宅。
龍晴はいえのお風呂にも入りたい!と泣いていた。
子どもの感覚って不思議。
さきほどおおきいお風呂に入ったからいいじゃない、というわけには
いかないんだなあ。

1/20(月)
今日は昨日ほどは寒くない。

スイムの日なので、
朝のさんぽはしないでおこうと思っていたのだが
友だちから話したいことがある、というメールがきたので
城山公園へ。

子どもたちを遊ばせて
集まった友だちと話しをする。

スイムへ。
財布を忘れて慌てていえに帰ったので
遅れてしまった。
(しかも財布は結局、忘れていなかった・・・)
なんとか龍晴の好きなダンスにぎりぎりで間に合う。

今日は寒さも手伝い、
龍晴のほかは1組しか生徒がいない。
ほとんど貸し切りのプールで
たくさん泳いだり遊んだりする。

お昼寝後、紅葉山公園へ。
砂場にいた男の子と遊んでいたのだが
顔に思いっきり強くたくさんの砂をかけられ
(そうするとどうなるのか、ということを、その男の子は知らなかったようである)
目に大量の砂が入り、
なかなか大変な事態に。
水道で目をすすいだが
細かい砂はなかなかとれず、
痛い痛いと泣くのもかわいそうで
シャワーをしに急いで帰宅する。

いえでカフェごっこなどをして遊ぶ。



1/21(火)
午前中は新井薬師へ。
お寺で参拝してから公園へ。
今日は児童館でなにか催しがあるらしく
龍晴よりも1歳ほど小さな子たちがたくさん来ているが
そとで遊んでいる子どもは疎らだ。

近くの保育園の子たちが来ていて
混ざって遊ぶ。
滑り台を
こまちごう!はやぶさ!などといいながら滑っている子がいて
それが楽しかったらしく
負けじとはやぶさ!つばさ!!などといって滑り降りていた。

帰宅後、お昼ごはん。
焼そばを食べてみたいというのでつくったのだが
案の定まったく食べず。
いつものことなのだが
龍晴は決まったものしか食べようとしない。
幼稚園に行くまでに克服してほしいのだが。
どうなることやら。

お昼寝後、龍晴のリクエストで
本屋さんへ。
本を読んだり遊んだりしてから
スーパーマーケットといくつかのお店に寄って帰宅する。

雨が降りそうな天気で
いまにもあめがふりそう!はやいーでかえろう!と龍晴は
ストライダーを早足でこいでいた。
今日の龍晴は「しょうぼうしさん」が役どころで、
梯子車を運転しながら消火活動をしに行く、という設定だったらしいのだが、
あちこちで「○○が燃えてます」とか「あの○○が入っているビル、燃えているでしょう?」などと大声で物騒なことをいっていて
どきどきしてしまった。

今夜はいよいよ雪が降るらしい。
でもそれほど冷え込んではいない。

龍晴は、
ゆきがふったらゆきだるまつ~くろうっと。
ゆきだるまをかざってお~こうっと。
などといっていたがどうなることやら。



1/22(水)
と思ったら。
今日もまた1ミリも雪が降った形跡なしの朝である。

朝のさんぽは今日も新井薬師へ。
消防署の方々がお寺で演習をしていて
「しょうぼうしさん」を今日もしていて
てっきり消防士さんが苦手なのを克服したのかなと思っていたのだが
やはり本物の消防士さんは苦手らしく
半泣きで抱っこして抱っこしてと言っていた。
たぶんあのきりりとした雰囲気が怖くうつるのではないかと思う。

公園に着いたらなんとか元気を取り戻し
三輪車で今度は「バスのうんてんしゅさん」をやっていた。

ごじょうしゃありがとうございます
おきをつけておすわりください
などと言っていてかわいらしい。

そういえば先日は、
しんじゅく~しんじゅく~
やまのてせん、しょうなんしんじゅくらいん、さいきょうせん、おだきゅうせん、けいおうせんはおのりかえです、
とかなんとか、総武線が新宿駅に入線したときのアナウンスをいっていて
子どもってそういうのもきちんと聞いて憶えているんだなあと感心した。

