1/27(月)
龍晴の発疹がまだ治らないので
スイムはやめにして午後、病院へ行くことにする。

午前中は近くの公園へ行き
すべりだいを滑ったり
追いかけっこをしたりする。

その公園から、以前、いちどだけ行ったことがある
別の公園への道が見えているのだが(そうしてそれを龍晴に指摘されるまで
私は気付かなかったのだが)
龍晴はそれに気付くと、
その公園へいこうよー!という。
そうだね、行ってみようか?と出かける。

久しぶりのその公園は
小学生仕様で、2歳になったばかりの頃の龍晴には
難易度が高いものだった。
それがもうするすると殆どすべての遊具を使いこなせるようになっている。
成長してるなあ。

クリーニング屋さんとスーパーマーケットに寄ってから帰宅。

お昼ごはんを食べ、
お昼寝後、
警察病院へ。

しかし診断はなにかのウィルス性皮膚炎で、
心配いらなく、薬も不要で(飲んだら早く発疹が消えるかも知れませんがおそらくいりません、どうします?といわれ、いらないと断った)、
プールも外出もだいじょうぶ、といわれる。
そ、そうなんだ。
よかった。

龍晴は大好きな警察病院へ行けて
満足そうである。
(この病院の小児科の診察室や、おおきな吹き抜けや吹き抜けに面した透けているエレベータが
龍晴は大好きだ)

病院を出てから、
いえのそばに新しくできたカフェへ。
今日が開店日で、なんと第1号の客となった。
龍晴は牛乳を、私は珈琲をいただく。
キレのあるさっぱりとした味わい。
サイフォンの珈琲だった。
近くにカフェができてとてもうれしい。
龍晴とも、いつ開店するのかな?とまいにち楽しみにしていた。

龍晴は今日できた、とわかるなり
カフェでお茶しようよ~といっていておかしかった。

暫く楽しんでから帰宅。

龍晴の皮膚炎が心配していたようなものでなくて
ようやっとほうっとする。


1/28(火)
すっきりと気持ちの良い朝。

ここのところ龍晴はいろいろなところで成長をみせている。
たとえば自分はもっとこうしていたいのだけれども
母さんがこういっているからがまんしようかな、というような。

龍晴は毎朝、起きてから
私とひとしきり遊ぶ時間をたいせつにしている。
カメラの動画を見たり、本を読んだり、抱っこをして遊ぶようなこと。
でもそれをずうっとしていると
私は朝ごはんの準備ができなくてとても困る。
以前はそのせめぎ合いだったのだが
最近は、少ししてから「母さんそろそろごはんの準備がしたいな~」というと
数拍あとに「ごはんつくっていいよ~」とにこにことこたえる。
そんなふうなこと。

今日は新井薬師の縁日なので
新井薬師へ出かける。
本堂で参拝。
龍晴が新しい質問・・・どうして仏像は半眼なのか、というもの
をお坊さんにしたいといっていて、
質問を練習していたのだが
土壇場で母さん!(代わりに質問して)といわれたので
代わりに質問する。
丁寧に回答していただき、
その方は以前、興教大師のことを教えてくださった方だったので、
今度の疑問も解けてよかったね、というようなことをおっしゃられた。

暫くしてから公園へ。
よく一緒になる保育園の子たちと
また一緒に遊ぶ。
龍晴も保育士さんたちと馴染みだし
保育園の子たちも私と馴染みなので
それぞれまじわりながら遊ぶ。

新しくできたカフェでランチ。

帰宅後、干しておいたふとんをひっくりかえしたりする。
龍晴はその手伝い。

お昼寝後、ポーコアポーコさんへ。
もっと遊びたい龍晴と、帰宅直前にもめたが
いいよ、とすこし遊ばせると
次にこえをかえたタイミングで
帰る!と自分から片づけをしてくれた。
ありがとう、龍晴。

きょうりゅう、えらかったよね、と
自分でいっていてかわいらしかった。

トトロのさんぽの替え歌を
ふたりでうたい、
げらげら笑いながら帰宅する。
しあわせな夕方。

なんだか私のアトピー性皮膚炎が・・・妊娠中に発症したものなのだが・・・
いちぶ、復活したような気がして仕方ない。
あの恐ろしい皮膚炎との格闘の日々。
ああどうかどうかそんなことになりませんように。



1/29(水)
やはり疑念の余地なく
アトピー性皮膚炎復活の模様である。
こうなった以上は早めに対処して、
でき得る限りのところまで改善させるしかない。
原因は恐らく乾燥、そしてカフェイン。

ここのところカフェイン復活!で、
いえでもそとでも珈琲や紅茶や緑茶を飲むようになっている。
カフェインを摂取してもアトピーが酷くならないひともいるだろうが
私の場合はカフェインが悪化の一因であるように思う。

