1/20(月)
今日は昨日ほどは寒くない。

スイムの日なので、
朝のさんぽはしないでおこうと思っていたのだが
友だちから話したいことがある、というメールがきたので
城山公園へ。

子どもたちを遊ばせて
集まった友だちと話しをする。

スイムへ。
財布を忘れて慌てていえに帰ったので
遅れてしまった。
(しかも財布は結局、忘れていなかった・・・)
なんとか龍晴の好きなダンスにぎりぎりで間に合う。

今日は寒さも手伝い、
龍晴のほかは1組しか生徒がいない。
ほとんど貸し切りのプールで
たくさん泳いだり遊んだりする。

お昼寝後、紅葉山公園へ。
砂場にいた男の子と遊んでいたのだが
顔に思いっきり強くたくさんの砂をかけられ
(そうするとどうなるのか、ということを、その男の子は知らなかったようである)
目に大量の砂が入り、
なかなか大変な事態に。
水道で目をすすいだが
細かい砂はなかなかとれず、
痛い痛いと泣くのもかわいそうで
シャワーをしに急いで帰宅する。

いえでカフェごっこなどをして遊ぶ。



1/21(火)
午前中は新井薬師へ。
お寺で参拝してから公園へ。
今日は児童館でなにか催しがあるらしく
龍晴よりも1歳ほど小さな子たちがたくさん来ているが
そとで遊んでいる子どもは疎らだ。

近くの保育園の子たちが来ていて
混ざって遊ぶ。
滑り台を
こまちごう!はやぶさ!などといいながら滑っている子がいて
それが楽しかったらしく
負けじとはやぶさ!つばさ!!などといって滑り降りていた。

帰宅後、お昼ごはん。
焼そばを食べてみたいというのでつくったのだが
案の定まったく食べず。
いつものことなのだが
龍晴は決まったものしか食べようとしない。
幼稚園に行くまでに克服してほしいのだが。
どうなることやら。

お昼寝後、龍晴のリクエストで
本屋さんへ。
本を読んだり遊んだりしてから
スーパーマーケットといくつかのお店に寄って帰宅する。

雨が降りそうな天気で
いまにもあめがふりそう!はやいーでかえろう!と龍晴は
ストライダーを早足でこいでいた。
今日の龍晴は「しょうぼうしさん」が役どころで、
梯子車を運転しながら消火活動をしに行く、という設定だったらしいのだが、
あちこちで「○○が燃えてます」とか「あの○○が入っているビル、燃えているでしょう?」などと大声で物騒なことをいっていて
どきどきしてしまった。

今夜はいよいよ雪が降るらしい。
でもそれほど冷え込んではいない。

龍晴は、
ゆきがふったらゆきだるまつ~くろうっと。
ゆきだるまをかざってお~こうっと。
などといっていたがどうなることやら。



1/22(水)
と思ったら。
今日もまた1ミリも雪が降った形跡なしの朝である。

朝のさんぽは今日も新井薬師へ。
消防署の方々がお寺で演習をしていて
「しょうぼうしさん」を今日もしていて
てっきり消防士さんが苦手なのを克服したのかなと思っていたのだが
やはり本物の消防士さんは苦手らしく
半泣きで抱っこして抱っこしてと言っていた。
たぶんあのきりりとした雰囲気が怖くうつるのではないかと思う。

公園に着いたらなんとか元気を取り戻し
三輪車で今度は「バスのうんてんしゅさん」をやっていた。

ごじょうしゃありがとうございます
おきをつけておすわりください
などと言っていてかわいらしい。

そういえば先日は、
しんじゅく~しんじゅく~
やまのてせん、しょうなんしんじゅくらいん、さいきょうせん、おだきゅうせん、けいおうせんはおのりかえです、
とかなんとか、総武線が新宿駅に入線したときのアナウンスをいっていて
子どもってそういうのもきちんと聞いて憶えているんだなあと感心した。

