なんか毎日毎日暗くなる話題ばかりでブログを書く気持ちにも

なれない。それにしても本当に景気が悪い。


来年はもっと悪くなる事は分かっているので社長としては、気持ち

がどんどん暗くなる。


半年前と比べてもまさかここまで急にインチキ経済のからくりが崩れて

ボロボロになるとは、さすがに私も予想はできなかった。

経済は、心理戦なので皆がマイナスに心理を向けると、すべてが悪く

なる。それもインターネットの普及で情報がダイレクトに24時間動くので

良くなるのも早いが、悪くなるのも本当早い。

そこにアメリカのインチキ経営学での市場操作がバレてしまい破綻が

続き、損をかぶる一般市民も巻き込み大変な状態になっている。


人材派遣業界も来年は大変だ。


大手問わず人材派遣業界は、来年例の3年クーリングオフ期間を迎える

問題と景気低迷の受注量ダウンの為に、大手はすべて売上3割ダウン

が決定している。30%の売上が下がるなんて想像もできない。

逆に当社のような中堅企業だとチャンスも増えるのだが、差別化ができる

特化型のビジネスモデルでないと勝てないだろう。


当社も景気低迷の影響は8月以降受けているが、他と違って人材派遣

ビジネス以外のセクションの柱を持っているので、派遣が悪ければ別の

柱を伸ばせばいいので、まだ救われる会社だしチャンスも増えているが

と言っても売上予算には100%達せないと思う。


前年対比では130から140%は伸ばしていても、もともとの予算目標が

高いから経営は大変である。それを想定して投資も経費も増やしている

ので、今回の景気低迷は正直痛い。


こんな厳しい状態の中でも富裕層はまだまだ沢山いるし、アメーバの

色々なブログを読んでいても、景気のいいブログを書いているセレブの

方や経営者も存在している。その違いはなんだろうね?


親からの遺産や事業の継続で潤っている人もいるし、自分のビジネス力

で儲かっている人もいる。また、華やかな世界で毎日を楽しんでいる人も

多くいる。人生って、生まれた所がどこかでもある程度の人生は決まるの

だろうけど、自分自身の力で切り開いて大物になる人の人生って、どこで

大きな違いがでるのかが分からない。


運なのかな?


人脈なのかな?