しかし復活!してしまった以上、
また珈琲を飲まなくするのはなかなか難しい。
ので、暫くはデカフェを飲むことにしようと思っている。

龍晴と久々にもめる。
龍晴はいえのリビングの明かりを最大限に点けておくことが好きだ。
わが家はリビングダイニングキッチンなので、
キッチンのあかりとリビングのあかり、
合計2個をそれも最大限に、いえにいるあいだは点けていたがる。
早朝や夜ならともかく
まったくもって明るい日中・・・わが家はものすごーく日当たりがよいので
昼間はかなり明るいのだが・・・に
それをされると、なんだかなあ、という気持ちにとてもなる。
ので、そろそろ頃合いかと、
もうふたつでんきを点けっぱなしにするのはやめようね、と話しをしたのだが
それがとても嫌だったらしく、
どうしても2つつけていたいと譲らない。
しかしこれは私も譲れないところだなと判断し、
わかるまで話しを続ける。
わかるまで、というのはひとことで済むが、
その道程はなかなかたいへんだ。
最終的に龍晴は号泣し、そうしてどうしても龍晴も私も譲らなかったので
力関係で私が勝利?し(暴力、という意味ではなく精神的な、という意味です)
昼間はでんきは1つにする、ということで合意。
やれやれ。
結局30分も話合いに費やしました。ふう。

仲直りをしてから
新井薬師へ。
お寺と公園で遊んでから
ポーコアポーコさんへ行く。

ランチをいただき、暫く遊び、
帰宅途中に眠る。

目覚めてからもういちど、
ポーコアポーコさんへ。
2時間ほどたっぷり遊び、
最後は帰る!と自分からいってきたので
ほうっとする。

いえに帰ると夜。
でんきをつけて?と龍晴に敢えて水を向けると、
よるとあさはふたつ?ひるはひとつ?というので
そうだよ、よくわかっているね、えらいね、とたくさん抱っこをする。


1/30(木)
今日は美容室へ行く日、である。

子育てをしていて困ることのひとつは
美容室へなかなか行けないことではないだろうか。
子どもを預けられる先があるなら話しは別だが
わが家のように平日母子家庭のようないえの場合は、
カットだけでも1時間、カラーリングを入れたら2時間、
パーマをかけたら3時間、かかる美容室へはなかなか行けないし、
かかる時間を考えて、したいヘアスタイルをがまんしていることが殆どだ。
それでも以前に比べるとだいぶ美容室のなかで待っていられる時間が増えたことと
私が行っている高円寺の美容室には個室のキッズルームがあり
子どもを遊ばせながら髪をみてもらえること、
また美容師さんもアシスタントさんも気さくに子どもと接してくれることから
龍晴がその美容室を気に入っていることから、
数ヶ月にいちど、カットとカラーリングに行けるようになった。

朝。
きょうこうえんじへいくひ?
と目覚めるなり龍晴はいう。
そうよ~とこたえると、
すぐにいこう!と張り切っている。

美容室の予約は14時半からである。

まだ開いていないから、朝ごはんを食べて、さんぽをして、おひるごはんを食べて、休憩をして、それからいこうね?とこたえる。
そんなやりとりを朝からなんどもする。

朝ごはんのあとにまたすぐに行きたい、という感じだったので
家事だけ済ませてから
さんぽは高円寺ですることにする。

歩いているうちに高円寺中央公園の存在を思い出したので
そこを目指す。
龍晴は保育園の子たちと混ざって
砂場で「もちつき」をして遊ぶ。
保育園の子たちが園に帰ってからも暫く遊び、
カフェでお昼ごはん。
龍晴は持ってきたおべんとうを食べる。
商店街をさんぽしてからまたカフェで休憩。
龍晴はお昼寝を1時間。
あたたかい空気に眠りそうになる。

14時過ぎに美容室へ移動。
龍晴はDVDを見せてもらったり
置いてある電車のおもちゃで遊んだりして過ごす。
結局2時間以上かかったのだが、
いちども帰ろうよ~ということなく過ごせてとても助かった。

帰りはタクシーで。
思いのほか道が空いていてこれまたとても助かった。

龍晴はタクシーに乗ると
目的地周辺だが微妙に違う場所で
このあたりでとめてください!とか
こちらでけっこうです!とか
妙にはきはきと、それも大声でいうので
運転手さんを戸惑わせることが多い。
今日もまたそんなことをしていた。