ひとしきり遊び、
ランチはポーコアポーコさんへ。

最近の午前中の公園は、1歳から1歳半くらいの女の子が中心で
男の子は殆どいないんですよね、というような話をしたら、
それは男の子はいちど外へ出すとなかなか帰らなくてお母さんが大変だからじゃない?寒いし、ということをおっしゃる。
なるほど、そういうことか。
それも一理あるかも。

龍晴は帰ろう、とか、
どこどこへ移動しよう、というと、
もうすこし!とかずうっといる!とかいって
たいてい抵抗するのだが
それでも、あと5回ね、とか、○時になったらいこうね、と重ねると
すぐにいこう!といってくるので
どこへでも連れて行きやすい。
でも龍晴が聞きわけがいいのは、
それは私が怖いせいなのかなあ、とご主人にいうと、
そうじゃなくて、龍晴くんはいつもあちこちに連れて行ってもらっているし、
またすぐに来られることをわかっているから、
もっと遊びたいとか、もっとここにいたい、というのがないんじゃないの?といわれて
うれしくなった。
ほんとうにそうだったらうれしいなと思う。

帰宅中にお昼寝。
しかしすぐに目覚めてしまう。
今日はお昼寝、20分ほど。

午後は郵便局へ転送してあった龍晴の本を取りに行き、
スーパーマーケットに寄ってから帰宅する。

今日は絵本づいていて
ぜんぶで20冊くらいの絵本を読んだ。
(いつもは寝る前に読むのを含めて数冊)
最近は自分でページをめくりながら
憶えている文章をいったりしている。
成長しているなあ。


1/23(木)
朝のさんぽは城山公園へ。
タイちゃんとKちゃんと待ち合わせる。
待ち合わせは10時くらい、だったのだが
龍晴は10時前には着いていたし、タイちゃんたちは10時半を過ぎたので
実際、一緒に遊べたのは1時間ほどだったのだが
それでも砂場だったりブランコだったり滑り台だったりを
楽しむ。

今日はタイちゃんが来るくらいまで公園がとても空いていたので
母さんもいっしょにすべろう?と誘われ、
混んでいるときは断るのだが
今日は一緒に滑り台をする。
龍晴はとてもよろこぶ。
こんなことだけで最大級にうれしくなれるなんて。

お昼ごはんをいえで食べてから
お昼寝。
今日は1時間ほど。

目覚めてから新井薬師へ。

すこしとしうえの男の子と、そのお兄ちゃんがいて、
一緒に遊んでもらう。
ときどき公園で一緒になる兄弟なのだが、
たいてい土曜日や平日の夕方はお父さんと一緒に来ている。

公園に来るお父さんの子どもへの接し方、というのは
なかなか参考になるところが多い。
たとえば母親ならついつい手を貸してしまうところを、
それくらいできるだろ?と突き放してしまうところとか。

龍晴は自分では登れない丸太のうえに
ひとりで登る方法を、そのお父さんから習っていて、
そうしてそこによじ登ることができて
とても誇らしそうにしている。
私までうれしい。
ありがとうございます。

その兄弟が帰ってから
また別の今度は姉弟が来て、
今度は三輪車をこぎあって一緒に遊ぶ。

今日は一緒に遊べる子どもが多くて
龍晴もうれしそうだ。
よかった。

中野仲間と一緒に行く旅行と、
家族で行く旅行の宿をそれぞれ予約する。


1/24(金)
午前中は平和の森へ。
平和の森の近くにあるパン屋さんのレーズンパン(細長いかたちをしていて、龍晴は「てんぐのぱん」と呼んでいる)を
おひるごはんに食べたい、というので
おべんとうを持ってパンを買いがてら出かける。

午後に行くと殆どの商品が売り切れ、という
人気のパン屋さんなのだが、
開店とほぼ同時だったので目当てのパンも購入できた。

平和の森へ。
プイレイジムで遊んでいたのだが
龍晴の好きな場所(龍晴曰く「お店屋さんの場所」)に、
ほかの子どもが入ってくるのが許せずに
号泣する。
公園はみんなと遊ぶ場所であることを
とくとくと説くが、なかなか合点がいかず、
納得はできても実際にその状況になると
かなしい、というか、許せない、となるようで
その度に泣いたり騒いだりと
大騒ぎである。

