大野川流域のジオサイト&文化財2018春 | いっちきち!やっちきち!豊後大野

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大分県のなないろベース(豊後大野市青年団)のブログです。活動のこと、豊後大野市のことを紹介します!

どうも、事務局タカッチです!

2日連続の更新。

昨日は熊本記事でしたが、本日は地元豊後大野記事です!

 

今夕、原付で大野川流域(三重・千歳)を散策原付バイク

ジオサイトや文化財多き大野川流域。

新緑とともに今日もおわします。

本日訪問したスポットを、画像&豊後大野カルタにて簡単にご紹介いたします♪

大型連休後半戦の旅先参考となれば幸いです♪

(過去記事やポイントもご参考までに付記。)

 

 

 

<1.大野川そのものに関するジオサイト>

おおいた豊後大野ジオパーク

9万年前の阿蘇の4回目の噴火による火砕流(Aso-4火砕流)で有名ですね!

※豊後大野カルタ

 →「た:太古から 4回覆った 阿蘇火砕流」

 →「ぎ:凝灰岩 阿蘇の噴火の 贈り物」

 →「ふぉ:フォーリンラブ♡ つり橋 リバトレ ジオサイト」 

ただ、それだけではございません!

他の岩石もございますし、注目の自然もございます!

今回は大野川に注目!

※豊後大野カルタ→「りゅ:流域の 暮らし潤す 大野川」

 

 

例えば、「手取蟹戸(てどりがんど)」ジオサイ(千歳町柴山地区)。

※カルタ→「か:カニさんが つかまり渡る 手取蟹戸」

※過去記事→https://ameblo.jp/nanairo-base/entry-11992999560.html

大野川中流域にある、ギザギザの岩石です!

(♪ああ分ってください 手取蟹戸♪←ギザギザ○ートの子○歌(笑))

この岩石は、大野川層群犬飼層と呼ばれます!

Aso-4火砕流よりもはるかに昔の、1億年前の岩石です。

なお、このあたりは急流。蟹さんもさすがに流れを避けるでしょう…(笑)

(♪かにさんかにさんくりかにさん♪←By.川谷拓三氏)

そして、人間も水難事故に何卒ご注意を…。

[ポイント(見どころ・調べたりガイドに聞いたりしよう♪)]

・「手取蟹戸」という地名の由来は?

・大野川層群の成立ちは?

・なぜこんなにギザギザなの?なぜ傾いているの?

・大野川層群から発見されるすごいもの!?とは??

 

 

 

さらに、この手取蟹戸周辺を遠くから眺めると…

…そう、おなじみ「江内戸の景」ですね!

道の駅みえから眺められます☆

自然は、景観という恩恵を人間にもたらします^^

※豊後大野カルタ→「ゆ:夕焼けが 里山照らす 江内戸の景」

[ポイント]

・画像右は○○町、左は○○町

 →大野川が境を分つ、○○大橋が2つの町をつなぐ。

・この景観を生み出している地形とは?

・この地域では、大野川の怖ろしさもたびたび発生!?

 

 

さて、この大野川流域にある石の文化もご堪能あれ♪ 


 

<2.磨崖仏>

大野川流域では、石の文化も栄えます!

例えば、「磨崖仏(まがいぶつ)」という文化です^^

この地域では、磨崖仏が多いのが特徴!

(「大野川+人間の芸術作品」という声もございます。)

※豊後大野カルタ→「ざ:座禅組み 仏とおなじポーズかな」

 

本日は2つの磨崖仏をご紹介!

 

(1)菅尾磨崖仏

三重町宇対瀬地区にある国重文・国史跡の磨崖仏。

緋色で立体的な磨崖仏です!

※豊後大野カルタ→「こ:コケコッコー 鬼が作った 菅尾磨崖仏」

※過去記事→http://bungo-ohno-seinen.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-f3b9.html

▽磨崖仏に登る際、鳥居を通ります。

 余談ですが、外国人旅行者は、鳥居&漢字に日本らしさを感じられ、写真をたくさん撮られるそうですね!

[ポイント]

・「菅尾石仏」と「菅尾磨崖仏」という名称があるが、何が違うんかえ??

・磨崖仏は何体いるかな??

・この磨崖仏は、鬼が造ったって本当!?

・同じ大分県内、国東半島の磨崖仏との違いがあるのかな??

 →横から菅尾磨崖仏を眺めてみよう!

・仏様に参るのに、なし鳥居(神様)を通るんかえ??

・磨崖仏の対岸にあるもう1つの石の文化スポットは??

 

 

(2)大迫磨崖仏

こちらは大野川本流ではなく、支流にある茜川沿いのジオサイト。

千歳町大迫地区、千歳農産物直売所に隣接。

胸板厚く、信仰も篤い磨崖仏です!

※豊後大野カルタ→「ち:鎮座する 牛の厄除け 大迫磨崖仏」

※過去記事→https://ameblo.jp/nanairo-base/entry-12090698049.html

[ポイント]

・同じ豊後大野でも、菅尾磨崖仏とはなんか雰囲気が違う気がする!?

 →何が違うのかを考えてみよう!

・何の仏様なの??

・この磨崖仏は、江戸時代からとある動物信仰もされてきた!?

・この磨崖仏にまつわる伝説とは??

 

 

 

<3.石幢・板碑など>

もうひとつ、石の文化をご紹介!

おおいた豊後大野ジオパークでは、「石の文化=磨崖仏、石橋」が有名。

しかし、ジオサイトではなくとも、この地域を象徴する石の文化財も市内に多々あり!

例えば…

 

(1)石幢(せきどう)

仏教に関する石塔です!

六角形or八角形の石塔や、仏龕・笠・宝珠などで構成されております。

 

的場石幢(三重町宮尾)

柴山石幢(千歳町柴山)

杉ノ本の宝塔(千歳町柴山)

(2)板碑など石碑

一枚岩の石碑に、梵字や庚申信仰の内容が刻まれている板碑などの石碑も多いです!

藤原の板碑(千歳町柴山)

茶屋の辻庚申塔(千歳町長峰)

なお、豊後大野市内の石幢や板碑については、「大分県豊後大野市から気ままなblog」さまにて詳しくご紹介されております!

管理人の小鮒さまは、なないろベースを応援されており、普段から大変お世話になっておりますm(__)m

美しい画像満載、明晰な解説で分かりやすく豊後大野の文化財や風景を楽しめます♪

ぜひご参照くださいませ^^

 

 

そしてもうひとつご参考までに。

藤原の板碑から眺める「鹿道原(ろくどうばる)」の風景もおすすめ☆

※豊後大野カルタ→「ろ:鹿道原(ろくどうばる) 戦時中は 飛行場」

現在は畑(茶・桑・麦)で耕作地となっておりますが、70数年前には軍用飛行場建設も。

本日は新緑の麦畑がさわやかきれいでした☆

 


…と、ざっと駆け足のご紹介で失礼いたしました。。。

大野川流域にはこのように多くの見所や文化財あり&まだまだたくさんご紹介・訪問したいスポットもあり!

新緑鮮やかなこの季節、ぜひおおいた豊後大野ジオパークで自然と文化を感じてくださいね♪

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