厳しい世の中になればなるほど資金力のある企業は勝ち組になれます。


①例えば資金力でM&Aを格安で決めることができたり


②資金力で取引先への支払いサイト短縮で値引きを成功させたり


資金力=交渉力UPは、景気が悪ければ悪いほど強い武器になります。


資金力とは、過去昨年前半ぐらいまでは金融機関やVC、ファンドの力で

自前に資金がなくても人様の資金でなんとでもなりましたが、今は本当の

意味での資金を持つ企業しか、お金の力を使えないほど各金融機関は

前向き資金を出すことをしません。

中小企業なんてのは、特にそうであり社長様方は皆頭の抱えているでしょう。


但し、前向き資金が必要であるという事は、まだ仕事があるという事でもあり

仕事がないから資金は必要がない企業も多いでしょう。


当社も大きなM&A案件やら大口受注が控えているのですが、さすがに

1件数億単位の案件だと資金需要は厳しいですよね。

なんでもそうですが、売上がたっても入金があるまでの資金繰りは、自前

の資金力でこなすわけであり、その間の入金がある2ヶ月ぐらいは、どの

企業も持ち出しになります。案件が大きくなればなるほど資金は必要であ

り、社長様は頭を悩ますところでありましょう。


新しく始めたフード関係の事業部は、予想以上に伸びそうで仕入資金が

相当必要なりそうです。いきなり年間数億のお客が数社も同時始まると

痺れます(笑)

ある程度利益率が高ければいいのですが、さすがに全部が全部美味しい

お客でもなく売上は大きいが利益率は低い客ほど資金繰りは厳しくなります。


とは言っても、派遣ビジネスが低迷している世の中で大きな売上とそれなりの

利益を稼ぎ出す新しい事業部のスタートは、まだ救われていると思います。


どこかお金持ちのパートナーいないかな


変な話で今打診がきているM&A案件も、某6000億のファンドから自前の

投資先を当社にくっ付けて大きく化けさせたい。だから5億で買って!とか、

某上場会社をM&Aをファンド側と当社と共同で仕掛けて買収後実部隊は

当社でお願いされていたり、中国の大口ファイナンスを当社で受け持ってい

たり、本来はお金持ちのファンド側がやるべき事を、なぜか私にお願いされ

コンサル含め対応している事態が、おかしな時代です。


全部決まればそりゃーーーー凄いことです。

案件は沢山あってかけないほどファイナンス系は多い。


でも何とかなるような気がするし、実際中国の大口案件もシンガポールの

銀行でファイナンスさせ成功させることがほぼ決まったり、某上場会社の

M&Aも来月経営陣とこちら側のファンドのお見合いをさせOKなら現筆頭

株主のVCに買い付けを打診してOK(売りたがっている)なら決まるだろうし

決まるのも怖いけど、まだこのような大きな案件を中心になってできるのは

幸せだと思う。


が、自前の本業は大事なのでなんとしても本業は大きく伸ばしたい。


資金は、まあなんとかなると思うけどきっとどこかでフィーバーするときは

外部の力も借りなければいけないだろうな。


あるところには資金があり、ないところにはない。


それが世の中ですね。


あるところ側に早くなりたいものです。






46年ぶりの皆既日食をテレビで見ました。


天気が悪くて見れないよと子供にも話していたのですが、驚くなかれ


夜のように真っ暗になるシーンは、驚きと感動のシーンであります。


46年前は、日本はどうだったんでしょうか。


高度成長期の中で夢と希望に満ち溢れた日本人が、戦争の痛手も


忘れてアメリカにも負けない豊かな日本を目指して頑張っていたでしょう。


国民全員が夢を見て頑張った結果が日本の繁栄につながりました。


しかし、46年ぶりの皆既日食の今、日本は豊かになったのでしょうか。


経済はバブル崩壊の時代より酷く世界経済も最悪で政治も混乱し


夢をもてない子供達と老後に不安を抱える人々を多く抱える日本の


将来は、はたしてまた訪れる46年後の皆既日食の時代には、どうなって


いるのでしょか。


46年前の時代に努力をしてきた団塊の人達のお陰で豊かにはなりましたが、


お金で買えない何かを日本人は忘れた結果、日本人としての誇りを今の国民


は忘れてしまいました。その結果教育が崩壊し団塊の世代の親達で甘やかさ


れて育った今を背負う世代の人達がおかしな価値観を作りあげてしまいました。


今の政治家の酷さは、甘やかされて育った2世政治家の多さも影響してます。


暗い話しばかりですが、それほど日本の将来は明るい物が見えず景気回復が


本当に訪れるのか不安でなりません。製造系ももどったしても7割でしょうし、


トヨタのような過剰投資をしてきた企業のリスクは当面解決はできないでしょう。


景気が良くなっても正社員を雇うリスクは企業は背負わないでしょうし、民主党


が掲げる派遣改正は、ますます日本からの雇用を奪い製造系問わず海外に


活動の場を移して行くでしょう。


毎日毎日世の経営者は未来について問いただしているでしょう。


過去の経験が生きないほど酷い状況の中でどう企業を導いていくのか、毎日


毎日悩み苦しんでいるでしょう。特に我々のような中小企業はすがる物がない


状況で考えると本当に厳しい。銀行も資金を貸さない時代の厳しさは辛いですね。


「もっと経費を締めてお金を貯めておけばよかった」


「贅沢しなければ良かった」


「経営にもっと厳しくしなければならなかった」


厳しい時代に入るときこそ、普段のおこないがでるのでしょうか。


先輩企業の社長さんがよく私に言っていた言葉


「もっとケチに経営しろ」


「贅沢はするな質素に生きろ」


確かにその通りにしていたら違ったでしょうね。


その我慢する厳しさがないと本当の成功者にはなれないのかと思います。


経営者って孤独で本当に辛い仕事ですね。





放置したブログ。


IDもすべて忘れ放置したまま。


経営者として書く気になれなかった自分でもあるが、さすがに昨年から


続いている景気の悪さは、経営者の心をへし折る。


まだ当社はいいほうだろうが、気がつけばライバルや名の通った同業他社


の倒産や業務縮小など嫌な話ばかりだ。


新規事業や業務範囲の拡大で売上も伸びているが、売上は変らないが


利益率は低いビジネスが増えている。確かに安定はしているが、前のよう


な爆発的利益率は生み出すことはできない。


完全に体力勝負の状況になっている。


そんな中新しいビジネスサービスも始まり忙しくなっているが、飛躍的に


大きな利益を生み出す仕組みにはまだなっていないが、今はそこに力を


入れるしかないだろう。


本当厳しい時代だ。


大手も銀行も駄目な時代に数十億クラスの中小企業が勝ち抜くのは容易


ではない。


経営者として本当の実力が問われる。