なぜ、伝えたいことを言葉にできないのか。
9月に入り、風が秋らしくなりました。長期休暇開けということもあり、仕事に追われていて、気が付くと２週間ほどブログの更新が滞ってしまいましたでも、この２週間は・42日間の言語化トレーニング完走！・壁打ちのお客様との対話・内容をリニューアルした コピー講座の体験セミナー開催・超々、時間がない中での プレゼンのキャッチコピー制作などがあり、忙しさの中でも、言葉にすることの大切さ、むずかしさを学ぶ日々でした。今日は、この２週間の反省もかねて「なぜ、伝えたいことを 言葉にできないのか」お伝えしたいと思います。…━…━…━…━…━…━…━…━…━本当に言いたいことは言葉に出来ないInstagramでチャレンジしていた42日間の言語化トレーニングはなんとか完走できました！始めたきっかけやトレーニングの詳細はこちら↓1日6分書き出すだけの言語化トレーニングにチャレンジ！毎日、一つのテーマについて思っていることを書き出すだけのトレーニングでしたが、テーマによっては何も出てこなくて焦りました体験セミナーでもお話したんですが、人って本当に言いたいことは言葉にできていません。自分が意識して言語化できている部分は、わずか5%しかないからです。残りの95％は無意識あるいは何か思っているけどよくわからないモヤッとしたもの…。頭の中で思っているだけでは何も考えていないことと同じなんですよね。「自分の思いを言葉にできない」という悩みをよく聞きます。それは、頭の中で同じことをぐるぐる思っているだけで、考えていません。だから、メモでもなんでもいいから書き出すことが大事なのです。書き出すという行為は、「思い」に輪郭をつけてカタチにする作業。このときはじめて「思う」が「考える」に変わるのだと思います。…━…━…━…━…━…━…━…━…━※体験セミナーは４名の方に参加いただきました。 今回は個人的にお声がけして募集はしていません。無意識のなかに消費者が思わず動く、ホット・ボタンがあるキャッチコピーの体験セミナーでも潜在意識に関わる「インサイト」のお話をしました。「インサイト」とは、消費者が思わず動く心のホット・ボタンと言われるものです。消費者の心の奥底に眠っているホンネのこと。この「インサイト」を見つけるのは大変です。なんせ、本人すら気付いていないことだから、単純にインタビューしてもでてきません。「インサイト」をつかめていないと、しっかりリサーチしたのに、全く売れないということも…。だから、マーケッターやコピーライターはインサイトを見つけようと必死で考えます。こうすれば見つかるという絶対的なセオリーはなく、探るしかないのですが、前提として「お客様はウソをつく」と思っておいたほうがいいです。お客様が悪いと言っているのではなく、お客様が言われることは表層的なことなので、鵜呑みにしないようにということ。私は話を聞くなかで覚えるちょっとした違和感を逃さないように心がけています。…━…━…━…━…━…━…━…━…━思いが強すぎてもうまく言語化できないWeb全盛のいま、瞬時に数字で結果が得られます。さらに、こうすれば集客できる、売れるという情報があふれています。書き手は、そうした数字や情報にしたがってさらに書き連ねます。でも、書き手は、消費者でもあるわけで…。たくらみがみえみえなのに申し込むか？買うか？そんな疑問を持っていて、そうしたたくらみに踊ろされている自分に苛立ちも感じていました。それで、数字では表されない本質的なことをお伝えしたいという思いが強くなり、体験セミナーの内容を見直したのですが……、むずかし過ぎました。独りよがりなものになってしまった気がしますこの２週間のなかで一番の反省点また、言語化トレーニングで、思いが強すぎてもうまく言語化できないことを体感しました。書き出せたとしても、思いに言葉がついてこないんです。だから、さらにいろいろ考える。そうするとだんだん独りよがりな文章になってしまうんですよね。思いを書き出したら、いったん時間を置いたり、場所を移動したりしてスイッチを変えてから「伝える」作業に入る。そうすると、自分の思いを客観的に見ることができます。相手が知りたいことをわかりやすく伝えることが一番。それを忘れてはいけませんね自戒の念を込めて書きました今日も最後まで読んでくださりありがとうございました《2023年8月の人気記事》「広告学校」と岡康道さん、ちょっとだけ小田嶋隆さんのこと佐藤尚之(さとなお）さん主宰、50代以上のコミュニティ「Good Elders」に入会キャッチコピーは、ネガティブな感情にアプローチしたほうが行動を促しやすい門外不出？！ 現場で教えられたコピーライティングの鉄則９か条キャッチコピーを書くのに、なぜペルソナが必要なのですか？.example{ /*コレ*/text-align: center; border: 1px solid #999; padding: 10px; background: #f2f2f2;}