ひとしきり遊び、
ランチはポーコアポーコさんへ。

最近の午前中の公園は、1歳から1歳半くらいの女の子が中心で
男の子は殆どいないんですよね、というような話をしたら、
それは男の子はいちど外へ出すとなかなか帰らなくてお母さんが大変だからじゃない?寒いし、ということをおっしゃる。
なるほど、そういうことか。
それも一理あるかも。

龍晴は帰ろう、とか、
どこどこへ移動しよう、というと、
もうすこし!とかずうっといる!とかいって
たいてい抵抗するのだが
それでも、あと5回ね、とか、○時になったらいこうね、と重ねると
すぐにいこう!といってくるので
どこへでも連れて行きやすい。
でも龍晴が聞きわけがいいのは、
それは私が怖いせいなのかなあ、とご主人にいうと、
そうじゃなくて、龍晴くんはいつもあちこちに連れて行ってもらっているし、
またすぐに来られることをわかっているから、
もっと遊びたいとか、もっとここにいたい、というのがないんじゃないの?といわれて
うれしくなった。
ほんとうにそうだったらうれしいなと思う。

帰宅中にお昼寝。
しかしすぐに目覚めてしまう。
今日はお昼寝、20分ほど。

午後は郵便局へ転送してあった龍晴の本を取りに行き、
スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。

今日は絵本づいていて
ぜんぶで20冊くらいの絵本を読んだ。
(いつもは寝る前に読むのを含めて数冊)
最近は自分でページをめくりながら
憶えている文章をいったりしている。
成長しているなあ。


1/23(木)
朝のさんぽは城山公園へ。
タイちゃんとKちゃんと待ち合わせる。
待ち合わせは10時くらい、だったのだが
龍晴は10時前には着いていたし、タイちゃんたちは10時半を過ぎたので
実際、一緒に遊べたのは1時間ほどだったのだが
それでも砂場だったりブランコだったり滑り台だったりを
楽しむ。

今日はタイちゃんが来るくらいまで公園がとても空いていたので
母さんもいっしょにすべろう?と誘われ、
混んでいるときは断るのだが
今日は一緒に滑り台をする。
龍晴はとてもよろこぶ。
こんなことだけで最大級にうれしくなれるなんて。

お昼ごはんをいえで食べてから
お昼寝。
今日は1時間ほど。

目覚めてから新井薬師へ。

すこしとしうえの男の子と、そのお兄ちゃんがいて、
一緒に遊んでもらう。
ときどき公園で一緒になる兄弟なのだが、
たいてい土曜日や平日の夕方はお父さんと一緒に来ている。

公園に来るお父さんの子どもへの接し方、というのは
なかなか参考になるところが多い。
たとえば母親ならついつい手を貸してしまうところを、
それくらいできるだろ?と突き放してしまうところとか。

龍晴は自分では登れない丸太のうえに
ひとりで登る方法を、そのお父さんから習っていて、
そうしてそこによじ登ることができて
とても誇らしそうにしている。
私までうれしい。
ありがとうございます。

その兄弟が帰ってから
また別の今度は姉弟が来て、
今度は三輪車をこぎあって一緒に遊ぶ。

今日は一緒に遊べる子どもが多くて
龍晴もうれしそうだ。
よかった。

中野仲間と一緒に行く旅行と、
家族で行く旅行の宿をそれぞれ予約する。


1/24(金)
午前中は平和の森へ。
平和の森の近くにあるパン屋さんのレーズンパン(細長いかたちをしていて、龍晴は「てんぐのぱん」と呼んでいる)を
おひるごはんに食べたい、というので
おべんとうを持ってパンを買いがてら出かける。

午後に行くと殆どの商品が売り切れ、という
人気のパン屋さんなのだが、
開店とほぼ同時だったので目当てのパンも購入できた。

平和の森へ。
プイレイジムで遊んでいたのだが
龍晴の好きな場所(龍晴曰く「お店屋さんの場所」)に、
ほかの子どもが入ってくるのが許せずに
号泣する。
公園はみんなと遊ぶ場所であることを
とくとくと説くが、なかなか合点がいかず、
納得はできても実際にその状況になると
かなしい、というか、許せない、となるようで
その度に泣いたり騒いだりと
大騒ぎである。

