ポケットモンスター
第38話『でんのうせんしポリゴン』
サトシ一行が立ち寄ったマッチャシティのポケモンセンターでは指定のポケモンが転送先へ上手く転送されないといった不具合が起きていた。サトシ達は転送システムのプログラムを開発したアキハバラ博士に何かあると疑い、研究所を訪れるが、博士が開発したCGポケモン・ポリゴンと共に電脳世界へと送り込まれてしまう。実は転送システムの不具合の原因は電脳世界へ入り込んでポケモンを盗んでいたロケット団にあった!サトシ達は電脳世界でロケット団との攻防戦を繰り広げるがやがて中央センターの人がジョーイさんに頼まれて打ち込んだワクチンソフトが飛来。もしもサトシ達がウィルスとして消去されてしまえば現実世界へ生きては帰って来れない。サトシ達はロケット団を連れてウィルスバスターの攻撃をかわしながら間一髪のところで転送ポイントをくぐり抜けて何とか現実世界へ戻ることに成功し、転送システムの不具合は解決されるのだった。
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もはや語るまでもなく誰もが知っているポケモンショック!!
第38話放送終了直後には早くもニュースに取り上げられた!
全国で685人の子供達が病院送りとなり、うち208人が入院、3人が重症を負った!
最終的には約750人もいたそうです。
ワクチンソフトが放ったミサイルとそれを迎撃したピカチュウによってまばゆい光が起こされ、それが子供達の脳に強い刺激を与えてしまった!
つまり、
ポリゴンには一切罪はない!!
この赤と青が交互に切り替わる場面がやばい。パカパカと呼ばれる手法だが、この眩い光が強い刺激を起こしてしまった。自分もリアルタイムで見ていたけど、当時家で使っていたテレビが旧式で明るさも悪く、それで助かったのかもしれない。
アキハバラ博士は電脳世界に入り込んだロケット団の存在に気づき慌てて研究所に戻ったけど、ジョーイさんには問題を放置して逃げ出したと思われていたらしく、ジョーイさんが博士に相談もなしに中央センターの人を呼んで強力なワクチンソフトを送り込んでしまう。
最初は救急車みたいな形で登場したけど、
サトシたちの存在を認識した途端、注射型のミサイルを飛ばしてきた!
サトシたちやロケット団がポリゴンに乗って空から逃亡を図れば、ワクチンソフトも飛行形態となり、さらに強力な攻撃を繰り出してくる!
逃げてる最中穴に落ち、逃げ場を失ったロケット団にロックオン。これで消去されれば存在そのものがこの世から亡くなってしまうという地味に恐ろしい展開!
見捨てなさいよとカスミからも言われていたけど、たとえ敵だとしても見殺しには出来ないとサトシが助けてくれたけど、本当今回ばかりは洒落にならない展開だった。
ちなみにサトシはてんで機械のことに乏しいみたいで、ウイルスだとかワクチンだとか言われても、実際の風邪でしか想像出来ない。
◼️おまけ・その1
モンスターボールが転送される通路。それをロケット団によって封鎖されてしまったから指定の場所へ送ることができなくなっていた。
こちらが出口となる転送ポイント。
◼️おまけ・2
☝︎この回で小林幸子さんが歌う新エンディング曲『ポケットにファンタジー』に変わったが、変わって早々放送休止になってしまうとは...。
翌週、毎朝おはスタで放送されていた学級王ヤマザキが差し替え放送されるのだった。
この回を改めて見返すとアイキャッチが1997年放送当時のものなので、電撃が走ってからタイトルが現れる演出だったのを見て、あれ、そーだったっけ?と、すっかり忘れていました。
◼️保存用
カスミ
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☆ポケモンショックに関する過去記事☆
【アニポケS&M】「オーキド校長」のポリゴン発言
https://ameblo.jp/nanashi0712/entry-12325406697.html
【無印アニポケ・カントー編】『でんのうせんしポリゴン』(ポケモンショック)から20年.....
https://ameblo.jp/nanashi0712/entry-12329987012.html
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放送日:1997年12月16日
※ポケモンショックが起きた日。以後4ヶ月の放送休止へ。
再筆日:2024年3月31日
元記事:
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