欧州中央銀行がギリシャ国債を公開市場操作の担保として受け入れる可能性示唆→ユーロ高
秘書です。
ユーロが対円で高値。
「欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は21日、ユーロ圏各国が保証の提供で合意したことによって、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に追い込まれた場合でも、ECBがギリシャ国債を資金供給オペ(公開市場操作)の担保として受け入れる可能性を示唆した。」
欧州中央銀行がギリシャ国債をうけいれることを示唆したことも、市場は好感したということですね。
これを日本に置き換えると、どうなります?
円が対ユーロ約2週ぶり安値、ギリシャ向け支援好感-対ドル78円半ば
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=a5ZWlLISkE_E
7月22日(ブルームバーグ):午前の東京外国為替市場では、ユーロ・円相場が1ユーロ=113円ちょうど付近と、11日以来の円安値圏で推移している。21日のユーロ圏首脳会議(サミット)で新たなギリシャ支援の枠組みが合意されたことを受けて、債務危機の域内拡大懸念が緩和し、ユーロ買いが先行している。
ユーロ・円相場は朝方の取引で一時113円29銭までユーロ高・円安が進行。午前9時52分現在は113円13銭付近で取引されている。ユーロ・ドル相場も朝方に一時1ユーロ=1.4439ドルと、7月6日以来の高値を付け、同時刻現在は1.4390ドル近辺で取引されている。
一方、ドル・円相場は海外市場から対ユーロでのドル売りが波及、この日の日本時間朝には一時1ドル=78円22銭と、円が戦後最高値を付けた3月17日以来の水準までドル安・円高が進行。その後は対ユーロでの円売りが徐々に優勢となり、78円66銭まで値を戻した。
岡三証券外国証券部シニアマネージャー、相馬勉氏は、ユーロ圏サミットについて、みんなこれで欧州債務問題が解決すると心の底から信じているわけではないだろうが、とりあえず最悪の事態にならなかったということで、ユーロが買われている、と説明。また、米国の債務上限引き上げ問題に対する不安感からドルが買えないため、「なおさらユーロが買いやすくなっている」と言う。
前日にブリュッセルで開かれたユーロ圏サミットでは、1600億ユーロ規模の新たなギリシャ支援が公約されるとともに、既存の融資の条件が緩和された。
ただ、ユーロが急速に上昇していることから、相馬氏は、「週末ということもあり、ユーロはいったん買われても徐々に上値を切り下げてくるのではないか」とみている。
ギリシャ懸念が緩和
また、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は21日、ユーロ圏各国が保証の提供で合意したことによって、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に追い込まれた場合でも、ECBがギリシャ国債を資金供給オペ(公開市場操作)の担保として受け入れる可能性を示唆した。
21日の欧州債市場では、サミット終了前に声明草案が報じられた段階で、ギリシャをはじめ、スペインやイタリアの10年債が大幅上昇。一方で、避難先として買われていたドイツ国債は下落した。
米株式市場でも、欧州債務危機の鎮静化期待から、主要3株価指数がそろって上昇。株価の予想変動率の指標であるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX指数)は8日以来の水準に急低下している。
一方、米国では債務の上限引き上げをめぐる交渉が続く中、民主党関係者が明らかにしたところによると、オバマ大統領は上下両院の民主党議会指導者をホワイトハウスに東部時間午後5時半(日本時間22日午前6時半)に招集した。
21日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)はオバマ大統領と共和党のベイナー下院議長が債務交渉について大枠で合意に近づいていると報道。カーニー米大統領報道官とベイナー氏は同報道を否定している。
ユーロが対円で高値。
「欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は21日、ユーロ圏各国が保証の提供で合意したことによって、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に追い込まれた場合でも、ECBがギリシャ国債を資金供給オペ(公開市場操作)の担保として受け入れる可能性を示唆した。」
欧州中央銀行がギリシャ国債をうけいれることを示唆したことも、市場は好感したということですね。
これを日本に置き換えると、どうなります?
円が対ユーロ約2週ぶり安値、ギリシャ向け支援好感-対ドル78円半ば
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=a5ZWlLISkE_E
7月22日(ブルームバーグ):午前の東京外国為替市場では、ユーロ・円相場が1ユーロ=113円ちょうど付近と、11日以来の円安値圏で推移している。21日のユーロ圏首脳会議(サミット)で新たなギリシャ支援の枠組みが合意されたことを受けて、債務危機の域内拡大懸念が緩和し、ユーロ買いが先行している。
ユーロ・円相場は朝方の取引で一時113円29銭までユーロ高・円安が進行。午前9時52分現在は113円13銭付近で取引されている。ユーロ・ドル相場も朝方に一時1ユーロ=1.4439ドルと、7月6日以来の高値を付け、同時刻現在は1.4390ドル近辺で取引されている。
一方、ドル・円相場は海外市場から対ユーロでのドル売りが波及、この日の日本時間朝には一時1ドル=78円22銭と、円が戦後最高値を付けた3月17日以来の水準までドル安・円高が進行。その後は対ユーロでの円売りが徐々に優勢となり、78円66銭まで値を戻した。
岡三証券外国証券部シニアマネージャー、相馬勉氏は、ユーロ圏サミットについて、みんなこれで欧州債務問題が解決すると心の底から信じているわけではないだろうが、とりあえず最悪の事態にならなかったということで、ユーロが買われている、と説明。また、米国の債務上限引き上げ問題に対する不安感からドルが買えないため、「なおさらユーロが買いやすくなっている」と言う。
前日にブリュッセルで開かれたユーロ圏サミットでは、1600億ユーロ規模の新たなギリシャ支援が公約されるとともに、既存の融資の条件が緩和された。
ただ、ユーロが急速に上昇していることから、相馬氏は、「週末ということもあり、ユーロはいったん買われても徐々に上値を切り下げてくるのではないか」とみている。
ギリシャ懸念が緩和
また、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は21日、ユーロ圏各国が保証の提供で合意したことによって、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に追い込まれた場合でも、ECBがギリシャ国債を資金供給オペ(公開市場操作)の担保として受け入れる可能性を示唆した。
21日の欧州債市場では、サミット終了前に声明草案が報じられた段階で、ギリシャをはじめ、スペインやイタリアの10年債が大幅上昇。一方で、避難先として買われていたドイツ国債は下落した。
米株式市場でも、欧州債務危機の鎮静化期待から、主要3株価指数がそろって上昇。株価の予想変動率の指標であるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX指数)は8日以来の水準に急低下している。
一方、米国では債務の上限引き上げをめぐる交渉が続く中、民主党関係者が明らかにしたところによると、オバマ大統領は上下両院の民主党議会指導者をホワイトハウスに東部時間午後5時半(日本時間22日午前6時半)に招集した。
21日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)はオバマ大統領と共和党のベイナー下院議長が債務交渉について大枠で合意に近づいていると報道。カーニー米大統領報道官とベイナー氏は同報道を否定している。