第49回九州青年祭in大分1日目~くにち、温泉、地域おこし協力隊、大懇親会~ | いっちきち!やっちきち!豊後大野

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大分県のなないろベース(豊後大野市青年団)のブログです。活動のこと、豊後大野市のことを紹介します!

”九州の青年が、おんせん県おおいたの天瀬に集結!

 住民や仲間で交流し、これからも熱い九州を築いていこう!”

2018.10.27-28、@大分県日田市天瀬町、なないろベースからの参加:2名(ひょっこりはん、タカッチ)、全参加者36名(うち大分団員8名、天瀬住民5名)

 

こんばんは、なないろベース事務局&大分県連合青年団団長&九州ブロック青年団協議会会長のタカッチです!

…長いっ!?(笑)

(トリプルスリー!?(笑))

 

 

九州の青年が一堂に会す年に一度の祭典、九州青年祭!

今年は大分開催☆

なんと私が実行委員長です!(笑)
日田市天瀬町で、交流や学びを深めてまいりました♪

 

 

私自身は、今回で11回目の参加です。

Cf:参加した回(※06長崎~09大分はタカッチ個人のブログ記事です)

06長崎07福岡09大分11宮崎12熊本、13佐賀(その1その2)、14鹿児島(その1その2)、15長崎(その1その2)、16福岡17沖縄

 

実はおもてなし側は今回が初めて!

(※前回の大分時は熊本県団、熊本時は大分県団と言うね…(笑))

06長崎に初参加した際、九州の熱い仲間に刺激をいただいた&九州各地を訪ねる楽しさを知った私。

「青年団や旅行って、本当に楽しいなあ☆」

当時19歳、大学1年、青年団歴2か月弱の私。

人生の転換期ともいえるほど、非常に有意義なイベントで、青年団や旅行に一気に魅了された九州青年祭☆

 

それから12年。

私も三十路に入り、大分県&九州のトップに立ち、今度は私が大学生を率いる立場に。

「私の人生を変えるほど刺激的で感謝している九青祭を、今度はふるさと大分で開催、恩返ししたい!」

その思いで、今回実行委員長として開催いたしました!

別府大学青年団BlueFrontierメンバーを中心に、なないろベースもひょっこりはんが協力してくれ、開催の運びに☆

 

会場は、日田市天瀬町。

別府大学青年団が天瀬町と交流があるという縁で決定。

(Cf:5月なかべりの里交流

温泉あり、歴史や自然ある天瀬町。

天瀬町の方々に大変お世話になった九青祭となりましたm(__)m

 

 

さあ、それでは本番の模様を、画像&動画にて、2記事に分けてご紹介いたします!

<行程(※2記事に分けてご紹介いたしますm(__)m)>

[1日目]

(1)開会式 (2)五馬市くにち鑑賞 (3)温泉街散策 (4)基調講演 (5)大懇親会

 

[2日目](※次回記事)

(1)住民との交流会 (2)振り返り (3)閉会式

 

 

[1日目]

(1)開会式

14:30、開会。

▽動画

 

・主催者あいさつ(九ブロ会長タカッチ)

・共催者、地元歓迎あいさつ(天瀬公民館長)

 今回、全プログラムを通じ大変お世話になりました。ありがとうございました☆

・来賓ごあいさつ(日本青年団協議会副会長、岡山県ご出身)

 ※あいにく挨拶中の写真なし。申し訳ございません。

  画像右側の男性が副会長、左側の女性が常任理事(長崎県)

  お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました☆

(2)五馬市くにち鑑賞 

続いて、バス研修。

九青祭の醍醐味の一つが、開催地の現地学習♪

今回は、天瀬町五馬(いつま)地区で開催の「くにち」というお祭りを見学!
 

※「五馬くにち
・150年以上続く、五穀豊穣を祈る天瀬町五馬地区の秋のお祭りです。
・毎年10月、五馬地区にある4つの神社・集落で順番に開催。
 →「本城くにち」(大分県指定無形文化財)⇒「塚田くにち」⇒「出口くにち」⇒「五馬市くにち」…各2日開催。
 →今回は、「五馬市くにち(玉来神社)」を観覧♪
・お囃子に合わせて、天狗・大黒・恵比寿・笛・太鼓・神輿などが集落を練り歩き⇒神社で杖楽を奉納。
・この地区では、年間の中で大切にされているお祭りです。

▽動画

 

▽静止画

・玉来神社へ

・行列、杖楽が始まりました!

・ひょっこりはん♪(なないろベース仲間w)

▽バス車内(公民館長のガイド、ありがとうございます。)

(3)温泉街散策 

続いて、天ヶ瀬温泉街を散策走る人

豊後の三大名泉のひとつです!(別府・由布院とともに)

歴史は古く、奈良時代の『豊後国風土記』で登場するほど。

玖珠川沿いに約15軒の旅館・民宿あり。

また、露天風呂もあり温泉

かつて筑豊炭田で賑わった頃、炭鉱労働者の保養でも賑わったそうです。

天ヶ瀬温泉の大きな特徴は、「ほのかに硫黄臭(ゆでたまごのような香り)がある」、「白い湯の華がある」こと。


☆桜滝

温泉街にある大きな滝です!