途中で気持ちを切り替えて、
じゃあお昼ごはんでも食べようか?ということにすると
すんなりとお昼ごはんを食べ、
それからまた遊びはじめたら
もうそんなに「お店屋さん」の場所に執着をすることもなく
また嫌そうな顔をしつつも
そこに寄ってくる子どもを受け入れたりもしていたので
なんとか過ごす。

公園の小さな山のようなところを
ストライダーで登ったり坂道をくだったりを
繰り返して長い時間遊ぶ。

満足したところで、眠くなったこともあり
抱っこでぶらぶらして眠る。

ポーコアポーコさんへ。
すこしのんびり本でも読みたいな、と思っていたのだが
すうっと龍晴が起きたため、
本は読めず。
でも龍晴はご機嫌でたくさん遊ぶ。

またお風呂上がりに湿疹。
前回よりかなり酷い。
痒がってはいないものの、背中、下半身に小さなぶつぶつ。
食事が原因なのかそれ以外か。
来週は病院へ行こうかな。


1/25(土)
今日は会社員時代からの大親友のお宅に
お邪魔する日。
11月に一緒に旅行に行って以来なので
3カ月ぶりである。

3カ月ぶり。
とはいえ、おとなの3カ月はあっという間なのだが
3カ月ぶりに見た、愛娘Yちゃんはまたまたお姉ちゃんの顔になっていて、
友だちに似てますます美人さんになってきた。
(友だちはオードリ・ヘプバーンにそっくりなのである。日本人なんだけど。
ちなみに友だちを知っている旦那も、似てると思わない?と以前聞いたら、ほんまや!まじ似てる!!と言っていたくらいである)
龍晴も、おおきくなったね!と、
ここ1ヵ月くらいでめきめきと食欲が出ていることが幸いしたふっくら顔を
かわいい!とほめられてとてもうれしい。

子どもたちどうしは、
お互いに会えることをとても楽しみにしてくれていたのだが
それでもとしうえのYちゃんにたくさんがまんや無理をさせてしまって
悪かったなあと思う。
そうしてたくさんがまんや無理をできるようになったことにも
成長を感じるし、
それでもなお「また遊びにきてね」と笑顔でいってくれるところに
きゅんとする。

友だちとたくさん話しができた。
お互いの価値観を、それこそ語らなくても知っているどうしなので
ひとついえば殆ど通じる、というところが
長らくの、そうして深い友だちのよいところだと思う。

主に子育てに関しての話しをする。
私にとって彼女は大先輩で、
いろいろと学ぶことがとても多い。
というか、学ぶことばかりだ。

先日、私が龍晴に手をあげてしまったという日記を
彼女は読んでいてくれて、
そのことについても話す。

あれ以来、龍晴と私の仲は良好だ。
ちいさく叱ってしまうことはあるけれども
あんなふうに理不尽に・・・自分でも理不尽すぎると思うほどおかしくなることは
いちどもない。

そのことはとてもよかったと思うし
私にとってこの日記に書く、という行為は
やはりたいせつなことなのだなと思う。

話しは前後するが
今日、友だちは手料理をつくってもてなしてくれた。
子どもが産まれてから、
あたたかいごはんを、しかもゆっくり食べる、ということが
殆どない。
そのことをよく知っているからこその、
こころづくしのおもてなし。
ほんとうにありがとう。
豚汁も、巻きずしも、サラダも、おひたしも、
ぜんぶぜんぶおいしかったし、
一杯づつ丹念に淹れてくれたお茶も紅茶も
あたたかくやわらかくまあるい味がしたよ。
ほんとうにありがとう。

