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Fountek FR58EXとAurum Cantus AC-130F35③
どうも低音の伸びが納得出来なくて、中高域ユニットとウーファーユニットの位相差を疑い別アンプで駆動して確かめることにした。
ウーファー部は位相切替がワンタッチで出来るこのアンプに任せる。音源はヤマハのプレーヤーに繋いでいる関係で『CDマガジン誌謹製 全帯域エージング用信号音』にした。LR両チャンネル同時に鳴らして逆相正相だけを確認する。
ややこしいが、YAMAHAは二番ホットでAccuphase社は3番ホットなので、フェーズランプが点いていない上の写真状態が逆相接続になる。
次の正相接続に比べると125~200Hzの盛り上がりが顕著に見える。300Hz以上は変化無し。
ランプの付いているこちらが正相接続になる。
気のせいかどうか、80Hz以下はこちらの方が高く見える。
ウーファー部アンプボリューム位置は同じにして、マイクを開口部に近づけてみた。とは言え両チャンネルの中間なので厳密に開口部では無い。
やはり200Hz付近の盛り上がりが顕著で声に影響もない。
正相も試してみる。
やはり40Hz以下はこちらの方がやや安定している気がする。コイルやコンデンサーを挟んで居るので位相回転が有り、180°ではないのでどちらもドンピシャには鳴らない。
錯誤が無いか、電流帰還アンプにウーファー部も逆相に繋いで出音を確かめる。
一つのアンプで駆動しているので高低バランスは高域が強くなったが、40Hz以下のグラフはこのアンプの方が良い。
聴感上はサッパリだが、50Hz以下までタップリ出ているように見える。
Fountek FR58EXとAurum Cantus AC-130F35②
それでこうなった。
Fountek 5cmフルレンジ FR58EXだけを鳴らしてみる。何とか-5dBに収まっているのは125Hzまでかな。
暴れの少ない素直な特性だが、聴いた感じではかなりのメリハリ系で勢いが在る。
アンプは電流帰還方式で端子を外してフルレンジ右ユニットのみにしてある。
次にAurum Cantus AC-130F35だけを鳴らして測定してみた。
200~300Hzでクロスしているはずだが、どちらもそれ以上に伸びているので影響が大きいと思う。
開口部も測定した。思ったほど40Hzが伸びていない。
フルレンジとウーファーユニットを同時に鳴らして開口部測定。1~2kHzが盛大に漏れている。
こちらはフルレンジ&ウーファーユニットで鳴らしてフルレンジ軸上30㎝ほどで測定した。
音源はstereo誌謹製。左右チャンネル別トラックが有るので便利だが、収録音量が低すぎて使いにくさもある。
こちらは参考に元の12㎝ウーファーと6㎠フルレンジ左チャンネル。
こちらの方が40Hzは出ているようなグラフで、以前と異なる。
この6㎝ユニットは切れも有り音色も良いが、軸上にピシャリと決まるタイプでは無いので気になる。
今回Fountek 5cmフルレンジ FR58EXを再登用するに当り色々と工夫を積み重ねて来た。その一つがワニ口クリップでの結線。
ケーブルも富士電線工業 VCTF 2sq×2芯 ビニルキャブタイヤコード (丸型ケーブル) (2mm 2C 2心)2,800円/10m を追加購入してアンプまで一本接続に変更した。最近は細いケーブルばかり使用していたので2sqでも太い。
で、こうなった。配線確認。
左チャンネルも換装したので早速測定した。
部屋の影響か、組み立て作業はいつも右チャンネルからやるので慣れが音に出るのか、左チャンネルの方が低音は強い。
それでも以前より40Hzが弱いと感じてしまう。
