クリーチャーガレージキット人間のブログ -46ページ目

ファニーゲーム  

イライラ度★★★★★

イライラを共有したい意味でのお薦め映画。



「ファニーゲーム」「ファニーゲームUSA」


別荘にバカンスに着た家族の元に、

不思議な容姿をした若い二人組が

「卵をわけてくれませんか?」と訪れる。

最初に紳士的な態度をとっていた二人組だったが

次第に・・・


「隣の家の少女」と違い、

展開は非現実的な「映画」らしい作品なので、

ある程度は客観視できる。

しかし2人組の腹立たしさは半端ではない。

欝になるというよりは、イライラする映画。

オリジナルの「ファニーゲーム」と

「ファニーゲームUSA」は全く同じものなので

どちらを観ても良い。

ちなみにこの映画もホラーに区分されている事があるけど、
スプラッターシーンは無い。
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隣の家の少女

嫌な物を共有したくなる意味で、

お薦めの映画。


そういった意味でのお薦め度 

ダントツ★★★★★


「隣の家の少女」


主人公の少年 デイヴィットの

隣の家チャンドラー一家の元に

事故で家族を亡くしたメグという少女が

引き取られてやってくる。

優しい性格のデイヴィットは

同じように優しい性格のメグに想いを寄せるが、

メグは家主のチャンドラー婦人に

虐待を受け始め・・・



ホラーの区分で分けられているけど、

直接的な残酷描写はほぼ皆無なので

スプラッターが苦手な人でも観れる・・・

けど、それはビジュアル的にというだけ。

この映画で破壊されるのは、

心の奥底にある人間的な部分だと思う。



崩壊していく人間の理性が

ゆっくりと描かれていて

一度感情移入したら最後

止めるに止められず、最後まで観てしまう。



諸悪の根源であるチャンドラー婦人が

ヒステリーな行動を起こさず

静かに、無垢な子供達を

支離滅裂な自分のルールの中で

洗脳していく様がなんとも腹立たしい。


実話に基づいているからなのか

演出や登場人物等をリアルに描ききつつも、

どことなく映画的な展開が漂うのも

うまいところ。


この絶妙なバランスで

忘れられない作品になってしまう。





この映画の原作者 ジャックケッチャムは

以前紹介した「ザ ロスト 失われた黒い夏」

の原作者で、鬼畜系小説の第一人者。




ケッチャムの

小説等の他の作品はまたおいおい紹介します。


 

ちなみに 小説版はより強烈。

主人公の内面まで描かれていて

映画以上に欝になるので注意!


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汁との戦い2


八景島の近隣にある海岸に向かう道中、
何故か無性に富士山に行きたくなり、
夜中をかけて自分、A君、汁さんでドライブした。



海岸についた頃には明け方近くなっていた。


まずは、汁と自分が戦うことになった。

アメリカ時代、
汁はおかしな大会に出ていたとはいえ
当時の自分からしたら強いやつという存在だったので、
潜在意識のどこかで
「こいつは怖い」と思い込んでいた。

向かい合ったときの緊迫感といったら、
もうスパーリングの域を超えて、
普段やられている先輩の前に立ったような感覚、
足元がふわふわで、しっかり立てないような感覚だった。

「カモーン キャズアキ(かずあきのフランス発音)」
汁は笑っている。

横ではA君が見ている。


もう情けないやら、かっこ悪いやら、いろんな感情が噴出してきて、
がむしゃらに、いつものようにボディに思いっきりパンチを打ち込んだ。右の大降りフックだ。

ボスッ!と汁の腹にめり込んだ。

その瞬間

「オーマイレバアァーーー!!!!(俺の肝臓が!)」

と、何故かレバーの存在する逆側の左腹を押さえ、
(自分がたたいたほう)その場に座り込んだ、次の瞬間!


ブリブリブリブリブリブリブリ!!


けたたましい音と共に猛烈な悪臭が鼻をつんざいた!


え?