いちにちそとに出ていたせいか
疲れが出ている。

しかし明日は夫は出張、
私は病院の梯子でまたいちにち外出だ。
がんばろう。


1/31(金)
病院の梯子ディ。

午前中は新橋のW内科クリニックへ。
昔勤めていた会社の、私と同年代かそれ以上のひとが
このクリニックの名前を聞いたら
まず間違いなくああ~!ということ請け合いの病院である。
私も勤めていた頃からお世話になっていて、
○○(会社名)のひとに会社休んで寝ていなさいって言っても無駄だからねえ~と
いつも笑いながらおっしゃっていたっけ。
W先生には、会社を辞めてからも毎年・・・妊娠中と授乳中を除いて・・・花粉症を抑制する注射を打ってもらっている。
シーズン中は3週間に1度の通院だ。
今シーズンは2回目。

通勤ラッシュの中央線に乗り、
なんとか東京駅へ。
龍晴の好きな京浜東北線に乗り換えて新橋へ。
懐かしい新橋の街並みだが
過言ではなく9割のお店は残っていない。

注射を打ってもらい(龍晴は今日は病院の先生、という役どくろだったので、
先生の一挙手一投足をじいっと観察していた)、
ここからささっとタクシーにのっちゃわない?
という龍晴の誘惑に負け
タクシーで東京駅へ。
丸の内口につけてもらうと中央線への乗り換えがとても楽なのだ。

中野に着いて、カフェでランチを、
龍晴はおべんとうを食べてから
スーパーマーケットに寄って帰宅。

いえで龍晴はお昼寝。
1時間。

いちにち出ずっぱりの準備もしていたのだが
やはりいちどいえに帰ると、
私の体力消耗度がぜんぜん違う。

起きてから本屋さんへ行き、
そのすぐ傍のT皮膚科の午後の診療受け付けが開くのを待って
皮膚科へ。
こちらの皮膚科は妊娠中にいちど、お世話になっている。
あのときの子が出てきたわけですね!と
先生はにこにこしながらおっしゃる。
そうなんですよ、出てきたんですよ。
龍晴はここでも先生の動きを凝視。

ふたたびスーパーマーケットと、
いくつかのお店に立ち寄ってから帰宅する。

龍晴はいえで病院ごっこに暇がない。

夫は朝から九州へ出張である。

夕方。
玄関にあかりを灯そうとして
あ、今日はその必要はないのだとはっとする。
玄関を通るたびにその暗さに毎回毎回
夫の不在を思う。
たったひとばんの不在なのに。
不在だから。
早く帰ってきてほしいと私は思う。

そうして残念なことに
やはり私のアトピー性皮膚炎は
復活してしまっているようだ。
あああ。
それでもまだ一部でとどまっているので
これを契機にあちこち再発しないことを
万全の態勢でケアするのみである。

私と同じ妊娠性の皮膚炎で悩んだみなさま!
冬場の乾燥は要要要要要注意。ですよ!


2/1(土)
朝。
とうさんは?とたずねる龍晴に
とうさんは出張だよ?とこたえると
とうさんいたほうがいい!と半泣きになる。
いつもは夫がいたところで
母さ~ん!となるのにね。

龍晴とふたりの朝ごはん。
とうさんといっしょのほうがいい、となんどもいい、
龍晴が毎日とても楽しみにしている
唯一見ているテレビ番組も、
見る?ときくと、
とうさんといっしょじゃないからみない、といい、
(いつも夫がチャンネルを合わせたり、録画の再生をしたりしている)
夫が聞いたらおおよろこびしそうなふるまいである。
(が、ほんとに見なくていいの?もう出かけちゃうよ~といったら
やっぱり見る!といって見ていた)

朝のさんぽは新井薬師へ。
お寺で参拝をし、公園へ。
のりものを借りてたくさん遊ぶ。

どようびはおおきな子たちも来ているので
龍晴はうれしそうだ。
滑り台やブランコでも遊び、
たくさん遊んでから近所のカフェへ。

今日はポーコアポーコさんへ行く予定にしていたのだが
私の体調が・・・アトピー性皮膚炎と偏頭痛・・・優れず、
あたたかい部屋で座っているとむしろ悪くなるものなので
お邪魔するのを辞めにしている。

近所のカフェには、
ご主人の小学校6年生になるお子さんがいらしていて
龍晴に持っていたゲームを触らせてくれたりする。
(龍晴になにかのボタンを押させてくれたのだが、
その結果、ものすごーくレアなキャラクターが出た、と
お子さんはとても喜んでいた)

お昼ごはんを食べ、
(龍晴は持ってきたおべんとう)
帰宅後、お昼寝。
今日は1時間とちょっと。
ここ数日、1時間をすこしうわまわって眠っている。
疲れているのだろうか。

目覚めたくらいで夫に連絡をすると
もう事務所に戻っていて、
事務所に行ってもいい、ということだったので
龍晴にそれを伝えると、
小踊りせんばかりに喜ぶ。

というのも、夫の出張土産を
最近大好きな「北風小僧の寒太郎のCD」にお願いをしていて、
もちろん出張中にそれを求めることは難しいから
私がアマゾンで買っておいたものなのだが、
それを受け取れる、からである。

