こんにちは。姉カウンセラーの白石みどりです。
先日友人から
「夫のことがわからない」
という話を聞きました。
どうも夫婦がお互いに、お金に関する価値観が違っているようだ、と言うのです。
40代での結婚で、しかも二人共に大手の企業勤めで高収入でしたから、恋人としてつきあっていた間はお互いのお金の使い方について、あまり気にならなかったのでしょう。
結婚して一緒に暮らして初めて見えて来ること、気になって来ることはあると思います。
不倫恋愛において、既婚者側が例え愚痴であっても、自分の家庭の話をことさら持ち出したりするのは、デリカシーと思いやりに欠ける行為だと思います。
また、勝手に相手の妻のSNSを見て、なおかつその内容を鵜呑みにし、勝手に傷ついたりするのも空しいことだと思います。
しかし、もし相手のご家庭の話がどうしても耳に入って来るのなら、これも以前から申し上げていることではありますが、自分の糧にしようと前向きに捉えるべきと思います。
当たり前のような話ですが、独身同士のおつきあいならば、今自分の目の前にある彼の姿しかわかりません。
元学生時代の先輩ならばスマートでカッコいい彼、会社の同僚や友人ならば優しく親しみ易い彼、上司ならば信頼できる頼もしい彼、そしてそんな彼の姿を信じて結婚したところが、いざ家庭で一緒に生活してみたらDVだった、モラハラだった、ことなかれ主義の頼りない男だったという例はあるものです。
DVモラハラは極端だとしても、「こんな人だった?」という食い違いは多かれ少なかれ絶対に出て来るものです。
不倫恋愛というのは、もちろん外から見るだけですから限度はありますが、「家庭人」の彼がどんな人なのか、その情報を少しでも得られるというところが独身同士の交際と違う、大きなメリットと考えられます。
結婚したことのない者同士なら、お互いに家庭人の生活は経験していないので、結婚後の相手の様子など、想像するより仕方ありません。
不倫恋愛でもたらされる相手の家族情報は、それを垣間見れる機会と考えましょう。
成就を考えている方など特にですが、彼が現在の妻や子供に対してどのような考えでいるのか、どんな態度で接しているのか、奥様と自分への愛情の比較ではなく、「彼がどんな人物か」を念頭に置いて観察してみると良いと思います。
彼が奥様やお子さんを大切にしている様子に、これまでは「奥様が大事なんだ」と悲しくなっていたものが、
「家族への思いやりや責任を捨てない人なんだ」
と考えが変わるかも知れません。
反対に、奥様や子供に冷たく無関心になった彼に対して、「私が一番なんだ」と手放しで喜べなくなるかも知れません。
自分に対する愛情がいつか薄れたら同じようになってしまうかも・・・成就を考えないまでも、生涯のパートナーとすべきか、恋人としての今を楽しむ相手とすべきか、考えてみる材料になると思います。
家族に対する態度というのは、「私」を間に置かずに客観的に見てみると、案外その人の人間性がわかるものだと思います。
どっちつかずの意気地のない彼なのか、優しさを捨てきれず責任を全うしたい彼なのか。
私を一番に考え最優先してくれる彼なのか、不要になった人間を切り捨てる冷酷な男性なのか。
「結婚前は両目を開けて」相手を見るよう、言われますね。
不愉快な彼の家族情報も、入って来たら心を澄まし、両目と両耳で受け止める態度も大事です。
彼との将来に迷ったときのヒントになるかも知れません。
私たちは皆さんから見た彼しかわからないのです。
当事者ではないため、皆さんにない気付きもあることはありますが。
彼を良く見て、相談の際には教えてください。
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