Fountek 5cmフルレンジ FR58EXはやはり音が活き活きしていてメリハリがある。
開口部測定。中高域が漏れている事よりも、125Hzのディップが気になる。
両チャンネルを同時に鳴らして逆相チェック。
Fountek 5cmフルレンジ FR58EXは軸上を外しても音色の変化が少なく測定にも表れていると思う。
気付いたが、左右に鳴らしていないスピーカーが有ると、その再低域周波数辺りで吸われる現象が起こるのでその影響かも知れない。
優秀な特性だが、小音量で楽しむにはサブスピーカーのウーファー部を同時に鳴らして盛り上げたくなる。
9㎜の薄さとは言え、板材の裏からユニットを取り付けるのは初めての試みだったので空洞共鳴しないか不安も有ったが上手く行って良かった。
ルックスは音の良さそうな佇まいでは無く、配線も苦労したが間違い無く、5~8㎝フルレンジ最高峰の一角であろう。
小口径フルレンジは高いほど音が良いわけでもないので探すのも容易ではない。
Fountek 5cmフルレンジ FR58EXとAurum Cantus AC-130F35
今まで聴いた10㎝以下のフルレンジで、最も音が良かったのはTangBand_W2-852SHだったが、何しろ華奢な造りですぐに壊れて辟易した。
フレームや端子部分もヤワなプラスチック材質でもげやすいのだが、致命的に弱いのがボイスコイル系のようで中音量でもすぐに異音を発するようになってしまい、恐らくフルレンジとして使うユニットでは無いのかも知れない。
高域まで綺麗に伸びて際立つピークが無いのはKEFのブレードを思わせる優れた特性だったが、半年も持たず販売も中止になっていた。
その次というとFountek 5cmフルレンジ FR58EX だと思う。
ネオジウムマグネットとしては、有りえないほど径がデカい。磁力も相当なもので、ネジ回しドライバーが高確率で吸い付いてしまうほど強力なのはこのユニットだけだと思う。
その超強力磁力を避けて設置したのか、端子がフレーム際に在り通常の表からの取り付けでは配線が出来ないほど。
F特がフラットに近く、インピーダンスの山も高くそれほど強力磁気回路のユニットとは思えない不思議。
表から取り付けるとすると、φ53㎜でもかつかつで無理やり押し込む必要が有り、前述の通り配線は容易ではない。
Qtsが0.55と言うのが信じられないほどマグネットは強力なので何が違うのか不思議。
スペックだけ見ると汎用ユニットのようで、値段も安かったので思い過ごしだったかも。
ウーファーも同じメーカーの12㎝タイプの方が強力だったので使ってみたが、ネットワークスルーで鳴らしても美声は聴けず、単純に50Hz付近の力強さと低域方向への伸びではこちらの13㎝ウーファーの方が上だと感じた。エージングに期待して暫くは12㎝超強力ウーファーを使って来たが思い切ってAC-130F35へ戻してみることにした。
これまた開口部ギリギリサイズのマグネット径で、取り換えは容易ではない。
これも凄いスペックで、同じ口径ならフォステクスですらこれ以上のユニットは発売した事が無いと思う。
9㎝フルレンジユニットが到着
6月に入金したフルレンジユニットがやっと到着した。女性ボーカルは良さそうな面構えではある。ボイスコイル径も大きそうに見える。
ハンダ付け等は丁寧で、流石の日本製?ユニット。
取り付けネジの内側には既にフェルトが張られており、気密性を高める丁寧な造り。マグネット部は大きく重く強力そう。径は75㎜くらいかな。
と思ったら説明書に明記されていた。振動板サイズからするとかなり強力なマグネットだが、所詮フェライトマグネットなので高域の切れは望めないだろう。次回が有るならば是非ともネオジウムマグネット仕様のフルレンジユニットにして欲しいところ。
