TODAY'S
 
人工透析が救世主になる日が来る?

 

 


こんにちは!生チョコぽん酢です。
 
今日は2つのケースから気付きが得られたのでシェアさせて頂きます。
 
良かったらご参考ください。
 
 
■ケース1
 
つい先日、長年お付き合い頂いた方がお亡くなりになりました。

まだお若い精神疾患の方です。

この方も本当に急展開で、まず胃潰瘍になり入院します。

胃潰瘍はすぐに治り退院するのですが、その後は食用不振と全身の湿疹が治らず、

血液検査の結果、血液に細菌が混ざっている(細菌由来の湿疹)みたいな話でした。

その後お母さんはテレビで、0157で重症化した人が人工透析によって一命をとりとめたという報道を見たそうで、息子にもできないか担当の精神科医に相談したそうです。

先生は

透析をすると薬が体から抜けてしまうから、どんな悪い作用があるか分からない、危険すぎるから絶対駄目だ

とのことでした。

せっかく薬のバランスが整って安定してきたのに、そのバランスが壊れると精神がどうなるかわからない

みたいなニュアンスになります。

もちろん先生が判断し兼ねるのも当然で、医学的に見て透析ができない理由があるのかもしれないし、

そもそも透析とは腎不全に陥った人が、体内の血液を取り出し、浄化して体内に戻す、みたいな治療だと思うので、

本来の目的とは違う使い方をすることに対して

それはいいアイディアです!すぐにやりましょう!

なんて言う方がオカシイですから、仕方がないのだろうと思います。

息子さんはその後、食事のリハビリの為に医療対応型の施設に移ったのですが、

移って数日後、リハビリ中に飲み込んだ全ての食べ物を凄い勢いで吐き出し、そのままお亡くなりになりました。

あまりの急展開に皆は唖然としたそうです。
 
 
■ケース2

一方で、以前リチウム中毒で死にかけた人の話を書いたことがありましたよね。
この人がどうやってリチウム濃度を減らして一命をとりとめたのかといいますと、透析をしたのです。

これはケース1の時みたいに家族からの要請ではなく、
 
三次救急病院の医師の判断により人工透析を行った格好です。

リチウム中毒というところから分かるように、この方も精神薬を服用しています。

ですが、体内の血液から薬を抜き、リチウム濃度を下げたことで救われることになるのですが、

この方は順調に回復し、その後2週間程度で退院となりました。


あれ?抜いても平気じゃんって。
 
 
以上のケース1、2を踏まえると思う事が山ほどありますが、
 
ごちゃごちゃになってしまうと良くないので最低限に絞ると、

精神薬を飲んでも効かない人、不安定な人、効きすぎる人等、千差万別で、

精神科医は患者の様子を見ながら色々な薬を処方してバランスを取る場合が多いです。

でも、なぜバランスが取れているのか?という医学的な根拠は私から言わせると無いと思います。

結果的に落ち着いた

ただそれだけなのです。

薬を飲まなくても自然と落ち着いていたかもしれないし、

5種類あるうちの1種類が効いているだけで、残りの4種類は無駄に飲んでいるだけかもしれない。

そんな"たられば"話をしても仕方がないのは分かるのですが、

一般的には「医学に基づいて治療した結果、5種類でバランスがとれた」と認識することで、本質を見誤ることがあると私は思っていて、

たとえばケース1だと、体から薬が抜けたところで、何ともなかったかもしれないし、

何かあってもゼロからのスタートに経験則を持ち込むことができますから、

次にバランスが取れる時には薬の量が減るかもしれませんし、

そうならなくても新しい発見があるかもしれません。

精神科医は薬が商売道具になりますから仕方がないと思いますが(誰だって自分の仕事を否定的に見たくないし見られたくもない)、

もしも本当に透析によって薬を抜くことが出来るのなら、

あの時にしていれば息子さんの命は助かったかもしれません。

なぜかというと、以前にも書いたことがありますが、精神疾患の突然死があまりに多いからです。

私はその理由として精神薬が濃厚だと思うのですよ。

というかそれ以外の差が見当たらないです。

そしてもう1つは、人工透析を行う事でリチウム濃度を下げることに成功した事例を実際に確認しました。

つまり、増え続ける精神薬依存症の人々にも、最近増えているように思える細菌感染(血液汚染)にも、

この透析治療によって何らかの糸口がつかめるのかなって。
 
 
ちなみに人工透析については昔記事にしたことがありましたね。
例えばアメリカだと透析というのは超高額治療となりまして、腎不全になった段階で死を選ぶのが一般的だと、アメリカに住んでいる方から聞きました。
 
だからグラフなんかで見ると日本が異常に透析患者が多いので
 
表面上だけで見ると、変な薬が盛られれているとか、添加物や農薬を勘ぐりたくなりますが、
 
実際には患者数を増やそうにも増やせないのです。
 
他国では金銭面で治療を続けられずに死んでいく人が多いから。
 
一方の日本は多くの公費を使い、人工透析設備が全国に整っています。
 
確かに透析に通うのは大変な負担だと思うし、ツライ思いをしている患者さんが大勢いるのも知っていますが、
 
海外から見ると「日本人羨まし過ぎ」なほどの状況なのですよね、生活保護でも人工透析を受けられますから。
 
つまり日本は世界一人工透析設備が整った国でもあるのです。
 
なぜなら上記のグラフで見れば分かると思いますが、患者割合が2位ということは、

1位の台湾と比べると人口が数倍違うので、設備保有数自体は断トツ世界一なハズ。
 
そこでふと思うのです。
 
透析って毒素を抜く効果があるわけですよね。
 
今回のケースを見るかぎり、毒素には精神薬や細菌も含めることが出来るという事になるわけで、

 

世界一ワクチンを接種した国が、世界一人工透析設備が整っているなんていうのは、何の因果かって感じなのです。
 
 
だってmRNAやらスパイクタンパク質だってある種の毒素なわけで、

人工透析で抜けるんじゃないですか?
 

今回のケースから、近い将来、人工透析は腎不全の方以外にも活用される機会が増えていくのかもしれないし、一筋の希望が見えた、そんなお話でした。
 
よかったらご参考ください。
 

 

おわり

 

 

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