なにしろ龍晴は今朝、夫に電話したときも
かんたろうのCDは?とおはようの前に数回聞いていたし
カフェのご主人にもお子さんにも
かんたろうのCDがもらえるんだよ、と話していたくらいである。

オフィスに着いて、
夫の顔を見るや案の定
かんたろうのCDは?とおおきな声できくので
笑ってしまった。

夫からお土産、ということで
CDを受け取った龍晴は
夫からプレイヤーを借りてなんどもなんども
「北風小僧の寒太郎」を聴く。

みんなで帰宅。
夫はフットサルヘ。
龍晴は寝るまでずうっと、
何十回も寒太郎を聴いている。


2/2(日)
今日はやっと「父さんがずうっといっしょにいられる日」である。

龍晴は毎日、夫に、
今日はずうっといっしょにいられる日?と
たずねる。

平日の夫は龍晴が目覚めている時間は
1日1時間ちょっとしかいえにいないし、
どようびも仕事とフットサルで自宅滞在時間は2時間もない。
唯一、にちようびが1日、家族で過ごせる日で、
龍晴はその日をこころまちにしている。
ようである。

ようである、というのは
そんなにちようびでも実際に夫とふたりでどこかにでかけたりはしないし
夫とふたりで遊んでいてもすぐにかあさ~んとやってくる。
たぶん龍晴は、龍晴と夫と私と、
家族で過ごせる日がうれしいのだ、と思う。

さてそんな、
ずうっといっしょにいられる日。

朝のさんぽは近くの公園へ。
先日行った、難易度が高い遊具があるところで、
今日も閑散としている。
途中から小学校2年生だという男の子がやってきて、
しかもとても運動神経の良さそうな子だったので
(聞けば学年で3番目に足が速いのだそうだ)
その子の動きをいろいろと真似たりして
龍晴は楽しく遊ぶ。

1時間ほど遊んでから、
「2月になったら買ってもらえる」おべんとうばこを買いに、
サンモール商店街へ。

龍晴はいっとき、欲しい欲しい病で、
何を見ても欲しいとか買ってとかいっていた。
基本的には応じないのだが、
とくべつなときには理由をつけたり、特別だよ、といって応じることもある。
買ってもらえないとわかっていても
欲しい買って攻撃をするので
(それがたいして欲しくないに違いない、
ぱっと目についただけのものでも)
辟易とすることもあった。

この1月のあたまのこと。
どうしても欲しいとせがんだ消防車のかたちのおべんとうばこを、
昨日、○○を買ったばかりだから、
では2月になったら買おうね。
ということにした。

2月?
と龍晴はたずねる。
龍晴は時計が好きなだけあって、
数字や時間の概念が好きだ。

そう2月。
いま1月の○日でしょう。
カレンダーではここだよね。
明日はこの日で、あさってはこの日。
それで2月になったら、
かならずおべんとうばこを買いに行こうね。
それは約束するよ?

と、いえに帰ってからも何度も説明をした。

それ以来、龍晴の
欲しい病がほとんどすっかり治ったのである。

龍晴の欲しいおべんとう箱を置いているお店は
商店街の真ん中にあるから、
もちろんなんどもその店先を通るのだが、
そういうときは欲しい、というようなことをいうものの、
2月になったら必ず買いにこようね、というと
わかった、とうなづく。

たいして欲しくないものを欲しい、というのも治ったし、
とても欲しいものを目にしても、
でも2月になったらおべんとうばこを買うから、
いまこれを買ったらおべんとうばこは買えないよ?と話したら、
しまいにはなにかを欲しい、ということも
ほとんどなくなったのだ。

そうして満を持しての2月。
りゅう、明日、2月になるよ?
おべんとうばこを買いに行こうね?というと
龍晴はぱあっとうれしそうな顔になり、
いく!と笑う。
たとえ忘れていたとしても、
おべんとう箱に関しては、きちんと私から、
2月になったよ?よくがまんしたね、と伝えたいと思っていた。

しかし!
商店街のそのお店に行くと、
なんと買おうと思っていたものがない。
お店の方にたずねると、なんと品切れ、という。
しかし近々、また入荷するとのことでほうっとする。

近くのカフェでお茶をしつつ
龍晴は持ってきたおひるごはんを食べ
帰宅後、お昼寝。

午後は荻窪のスーパー銭湯へ。
前にきたときはお風呂に長く入りたがらなかったのだが
今回はゆっくり入ってくれて
私ものんびりとお風呂を楽しめた。

晩ごはんを食べてから帰宅。
龍晴はいえのお風呂にも入りたい!と泣いていた。
子どもの感覚って不思議。
さきほどおおきいお風呂に入ったからいいじゃない、というわけには
いかないんだなあ。