※ 本日の記事は、前回の記事の続きですので、
まだ読まれていない方は、
ぜひ先に、2-54(←リンク) をご覧ください。
3ヶ月以内にミツカンを辞めろ
逆らったら子どもと引離すぞ
シンプルに言えば、
僕はこのように
迫られていました。
※詳しくは2-51、2-52、2-53(←リンク) をご覧ください。
義父母からの理不尽な要求を前に、
僕は、どうすれば妻子を守れるのか、
必死で考えました。
息子の親権を失ったうえに、
ミツカンを辞めさせられたら、
いよいよ息子と引き離されてしまうだろう。
まだ間に合うのであれば、
養子縁組 ”不受理届” を大使館に提出して、
親権を(実質的に)回復させておくべきかもしれない。
※ 僕が自分の机に ”不受理届” を保管していたことについては2-45(←リンク)を御覧ください。
しかし、
もし不受理届を大使館に出したら、
”敵対行為” とみなされて、義父母から徹底的な報復を受けることは間違いないだろう。
夫婦関係を
破壊されるかもしれない。
何とか、
不受理届という敵対行為を避けながら
家族を守ることは出来ないだろうか…
僕は、
来る日も来る日も、
あらゆる選択肢を熟考しました。
日本から大量の本を持参していたので、
日中には息子を抱っこしてあやしながら、古典や偉人伝などを片っ端から読んで参考にしましたし
夜になって、息子を寝かしつけた後も、
ずっと考えていました。
そしてついに…
僕は、重大な決断を下しました。
これ以外は無いという、
選択でした。
今思い返しても、
後悔はありません。
そして…
腹を決めた僕は、
ロンドンの自宅から
日本のミツカン本社にいらっしゃった、
K島常務に
電話をしたのでした。