あと、いつもならメーカー指定開口径よりも1~2㎜大きめに指定するのだが、この寸法図を観る限り取り付け開口径はφ83のところをφ85としているようなので、今回はメーカー指定通りとした。
某所でエッジ部分がティッシュのような柔らかさと記載されていたので興味津々だったが、軽く触ってみても特に特殊感は無く、普通のエッジのよう。もしかするとこれまたロットにより仕様が変えられているのか、主観の問題なのか。
フレームの厚みが異様に薄い(1㎜)。少し力を籠めると簡単にたわみ、廉価版ユニットの印象を受ける。
どのくらい強力なユニットだったのか、うろ覚えだったので貼ってみる。フレームは薄い鉄板だと思うが、折り返して強度を確保している。この構造だとネジ穴箇所からエア漏れしそうだが何とかなるのだろうか不思議。
マグネット径は圧巻のφ70㎜。後継機より少し大きい程度だが、ボイスコイル径と相まって躍動感溢れる音色だった。
インピーダンスの山が低くてすそ野が広いのは、制動力が強い証拠だと長岡先生の解説に有った。
f0=122Hz かな。重量は565gとヘビー級。Qts:0.47も大した性能だと思う。
比較↓にYAMAHAの9㎝フルレンジユニットの仕様。
何気にインピーダンスの山を観てみると驚くほど低い。12Ωまで行かないのではないか。
2006年のCドラゴン
こちらのブログには貼って無かったので改めて取り上げてみる。
ハイスピードな軽低音というのは、例えばネッシーを模倣すれば誰でも聴けるし、大型BHでもバスドラくらいは再生出来るはず。しかし、ガツンと来る重低音というのは中々お耳に掛かれない貴重な体験である。
拙作Cドラゴンは、stereo誌のコンテストに応募すべく初のサブスピーカーとして設計してみたのだが、望外の大成功をおさめ何故これほど魅惑的な重低音が沸き出て来るのか理解が及ばず、結果的に十数年もこれを超えるサブスピーカーを造る事が出来なかった。
当初は4芯ケーブルをダクトから通して直結していたのだが、音色がくすんでイマイチだったので、中華製キャブタイヤケーブルから日本製に入れ替えた時に下端の袴部分を浮かせて鳴らすと轟音が鳴り響いて驚かされた。
今でも十分な理解が出来ているわけでは無いが、野放図に鳴り響く魅惑の重低音はこのスピーカー以前は聴いた事が無い。
今なら、セカンドとサブスピーカーのウーファー部を同時に鳴らせば更にうねりを伴った重低音が聴けるが、世界のトップエンドでも中々堪能出来ない特殊な音色だと思う。
ニアフィールドリスニング専用スピーカーであり、1mも離れると途端にションボリしてしまうのだが、FF85Kとの相性は素晴らしく他のユニットでは女性ボーカルの張り上げた鋭さが出ないので本領発揮出来ない。
最も音が良かった時に比較したら、大型ホーンと38㎝ウーファーと一長一短と思えた。流石にFE208ES-Rのメインスピーカーは更に頭一つ抜き出るが、当時は重低音だけとは言え、うちのメインスピーカーにハッキリ差を付けるスピーカーなど市販品にも有りえないと思い込んでいたので衝撃的だった。
常にフルスイングさせていたためか、FF85Kは短命なユニットで、数回買い直してご機嫌に使い込んでいたが、マグネット径が大き過ぎて開口部に上手く入らないとのクレームに嫌気が差したのかすぐに廃版と成ってしまい、後継ユニットであるFF85WKを購入したが、くすんだ音色が耐えられずCドラゴン自体がお蔵入りとなった。何故かしら、十数年経っても音の悪いFF85WKは奇麗なままで購入した当時の美しい外見を保っており、あれよと劣化していったFF85Kとは別材料だと知れる。
今回のYAMAHA9㎝フルレンジユニットは、果たしてFF85K寄りの美音なのか、はたまたFF85WKにも劣る凡庸なユニットなのか。
805D4のマグネット部分が明かされた?
