キャリア・子育て・パートナーシップ…
愛と人生の舵を取り『本当に生きたい人生』を生きるためのセルフコーチングメソッドをお伝えする『フリーライフアカデミー』主宰。
フリーライフコーチで、 5歳女の子のママで写真家の鶴賀奈穂乃(つるがなほの)です

でもブログで【なほのSTORY】を書きながら自分の人生や感情としっかり向き合ったら、12日後には一気にブログアクセスが月間90万を超え、家庭も、お仕事も、パートナーシップもわたし史上最幸を毎日更新

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妊活、不妊治療…。こんなに強く願っても、叶わない夢がある?!【なほのSTORY 第8夜】前編はこちら!
不妊治療で悩んでいたときのわたしは、
この漢方薬を飲みさえすれば…
卵管造影検査をすれば…
日本で不妊治療を受けることさえできれば…
というように、
〇〇をすればとか、
☓☓の環境にいられさえすればとか、
今持っていないものを手に入れられれば、
このゲームはうまくいく、
というような感覚でいたと思います。
でもわたしは
グアムで出会った友人たちをきっかけに、
自分で自分の人生を選択することとか、
愛を循環させる生き方とか、
そうしたすてきな人生のあり方を、
たくさん見ることができました。
そのおかげで、
わたしにとって重要なんだけど、
でも人生の中のひとつの点に過ぎない
「こども」というものから、
もう少し視野を大きく広げて、
毎日の生活を
たのしめるようになってきました。
ヨガやオーガニックな生活をすることで、
マインドがとても広がって、
「わたしが生きて、行動することで、
地球がちょっと喜ぶかもしれない」
そんな風に、
視点のモードが上がっていったんですよね
この辺りのくわしいことも、
またぜひ別の機会にゆっくり書きたいんですが、
いずれにしても、
24時間365日、
意識的でも無意識的でも
たぶんいつでも頭から離れなかった
被害者意識というものから
視点が上がり、
『愛の循環』
に意識が向き始めたんですね。
そうしたら、
胎児のように小さくなっていたわたしは、
気がついたら気持ちよく手足を伸ばし、
立ち上がり、
歩きはじめ、
自分で自分の人生を決めることを
決めました。
「体外授精を受けよう」
と決めたんです。
わたしは今でも注射が怖くて仕方ない、
たぶん先端恐怖症なのですが、
そのわたしが体外授精を受けるというのは、
本当に大きな決断でした。
しかもオーガニックな生活をするようになり、
お薬も数年間一切使っていないし、
体外授精は神聖ないのちの領域に
人間が無粋に立ち入るものだという
考え方もなんとなくあって、
体外授精するほど
こどもに執着しなくてもいいんじゃないかって
思ったりしていました。
でもライフスタイルを変えて、
視野が変わり、
自分で歩き出せるようになったわたしは、
結婚したらこどもがいるものだとか、
夫を喜ばせてあげたいとか、
こどもを通じてすてきなお友だちと出会いたいとか、
そういう気持ちからこどもがほしいのか、
それとも本当に、
わたし自身がこどもをほしいと思っているのか、
しっかり自分と向かい合った結果、
やっぱりわたしはこどもがほしい!
という気持ちを自覚して、
体外授精を受ける決心をしました。
実際、
かなり生理不順だったわたしが
グアムから一時帰国しながら
治療を受けるのは至難の技でした。
いつ排卵するかわからないので、
採卵直前に夫の精子を採取するため、
何度夫の帰国のフライトの日にちを
変更したかわかりません
病院が遠いこともあり
一時帰国中はひとり暮らしだったんですが、
治療のための自己注射が怖くて
自分ではとてもできなくて、
遠方からお友だちに来てもらったり…
不妊治療のためだけの帰国。
何もすることのないひとり暮らし。
非日常の中での病院通い。
一回目の体外授精で見事妊娠し、
その後流産したときは
これほど泣いたことはないというほど
一ヶ月間泣き暮らしましたが、
1周期空ければ次の治療ができると
お医者様に言われていたので、
1周期だけ空けてすぐに帰国。
今度はできるだけ精神的に追い込まれないように、
妊娠したらしばらく飛行機に乗れないので、
3ヶ月間のマクロビオティックの学校を申し込み、
不妊治療のためだけに帰国するのではなく、
帰国にたのしみを重ねてみるようにしました。
でも成田空港から直接、
湘南台の先生のところに行って検査すると、
卵巣がまだ疲れているから
今周期での治療はやめたほうがいいとのこと。
グアムでの撮影のお仕事も、
日本での暮らし方も調整して、
数ヶ月の日本での滞在費や治療費を捻出して、
(当時1ドル=80円台だったので、
収入がドルベースの私たちにはツライ!!!!)