途中で気持ちを切り替えて、
じゃあお昼ごはんでも食べようか?ということにすると
すんなりとお昼ごはんを食べ、
それからまた遊びはじめたら
もうそんなに「お店屋さん」の場所に執着をすることもなく
また嫌そうな顔をしつつも
そこに寄ってくる子どもを受け入れたりもしていたので
なんとか過ごす。

公園の小さな山のようなところを
ストライダーで登ったり坂道をくだったりを
繰り返して長い時間遊ぶ。

満足したところで、眠くなったこともあり
抱っこでぶらぶらして眠る。

ポーコアポーコさんへ。
すこしのんびり本でも読みたいな、と思っていたのだが
すうっと龍晴が起きたため、
本は読めず。
でも龍晴はご機嫌でたくさん遊ぶ。

またお風呂上がりに湿疹。
前回よりかなり酷い。
痒がってはいないものの、背中、下半身に小さなぶつぶつ。
食事が原因なのかそれ以外か。
来週は病院へ行こうかな。


1/25(土)
今日は会社員時代からの大親友のお宅に
お邪魔する日。
11月に一緒に旅行に行って以来なので
3カ月ぶりである。

3カ月ぶり。
とはいえ、おとなの3カ月はあっという間なのだが
3カ月ぶりに見た、愛娘Yちゃんはまたまたお姉ちゃんの顔になっていて、
友だちに似てますます美人さんになってきた。
(友だちはオードリ・ヘプバーンにそっくりなのである。日本人なんだけど。
ちなみに友だちを知っている旦那も、似てると思わない?と以前聞いたら、ほんまや!まじ似てる!!と言っていたくらいである)
龍晴も、おおきくなったね!と、
ここ1ヵ月くらいでめきめきと食欲が出ていることが幸いしたふっくら顔を
かわいい!とほめられてとてもうれしい。

子どもたちどうしは、
お互いに会えることをとても楽しみにしてくれていたのだが
それでもとしうえのYちゃんにたくさんがまんや無理をさせてしまって
悪かったなあと思う。
そうしてたくさんがまんや無理をできるようになったことにも
成長を感じるし、
それでもなお「また遊びにきてね」と笑顔でいってくれるところに
きゅんとする。

友だちとたくさん話しができた。
お互いの価値観を、それこそ語らなくても知っているどうしなので
ひとついえば殆ど通じる、というところが
長らくの、そうして深い友だちのよいところだと思う。

主に子育てに関しての話しをする。
私にとって彼女は大先輩で、
いろいろと学ぶことがとても多い。
というか、学ぶことばかりだ。

先日、私が龍晴に手をあげてしまったという日記を
彼女は読んでいてくれて、
そのことについても話す。

あれ以来、龍晴と私の仲は良好だ。
ちいさく叱ってしまうことはあるけれども
あんなふうに理不尽に・・・自分でも理不尽すぎると思うほどおかしくなることは
いちどもない。

そのことはとてもよかったと思うし
私にとってこの日記に書く、という行為は
やはりたいせつなことなのだなと思う。

話しは前後するが
今日、友だちは手料理をつくってもてなしてくれた。
子どもが産まれてから、
あたたかいごはんを、しかもゆっくり食べる、ということが
殆どない。
そのことをよく知っているからこその、
こころづくしのおもてなし。
ほんとうにありがとう。
豚汁も、巻きずしも、サラダも、おひたしも、
ぜんぶぜんぶおいしかったし、
一杯づつ丹念に淹れてくれたお茶も紅茶も
あたたかくやわらかくまあるい味がしたよ。
ほんとうにありがとう。

