※ 本日の記事は、前回の記事の続きですので、

まだ読まれていない方は、

ぜひ先に、2-44(←リンク) をご覧ください。

 

 

 

僕は、とにかく急いで、

養子縁組”不受理届”を書き上げ、

大使館に提出する準備を整えました。

 

 

そして、

 

 

完成した書類を前に、

深呼吸をして、

 

 

深く、

自問自答しました。

 

 

 

僕は、

どうするべきだろうか?

 

 

この決断が

 

 

・愛する息子

・愛する妻

両親

・義父母

 

 

の、皆んなに

影響を与えるんだ。

 

 

僕の仕事やキャリアも

かかっている。

 

 

これは

僕の人生を賭けた選択なんだ

プンプン

 

 

 

常識的に考えれば、

不受理届を大使館に提出して、

父親としての立場・権利を回復させるべきです。

 

 

 

片道切符で国外へ(飛ばす)

 

 

殴られる位じゃ済まされない

 

 

 

などと脅迫されてサインをさせられたのであり、

 

 

養子縁組届出書を手渡した後には、

義母から罵声まで浴びせられました。

 

 

 

あなたに育てられる子どもは不幸になる

 

※ 詳細は 2-39(←リンク)

 

 

 

息子の幸せから程遠い言動を繰り返す義父母に、息子の親権を渡す理由は全くありません。

 

 

義父母の言動の理由が (孫の幸せを破壊したうえでの) "家" と "金" だとすれば、本末転倒もいいとこです。

 

 

 

しかし…

 

 

 

熟考の末の

僕の判断は…

 

 

 

不受理届は

提出しない

 

 

 

でした。

 

 

決断に至るまで、

様々な感情が交錯しました。

 

 

生まれたばかりで まだ小さく、

目も見えず、名前も決まっていない、

愛しい息子。

 

 

離婚させられてしまうからと、泣きながら、

養子縁組届出書を義父母に提出して欲しいと僕に懇願した、妻。

 

 

大変な思いをして、

役所へ行って、

不受理届のことを教えてくれた父。

 

 

皆んなのことを

考えました。

 

 

 

しかし…

 

 

 

一番の決め手となった

理由は、

 

 


義父を

信じてみよう。

 

 

 

という思いでした。

 

 

 

この書類は

大輔を追い出すための書類じゃないから、サインするよな?

 

 

 

サインを迫った際に、

義父は

僕にこう明言しました。

 

 

 

ここまで言い切ったのだから

信じてみようじゃないか。

 

 

 

こう、思ったのでした。

 

※ 上記の発言については、2-43(←リンク)を御覧ください。

 

 

妻との結婚前に、

男同士2人でお酒を飲んで話し合ったうえで、

義父は婿入りを認めてくれた。

 

 

義理とは言え、

ご縁あって父子(義父と僕のこと)

になったのだから、

 

 

義父の人間性

賭けてみよう

と思ったのです。

 

※ 「男同士2人でお酒を飲み」のエピソードは、

2-172-182-19(←リンク)を御覧ください。

 

 

一方で、

この決断は、

 

 

僕を心配し役所に行ってくれたうえに、

メールまでくれた父(実父)に対して

申し訳ない判断でした。

 

 

 

父(実父)には申し訳ないが、

この書類が大使館に提出されることは

無いだろう。

 

 

 

こう思いながら、僕は、

後は提出するだけであった、記入済みの養子縁組不受理届を、机の引き出しにしまったのでした。

 

 

 

このように…

 

 

 

僕は、

不受理届を手にしながらも

敢えてその選択を手放し

 

 

義父母による、

これまでの苛烈な言動に目をつぶり、

 

 

義父の人間性・家族観

を信じることにしたのです。

 

※ つまり、2-43でお話した「1%の希望」を信じたのです。

 

 

まさに、

人生を賭けた選択でした。