お互いにどようびは時間がある、ということで
また会おうね、と約束する。

春のようなとてもあたたかい。
そうしてこころもぽかぽかとする。
とてもよいいちにち。

龍晴の発疹はまだ治らない。


1/26(日)
あたたかい日。

今日は夫の会社に、以前、インターンシップで来てくれていた
Sくんが遊びにくる。

Sくん。
彼はとても優秀な学生で、
学生としても優秀だったし、
人間としても優秀で、学ぶべきところが多い男の子だった。

今日はSくんが遊びにきてくれるんだよ?
憶えている?と、
1歳くらいのころに一度きてくれたことを引き合いに龍晴にたずねると、
Sくん?とけいのひと?という。
そう、時計のひと!よくわかるね、というと龍晴はうれしそうに笑う。
わが家のリビングにある置き時計は、
夫と私の結婚を祝って、Sくんのご両親が贈ってくださったものだ。

卒業してからも定期的に食事に行っては
近況報告をしてくれていたのだが
子どもが産まれてからはやはり私はなかなか会えなくて
ときどき会っている夫からは
その度にげんき?とか、いまなにをしているの?とか
話しを聞いていた。

Sくんはずうっと気になる男の子、だ。
私にとって。
心配で、という意味ではなく、その逆で。
なんの心配もいらない、いまも行く末も楽しみな、という意味において。

はじめて会ったときが大学院生だったから、
どうしても「男の子」なんていってしまうのだけれども
彼はもう立派な、立派すぎるほどの社会人ではあるのだけれども。

午前中は夫と龍晴と
Sくんと食べるデザートを買いに、
またランチの席を予約するためにマルイへ。
龍晴は時計を見たり花を買ったりと楽しむ。

私と龍晴はいえに戻り、食事とお昼寝。
夫はSくんとランチ。

お昼寝から目覚め、Sくんを迎えに行きたいという龍晴といえを出ると、
ちょうどいえの階段を夫とSくんがのぼってくるところだった。

Sくんはなんだか背が大きくなったように見え、
年齢的にそんなことはありえないだろうから
たぶん彼が身に纏った質実伴う自信や経験が
そう見せているのだろう。
そのことをうれしく思う。

龍晴を交えSくんとたくさん話す。

Sくんがはじめて私たちと会ったのは
7年前、なのだそうだ。
Sくんにそれをいわれてびっくりとする。

7年!
もうそんなに時間が流れたのだ。

7年前、Tさん(夫)は30歳で、
ちょうど独立をされたときで、
7年後、ボクが30歳で、
こうして同じ中野でお会いしていて、
なんだかめちゃくちゃ感慨深くて、
とSくんはいう。

そうしてSくんはとても感慨深げに・・・それはそうだろう。
彼は夫と私がまだ恋人どうしだったころからの付き合いで、
それが結婚して子どもが産まれて、というときの流れを
ずうっと見ているのだから・・・
わが家を見つめ、眺めている。
そんなSくんの変わらぬあたたかさ、熱さに
私もぐっとなる。

Sくんからもうれしい報告がふたつ。
ひとつめは転職すること。
さらなるステップアップのために。
それは彼が30歳でこうしていたい、という、
彼が当時描いていたライフストーリーとは異なるけれども
きっと彼なりに新たに描き直したライフストーリーとして
しっくりくる場所なのだろう。
おめでとう。

そうしてもうひとつは、
結婚することにしたということ。
お相手のFちゃんはまだ会ったことがないのだが
学生の頃からお付き合いをしている子だ。
そのこともまたうれしく思う。
おめでとう。おめでとう。

おだやかにあたたかく時間が過ぎて
次のアポイントがあるんです、と
たぶんほんとうではないことをいって
彼はわが家を辞す。
そんなところも変わらないなあと思う。

駅まで送りながら龍晴は
Sくん帰らないほうがいい(帰らないで)といって泣く。
龍晴のそういう反応は珍しい。
Sくんの波長と龍晴の波長と
そうして夫と私のSくんへの信頼が
そうさせているのだろう。
それもまたうれしいことだ。