はた目から見れば人なんて良く見えるものだけど、自分を問いただすと

満足できないのが人間でないかと思う。


私も40歳になって本当情けなく思う。


40歳といえばもうオヤジだ。若くはない。

なのにこのレベルでは本当情けない。


世の中には凄い人が沢山いる。どこか違うのか。どこで人生が変わった

のか本当知りたい。勉強したい。


人生は難しい。






予想はしてましたが、世界恐慌に完全に入りましたね。


ここにも以前書きましたが、日経平均は9000円に入ると。

しかし、この調子だと9000円も割りますね。


アメリカの影響が一番大きいのが実はヨーロッパ。

ヨーロッパの金融機関の破綻をどうやって隠して小さく

報道していくのかが今後のポイントだと思います。

今のところオランダにしてもイギリスにして上手に処理

して報道しているので大丈夫だと思いますが、でもでも

これから4年間は世の中の景気は駄目でしょうね。


まあ、マネーゲームで儲けてきた人達には言いたいのは

楽して稼げないということ。リーマンの社員と先日話しました

が、彼曰く「いやーこれで引退できますよ。やっと数字に

終われないばら色の人生が送れます」と笑顔で喜んで

いました。彼は、この3年間で数億円の報酬を得ています。

楽に生きていけるでしょう。


しかし、彼に言ったのは「その報酬って、結局誰かを損させて

得た利益だよね。損する人がいるからお前たちも儲かるん

だよな。外資主義の儲けたお金は皆で分けるのわいいけど

今得たお金は、誰かの悲しみだという事も覚えておけよ」

と話したところ、確かにそうだと認めていました。


昨日今日と名古屋に出張してましたが、予想通りトヨタの

不振で名古屋も冷え込んでいました。想像以上に悪い

ようです。


しかし、我々中小企業のベンチャーには大チャンスです。


いまこそまわりが倒れる時に前に進まなくていつ勝てるので

しょうか。不況の時こそチャンスで、大きく前進できる時です。


景気のいい時は、実力がなくても伸びていける企業は多いの

ですが、不景気な時こそ本来の実力が生きます。


実力が無ければ衰退。不景気な時こそ元気よく前を向いて

頭を使い仕組み作りを仕掛ければ絶対に勝てます。


お陰さまで、当社も8月9月の厳しい時期をすぎてから、大きな

案件も決まりだし、新しくできた大きな事業部も順調に進み

大きなステップを踏めそうです。


不況こそチャンス。


今こそ頑張りましょう。

いやはや想像以上に景気が悪い。


VCが投資しているベンチャーで経常利益がプラスになっている

企業は3割満たないとの事。投資した9割が失敗、残りの1割で

採算取っていたのが、この景気の悪さと市場の悪さで全滅に

近いとの事です。


異常な事態というか、これが本来の姿でここ何年かが異常な

バブルで数字のマジックで踊らされていただけである。


ただ、その影響で金融機関は貸し渋りが酷く、あらたな融資を

引っ張るのは上場企業でも厳しい中で中小企業が融資を受ける

のは、それはそれは大変で世界である。


税理士に聞いてもVCに聞いても金融機関の方々に聞いても

間違いなく貸し渋りが起きているそうです。こんな状態で会社

経営ができるのでしょうか。


1割の勝ち組優良企業にお金が流れて、残りの9割にもランク

が割り当てられて低いランクは、世の中から切捨てられる厳しい

時代に入りました。資本主義の本来の姿になるのか、、、、


今から会社を始めたい人は、それなりのバックボーンがない限り

止めたほうがいいでしょう。初めは自己資金で廻るだろうけど

企業が成長期に入ると、売上が伸びれば伸びるほど資金が必要

になる。そこをどうバランス取るのかが難しい。従来であれば

銀行が貸してくれたけど、今は新しい会社には銀行は貸付を

しません。利益が出ているのは当たり前で赤字も駄目。

黒字でもB/S側に、変な滞留資金が見えると即アウト。

これから会社を始める人は、利益を見るP/Lより資産を見る

B/Sをよく勉強して、B/Sを良くする経営をするべきです。

そうすれば銀行は、笑顔でお金を貸してくれるでしょう。


そんな中で当社は、厳しい中であるが、二つの新規事業がスタート

したりM&Aで10月から新しいセクションを吸収したり、今ある事業

へのシナジー含めた事業を拡大している。確かにそれなりの相当

なお金が投資されているが、何事も売上と利益が回収されるまで

は資金が先にでるのは普通なのでこれは仕方ない。

ただ、私が手がける投資は、運転資金で出る資金の回収サイクル

も3ヶ月以内に回収可能な内容しか投資しないので、一時は大変

だけど回りだせばそれはそれで利益は大きく回収できる。

この辺の判断が、ある意味賭け事だと思う。経営は。

決めるまではそれはそれで悩むし考える。


今回の投資も私の判断。

他のセクションが景気低迷で客側の都合で売上ダウンした部分

の補填は、私の今回の3つの案件で補充した。それも新規部門で

手間もかけずに。ダウンした部門の売上も来月から補填OKのようだし

今回加えたセクションが加わると、大きな利益とシナジー効果に

つながる。


リスクは?本当にこの内容は大丈夫か?相手は?回収サイクルは?

社会的に意味のあるビジネスなのか?

悩む悩む。でも7割いけると思ったらGO。

今回もそうだし、すべてタイミングだと思う。


古くからの友人から言わせると、私は堅いという。

でも私はそう思わない。

賭けに出て勝負したことで何度も失敗も人にも騙されている。

でも挫けてないだけ。人がいいのか騙されるし損な立場が多い。


これは経営者の勘というか賭けの領域に入ると思うけど、本来な

ら資金を使わず貯めて耐える時期でもあるのだろうけど、商売

は、攻めることを忘れたら既存の売上を当てにして経営していた

ら数年も会社は持たない。お客様の8割は消える物だと認識して

常に新規営業と既存客フォローをしていかなければ、向こうから

お願いしますとお客様がやってくるなんてものは、勝ち組企業以外

はない。だからこそベンチャーは常に新規開拓を心がけなければ

先はないと思う。


しかし、大きな資金は出て行く。

この投資した資金が何倍になるのかがポイント。


ほぼ毎日お金は先に出るが売上も利益も増える案件の決済を

私に求められている。案件や利益の元が見える話しがくるだけ

幸せである。


あとは、経営者の判断で右に曲がるのか左に曲がるのかが会社の

運命を決めていくのだろう。


やはり最後は社長の運なのか。


役員会であれ会議であれ決めるのは最後は社長の仕事。


社長の責務は重い。非上場は。