お互いにどようびは時間がある、ということで
また会おうね、と約束する。

春のようなとてもあたたかい。
そうしてこころもぽかぽかとする。
とてもよいいちにち。

龍晴の発疹はまだ治らない。


1/26(日)
あたたかい日。

今日は夫の会社に、以前、インターンシップで来てくれていた
Sくんが遊びにくる。

Sくん。
彼はとても優秀な学生で、
学生としても優秀だったし、
人間としても優秀で、学ぶべきところが多い男の子だった。

今日はSくんが遊びにきてくれるんだよ?
憶えている?と、
1歳くらいのころに一度きてくれたことを引き合いに龍晴にたずねると、
Sくん?とけいのひと?という。
そう、時計のひと!よくわかるね、というと龍晴はうれしそうに笑う。
わが家のリビングにある置き時計は、
夫と私の結婚を祝って、Sくんのご両親が贈ってくださったものだ。

卒業してからも定期的に食事に行っては
近況報告をしてくれていたのだが
子どもが産まれてからはやはり私はなかなか会えなくて
ときどき会っている夫からは
その度にげんき?とか、いまなにをしているの?とか
話しを聞いていた。

Sくんはずうっと気になる男の子、だ。
私にとって。
心配で、という意味ではなく、その逆で。
なんの心配もいらない、いまも行く末も楽しみな、という意味において。

はじめて会ったときが大学院生だったから、
どうしても「男の子」なんていってしまうのだけれども
彼はもう立派な、立派すぎるほどの社会人ではあるのだけれども。

午前中は夫と龍晴と
Sくんと食べるデザートを買いに、
またランチの席を予約するためにマルイへ。
龍晴は時計を見たり花を買ったりと楽しむ。

私と龍晴はいえに戻り、食事とお昼寝。
夫はSくんとランチ。

お昼寝から目覚め、Sくんを迎えに行きたいという龍晴といえを出ると、
ちょうどいえの階段を夫とSくんがのぼってくるところだった。

Sくんはなんだか背が大きくなったように見え、
年齢的にそんなことはありえないだろうから
たぶん彼が身に纏った質実伴う自信や経験が
そう見せているのだろう。
そのことをうれしく思う。

龍晴を交えSくんとたくさん話す。

Sくんがはじめて私たちと会ったのは
7年前、なのだそうだ。
Sくんにそれをいわれてびっくりとする。

7年!
もうそんなに時間が流れたのだ。

7年前、Tさん(夫)は30歳で、
ちょうど独立をされたときで、
7年後、ボクが30歳で、
こうして同じ中野でお会いしていて、
なんだかめちゃくちゃ感慨深くて、
とSくんはいう。

そうしてSくんはとても感慨深げに・・・それはそうだろう。
彼は夫と私がまだ恋人どうしだったころからの付き合いで、
それが結婚して子どもが産まれて、というときの流れを
ずうっと見ているのだから・・・
わが家を見つめ、眺めている。
そんなSくんの変わらぬあたたかさ、熱さに
私もぐっとなる。

Sくんからもうれしい報告がふたつ。
ひとつめは転職すること。
さらなるステップアップのために。
それは彼が30歳でこうしていたい、という、
彼が当時描いていたライフストーリーとは異なるけれども
きっと彼なりに新たに描き直したライフストーリーとして
しっくりくる場所なのだろう。
おめでとう。

そうしてもうひとつは、
結婚することにしたということ。
お相手のFちゃんはまだ会ったことがないのだが
学生の頃からお付き合いをしている子だ。
そのこともまたうれしく思う。
おめでとう。おめでとう。

おだやかにあたたかく時間が過ぎて
次のアポイントがあるんです、と
たぶんほんとうではないことをいって
彼はわが家を辞す。
そんなところも変わらないなあと思う。

駅まで送りながら龍晴は
Sくん帰らないほうがいい(帰らないで)といって泣く。
龍晴のそういう反応は珍しい。
Sくんの波長と龍晴の波長と
そうして夫と私のSくんへの信頼が
そうさせているのだろう。
それもまたうれしいことだ。

次に会うのはいつだろうか。
7年後といわずまた近々。
会いたいなあと思う。

午前中はあたたかかったのだけれども
そとに出るとまた冬が戻っている。
それでもこころはぽっとあたたかい
春のようないちにち。

ありがとう、Sくん。