前の記事があまりに長くなってしまったので省略しましたが、ネットでちょっとした話題になっていた「ナリヤ・オーキド」校長(「オーキド博士」の従兄弟)の「ポリゴン」発言のシーン。
もちろん、ポリゴン、ヤブクロン!
そう、「ポリゴン」.......。
約19年前の
1997年12月16日に放送された
第38話「でんのうせんしポリゴン」
この回の放送を見た視聴者(子供)の多くが体調不良を訴え、病院に搬送された患者は約750人にも及んだそうです(そのうち135人が入院)。一体何が起こったのかというと、この回ではパカパカ(閃光の連続を用いる画面効果)を始めとするエレクトロニックフラッシュ(ストロボともいう)やフラッシングなどの激しい点滅が多様され、それを見た視聴者が光過敏性発作を起こしてしまったのです。
光過敏性発作とは、視覚に飛び込んだ光刺激に対する異常反応の症状をいう(wikipediaより)
放送後、同日午後9時台のNHKのニュースで第一報が報じられ、この事件に「ポケモンショック」という呼称が付けられました。この「ポリゴン」の回の放送は私も見てましたしビデオテープに録画していたのでその後も何度も見ましたが何ともありませんでした。
さて「でんのうせんしポリゴン」がどのような内容だったかというと、
「ポケモンセンター」の「ポケモン」転送装置に問題が発生。例えば「キュウコン」のような珍しい「ポケモン」を別の「ポケモンセンター」に転送するもそこに送られてくるのは別の「ポケモン」。転送した「ポケモン」は行方知らず。この転送装置を開発したのが☝︎の「アキハバラ博士」。
コンピューターウィルスにやられたんじゃないかと皆から思われますが、実は「アキハバラ博士」の研究所から電脳世界に入り込んだ「ロケット団」の三人組が電脳世界でモンスターボール」を盗んでいたのでした。
「アキハバラ博士」の研究所を訪れた「サトシ」たちは電脳世界の「ロケット団」を撃退させるため「アキハバラ博士」によって強制的に電脳世界へ送られてしまいます。生身の人間を電脳世界へ送るなんてことは今まで成功した事がなかったので生きて帰れる保証はありません。ちなみに「ポリゴン」はアニメでは「アキハバラ博士」が作った「ポケモン」って事になってます。
「ロケット団」は例のごとく簡単に撃退出来たのですが、問題はここからです。事情を知らない「ジョーイ」さんが中央センターの人に頼んでウィルスバスターを電脳世界へ送り込みます。
ウィルスバスターが発射したミサイルが爆発する際の交差する青と赤の光が光過敏性発作を起こす原因となったのです。静止画なのにこれでも十分目がチカチカするようなσ(^_^;)
一方未だに事情を知らない「ポケモンセンター」の二人、
中央センターの人『なかなか手強いウィルスのようです』
ジョーイ『ダメなんですか?』
中央センターの人『いえ、このワクチンソフトにはもっと強力なコマンドがあります』
鬼畜!!
そして無駄に格好良いウイルスバスター。
キャノン砲の爆発もまたチカチカと......。
そしてその後もミサイル撃ち放題で
またしてもチカチカし放題。
トドメは「サトシ」たちが電脳世界から現実世界へ戻ろうとした時に発射されたミサイル。これを「ピカチュウ」が電撃で迎撃するのですが、この爆発の際にも
むしろこのシーンが一番ヤバかった!?とにかくこのチカチカのシーンは1回や2回や3回程度ではなくて、多分10回近くあります。
ウィルスバスターが倒したのはウィルスではなくて、視聴者の子供たちだったという。
しかもトドメは子供達の人気者「ピカ」さんによって.......。
やったぜピカチュウ!
この時の「サトシ」さんのセリフも鬼畜に思えますw
でもこれでお分かり頂けたでしょうか?
「ポリゴン」の責任じゃないんですよ!
なのに、この一件の責任を「ポリゴン」に負わすかのように、これ以降アニポケに「ポリゴン」が登場する事はありませんでした。(映画で目立たない程度に登場したことはあったらしいが)
ゲームでは初代以降
「ポリゴン2」とか
「ポリゴンZ」とか、
進化系が登場しているのに、
これらもアニメには未登場.........。
なんだったら
その名前を言うのも御法度!?
暗黙の了解で禁止!?
とばっちりで闇に葬られた「ポリゴン」でしたが、
19年の時を経ての、
もちろん、ポリゴン、ヤブクロン!
アニポケで再登場する日は近いのだろうか......。
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☆頂いたコメント☆
※この記事はメインブログから移したものなので
当時頂いたコメントを載せさせて頂きます。
本日昼頃、会社近くでポリゴンGETしました。