※ 本日の記事は、前回の記事の続きですので、

まだ読まれていない方は、

ぜひ先に、2-53(←リンク) をご覧ください。

 

 

 

義父(ミツカンの中埜和英会長)

による公私混同について、

少し整理したいと思います。

 

 

私的な目的で、オーナー 兼 代表取締役の立場・権利を濫用することは公私混同であり、ましてやその強大な権力を、親子を引離す目的で濫用することは決して認められるべきではありません。

 

 

何が問題なのかを

整理したいと思います。

 

 

先ず、

和英会長による

公私混同の具体的内容を整理します。

 

 

第一に、

 

和英会長は、養子縁組届出書を目の前に広げ、

(孫の親権を渡さなければ)

片道切符で日本の配送センターに(飛ばす)

と発言して、サインを強要しました。

 

※ その場ではサインをしなかったもものの、僕はサイン済みの書類を翌日提出しました。詳細は2-37(←リンク)を御覧ください。

 

 

第二に、

 

その場でサインをせず命令に逆らった などと僕に言いがかりをつけ、

本来は、すぐに日本へ帰す(飛ばす)ことも出来るが、”けじめ” をつけるならば3ヶ月間猶予を与えるから、英国で自分で仕事を探しミツカンを辞めるよう僕に求めました。

 

和英会長は、無理やり(実質的に)親権を奪い、僕の立場を弱くした上で退職を要求したのであり、かなり悪質な手口と言えます。

 

端的に言えば、「子どもと引き離されたくなかったら、ミツカンを辞めろ」と脅したに近しい行為で、子を人質にとって退職を突きつけたようなものです。

 

※ 詳細は2-51(←リンク)を御覧ください。

 

 

第三に、

 

和英会長は、オーナー 兼 会長である自身の命令にH川社長やK島常務が逆らえないのを利用して、社長と常務を通じて、僕をミツカンから退職させるよう圧力を加えました。

※ 詳細は2-51(←リンク)を御覧ください。

 

 

 

さて、

 

 

 

和英会長による上記の公私混同は目に余るものがありますが、これをミツカンの企業理念に照らしたときにどのように映るでしょうか。

 

 

和英会長はマスメディア(日本食糧新聞)の取材において、ミツカンの企業理念について以下のように説明しました。

 

 

〜以下引用〜

 

私たちミツカングループは「買う身になって まごころこめて よい品を」と「脚下照顧(きゃっかしょうこ)に基づく現状否認の実行」という「2つの原点」を永遠に守るべき価値観として企業理念に掲げています。 

 

〜引用以上〜

 

 

脚下照顧(きゃっかしょうこ)とは、分かりやすく言えば、”足元を見て自分のことを反省する” という意味です。

 


他方で、和英会長(あるいはミツカン)は、僕に対して次の行為をしました。

 

 

・(息子を養子に差し出さなければ)「片道切符で日本の配送センターに(飛ばす)」と脅した

 

・部下である社長と常務に指示を出して一般職である僕を退職させるよう圧力を加えた

 

・和英会長の発言通りに、ミツカンは僕を日本の配送センターに飛ばして、僕たち親子を引離した

 

・ミツカンは仮処分裁判で敗訴したが、敗訴に開き直り父子の引離しを強行・継続した

 

・ミツカンは、敗訴したことへの報復として、僕に一切仕事を与えずキャリアを毀損したうえ、妻子の居住しない国で1年間の自宅待機を(実質的に)強要した

 

 

仮に、和英会長(あるいはミツカン)に、脚下照顧(きゃっかしょうこ)の精神があったのならば、仮処分裁判で敗訴したにも拘らず、父子の引離しを強行・継続したでしょうか? 報復を行ったでしょうか?

 

 

僕は大変疑問を持っています。

 

 

そもそも、会社の人事権を濫用して親子を引離すことは、果たして認められるのでしょうか。

 

仮に、このような姿勢を持つ企業や経営者が日本中に広がったらどうなるでしょうか?

 

不幸になる人々が増えるかどうかで「善か悪か」を判断することは可能だと思います。

 

 

【中埜和英会長】

 

引用元:

日本食糧新聞