社会人大学生で
話がとても良い面白いよっちゃんからバトンタッチ。
今日は、人を嫌いになる話。
人のことを嫌いになると
まぁ、だいたい、その人と口をききません。
嫌いなので、その人のことは何も理解しようとしていないし、何も知ろうとも思いません。人を嫌うと、ショック状態なので、心の平穏を保っているだけで精一杯です
人を嫌うと、
その人の一面だけの出来事で、その人の全てではないのに、全てを嫌いになってしまいます。
私は一体この人の何を嫌っているんだろう？と冷静になった時、ゆっくりと自分の心の中を覗いてみると、
その嫌いなところは、全て自分で勝手に作り上げた架空の人格なことがわかります。
その人を嫌いになったたったひとつのきっかけから、こんなことをする人はきっとこうに違いない、とか、こんなことをする人なんだから人格が曲がってるに決まってる、とか、
よく知りもしないくせに勝手に決めつけて「あなたは、嫌われて当たり前の性格」って、その人の嫌な部分の証拠集めをして、その人を嫌いになるように周りの人をも巻き込んで「嫌い祭り」を行います。
その人が嫌われれば嫌われるほど、「私は正しい」「私は正義」と鼻高々になるのです。
自分で決め付けた「嫌われて当たり前の性格」以外は全て「あなたが優しいなんてありえない」って処理してしまいます。
そして、時間が過ぎると、
相手は、自分が想像して嫌っていた性格と全く違うところが見えてくるのです。
偏った一面もあるけども、素直に凄いなと関心するところもあって、かと言えば天然な一面もあったり、共感できるものもたくさん持っていて、
「いい奴なのかもしれない」「悪い人じゃないのかも」って一瞬思うのですが、
「嫌い祭り」を盛大にやったので、ここで、相手がいい奴になると、今度は私が悪者になるのです。そんなことは許さない！「第二、第三弾の嫌い祭り」を行うのです。
「人を嫌う」という感情はほぼ偏見で出来ています。
「人を嫌いう」という偏見に対して、「その人を許す」のではなく、「更に嫌う」という偏見で自己防衛しているのから私たちは疲れてくるのです。
「許さない」というのは、自分を守るためにすることなのです。
何かを許さないという自分になることで、そのせいにして、「やらなくてすむ」のだから。
人が嫌いな仕組み。
本当に嫌いな人は、たった一人でいいのです。
なぜなら、
その相手のせいにして自分はやらなくてすむから。
何をやらなくて済んでるいるのか？
羨ましいを隠すため。
自分は出来ないことを
その人は軽々乗り越えているため。
自分は図々しくないのに相手は図々しいくせに嫌われないため。性格が悪いのに結婚してるため。自分は努力してるのに親からお金もらっているため。
「不倫してる人って大嫌い」とか言ってる人は、不倫できる人が羨ましい場合もあるのです。
「憧れてます。」とか「羨ましいです」とかそういう気持ちを自分が受け止めちゃうと、自分はその人より下で、もしかしたら自分には価値がないのかもって思えてくるかもしれないから、怖くて受け止められないのです。
自分のものさしで相手を評価している人は「不安」な人。
イライラの裏には不安があって、不安の裏には恐怖があって、恐怖はたいていしょうもないもの。
しょうもないけど、それじゃ自分を保てないから、自分の偏見で嫌った相手をいじめている。
人をいじめている人を観察してみて。
その人「不安」を抱えているから。
だから…
あなたが自分のことでいっぱいいっぱいなように、みんなも自分のことでいっぱいいっぱいですから。
大丈夫よ。
そんなに怖がらなくても(^^)
マリコ先生でした。
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