※写真は過日、お墓参りに行ったときの写真。まさに台風一過の青空が広がっていました。

 

近畿、東海方面は台風の影響が

大きいようですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

夏休みの予定も

変更を余儀なくされた方も

多いかもしれませんね。

 

安全に過ごされることを

お祈りしています。

 

今日はコピーを書くときや、

企画を立てるときに、

考えてみてほしい

「時代のインサイト」

についてお伝えします。

 

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少し視座を高くして

考えて見ることも大事
 

 

コピーや企画を考えるとき、

一般的には以下のような

手順で進めます。

 

1 自分(or 商品)の強みを洗い出す

2 ターゲットを設定する

3 競合をリサーチ

4 1〜3の情報をもとに

  ターゲットに提供できる

  最大のベネフィットを考える。

5 表現を考える

 

法人の場合、調査の規模が

大きくなることはありますが、

プロセスはそう変わりません。

 

①市場・顧客(Consumer)

②競合(Competiter)

③自社(Company)

 

の3C分析などを行い

その調査をもとに

考えることが多いです。

 

また、これとは別に

考えなければならない

ことがあります。

 

それは、

時代のインサイト。

 

社会の隠れた課題や常識、

時代の空気のようなものです。

 

ここに敏感であることが大事。

 

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「おいしければ売れる」

というわけではない。

 

例えば、ニチレイフーズが

2002年に発売した

『日本の味おむすび』シリーズ。

 

素材にこだわって、

「外はしっかり、中はふっくら」

という絶妙な握り加減を実現し、

おいしいと言われていたそうですラブラブ

 

でも当時は、

白ごはんならいつでも家にあるし、

 家で握ったほうが安い」

 

という感覚が強く、

2年ほどで姿を

消してしまいましたタラー

 

「個食」が増えた今なら

ヒットしていたかもしれませんね。

個人的にも食べてみたかったプンプン

 

おいしいから売れるという

わけではないんですよね。

 

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時代のインサイトは

1人ひとりの

想いからつくられる

 

ある著名なコピーライターの方が、

 

「時代のインサイトは、

僕個人が思っていることに戻ってくる

と語られていました。

 

確かに時代のインサイトは、

誰かのたった一人の思い

集まって作り出すものだから、

 

そこを深掘りしていけば、

結局、自分の心の奥にある

不満とか不安にたどりつきます。

 

実際に経験があるので

とても納得できました。

 

結局、言葉もアイデアも

顕在化していない思いは、

日々の生活の中で自分が思ったこと、

感じたことの中から引きずり出す

しかないと思いました。

 

さらに言えば、

日々あらゆることに

興味を持ち、

自分に問いを立て、

言葉にしていくことが

大事なのだと。

 

そうしていると、

自分の軸が見えてきて、

オリジナルの視点が養われます。

 

ただ、この1人ひとりの視点が、

私を含めて、今の日本人は

鍛えられていない

ように感じるんですよね。

 

終戦記念日の今日、

「戦争についてどう思うか」

自分に問いを立てて考えてみる

のもいいかもしれません。

 

今日も最後まで読んでくださり

ありがとうございましたビックリマーク