大量に輸出された日本人!?秀吉が奴隷貿易を禁止した背景とは? | 戦国ヒストリー (sengoku-his.com)
西洋人がキリスト教を各国で広めようとします。キリスト教を広める人のことを宣教師といいます。あるいは牧師とも言います。
カトリック教会では神父と言い、プロテスタントでは牧師と言ったのです。昔のキリスト教は、カトリックです。それに抵抗してきたのが、プロテスタントの新教徒です。ヨーロッパの白人の宣教師がキリスト教を布教したのです。
キリスト教を布教する目的は、布教した国の人々を奴隷にするためです。宣教師は「博愛」を説きます。「神はすべての人々を愛しています。この博愛の思想を受け入れた人は、天国へ行くことができます」というのです。
ところが、この邪教を広めて信じた人は、判断力がなくなってしまうのです。だから、奴隷になってしまうのです。
キリスト教を生み出したのは、ユダヤ教です。ユダヤ教では、非常に大事なことを言っています。「我以外の神を求めてはならない。みだりに神の名前を呼んではならない。」これは、何を物語っているのでしょうか?
キリスト教の十字架や、ゴシック建築の教会は偶像崇拝です。教会は神様が下りてくる場所です。教会の中には神が下りてくるのです。そして、十字架を置いて、「アーメン」と言って、十字架を拝みます。これは、偶像崇拝です。
ユダヤ教徒は、偶像崇拝を恐れています。キリスト教徒のことをユダヤ教徒は、偶像崇拝者と呼ぶのです。キリスト教徒を蔑んでいるのです。どうしてユダヤ教徒は、キリスト教徒を蔑むのかというと、「偶像を拝んでいるお前たちには神は見えないのだよ」と思っているのです。
イエス・キリストを創ったものは、目に見えないものです。我々の生死も同じです。我々はどこから生まれて、いつ死ぬのかわかりません。我々を創ったものは、間違いなくあります。自然に自分の意志でこの世に生まれてきたわけではありません。
「私は自分の意志で生まれてきた」という人は、誰もいません。気が付いたら自分というものがいたのです。
自分は目に見えないものの働きによって創られたのです。それを仏教では、「命」と言っています。「命」というものは、つかむことはできません。「命」とは、なんだかわからないものなのです。
例えば、そこにいるネズミを殺してしまったとします。今まで生きていたネズミはどこに行ってしまったのでしょうか? もう死んだネズミになってしまったのです。
何が消えたのでしょうか? 何がどうして、どうなったのか、人間にはわかりません。目に見えない人間を創ったものを、ユダヤ教では「神」と言っているのです。キリスト教では、三位一体の原理を説きます。イエス・キリストが、三位一体の神だというのです。
十字架を造って、キリストを拝んでしまったら、偶像崇拝です。偶像崇拝をしてしまうと、目に見えない神が見えなくなってしまうのです。だから、ユダヤ教では「偶像崇拝をしてはいけない」と禁じているのです。
目に見える「イエス・キリストが神なのだ」と言ったら、それは違います。目に見えない神はイエス・キリストではありません。言ってみれば、多くの生命を生み出す大宇宙そのものが神です。それは目に見えません。
ユダヤ教では、「みだりに神の名前を呼んではいけない」と言っているのです。それと同時に神の名前はありません。それでは困ってしまいます。「では、あえて言うならば、ヤハウェと呼びなさい。これは、本当の神の名前ではない」と神は言っているのです。名前がない神様ですから、一時的に「ヤハウェ」と言っているのです。
どうしても、神にお会いしたいならば、ヤハウェと言うのです。それは、偶像ではありません。だから、「ヤハウェ」という神の名前をみだりに呼んではいけません。「ヤハウェ様、助けてください」とは、言っていけません。
神の名は、みだりに呼んではいけないのです。では、人間はどうしたらよいのでしょうか? それは、「考える」ことです。神の名前を簡単に呼んで「神様、助けてください」というのはやめなさい。もし、みだりに神の名を呼ぶのであれば、その民族は滅びてしまうのです。気軽に「神様、助けてください」とは言ってはいけません。
では、どうするのでしょうか? それは、自分の頭で考えなさい。お前はものを考える頭をもっているのだ。「ものを考える」という中に神がいるのです。だから、自分の頭を使い、頭が痛くなるほど考えるのです。
考えて、考えて、考えて、結論を出すのです。そうすれば、良いものも、恐ろしいものもできてくるのです。人類はすでに原子爆弾をもっています。これは、どこから生まれたのでしょうか? これは、アインシュタインの頭の中から生まれたのです。
考える、考える、徹底的に考えるのです。この「考える」ということから、原子爆弾は生まれたのです。「考える」ということは、「神が見える」ということです。人間は、「考える」という、この作業を永遠に繰り返していくのです。
考えて、考えて、考えぬいていくと、姿形の見えない神様が、その人に見えてくるのです。それは、本当です。
質問「生命はどのようにして、できたのだろうか?」、「それは、考えろ」ということです。考えるから、ダーウィンの進化論ができてくるのです。考えるのです。「サルと人間は、どのように違うのか? なぜ、サルと人間がいるのか?」それを考えるのです。
貴方には、神様が与えてくれた「考える」という力があるのです。考えて、考えて、考えぬいていくのです。そうすれば、どのような問題でも解決ができるのです。
「ヤハウェの神様、助けてください」という考えからは、何も生まれません。ところが、キリスト教では、イエス・キリストという人間を神にしてしまったのです。キリスト教徒は、「イエス・キリストのいうことを聞いていれば、幸せになれる」と思っているので、自分の頭で考えることは、後回しです。
西洋では、自分の頭で考える人たちはユダヤ人です。西洋では、ユダヤ教徒とキリスト教徒が混ざっています。西洋の学問は、すべてユダヤ人が考えたものです。物理学も、化学もユダヤ人が考えた学問です。
「なるほど、それで世界の偉大なユダヤ人になったのだな」とわかるのです。人口は約2千万人しかいないユダヤ人が銀行をつくり、お金をつくり、兵器をつくり、原爆をつくり、潜水艦、飛行機を造り、現代文明を造ってきたのです。
しかし、この宗教には欠点があります。人間が人間を奴隷にしてよいのです。人間より劣っている者は豚と同じです。、計算もできないような人は、計算ができる人間に使われてしまいます。当然のことです。考える人は、どんどん賢くなっていきますが、考えない人は豚のようになってしまうのです。(②に続く)
■モーゼの十戒
1. 我のみが神である
2. 偶像を作ってはならない
3. 神の名をみだりに唱えてはならない
4. 安息日を守ること
5. 父母を敬うこと
6. 殺人をしてはいけないこと(汝、殺す無かれ)
7. 姦淫をしてはいけないこと
8. 盗んではいけないこと
9. 隣人について偽証してはいけないこと
10. 隣人の財産をむさぼってはいけないこと
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