一瞬A君と顔を見合わせた。
暗くてよく分からなかったが、よく見ると胴着のすそから
液体のような、固体のような物があふれ出ている。

まあ、それがなにかはすぐに分かったけど。




ちなみに、その後12年間のカラテ人生の中で
パンチでウンコを漏らした人は、一度も見たことが無い。

むしろ汁の漏らし方は、パンチをするギリギリまで
脱糞のチャンスを伺っていたとしか思えないくらい
ベストなタイミングだった。


汁は、汚れた胴着と尻を洗うべく、海に入っていった。

時刻はもう朝の4時~5時頃。

朝日に照らされて、海がキラキラとオレンジ色の光を発している。
そんな中徐々に、海中で尻を洗う汁のシルエットが映し出された。
その手前の砂浜を犬の散歩をする人たちが横切っていた。


尻を洗い終わった汁は、
あろうことか、海中で胴着のズボン及びパンツを脱いで、
下半身裸の状態で陸に上がってきた。

今自分がいる状態は、はたから見ると
海外ゲイ雑誌の撮影に朝早く来たクルーのような
そんな雰囲気なのだろうか。

A君も自分も完全に言葉を失っていた。

汁との戦い1

汁というフランス人は、前の日記で記したとおり。


そんな汁が、ある日 自分の日本の家を訪ねてきた。

その頃、自分の家にはジェニファーという
ラグビーボールみたいな体型をした女の子が
ホームステイしていたので、
父も母も自分のフランス人の友人にはさして驚かず、
快く家で面倒を見てくれた。
(父親は仕事の関係で一度アメリカで汁に会っていた)

家に着てからの汁は
自分のバイト先にチャイニーズウェアを着てきたり
バイト先の女の子を口説いたりと、
迷惑な行動が多かった。


そんなある日、A君が遊びに来た。
自分がカラテを始めて1年程たっていた頃で、
A君は

「そろそろ闘ってみても良いかと思って」
と胴着を持って準備万端だった。

その夜遅く
A君、汁と一緒に、
八景島の近くにある海岸でスパーリングを行った。
(街頭が明るくて、広い場所はそこしか思いつかなかった)

汁は胴着が無く、はだしで蹴り合うと
大事なチャイニーズウェアが汚れるので、
自分の高校の体育のときに使った柔道着をかしてやった。

しかしサイズが全く合わず、
裸に子供用ジャンパーを着て、それを帯で結んでいるような
変なルックスになった。
しかも汁は無駄に毛が濃く、体の真ん中からはみ出す縮れ毛は
まさに変態のそれだった。


地獄チャーハン

地獄ラーメンを出す店は数あれど、

地獄チャーハンを出す店は珍しい。


なので、本日は「ラーメン小僧」さんにて、

地獄チャーハンを食いに行ってきました。



ココイチカレーのMAXを食えたので

自信を持った自分は、

10丁目にチャレンジしてみる事にしました。



蓮華に擦り切れ一杯入っている辛子が

投入されるのを見ると、

ちょっとケツがむずっとしました。



「おまち!10丁目ね!」

元気よく女将さんがテーブルの上に出すと、

チャーハンの湯気が女将さんの顔に直撃。

すると女将さんは


「ぶおっ!かっら~~~;;」


おいおい、慣れてる人までむせとるやんけ!

大丈夫なの!?



恐る恐る食べてみると

おいしい~~。


意外と食べれる。


チャーハンの家庭的な味もさることながら、

大きめに切られたチャーシューもうまい。


地獄ラーメンを食べるときのツラサといえば、

辛さで痛んでる口の中に熱いスープを入れる時。


チャーハンにはそれが無いので意外なほど食べれる。

もちろん水は必要だけど。




ああ~~おいしかった~~~







それから八時間後、今現在



便所に行った。




腹とケツが焼けるように痛い・・・・・








た、助けてくれ・・・




誰か俺を殺してくれ・・・






ちなみに、地獄は120丁目までありました。





ナガレのブログ
写真右 10丁目

写真左  3丁目



ラーメン小僧HP

http://www.kozo1984.com/