そして何より、
これが最後のチャレンジと決めて
一大決心をして帰国していたので、
このままグアムに帰りなさいと言われたようで
先生の前で号泣
でも、わたしは決めていたので、
不妊治療で日本でも有数のお医者さまでしたが、
先生を説得して治療することに。
先生がおっしゃるように恐らく卵巣が疲れていて、
強いお薬を使って、
わたしのカラダの限界を見極めながら
治療をはじめましたが、
名医と言われる先生でも
なかなか予測がムズカシイ状態で、
夫のフライトも何度も変更しましたね…
でも、
たったひとつだけできた受精卵を
わたしのカラダに戻したとき、
モニターで先生がそっとわたしの子宮に
受精卵を戻すのを見ていましたが、
「あ、今わたしの中に、いのちが宿った!」
というのがわかりました
今でも忘れられない
胸がキュンとする感覚です
ちょっと怖いけれど、
でもわたしの中の生命の存在を確信しながら、
妊娠しているかどうかの採血検査を受け、
「おめでとうございます!妊娠です!
グアムに戻るのはいつ頃を考えていますか?…」
なんていう言葉が先生から聞けたときは、
本当に、本当にうれしかった
写真:グアムの仲間たちとのプライベートビーチでのパーティーの夕方。何度でも妊娠したいと思うほど、最高にしあわせなマタニティライフを過ごせました♥
以前は被害者意識にまみれていた
わたしでしたが(苦笑)、
わたしが(も)こどもがほしいのだから、
わたしができることを、
わたしがする。
そう決めて、
わたしは
どんな結果も自分で引き受けることを
決めました。
今思うと、
そう決めてからのわたしの行動力は
我ながらすばらしかったなって思います
実際あのときは、
自分がほかのひとより恵まれていないことよりも、
(グアム在住とか、ドルで支払うとか、
受精卵がたくさんできないとか…)
今自分にできることを
ひとつずつやってみよう!
ということにフォーカスしていました。
でもそれは、
たったひとりで奮闘することじゃなくて、
夫を頼り、
両親を頼り、
お友だちを頼り、
一緒に夢を叶えるために
彼らにできることをしてもらい、
それをありがたく受け取ることでした。
お仕事のあと毎晩Skypeでわたしを励まし、
コロコロと変わる治療の予定に合わせて
何も言わずに
お仕事の都合を調整して義母を説得し、
治療のためにグアムと日本を往復してくれた夫。
流産の悲しみに一緒に涙し、
採卵や受精卵を戻す日には
いつも付き添ってくれていた母。
アメリカからの一時帰国中で
しかも妊娠中に(あとで知ったのだけど)、
夜10時の注射のために、
片瀬江ノ島からみなとみらいまで来てくれた親友。
往復2時間かけて通院して治療し、
妊娠してからはつわりがひどくて
みなとみらいから出られない
ひとり暮らしのわたしのために、
都内から次々と遊びに来てくれた友人たち…。
本当にたくさんの人たちの愛を
こころからうれしく思って
受け取れたから、
わたしの決めた未来は
実現したのだと思います。
こどもがほしいと思っているとき、
不妊治療をしようかどうしようか迷っているとき、
そして不妊治療の真っ只中にあるとき、
決めることも、
引き受けることも、
感謝することも、
とても難しくなってしまうことがあると思います。
そんなとき、
わたしのこの体験を
思い出してみてもらえたらうれしいです。
あなたの中に愛が満たされて、
あなたが受け取ったその愛を、
あなたを通じてもっともっと
誰かに、世界に、
循環させるイメージができたとき、
あなたの決めた未来は
必ず実現します
写真:最初の体外授精で流産した赤ちゃんを、グアムの海に戻してあげていたので、2回目の体外授精で妊娠し、安定期に入ってグアムに戻ってきた時に、赤ちゃんに報告をしに行きました。
それでは明日は、
待望の妊娠・出産を経て、
グアムを離れることを決めるまでを
深掘りしていきたいと思います!
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明日もおたのしみに
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