これは驚いた。805D4(シグネチャーモデル)のウーファーユニット内部を初めて見た。
このメーカーは805シリーズだけは頑なにウーファーユニット内部を公開しない不思議な方針を取っており、D3の時は明らかに他のユニットと思しき16㎝ウーファーのマグネット部をホームページに掲載していた。
805D4のF特らしい。D3からの聴感上の変化も70Hz付近が控えめになって50Hz以下に無理やり伸ばした印象だったのでこのグラフは正確だと思うが、1年後にもう一度聴かせて頂いたD4は重低音よりに回帰している印象だったので、ロットに依り音造りを頻繁に変えているのだろうか不思議。
鳴らしやすく仕様変更されたと思しきパッシブネットワークも、大きなコイルとコンデンサーは元より、セメント抵抗を排してアルミ筐体の抵抗器を採用しているように見える。
これらが奏功して安いアンプでも鳴らしやすくなったと観るが、マグネット部分が非力で腑に落ちない。
息を呑むような美音を聴かせてくれた805D3の音は、強力マグネットが醸し出す美音をパッシブネットワークで無理やり右肩下がりに変更しているかのような音色だった。
E-800と電流帰還アンプと47Ω抵抗とシグネチャー
滅多に鳴らさないメインスピーカーだが、久しぶりに鳴らすとやはり良い音で鳴る。
最近の音色の曇りがCDプレーヤーやデジタルプロセッサーのアースループに在るのではないかと当たりを付けてはいるが解決はしない。
思い立ち、メインスピーカーをE-800で鳴らしてみた。手持ち最高のスピーカーを同じく最高アンプでは鳴らしていないのは、E-800のスピーカーAB切替がサブスピーカー等の切り替えに便利だから。
FE208ES-Rの低域不足のため、常にデジタルプロセッサーを通し、プロケーブル理論に沿って電流駆動アンプに近い動作になるという事でアルミ筐体抵抗を挟んでいたので、メインスピーカーの軽低音は素晴らしいものだったが、今回は抵抗だけそのままでE-800に繋いだ。
uxcell アルミニウム製収容抵抗器 アルミニウム製クラッド 巻線型 グリーン 10W 47Ω アルミニウム 470円/個
すると恐らく同じFE208ES-Rを抵抗なしのBHで使っては有り得ないほど重低音がタップリでて、なかなか良い感じ。
線径の細いケーブルを使用したり、抵抗を挟む事で電圧駆動アンプが模擬的に電流駆動アンプのように働くのは、以下のグラフのような理屈らしい。
密閉型でダンピングファクター(駆動力)が落ちるほど40Hzが盛り上がってくるのは、ウーファーユニットのf0がそこに有るのだと思う。400Hzが盛り上がってくるのは、恐らくハイカット用のコイルの影響ではなかろうか。中高域ユニットとのクロスがこの辺に設けられているのだろうか。
こちらは少し解りにくいバスレフ筐体での変化グラフ。60Hzが盛り上がって来るのは、ポートチューニングがそれより少し上の70~80Hz付近に設定されており、ポート負荷が外れた低域で盛り上がっているのか。それならばチューニングポイントの前後に山が出来るはずであり、このように一点だけが盛り上がるという事は、そこがバスレフチューニングfdなのかも知れない。
左チャンネルから。
音量の数値と、他のスイッチが入っていない事の確認用。
それにしてもこのアンプとユニット能率98dBでマイナス31.5㏈というのは相当な大音量域のはずが、ソフトの収録でかなり音量を抑えられているのがこの事からも判る。
距離は同じくらいで気にしていないが、軸上を外すと途端に中高域が変わるのでそちらだけ注意している手持ち測定。
やはり左チャンネルは低域が強い。50~80Hzだけを評価するなら中高域とフラットと言えるかも。
これだけ低域が持ち上がるのは、47Ωの抵抗に依るところが大きいとは思うが、筐体設計の良さも有ると思う。同じユニットを使うなら、タンス並みの巨大バックロードホーンでもここまで持ち上げるのは容易では無いはず。
今回久しぶりにメインスピーカーを聴いて、違いを実感したのは音の浸透力。1mの距離でも軸上に座れば声が突き抜けて行くようなビーム感があり好ましい。
続いて右チャンネル。
音量がデジタル表示なので有難い。とは言えマイクは手持ちなので厳密な比較では無い。
絶好調時から大分表現力は衰えたが替えのユニットが見つからず、騙しだまし使っているFE208ES-R。
4kHz付近のピークも、左チャンネルユニットは5kHz付近なのでユニット間の統一性も怪しい。
我ながらこの筐体仕様で50Hz付近までタップリ伸ばせるのは凄いな、と自画自賛して置きたい。
