クリーチャーガレージキット人間のブログ -42ページ目

「頼れるのは俺のBODYだけ」 最強クソゲーム 「ボディハザード」

ある日、HELLPAINTER地獄の塗り師こと
俺の兄貴 高橋ミキヤ氏から一本のプレイステーション用ソフトを

「これ面白いから・・・」

と手渡された。


ゲームのタイトルは


「ボディハザード」

世間ではPS3やXBOX360等の
次世代ハードが出たばかりだったのに、
今どきPS1とは・・きっとなにかあるに違いない!

しかし、バイ●ハザードに似せ
タイトルで釣りに来ている感じがして胡散臭さぷんぷんだった。

裏を返すと、とんでもない主張が目に飛び込んできた。


ta$カラテとガレキとホラーと俺と


「頼れるのは俺のBODYだけ」



なんと見事な!
こんなに小恥ずかしい台詞を堂々と謳っている。


おそらくは海外製品を日本訳にしたゲームだった。


早速説明書を手にとって見る。


またも胸を打たれるような文面が目に飛び込んできた!


1面 1面のボス トランの解説

「 氷のムーン
 亜寒帯性の美しい世界ではあるが、アクテリオンの
アイスムーンは危険で死の恐怖に満ちている。

この厳しい環境下で、以下の生物だけが生存している。

■トラン
 生粋のちんぴら。
この世界につれてこられた戦闘員の最初の閃門である。 」

阿寒帯性の意味は良く分からないが、とにかく寒いんだろう。
そして、そこに存在する生物が、

「生粋のちんぴら」

とは・・・。ちんぴらが生き延びていける阿寒帯性には、
説得力にかけるのでは!?


さらに、主人公の説明を読んでみる。



「主人公 
ブレイクハンター

$カラテとガレキとホラーと俺と

▲地球防衛軍のスペシャルエージェントで、
マーシャルアーツの世界チャンピオンでもある。専門はキックボクシング。コントロールされた速度、ハイキック、最大のダメージを与えるパンチ力を含む、あらゆるテクニックに精通している。 」


スペシャルエージェントであり、
マーシャルアーツの世界チャンピオンでもありつつ、
専門がキックボクシング??

とにかく多忙多趣味が目立つ。

コントロールされた速度って一体?
ハイキックとパンチ力を含むあらゆるテクニックって、
パンチと蹴りのコンビネーションは、
格闘の基本ではないんでしょうか・・・・?

あとローキックは?ミドルキックは?

続けよう。




一面の解説。


■氷のムーン
 亜寒帯性の美しい世界ではあるが、アクテリオンの
アイスムーンは危険で死の恐怖に満ちている。
この厳しい環境下で、以下の生物だけが生存している。


■アロペックス
残酷な気象条件がこの怪物を作り出し、雪男の迫害が、この怪物たちを凶暴にした。狂ったように攻撃をしかけ、獲物は剃刀状の鉤爪で細切れにされてしまう。

(雪男の迫害って・・・。
何をされたんだろう。実際ゲームで見ると猫にしか見えない。)


■雪男
知能が低く、思考能力に難がある。スモウとジュードーのコンビネーション技を使う。途方もない力で相手を圧倒する。

(雪男!!なんというまっすぐなネーミングセンス!
「思考能力に難がある」という解説が救いようがない。
スモウとジュードーのコンビネーション?一体どこで習ったのか。)

BOSS
■トラン
 生粋のちんぴら。
この世界につれてこられた戦闘員の最初の閃門である。

(ボスの説明だけ異常に短い)


二面

■庭園のムーン

サンクダムガーデンムーンに見える、
修道院や穏やかな運河、美しく整えられた庭園、巨大な壁の向こうの瞑想的な人々・・・
これらは全て、向こう見ずな侵入者を狙う罠なのである。

(世界観が急すぎてさっぱり意味がわからない。
向こう見ずな侵入者という古典的な言い回しに一番目をひく)


◇シャマイ
普段はおとなしい、
穏やかな猫科の動物だが、
見知らぬ者を見ると一変する。
その小柄な身体、鋭い爪、素早い動きは、敵に回すとやっかいである。

(おとなしいとか書いてあるが、
ゲーム中ではいきなり襲ってくる。)


◇僧
カンフー技に長け、あらゆる戦闘をこなす。
激しいキック、素早いパンチ、突出した反射神経を駆使した予想不可能な戦闘スタイルを持つ。

(カンフーと書いてあるのに、予測不可能な戦闘スタイルなのは何故なのか。
胡坐をかいたまま空中浮遊して、高速で近づいてくるのも書き加えて下さい。)

BOSS
◇シロ
「悟りの人」として知られる、修道院の不滅の支配者。カンフーの名手でもある。

(またBOSSだけ解説が短い。
解説を読む限りでは、僧の方が強そうだ。
しかもシロという「悟りの人」なんて聞いた事ない)



三面


●森のムーン
病気と憎悪に満ちた生物が、カリストロの荘厳な森にうごめいている。
(戦闘より病気をうつされるのが一番怖い)

●アロータ
このムーンへの侵入者の多くが、アロータの敏捷で素早い攻撃に圧倒されてきた。

(「圧倒されてきた」と過去形なのは、結構突破されているのだろう。)

●パンセラ
カポエラのダイナミックな技攻撃を得意とする。
イナズマキックがパンセラのトレードマーク。

(「技攻撃」?
イナズマキックはただのトレードマーク?)

