*こんな人が書いています*
いじめ、離婚、うつ、モラハラ元彼氏から毒親育ちと気づいた漫画家・ナンヴヒロコが「書く/描く」ことで人生を取り戻した実体験から、「本当の自分を見つける4コママンガワークショップ」でのセルフセラピーの方法をお伝えしています。良ければこちらもお読み下さい。
私は、モラハラ男性に疲れつつ、別れられないひとのこと、
その気持ちすごくわかる!!!!
と、思います。
だからこそ、自分を見つめ、本当の自分が何を感じているのかを知り、なりたい自分に変える=帰ることが大切だと考えています。
私が毒親育ちと気付き、自分を回復していった様子をNHK名古屋「ナビゲーション」、NHK「クローズアップ現代+」で取材協力しました(恵さん 仮名 です)。
2011年から、マンガの描き方を伝えるワークショップを開催し、今年からセルフセラピー要素をメインにしました。講師実績など、プロフィールはこちらです。
おはようございます!
ナンヴヒロコです。
東京は植物が伸びる気温になって来ました。
先月からあたたかい所に置いてせっせと温室のように育ててきたミントが、何もしないでも葉を大きく広げて来ました。
いやあ、本当、自然は、すごいです…。
植物を育ててる方、近くに緑がある方、今は新緑の、とても良いシーズンですね!
自然に癒されて、元気になりたいなあと、月並みな言い方ですが、思います🍀
✳︎
今日は、こちらの記事のつづきです。
仕事でいじめられ、辞めた後、うつ状態になり、全然働けなくなった私ですが、Twitterに、毎晩のようにイラストを上げることはつづけました。
そのこと自体が「癒し」だったからです。
私は、「癒す」とか、「描くことで癒される」みたいなことを、それまで嫌悪していたのですが、
「癒されたい」
と、初めて思ったのではないかと記憶しています。
(参考記事:
そもそも、自分がうつ状態になるなんてことも、まったく予想していませんでした。
私は絶対ならないタイプだ、と思っていました。
そんなひとにも、うつは来るんだ…。
私は、自分の弱さを受け入れることにしました。
そうしないと、生きていけなかったからです。
朝起きて、
「どうして私は生きているんだろう」
としか思えないこと。
そして、
「生きている価値がない」
と思い、はらはらと泣いてしまうこと。
働かないとお金がないのに、
どうしても怖くて怖くて働けなかったこと。
怖い、出来ない、やりたくない、の、ぬるい沼の中にいる自分を自負して、イラストを毎日Twitterに上げました。
今になってツイートのまとめを見ると、うつとはわからないくらい、元気な感じですね 笑。
人間、起き上がれない時がある。
それも自分。
責めたって、すぐに社会復帰出来るわけではない。
ともかく、自負していました。
私は、沼の、かなり浅いところに来てはいたけど、そこから出て、光ある道を進み、自身の外・内側を乾かしたいとは思えませんでした。
もう、それで良いのだと、そう思う気力しかありませんでした。
(参考記事:
その気力だけで、描き続けました。
そのうち、
沼から出たい
元気になりたい
と思う時が来るだろうと思って。
実際、その沼から出るまでには、半年くらいかかりました。
それでも、
まだ出たくないんだな
と自分のことを観察し、それだけにしておきました。
そういう実験をしているつもりで。
観察日記をつけるつもりで。
時間が経つうちに、
あれ?大丈夫かな?
幸せな気持ちがするけど大丈夫かな?
と、沼から出て行きました。
どうしても働かざるを得なくなり、より良い職を求めて派遣の仕事に就いた時、私は、うつの沼からは抜けていたようでした。
うつから抜ける時、私の場合は、そうして観察して行って、何となく抜けて行きました。
他人からは元気になったと見えたり、元々元気に見えていたかとは思いますが、私自身は
まだリハビリ
と思い、やっていました。
もしかして、そこから5年以上経っているけれど、まだリハビリ中かもしれません。
一生そうかもしれません。
だとしても、私は、自分が歩んでいる道で良いと思って進んでいます。
間違ってつらくなったら、その時は、違う道を選びます。
このうつ状態の経験は、まさに
「人生に無駄はない」
と思わせるものでした。
つらくてつらくて大変だった昨年2018年は、この経験があったからこそ、冷静に(でもやけ酒やけ食いいっぱいしたけど 笑)判断して進むことが出来たのではないかと思います。
そして、ちゃんと、自分の進みたい、いや、それ以上のきらきらした場所に立てています。
(参考記事:
この度振り返ってみて、私には描くことが、本当に大きかったのだと、改めて感じました。
そして、描いた量と、その持続力にもじぶんで驚きました。
私の実験結果は、こんな感じです。
今日も、テンション低めですが、そのうち抜けることでしょう^ ^
ではまた別の記事でお会いしましょう〜。
(うつ状態の時によく行った公園の大きな木。たまに抱きついて癒されてました。先日たまたま寄る機会があったので、一周してお礼をして来ました。)
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