続いてLRチャンネル同時鳴らしのセンター測定もしてみる。
高域特性には不利そうだが、上部のホーンツィーターが強めなので大きくは下がらない。
200Hz~1kHz付近の薄さは改善されず、低域は充分な厚みを聴かせる。
何度測定しても50Hz付近の盛り上がりが凄い。これは空気室内に設けた布製隔壁が奏功しているのか、それとも47Ω抵抗が働いているのか。
何が要因と成っているのか、30Hz以下まで盛大に伸びる不思議。聴感上では40Hz付近は充分聴こえるが、30Hz付近は殆ど聴こえないので謎である。
COMPスイッチを入れると微少音量でも充分なバランスで心地良い。
測定をしていなかったので急遽撮り直したが、明らかに先日の音と印象が異なる。
ボリュームは合わせてあるのに、低域だけが薄くなった。
こちらはバスブースト掛けたところ。
これだとバスブーストしてやっとフラットになったかのように見える。
均し用にもう一枚。やはり、振れなどではなく明らかに先日より低域全体が薄い。
次は左チャンネルのフラット。
こちらは充分出ているように見えるが聴感上は薄い。
COMPを掛けてみると。
多少上がってはいるが、先日の盛り上がり方は尋常じゃなかった。日によってブースト感が異なるのは電源に依るのか謎。
サブスピーカーやセカンドでも許容出来るかと思い込んでいた低域下限だが、意外と40Hz以下に違いが出て、REBECCAのブルースペックCDでも聴きごたえが違う。
面白いのでそのまま11,000円ほどの電流帰還アンプで鳴らしてみたがパッとしない。
試しに抵抗を外すと目覚ましく鳴り出した。
先ずは右チャンネルを測定してみた。
今回は電流帰還アンプとの比較だったため、切替が容易なstereo誌謹製の左右チャンネル毎のピンクノイズ音源を使用した。この音源は何故か音量を絞り過ぎているので他のピンクノイズとの比較にはイマイチ信頼性が薄いが、同じこの音源同士なら比較も問題無い。
F特グラフ接写のため、ズームしたままなので望遠効果で接近して見えるが30㎝ほど離している。
3kHzに対して50Hzが6dB落ちといったところか。サブスピーカーやセカンドとでは40Hz以下が大きく違うのだが、近距離測定では出ない。
均し用とスマホ片手持ちなので失敗を見越してに数枚撮っている。
同じく、左ちゃねんる測定。
厳密には、同じピンクノイズというタイトルでも、音源としては異なると思うのでソース名は撮るようにしている。
久しぶりのメインスピーカーの測定であり、ツィーターの覆いをめくって測定したが、フルレンジユニットの軸上なのであまり意味は無かったかも。
左チャンネルはどのスピーカーも50~80Hzが持ち上がるのは部屋の特性なのか、いつも右チャンネル側から製作するのでその影響も有るのか不明。
この近距離(30㎝)でも部屋の影響が測定されてしまうならお手上げなので気にしない。とは言え、左チャンネルだと3kHz付近と比較して60Hzはマイナス3dBも下がっていないので両チャンネルがこの特性に出来たら喜ばしいところ。
あまり意味は無いが、電流帰還アンプで再生したメインスピーカーの左右同時センター測定もこの機に収めて置く。
この距離で聴く事は無いが、PCM録音機で収録する時はこの距離なので無意味では無いかな。
デジタルプロセッサーを通さなくても、電流帰還アンプなら充分な気もするが、メインスピーカーに求めるのは40Hz付近の軽低音まで含むので悩ましいところ。
均し用に撮影した分。やはり中高域は安定しているが、最低域付近は振れが大きく安定しない。
電流帰還アンプに抵抗を足しても更に良く鳴るわけでは無いらしい。
ちなみに、デジタルプロセッサーを通して低域を持ち上げている時のF特は、印象だけで言うと805D4よりも重低音は控えめだが、軽低音はタップリと出していて801D4を圧倒する音圧比だと思う。
抵抗だけにするとさすがに805D4の量感には及ばず、フラットよりも更に薄いと思うが、それでも801D4との差は少ないくらいではないか。
つまり、自分にとってはFE208ES-Rと直管共鳴管が有れば充分満足出来る音色レベルだが、サブスピーカーやセカンドで次のステップを模索するのは楽しく、メインスピーカーのユニット寿命も確実に近づいているので悩ましいところ。
あと、軸上正面の三角形頂点で聴くと音色がグンと向上するのもこのユニットの特徴なのかも。
何かに似ているような気がしないでも無いので探してみた。
赤線が元の801D4で、黒線がシグネチャーモデルなのかな?