次に会うのはいつだろうか。
7年後といわずまた近々。
会いたいなあと思う。

午前中はあたたかかったのだけれども
そとに出るとまた冬が戻っている。
それでもこころはぽっとあたたかい
春のようないちにち。

ありがとう、Sくん。
1/14(火)
寒い。
さらにまた寒さが増している。

午前中は新井薬師へ。
お寺と公園で今日も遊ぶ。
併設の児童館や休みで、
今日は三輪車を借りて乗るのだと張り切っていただけに
ものすごく絶望的な気分になったらしく
長い時間号泣していた。
が、なんとか気を取り直して
また岩の築山で工事ごっこをする。
3歳前後の子たちがちらほらといたので
一緒の遊べて
龍晴も満足の様子。
ブランコを押してあげたりしていてかわいらしい。

お昼寝後はめずらしくどこも出かけず、
いえでのんびりとする。

夜、防災グッズの見直し。


1/15(水)
それにしても寒い。
どうやらこの冬いちばん、の寒さらしい。

でも龍晴にも私にも
寒さは出かける障害にはならないし
龍晴は今日は新井薬師の児童館がやっと開いて
のりものを借りられると知っているので
朝からずうっとうずうずとしている。

9時過ぎに早速、ストライダーで
新井薬師のお寺と公園へ。
築山で工事ごっこ。
今日はいえから持ってきた、
「工事のおじさんが工事で使う機械」を使って
岩を工事したりする。
ハルカちゃんという1歳半の女の子・・・以前、この公園で一緒に遊んだ子・・・がまた来ていて
一緒にすこし遊ぶ。

ランチはポーコアポーコさんへ。
今日は11時の開店と同時にお邪魔できたので
ゆっくり食べ、遊ぶ。

お昼寝をしながら帰宅。
すぐに目覚め、またポーコアポーコさんへ行きたいというので
ふたたび参上する。

ポーコアポーコさんのすぐ脇に
急な坂道があるのだが
龍晴はそこをストライダーで全力疾走して降りるのがとても好きだ。
自動車もたまにではあるが通る道なので
一緒にいるこちらはひやひやとして仕方ない。
まったく。

雪が降るのかと思ったが
結局、降らなかった。



1/16(木)
白いトランポリンのある公園へ行きたい!と
昨日、晩ごはんのときに龍晴がいっていて、
それは昭和記念公園だね、それなら明日、行こうか?と
話していたのだが、
今朝になったらどうやらその会話は忘れてしまったらしく
今日は城山公園へ行きたい、という。

昭和記念公園は家からは遠いのと
せっかく行くのなら夫とも一緒に行きたい場所なので
それならば、と話しは蒸し返さずに
城山公園へ行く。

この寒さともなると
しかし朝の公園はどこも連日、閑散としている。
ほんとうは子どもたちが複数いるところで遊ばせてあげたいのだが・・・と思っていると
龍晴よりも1歳くらい小さな女の子がやってきたので
一緒に滑り台をしたり砂場で遊ぶ。
そのうち近くの保育園の子たちもきたので
にぎやかになる。
よかった。

ひとしきり遊んでから帰宅。
おなかが空いているのに
ストライダーで「とおまわりをする!」と張り切っていつもと違う道を通り、
途中から泣きそうになっていた。
ほうらね~。

お昼ごはんを食べ、
お昼寝をしてから
龍晴のリクエストでマルイへ。

最近、どこへ行くのもストライダーなのだが
今日はタクシーのうんてんしゅさん、になり切っている。

かつらおおはしまでですね、わかりました!といって出発し
(桂大橋は京都の婚家の近くの橋で、タクシーで行くときの目印なのである。
龍晴はそれを憶えているらしい)
つぎのしんごうをみぎにまがります!とか、
ふじさんがみえますよ、などといっていてかわいらしい。

