杉本康紀です
元々は指導している子どもの指導を考えるために調べたのですが踏み台昇降テストを続けてみています
3日目ですが
29歳以下の測定方法(3分間毎分乗り降り30往復、台の高さ30cm)では 66.1 (136回)
30歳以上の測定方法(3分間毎分乗り降り24往復、台の高さ35cm)では 83.1 (108回)
呼吸で心拍をコントロールできてしまうことが分かってきました
平常時の脈拍を測ると70くらい
ということは自分の場合30歳以上のテストではほとんど心拍が上がらないということになります
これではミトコンドリアに負荷はあんまりかかりません
前回の記事で
ミトコンドリアのことをより知りました
ミトコンドリアは体重の10%を占め、95%のエネルギーを賄うそうです
ミトコンドリアを活性化、また増やすにはエネルギー不足の状態
いいかえると酸素が足りないと感じる状態、息が弾む動きをすることが必要です
試してガッテン情報だと、少しキツイと感じる運動を週に合計60分行うといいそうです
インターバルトレーニングと言って少しキツイのを3分、ゆったりしたペースで3分を繰り返しても6分計算でいいそう
2ヶ月も続けると疲れにくくなるそうです
この少しキツイペースというのがミソで、そう感じるペースは少しずつ上がっていくはずです
つまり普段の行動がより楽なものに感じられるということです
息が弾む動きをすると、脳への血流も増えて
神経栄養因子というのが分泌され、記憶を司る海馬の細胞が増えることが分かっています
朝授業の前に、できるだけ心拍数を上げる運動をした子どもたちの学力が上がるという研究結果もでています
(脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方 単行本(ソフトカバー) – 2009/3/20 ジョン J.レイティ (著), エリック ヘイガーマン (著), 野中 香方子 (翻訳))
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全身運動は呼吸機能だけでなく、自律神経機能の改善にもつながります
安静時心拍数が約2%有意に減少し、それに伴って交感神経活動が約-5%減少し、副交感神経活動が約5%増加
免疫機能にも寄与します
ミトコンドリア大事!という感じですが
生きもので動物なんで、動くようにできているので動くといいことあるよね
使わないものは廃れます(一般レベルでは数日で)
追伸:うちのレッスンはハーハーいったりしませんが、いつも無意識でやっている動きに意識のフォーカスを当てるので脳みそを使います。なので休んでいる時に呼吸が深くなる瞬間がたくさんあります。呼吸が深くなるということはよりたくさんの新しい情報を処理(再計算)しているということで、脳や動きが変わっていっている兆しだといえます。脳は重量こそ少ないですが基礎代謝の20%を占めています(骨格筋は22%、肝臓は20%)、神経細胞の80%を占める小脳で無意識に処理されている運動の微調整を意識的に拾っていくととても良い脳のトレーニングになるんじゃないかと思います。
デスノート5巻より
スタンフォード大学で霊長類のストレスを研究しているロバート・サポルスキー氏は、チェス選手はトーナメントでプレー中に1日6,000カロリーも消費するが、これは一般人が1日に消費するカロリーの3倍にあたるという。主要なトーナメントの前後における呼吸数(競技中は3倍)、血圧(上昇)、筋肉の収縮に基づき、サポルスキー氏はチェスに対するグランドマスターのストレス反応は一流アスリートが経験するものと同等であると示唆している。
カイロプラクティックをバックボーンとして姿勢・動きの改善のお手伝いをしています
シェルハブメソッドの親子レッスンも行っております