宮古島行きまであと3日。
ただいま、沖縄に台風が上陸しておりますー。
宿泊するホテルのオーナーさんに問い合わせしたところ、
これは浄化の台風だから、19日になったら大丈夫でしょう~との事。
色んなところで浄化しまくっていますねー。
身が引き締まります。
私は…というと、荷造りは少しだけ終えて、色々とチェック。
今夜は一緒に行く友達を迎えに行きます。
さて。
今回は、なかなか書けてなかった「きらめ樹」 について少しお話を。
8月の「きらめ樹」に初めて参加させて頂いて、
その時になぜ「間伐」が必要なのか?をお話聞かせていただきました。
今の山はほとんどが人工山。
自然に創られたものではなく、人が、木材を作るために沢山の樹を植えてきました。
でもその人工山の結果が、今、崖崩れという大きな被害として繋がっています。
なぜかと言うと、樹を植える時、樹と樹の間を考えずに植えたので、
風通しのいい感じではなく、力が弱く細い樹が沢山育っていって、
根っこも弱弱しい感じになっているそうです。
山は、樹の根っこによって支えられている。
水分を含んだ土はもろくなりますが、樹の根っこが力強く張り巡らされていれば、
しっかりと土壌を支えてくれるんです。
この話は、「きらめ樹」に参加して、きらめ樹スタッフの人が説明してくれました。
もっと詳しい話を聞きたいなら、是非「きらめ樹」に参加してみては如何でしょうか?
はじめにそういった話を聞いて、その後間伐する所へ移動。
移動中に、前の日に雨が降ったからか、お話を聞いた事が実際にこの目で確認できました。
根っこの張りの力が弱いと、地盤が崩れてしまう。
日本って、ほんとに森や山、川など、自然がたくさんある国。
全国どこでも、車で日本の中央に行けば、必ず山にたどり着く。
日本の端っこに行けば必ず海にたどり着く。
そういった恵まれた場所…日本を、そして自然を、
私達はもっと大切にしたほうがいいのでは…と感じています。
豪雨で崖崩れになった和歌山と奈良…
東北大震災でもそうですが、自然は身をもって教えてくれているような気がしています。
このように間伐した樹の肌は水分が沢山含まれていて、とても瑞々しい滑らかな肌でした。
この樹は、まるで赤ちゃんが入っているような…形をしていました。
人の手で植えた樹であっても、やっぱり生きています。
でも、本来の森の姿に還す為には、間伐も必要です。
生きている樹たちに、お祈りをささげて、間伐をさせて頂きました。
人のエゴによって作られてしまった人工の山。
その結果が、今、色んな災難を引き起こしてしまっている…。
引き起こした結果を見て、今、私達はどのようにしていけばいいのでしょうか?
そういった事を、自然から私達人間に問いかけているような気がしています。
間伐が終わった後、クリスタルボウルの演奏をさせて頂きました。
森と一体感になったクリスタルボウルの音色。
森たちがものすごく喜んでくれ、とても胸が一杯でした。
去年に間伐をした場所は、間伐していない場所と比べて、
太陽の光が地面に入るくらい、とても明るい感じになっていました。
間伐した切り株から、新しい芽が生えてきて、本当に命の素晴らしさを確認させて頂きました。
自然や森たちはみんな「意識」を持っていて、
森に居る生命たちが幸せに楽しく生きていけるか、
それは森や樹たちが生命のサイクルとしてわかっています。
そんな「生命のサイクル」を、人の手によって加え、変える事はできないのです。
手を加えるのであれば、まず山や樹や森たちに聞くのが一番いいやり方です。
人と自然と調和は、このような形で共存共栄していく方が一番いい。
痛みを伴って自然から学ばさせていただいてます。
ここまで読んでくれた人たちに ありがとう。
感謝。