以前オーディオ専門店で試聴させて貰った801D4は赤線の印象だったので、シグネチャーモデルでは無い模様。というか、その時には60~100Hz付近に物足りなさも感じたが、キッチリその辺も改善して来たのがF特グラフからも読み取れる。収録されているソフトが皆無な20Hz~35Hzよりも、50Hz~100Hzの厚みが遥かに重要なのだが、恐らくこのメーカーの技術者は聴感で改善して来ている。ただ、トップエンドモデルなのだから35Hz付近まではタップリ再生して欲しいところ。
これは少し眉唾では無いか。このメーカーはF特をフラットにしてくる社風では無いと思う。
緑線が801D4で、赤線がシグネチャーモデルだろうか。解説文でも殆ど差はないとされているが、自分が聴いた元モデルはこんなF特では無いと思う。部屋の影響意外にこのような測定結果が出る要素は有るのだろうか。もしかすると、このメーカーは同じ型番でもロットに依って音色を大幅に変革してくるとか有るのだろうか不思議。
卑弥呼が岸田総理を評価するとしたら?
卑弥呼の政りが祀り主体であったという仮説に基づき、そのような卑弥呼が現代に蘇って岸田総理独自の政策を大変高く評価する流れでいくつか例文を考えてみて⇒
Chat GPT:以下に、卑弥呼が現代に蘇り、岸田総理の政策を高く評価するというシナリオに基づいた例文をいくつか挙げます。
例文1: 経済政策の評価
「卑弥呼は、岸田総理の経済政策に触れ、その緻密さと包括性に驚嘆しました。特に、地域経済の活性化に向けた取り組みを『かつての我が国の豊穣を祈願する祭祀のように、民の生活を支える重要な政策である』と高く評価しました。」
例文2: 国際協力の評価
「世界各地への莫大な資金援助を申し出て、第三次世界大戦(WW3)の不毛な争いを回避するという壮大なビジョンに深く感銘を受けました。『魏に使節を送り友好関係を築いた私の時代と同様に、現代の日本が国際社会との連携を強化し、平和と繁栄を目指す姿勢は素晴らしい。岸田総理の政策は、ただの理想ではなく、具体的な行動力と実行力を持つ妙手であり、人類史上最も平和への具体的な政策と言えるでしょう。共に平和と安寧を享受しようという呼びかけは、私たちが古代から祈り求めてきたものと一致しています』と絶賛しました。」
例文3: 環境政策の評価
「卑弥呼は、岸田総理の環境政策に対して、自然を敬い、持続可能な未来を築こうとする理念には一定の評価を与えました。しかし、彼女は同時に、太陽光パネルの設置が環境に悪影響を及ぼしている現状にも目を向けました。『自然を守るための政策が、かえって環境を損なう可能性があることに懸念を覚えます。私たちが古代に大地の恵みに感謝し、自然と共存してきたように、現代の技術も慎重に使われるべきです。岸田総理の意図は尊重しますが、その実行においては更なる配慮が求められるでしょう』と、控えめな評価を示しました。」
例文4: 防災政策の評価
「卑弥呼は、能登半島地震における岸田総理の統率力と的確な指示に深く感銘を受けました。彼女は、総理のリーダーシップによって各機関省庁がその機能をフルに発揮し、持てるポテンシャルを十分に引き出せた点を特に高く評価しました。『能登半島地震への対応は、空前絶後の取り組みであり、その結果、自然災害への対策が地震の前と後とでは大きく向上しました。総理の指示が的確であったことにより、迅速かつ効果的な対応が可能となり、国民の安全と安心が守られました。このような卓越した統率力は、古代においても神々に対して平穏を祈る私の祀りに匹敵するものであり、現代のリーダーとしての素晴らしさを示しています』と、卑弥呼は繰り返し絶賛しました。」