天瀬三瀑のひとつです。

落差約25m×幅約15mの大きな滝です!

迫力ある水しぶき。その飛沫漂う姿が桜舞う様子に見えることから、桜滝と名付けられたそうです。

江戸期の豊後国地誌『豊後国志』でも紹介されています☆

(4)基調講演 

日田市地域おこし協力隊の近藤真平さんに、「よそ者が考えていること」の演題でご講演をいただきましたm(__)m

埼玉県ご出身の若者が、日田市で地域おこしをどのような思いで行っているのか、どのような苦労などがあったのかなどを語っていただきました。

なお近藤さんには、九青祭の宿泊旅館の手配も行っていただきました。大変ありがとうございました☆

関東で飲料品関係のお仕事をされていた近藤さん。

しかし、資本主義の現実(やりがいよりも会社継続のための歯車でしかないと感じていた)、東日本大震災の経験(物がなくなる現実=豊かさとは?)を通じ、物思うことがあったそうです。

その中、地域おこし協力隊に応募。

奥様の出身地であるこの日田市で地域おこし協力隊員に☆

日田市で生活し、たくさんの野菜・友達がおり、豊かさや充実感を覚え始めました。

例えば、「ご近所からたくさん野菜をいただく→災害が起こってもしばらくは備蓄は大丈夫というくらい」、「列車に乗ると知らない方から声を掛けられる」など。

しかし一方で、地域おこしのために活動するも、現実にはお金がないと活動が続かないというジレンマもあり。

また、地域おこし協力隊はかなり大変のようです。

3年間で、移住→企画運営→定住と、結構ハードルが高いことを求められている印象もあり。

同じ日田の協力隊では、移住3日目にいきなりふんどし姿で地域のお祭りに参加ということも!


そんな中、まずは天ヶ瀬温泉のにぎわい創出に着手。

「夕食や飲酒が出来る場所が少ないのでは」、「そもそも旅館経営は成り立っているのか」という印象・分析からスタート。

調査をすると、「韓国人インバウンド客が多い」、「旅館の部屋の電気はまずまずついている(6~7割)」という結果。

しかし、課題は、「夜の灯りや賑わいが少ない」、「インバウンド客は温泉街であまりお金を使わない」と分析。



そこで考えたのが、「テントバー」。

温泉街の象徴である玖珠川沿いで、テントを立て、そこで居酒屋・BARを実施。

とにかく灯りをともし、暗い印象の温泉街を明るくしたそうです!

また、博多屋台をイメージし、ふらっと立ち寄りやすく、そして金額を明確に提示。

インバウンド客がお金を使わない理由の一つに、「金額が分からないため不安がある」と考えていたため。

金額を明確化したことで、インバウンド客の消費が増えたそうです!
これまで14回開催、440名ほどのお客様あり(日田市や天瀬町中心に、遠くは熊本・福岡・鹿児島からも!)

いつでもできるというメリットあり!次回は12月開催予定。

また、利益も数万円ほどあり、少しずつ地域にお金が回り始めているそうです!

こうした思い切った活動ができるのも、よそ者の特権があるから。

地域のしがらみがない、応援が多い、冬の寒さを知らないなど。

次に、空き旅館活用事業

日田市街地にある空き旅館を、大人の部室(日田市役所カードゲーム愛好会の部室など)として現在活用中。

しかし、運営がうまくいかないことも。
というのも、運営にかかわる3人全員で何でも物事を進めようとしているため。

青年団でも注意したいのが、この「みんな病」であると。

続いて、廃校活動事業。

天瀬町にある旧小学校を活用し、子どもたちの長期キャンププログラムを実施。
例1:農業体験→子どもたちや地域の方が育てた野菜を、旧小学校や長期キャンプの卒業生に届ける。


例2:防災キャンプ。

災害時の避難所運営訓練を行い、ボランティア・防災に対するハードルを下げる。

たくさんの活動を手掛ける近藤さん。

まとめは、「やる奴はやる、やらない奴はいつまでたってもやらない」(By.長渕剛氏)

気持ちが大切だとまとめました。

なないろベースにも、地域おこし協力隊員がおり、身近に感じながらお話を伺いました。

活動はもちろん、まずは移住先での新生活が大変なんだと学びました。

地元の協力隊員を大切にしたいですね!

また、一度テントバーにも行きたいですね♪

参加者もテントバーを楽しみにしているそうです&お金が回っている点が素晴らしいとのアンケートあり!

近藤さん、ありがとうございました☆

 


(5)大懇親会

さあ、楽しい楽しい大懇親会♪

おいしい料理を片手に、自己紹介や余興を行いました^^

▽記念撮影

 

楽しい懇親会後は、宿泊地である3つの温泉旅館へ!

日田屋」さま、「福屋」さま、「湯の香荘」さま、大変お世話になりました&ありがとうございました☆

▽各旅館、歓迎をいただきありがとうございました☆

こうして長い夜(!?)が明けました…(笑)

 

2日目は、次記事へ続きますm(__)m

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