こんにちは!生チョコぽん酢です。
今日ニュースを見ていると以下のような記事がありました。
今日ニュースを見ていると以下のような記事がありました。
昨日はちょうど沖縄の話題を書かせてもらったので、今日はその繋がりで昔話を書かせてもらいます!
実は私も若いころスキューバダイビングにハマっていた時期があり、1度このドリフトダイビングも経験したことがあります。
通常のスキューバダイビングって、潮流の早いところを避けながらのんびり自分の力で泳いでいくスタイルなのですね。
一方のドリフトダイビングはあえて潮流に乗って身を任せていくスタイルのエキサイティングなダイビングです。
これだけだと「まぁ2種類あんのね」くらいにしか伝わらないかもしれませんが、潮流って凄いんです。
私は昔から海釣りが好きだったので、潮流の存在自体はよくわかっていたつもりなのですが、自分の体で体感した時は驚きましたね。
場所は沖縄県の慶良間諸島でした。
慶良間の海って世界一奇麗と呼ばれている程透明度が高く、透明度が高いということはプランクトンが少ないということでもあるので、魚影は濃くありません。
なのでパラオのように海の中が水族館になっているわけではないのですが、海自体が幻想的なのですね。
先ほども言った通りあり得ないほどの透明度があるので、まるで宙に浮いているような錯覚をするし、そんな幻想的な海の中だから時々出会える大型のマンタやGTがより映える感じで、何よりサンゴや地形が凄い。
とにかく自然と生き物の調和がとれている海なのです、お互いがお互いを引き立てている。
私は何カ国かの海を潜ってきましたが、一番の感動を覚えながら潜っていました。
そしたらインストラクターさんが、その日のメンバーならドリフトダイビングが出来ると判断したようで、人生初のドリフトダイビングをすることになったのですね。
私は資格こそアドバンスですが、本数は30本程度と、ダイビング一筋の人から見たら初心者に毛が生えたくらい。
まだドリフトダイビングには早いかなとも思ったのですが、何事も経験です。
それで実際にやってみたのですが・・・
一見何の変哲のない海の中で「ここから入るよ」みたいな雰囲気になったら、一気に潮流に体を持って行かれました
海の中って何もないように見えますが、見えない血管が張り巡らされている感じなのですね。
あの圧といったら、初めての時はビビりますね。
海の中って何もないように見えますが、見えない血管が張り巡らされている感じなのですね。
あの圧といったら、初めての時はビビりますね。
横からバスが突っ込んできたといったら流石に言いすぎですが、気持ち的にはそれくらい衝撃的でした。
潮流の中では逆らうことなど絶対にできません。
時速何キロでてんの?って思えるほど高速です。
例えば、潮流に逆らうのは不可能でも、地面の岩にしがみついて止まれるかといえば、それも不可能です。
手を怪我するだけ。
少し脱線しますが、潮流の中で魚を観察したい場合はどうするのかというと、私は行ったことがないのですが、
日本の神子元島はハンマーヘッドシャークの産卵場所で、時期になると物凄い数のハンマーヘッドが集まってくるダイビングの聖地です。
そこも潮流が速くてダイバー同士の会話でも「いつかは行ってみたいよねぇ」と話題になる玄人コース。
以前教えてもらった記憶だと、潮流の中で器具を岩にひっかけて漂いながら観察する感じになるみたいですね。
まぁ話を私の実体験に戻しますが、潮流の中では泳ぐだけ無駄なので、泳ぐ姿勢でただただ潮流に流される感じ。
やることはインストラクターからはぐれないように、進行方向の微調整をするだけw
楽と言えば楽ですが、めっちゃ怖いですw
潮流に逆らうことはできなくとも、横切って泳いでしまえばいつかは潮流から出てしまい、皆とはぐれてしまう事になるわけで。
はぐれた段階で合流はまず無理。
潮流は早いので、最終的にはとんでもない距離で離れてしまうし、フロートを持ってないと船にも気づいてもらえません。
まぁ水面に出ちゃえば道具が揃っているので溺れる心配はないけれど、そこが航路上ならひかれる可能性があるので、海の中よりも危険ですw
また終了時は海面に上がる前に体の中の窒素を抜かなければいけませんから、水深10m(くらいだったっけ)のところで皆で数分間漂うのですが、その間もビュンビュン流されていきますからね。
海の中って本当に何か小さな切っ掛け1つで、上記のようなパニック案件に繋がってしまうので、何かあった時もある程度1人で対処できる玄人向けなのは納得でした。
でも。
あの非日常体験は今でも昨日の事のように鮮明に覚えているくらいで、一生ものの宝物となっています。
あれは本当に怖い体験で、あれは本当に素敵な体験でした。
自然相手はどんな遊びもリスクがつきものですから、リスクを恐れてはいずれ何もできなくなってしまいます。
人間が出来る限りの安全マージンを取りながら、これからも続けて行って欲しいなと私は思うのでした。
きっと冒頭の事故のニュースで被害に遭われたダイバーさんも、同じ気持ちなんじゃないかな?と、勝手に思ったり。
さて。
せっかくなので、慶良間諸島で通常のダイビング時に撮った写真を載せておきます(ドリフトダイビング時ではないですw写真撮る余裕がなかったw)。
そして・・・
本邦初公開!
若かりし頃の生チョコぽん酢の写真です(左)。
ただ海に浮いているだけでカッコイイんですよねぇ、なんだかすみません(←)
それにしても、もう10年以上も前かぁ。
なんか書いていたらまたダイビングがしたくなってきたなぁ。
おわり
( 裏記事のバックナンバーはこちら )
↓【オススメ商品記事】美容や健康維持
↓必ず読んでおきたい本