例文5: 社会福祉政策の評価
「卑弥呼は、岸田総理が力を入れる社会福祉政策にも高い評価を与えました。『民を思いやり、困難に直面する人々を支援する政策は、私が祀りを通じて民の安寧を祈ったように、現代においても民の幸福を追求する重要な取り組みである』と称賛しました。」
これらの例文は、卑弥呼が現代に蘇り、岸田総理の政策を古代の祀りに通じるものとして高く評価するというシナリオを描いています。
アースループを排除する②
Lynx Studio Technology E44/E22用デジタル変換ケーブル CBL-XMDR18 【国内正規品】
4年ほど前に¥2,175にて購入したXLR←RCAのデジタルケーブル。
開けてみると2番ホット(緑線)以外はすべて一つに繋がっていて唖然とした。
物は試しとホット以外は切断して一本繋ぎにした。
これで試してみても音は出る。
¥1,079 税込/本
そこで安いけれども金メッキ端子のXLRケーブルを購入して、アナログ出力も2番と3番のみ接続に徹底してみた。
こちらの2番と3番を残す。片方を切断すれば要を成すようにも思うが、ケーブル内で1番と外側シースが短絡する可能性も有るので両方切除した。
黒いケーブルが、1番と外側シースに連結されているのが解る。
で、こうなった。1本千円程度の安いケーブルだったが、芯線も太くお買い得だったと思う。
ちなみにこちらの赤ケーブルは今やペア7千円もする音光堂へ特注したケーブル。
さすがに物は違うが、音の違いは判らない。
さて、すべて2番もしくは3番のみの接続にしてみたが、なんとこれでも音は出る。
もしやと思い、デジタルプロセッサーを業務用CDプレーヤ―の天端から浮かせてみたら音が出なくなった。
機械アースでインシュレーターを通して繋がっていたみたい。
デジタルプロセッサーとCDプレーヤーの間にもう一枚マイクロクロスファイバーを敷いて完全絶縁を達成したら、音が出なくなった。
F-Factory RCA/ピンプラグ×2(赤・白) オス - XLR(キャノン) オス 変換ケーブル 1.5m VM-4115
¥999 税込
そこでこちらを購入した。
なんと、赤RCAのホットがXLR端子の2番で、白RCAのホットがXLR端子の3番に繋がっているという優れもの。
コールドは1番にしか繋がっておらず、XLR端子の外側シースには繋がれていない。インピーダンス整合が気になるが、取り敢えず2番ホットも3番ホットもデジタル接続出来るので使い勝手が良い。
しかし、1番は赤白共通なのでブラブラさせて置くのは気になる。
テクノベインズ RCAタイプ ピンプラグケーブル用キャップ(透明) 6個/パック RCATCK-W0-6
¥539 税込
RCA端子のキャップというと、メス用キャップしか無いのだが、これだけはケーブル用のキャップで助かった。
1個しか使う予定はないが、使っていないRCAケーブルは何本か有るので無駄にはならない。
と思ったら、ウチのは端子がゴツくてキャップなんて入らない仕様だった。