BOSS
●レンザ・フィ
フォレストムーンにおいては、彼は戦闘の影響を最も受けないと思われる。カポエラの達人である。

(???どうして影響を受けないのか不明。
しかも申し訳程度に「カポエラの達人」って言われても・・・。
因みに、「彼」と書かれていますが、スタイル抜群の巨乳です。)



この後、2つの面が残されていますが、
もっと凄い解説が延々と続く。
モンキーカンフーの使い手?
であるプテラノドン顔の恐竜型戦闘要員(?)や、
エイリアンテクノロジー(?)
の遺伝子操作によって生まれたチンパンジー・・・。


海外ソフトのようで、
ゲームは全て英語で喋ります。
字幕無しなので不親切だと思っていたら、
説明書の最後のページに翻訳ページがあった。

しかし、全ての台詞が翻訳されているので、
ゲーム最大の謎である最後のボスや、
大事な台詞も 一気に全部読めるのが悲しいところ。
(内容が意味不明なので、読んだからといって
別にどうってことはないが)

細くで
「最初から全て読まずに、
それぞれおムーンに進んだときに読み進める事をお薦めします」

と解説されているのがまた悲しい。



そして最大の謎は、
何故高橋氏が自分にこのゲームを薦めたかなのだが・・・。




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内臓破壊ラーメン 二郎 第2話 黒いウンコその2

前回までのあらすじ

高速道路でウンコをした友人は、ふさぎこんでいた。
目的地の温泉旅館についたと同時に、部屋のトイレに入ってしまった。

登場人物
◇自分・・・風呂に入りたい
◇A君・・・トイレで屁をこく


※今回の注意点
汚いのでお食事中は読むのをお控えください。


A君がトイレから出る気配が無いので、
仕方なく一人で温泉に入ることにした。

自分達の部屋は三階、温泉は地下1階にあった。

残念ながら今の時間は夜なので外の景色は何も見えなかったが、
温泉旅館は切り立った崖の斜面に
よりかかるように建てられており、
地下一階の露天温泉からは
美しい山々の渓谷と川のせせらぎ見えるはずだった。

それでも真っ白に湯気立つ露天温泉のひのきの匂いと、
外の空気、そして一面に広がる星空は
疲れを忘れさせるに十分だった。

衣服を脱ぎ捨て扉を開け露天の蒸気に包まれた瞬間、
体を洗わず思い切って温泉に飛び込みたい衝動にかられたが、
より温泉を楽しむため、まずは体を洗い自分をじらす事にした。


体を洗い次第すぐにでも温泉に飛び込みたかったので、
温泉に近い、一番奥の洗い場に腰を下ろした。




ガラガラ!



突然ドアを開ける音がした。




露天にもう一人入ってきたらしい。

湯気でよく見えないが、


「う~~いぃ」


というなじみあるうなり声を発したので誰か分かった。
A君だった。


湯気が立ち込めていたため、
自分の姿を確認できたいないのか、
はたまたまだ怒りがおさまっていないのか分からなかったが、
A君は自分と一番遠い洗い場に座った。
すると突然



「ジプぅーープゥーーーブリーーーー」




単調な屁の音が響いた。


何がなんだか良く分からなかったが、
嫌な予感がした。



すぐにA君の座っている洗い場から
流しを伝わって茶色い水が流れてきた。
その茶色くなった水に混じって勢いよく、
物体が流れてきた。



よく見るとそれは、細切れになった昆布のようにも見えた。



「ええっ!?」



次の瞬間、ヒノキの匂いの中から、
強烈な悪臭が鼻を突いた。




完全に人糞のかほりである。




湯気に浮き出ては消えるA君のシルエットを
目を細めてよく見据えると・・・。


A君が・・。

A君が!


シャワーで汚物を流していた。


一瞬、閃光のように
動物園の飼育係が象をホースで掃除している姿が
脳裏をよぎった。


しかし、A君が今流しているのは、
まぎれもない人糞であった。


おぇぇええええええっ!



自分は楽しみにしていた風呂の事をすっかり忘れ、
体も拭かずに服を着ると、
一目散に部屋に逃げ込んだ。






しばらくするとA君が部屋に帰ってきた。



「く、黒いウンコが・・・」


今まで沈黙を守っていたA君が、
謎の言葉を発した。


つづく

栗田

グリーンデーモンとスペースラット

フローズン

シチュエーションホラー★★★★★

スキー場にやってきた仲良し三人組が、
止める係員を説得し最終便のリフトに乗った。

しかし、従業員の勘違いでリフトは停止
三人はリフトに宙吊りの状態で
スキー場に置き去りにされてしまう。

スキー場の次の開場は一週間後・・・。
凍えながら夜を過ごした三人には
徐々に凍傷が見え始めていた・・。



ジャンルはシチュエーションホラー?
(勝手に命名)
「もし~が~になったら怖くない?」
と普通の会話にありそうな
何気ない日常や娯楽に潜む
誰もが想像しそうな最悪のシチュエーションの
アイディアを再現した映画。
超常現象やエイリアンが出てこないホラー。

ありえそうなだけに、
想像もしやすいので
不死身の殺人鬼が出てくる映画よりも怖いかも。

「オープンウォーター」とは違い
ドキュメンタリータッチではなく
ハリウッド映画らしく撮られているので
嫌な後味は残らないけど、手に汗は握りっぱなし。

「Xmen」のアイスマン役でおなじみショーンアシュモアが
出ているので、
アイスパワーで世界を氷で覆いつくす!ではなく、
今度は彼が凍らされる側。

アシュモアさんは物体Xのカートラッセルに
なんとなく似ているけど、
この顔ってアイス系映画に最適なのか?


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