マルイで時計を見てからカフェでお茶をし、
それからいくつかのお店で買い物をしてから帰宅する。

いえでカフェごっこ。
龍晴はカフェのお姉さん役がとても気に入っていて
(だってりゅうはかみがながいでしょう?だからおねえさん!と、
ちっとも長くない髪のうしろをじぶんでマルイのカフェのお姉さんたちのようにうしろでひとつに縛ろうとつかんでいて笑える)
トレーにコップを載せて運んだり
注文をとったり
会計をしたりしている。
私はお客さん役で
なんばいも龍晴がいれてくれる珈琲とアップルジュースとオレンジジュースを飲んだのであった。

O教授から文学部キャンパス(現在は文化構想学部といったかな?)の伐採された木は、
スロープの右側のメタセコイアではなく
左側のほうです、という連絡をご丁寧にいただいた。
ありがとうございます。


1/17(金)
今朝、龍晴は5時半に起きた。
5時半・・・。
まだ夜ですよ、どちらかというと。

午前中は平和の森へ。
中野仲間と集合する。
たくさん走りまわり、ランチは近くのパスタ屋さんで
みんなで食べる。
たのしい時間。

散会後、龍晴は朝早かったこともあり
すぐに眠ったので
ポーコアポーコさんへ休憩をしに行く。
あたたかいミルクティを淹れていただき、
本を読んだりする。
至福。

目覚めてから、新井薬師へ行きたいというので
新井薬師の公園へ。
はじめて乗る汽車かたちのコンビカーがあり、
それを気に入ってずうっと乗る。

小学校1年生、というふたりぐみのおにいちゃんにも
ブランコを押してもらったり
一緒に遊んでもらい、
楽しく過ごす。

帰宅後、いえでカフェごっこ。
いちにち楽しく過ごす。


1/18(土)
今日はスイムの振替の日。

朝のさんぽは近くのスーパーマーケットまで
夫を見送りがてら行き、
バスに乗りたい!という龍晴と
バスで駅まで行ってからスイムへ。
観覧席でおべんとうを食べる。

久しぶりのスイムなのだが
とても楽しそうにしていて
うれしく思う。

お昼寝は抱っこのまま、1時間弱。
高田馬場のカフェ、
ウルスラに寄ってから夫のオフィスへ。
こちらも年末以来。

ひさしぶり!といって龍晴はとてもうれしそうにしている。

中野駅からは
みんなでぺんちゃんのかいだんをみて
さかみちをはしろうよー!という龍晴のリクエストにこたえて
線路沿いの道を歩き、
坂道を走り降りる。

夫はフットサルヘ。

今夜は雪が降るらしい。
明日は龍晴に雪を見せてあげられるかしら。


1/19(日)
朝。
うっすらとでも雪が積もっていないかなと
期待してカーテンを開けたのだが
まったくどこにも銀世界がなかった。

あまりにも雪が多いと辟易とするくせに
まったく降らないとそれはそれで淋しい。
勝手なものだ。
ゆき、ふらなかったね?と龍晴にいう。

龍晴は最近、ストライダーに乗るといつもタクシーの運転手さん、という役どくろをしているのだが
かつらおおはしですね、わかりました!
と行き先を確認したあとは
(行き先は常に桂大橋である)
きょうははれてますねーとか
きょうはあめですねーとか
必ずいっている。
タクシーの運転手さんと私は、そんな会話をしていたことがあるのだろうか。

子どもの話すことや言葉遣いから
身につまされてはっとすることが多々あるまいにちだ。

朝のさんぽは新井薬師へ。
しかしものすごーく寒く、
まあ寒いのはよいのだが風が強く、
公園の土ぼこりがまともに目に入る。
龍晴の目にも入り、いたいいたいといっているので
退散。

夫の買物に午前中いっぱいを費やし、
ランチはパスタキッチンへ。
龍晴はパスタ食べる?とたずねてもいらない!というので
持っていったおべんとうを食べる。

マルイに寄ってから、
帰宅。
龍晴は帰宅途中に眠る。

目覚めてからマルイのカフェに行きたい!というので
(龍晴は最近、マルイのカフェに勤めているおねえさん、という設定になっていることが多い)
またみんなでマルイに逆戻りし
カフェで暫くお茶を楽しむ。

あちこち寄ってから帰宅。

それにしても寒いいちにちだった。